今回は『【2026年最新】セキスイハイムの特徴9選~大きく変化した特徴とは?~』というテーマでお話をします。

セキスイハイムは積水化学工業という、もともとプラスチックなどをつくっているメーカーの住宅部門、それが独立してセキスイハイムになったという経緯があります。
同じような名前のハウスメーカーに積水ハウスというハウスメーカーがありますが、これは完全に別会社になります。
そんなセキスイハイムですが、戦後系大手のハウスメーカーの中では結構頑張っている方で、時代に追従するべく鉄骨住宅メーカー初となる断熱等級7の仕様を出してみたり、今まで「デザインがいまいち」と言われていたのを払拭するべく「エルビア」という新商品を出してみたり、ゆっくりですが、確実に時代に合わせて変化し続けています。
他の戦後系大手ハウスメーカーの動きがいまいちな中で、着実に時代に合わせて動き続けている、そんなセキスイハイムは本当に素晴らしいなと思います。
そんなセキスイハイムの最新情報を徹底的にお話するので、是非とも最後までお読みください。
セキスイハイムの特徴1:商品ラインナップ
セキスイハイムには鉄骨系の商品と木質系の商品2種類があります。
また、以下の3つのカテゴリーの商品があって、それぞれ指標となる商品が存在しています。
Designer‘s Series
Designer’s Series
- 鉄骨系 THE DESIGNERs HEIM
- 鉄骨系 Heim D1
- 木質系 GRAND TO YOU

Basic Model
Basic Model
- 鉄骨系 ELVIA
- 鉄骨系 Parfait
- 鉄骨系 Parfait bjstyle
- 鉄骨系 スマートパワーステーションプラス
- 鉄骨系 スマートパワーステーションFX
- 鉄骨系 スマートパワーステーションFXアーバン
- 鉄骨系 スマートパワーステーションGR
- 鉄骨系 Domani
- 鉄骨系 DESIO
- 木質系 GRAND TO YOU V

Lifestyle Series
Lifestyle Series
- GREENMODEL
- VtoHeim
- STAY&WORK MODEL with PETS
- 二世帯・多世帯住宅
- 共働き家族の家づくり
- 一人暮らしのマイホーム

それぞれの商品で何がどう違うんだという話ですが、基本的にはあまり違いはないと思っていただければと思います。
どういうことかというと、これは住宅業界あるあるでして、あるテーマを元に設計した建物を1つのパッケージ商品として売りに出します。
例えば、軒が深ければ「〇〇」という商品、太陽光をたくさんのせれば「〇〇」という商品という感じです。
ただ、その定義も明確に定まっていないことも多いですし、逆に明確な定義を定めたとて、建築地にその定義をそのままはめ込んで家を建てられるかと言われれば、それもそれで難しいことが大半なわけです。
ハウスメーカーはいろいろな商品をもっているのですが、結局あってないようなものになっていることが多く、セキスイハイムもその限りではないわけです。
セキスイハイムの特徴2:構造躯体
商品があってないようなものなのであれば、セキスイハイムに対する見方はどうすればいいんだという話だと思いますが、基本的には構造躯体、ここにフォーカスして考えてもらえれば大丈夫です。
というのも、セキスイハイムで鉄骨で家を建てる場合は「鉄骨ユニット工法」というつくり方になります。

一方、木造で家を建てる場合は「木質ユニット工法」というつくり方になります。

このどちらかの構造躯体を選び、自分たちの建築地に合わせてカスタマイズをしていくという流れになります。
それぞれの工法について簡単に説明をしていきます。
鉄骨ユニット工法
鉄骨ユニット工法とは、鉄の箱と鉄の箱を組み合わせて家づくりをする方法のことを言います。

このユニット工法を採用することで、工期の短縮と工場生産ならではの強度を発揮した構造躯体をつくり上げることができるのです。
普通の家は、建築する際に天候に左右される可能性が大きく、断熱材が濡れたり構造躯体内部が濡れたりといったことが起こりやすいわけですが、セキスイハイムですと、国家資格をもっている溶接技師が、1日で4棟くらいのペースで家のパーツを組み上げてしまうのです。

そしてそれをきちんと濡らさないように移動梱包専用トラックというトラックで、現場までしっかりと運んでくれるのです。
実際に少し前までは、工場で80%くらい家をつくっていて、残りの20%は現場で施工するという形式を取っていたのですが、もう2030年までにはほぼ100%主要なものを工場で生産してしまおうとしています。

他のハウスメーカーではあまりない、完全に独自路線の動きを貫いているという感じなのです。
また、昔はユニットをクレーン車で吊るし上げて、それを落とすという実験をしていました。

今はその当時手配できたクレーン車が手配できなくなったということもあり、そういう実験はやっていませんが、もしかしたらその時の映像を住宅営業マンがもっているかもしれないので、気になる方は確認するといいかもしれません。
こういう実験をやっていることからもわかるように、セキスイハイムのユニット工法は、ものすごく頑丈であり、地震にも強いということが伺い知れるわけです。

このような感じで、セキスイハイムはユニット工法を採用することで、工期の短縮と工場生産ならではの強度を発揮した構造躯体をつくり上げることができているわけです。
ただ鉄骨住宅は、地震に強くても基本的には揺れるのです。
これはセキスイハイムだからというわけではなく、鉄骨住宅全般に言えることです。
ですので、他のハウスメーカーは、制震装置を入れて揺れやすい鉄骨住宅を強制的に揺れないようにしていたりします。
ただ、セキスイハイムの場合は、制震装置が入っていません。
どのように鉄骨住宅特有の揺れを抑えているのかと言うと、中小規模の地震では高性能耐力外壁による強度抵抗の特性、巨大地震にはボックスラーメン構造の粘りの抵抗の特性、これら2つの特性によって地震の揺れに耐えるという「二重防御の併用耐震構造」というものになっているのです。
このつくり方によって建物の揺れを抑えているため、特別な装置を設ける必要がなく、無理なく地震の力を分散させて吸収させているという、そんな仕組みなのです。

この二重防御の併用耐震構造のことを「複合型・地震吸収システム GAIASS」と言います。
そして直近では、このガイアスがこれまでよりもよりしなやかに地震の力を逃がせるよう「GAIASS2.0」にパワーアップしたのです。

これにより、中小規模の地震で発揮する高性能耐力外壁による強度抵抗、それと巨大地震で発揮するボックスラーメン構造の粘りの抵抗、これがさらに強化されたということになるわけです。
ただこの「GAIASS2.0」は、新商品として誕生した「エルビア」という商品にのみ採用されているものなので、それ以外の商品ではまだ搭載されていません。

ですので、エルビア以外の商品を選ぶと昔のGAIASSのままになるので、そこは注意が必要です。
GAIASS2.0になり、どれだけの変化が起きたのかというのは、正直地震が起きてみないとわからないところではありますが、きちんと時代に合わせて変化していっているというところは、非常に好感をもてます。
木質ユニット工法
続いて、木質ユニット工法の説明です。

木質ユニット工法は、2×6(ツーバイシックス)と呼ばれる38mm×140mmの木材を使って木の箱のユニットを形成して、それを積み上げていく形で家づくりをする工法のことです。

これにより、鉄骨の商品同様、現場での施工工数を削減し、精度の高い家づくりができるというのが強みになります。

また、鉄骨ユニット工法よりも木質ユニット工法のほうが断熱性能や気密性能を取りやすいため、郊外ですと、木質ユニット工法のほうが人気があります。
ただし、この木質ユニット工法は、おそらく大手ハウスメーカーの中で、一番プランの自由度がありません。
一条工務店以上にプランの制約が厳しい工法です。
なぜなら、ユニット工法独自の間取りの考え方にプラスして、さらに耐力壁を考慮した間取りをつくらなければならないからです。
これがどういうことかというと、例えば鉄骨ユニット工法であれば、4つのユニットを配置した場合、特に余計な壁が出てくることなく、大きな鉄骨の枠の中で間取りをつくることが可能になります。

また、鉄骨の箱が重なることによって出てくる真ん中の鉄骨の太い柱も、場合によっては抜くことが可能なので、余計な壁が出てきて間取りが制限されるということは比較的少ないのです。
ただし、GRAND TO YOU Vなど木質系のユニット工法の場合は、ユニットが集合した時に出てくる真ん中の柱、これは比較的簡単になくすことができるのですが、その代わりに上部に梁が出てきます。
具体的にはこのような感じです。

さらに、1つの耐力壁線上に1/4以上の壁が必要というルールが存在するのですが、これは簡単にお伝えをすると、縦でも横でも3.64mの幅を取るためには、91cmの壁が必要というものです。
このあたりの詳細の説明は具体的なプランニング方法の話になってくるので割愛をしますが、とにかく、ユニット工法特有の制限と、耐力壁によるルール制限がある中で間取りをつくらなければならないわけです。
また、吹き抜けがほとんどつくれなかったり、大屋根が使えなかったりと、さらに厳しく細かいプランルールがあります。
大手ハウスメーカーの中で一番プランの自由度がないというのは、こういった理由があるからです。
そのため、実は木質ユニット工法のプランが書けない、理解できない営業マンも結構多いわけです。
ただ、木質ユニット工法は鉄骨ユニット工法に比べて価格が安いです。
ですので、昨今の物価高騰を考えると、人によってはセキスイハイムの木質ユニット工法がいい場合もあるかと思います。
セキスイハイムの特徴3:耐震性
セキスイハイムの家は、
- 巨大地震…構造躯体で守る
- 中小規模地震…外壁で守る
というすみ分けがされてつくられています。
そして、外壁と構造躯体双方の効果によって地震から家を守る仕組みを、セキスイハイムでは「ハイブリッド耐震GAIASS」と呼んでいて、エルビア以外の商品で採用されているわけです。
簡単にまとめると、
構造躯体 × 外壁 = ガイアス
ということです。
そもそもなぜそのような仕組みで家づくりを考えているのかという話ですが、それは、構造躯体本体だけでは事足らない部分があるからです。
これがどういうことかというと、鉄でできた建物は、地震が起こると揺れるのです。
揺れることによって、その地震のエネルギーを逃がそうとする性質があります。
そのため鉄骨造の家に住む以上、ある程度の揺れは覚悟しなければなりません。
ただし、中規模程度の地震で住宅が必要以上に揺れるとなると、クロスなどの内装関係の損傷やインテリアへのダメージが気になってきます。
特に地震には周波というものがあります。
その周波の伝わり方によって、鉄骨住宅は中規模地震でも大きな揺れに感じることがあるのです。
ですので、鉄骨住宅に住む場合は油断できないわけです。
そして全ての地震エネルギーを構造躯体のユニット、あの鉄骨の箱のみで吸収させるというのはあまりにもリスクが大きいですし、内装へのダメージが大きいという話です。
ですので、外壁である程度の地震波を受け止め、受け止めきれなかった地震エネルギーは強力な構造躯体で対応するという、こういうすみ分けを考えてセキスイハイムでは「構造躯体 × 外壁 = ガイアス」という考え方を生み出しています。
さらに深掘りをして、ハイブリッド耐震ガイアスを構成している構造躯体と外壁、これをより詳しく見ていこうと思います。
構造躯体
基本的に、セキスイハイムは鉄骨ユニット工法と呼ばれるものでつくられていて、鉄骨の箱と鉄骨の箱を組み合わせて家づくりをするという方法になっています。

そしてこの構造躯体は、「60kgの人間が800人乗っても耐えられる強度がある」という特徴があります。
これがどういうことかというと、実はセキスイハイムのユニット工法にはスポット溶接と呼ばれる特殊な溶接が使われます。

これを使うことで、1か所あたり大体40キロニュートンの強度が出るとされています。
それが、1つのユニットに平均して12か所行われます。
ただ、この説明ですといまいちわからないと思うので、わかりやすく例えると、40キロニュートンは約4トンの重みを支えることができるということです。
つまりそれが12か所なわけなので、単純に1つのユニットで48トンの重さに耐えられるという計算になります。
単純計算すると、セキスイハイムのユニットには、60kgの人間が800人、4,000kgの象が12頭乗っても耐えられる強度があるということなのです。
セキスイハイムのユニット構造がいかに強力なのかがわかると思います。
その他にも、縦の柱に使用される100mm角の鉄骨の柱は、1本で4トンもの重さに耐えられるものが使われていたり、床梁と天井梁には、たわみの生じにくいC型の形状の鋼管が使用されていたりします。

セキスイハイムの構造躯体は、とにかく強度にこだわってつくられているのです。
これが非常に大きな特徴です。
外壁
外壁は「高性能外壁」と呼ばれている、鉄製フレームに下地パネルとタイルを貼り付けた壁を構造躯体に設置して使っています。

ただしこの壁は、直接構造躯体に取り付けられるというわけではなく、「スプリングジョイント」という鉄製クッションを挟んで取り付けられるのです。

そうすることで、鉄製フレームが受けた衝撃をスプリングジョイントで吸収し、吸収しきれなかった力を構造躯体で吸収するというハイブリッド耐震ガイアスをつくり上げることができているわけです。
この高性能外壁とスプリングジョイントの仕組みが、セキスイハイム独自の外壁構造なのです。
中小地震の揺れを軽減してくれるセキスイハイムの重要な核になる、そんな技術になります。
以上がハイブリッド耐震ガイアスを構成している構造躯体と外壁それぞれの特徴で、セキスイハイムの構造躯体の強度が高いというその根拠となる部分になります。
ここまでの話を聞いて、大丈夫そう、頑丈そうと思った方は、セキスイハイムを候補に入れてもいいかもしれません。
セキスイハイムの特徴4:断熱性能
現在セキスイハイムでは、3段階の断熱仕様が存在します。
それぞれ順番に見ていきます。
標準仕様
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール 16K 200mm
- 壁 :充填断熱 グラスウール 16K 100mm
- 床 :基礎断熱 (立ち上がり部分) 押出ポリスチレンフォーム 100mm

強化仕様
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール 16K 200mm
- 壁 :充填断熱 グラスウール 20K 130mm
- 床 :基礎断熱 (立ち上がり部分) 押出ポリスチレンフォーム 100mm
(土間上部分) 押出ポリスチレンフォーム 60mm

断熱等級7仕様
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール 16K 200mm
硬質ウレタンフォーム 150mm - 壁 :充填断熱 グラスウール 20K 130mm
外張り断熱 高性能フェノールフォーム 100mm - 床 :基礎断熱 (立ち上がり部分) 押出ポリスチレンフォーム 100mm
(土間上部分) 押出ポリスチレンフォーム 60mm

基本的なことを理解していないと、今お伝えした断熱仕様については「全然わからん」という感じだと思いますが、ざっくり説明をします。
標準仕様は、大変失礼ですが論外でして、どうしてもコストを抑えたくて仕方ないという場合にのみ選択する仕様だと思ってください。
強化仕様で、本当にもうギリギリ及第点という感じです。
等級7仕様で、本当に自信をもって、今のご時世で大丈夫と言える断熱仕様になっています。
正直今までセキスイハイムは、断熱性能に関しては業界では結構低い方でしたが、等級7仕様が出てからは、その印象もだいぶ薄れました。
ただ、等級7仕様を選ぶという前提ではあるので、その点は注意が必要です。
それ以外の仕様に関しては、口が裂けても断熱性能がいいとは言えない感じです。
人によっては「等級7仕様なんて必要ない」くらいの説明をする営業マンもいるかもしれませんが、断熱材の厚さを他のメーカーの仕様と比較してみると、私が言っていることがわかると思います。
セキスイハイムの特徴5:気密性能
セキスイハイムの気密性能は、正直あまりよくありません。
この辺は鉄骨住宅なので仕方ないですが、C値は2くらいであると思った方がいいです。
そのため、高気密高断熱住宅を検討したいという方でしたら、素直に他のハウスメーカーを選んだほうがいいのではないかと思います。
セキスイハイムの特徴6:換気・空調
セキスイハイムの換気・空調についてです。
快適エアリー
セキスイハイムには「快適エアリー」と呼ばれる全館空調があります。

これは簡単に説明をすると、
- エアコン機能
- 換気機能
- 空気清浄機能
- 抗ウイルス機能
これらを1つにまとめた空調で、居室部分のみ暖めたり涼しくしたりするという設備機器のことを言います。
そのため、居室以外のトイレや廊下などは、暖めたり涼しくしたりできないわけです。
ただ「セキスイハイムと言ったらこれ」というくらい有名な設備が、いわゆる全館空調の「快適エアリー」になります。
この快適エアリーですが、仕組みとしては「第1種換気システム」と「ヒートポンプ式冷暖房除湿ユニット」、この2つが連動して動いているというものです。
第1種換気システム
まず第1種換気に関しては、冷暖房によって調整された室内の空気を85%の熱交換率で換気してくれるというシステムです。
ですので、室内の温度が20℃で外気が0℃だったら、外気の温度を17℃にまで上げて空気を入れ替えてくれるということです。

さらに外気を取り入れる際に、
- プレフィルター
- HEPAフィルター
- NO2フィルター

これら3種類のフィルターを通った空気が熱交換される仕組みになっています。
ですので、空気中の花粉やPM2.5などを99.97%ブロックした状態で空気の入れ替えがされるのです。
ヒートポンプ式冷暖房除湿ユニット
続いてヒートポンプ式冷暖房除湿ですが、これは室内の床に吹き出し口と吸引口を設置して、空気を循環させながら空気を冷やしたり暖めたりするシステムです。

では、なぜ床に開いた穴から冷暖房を行うのかというと、暖かい空気は上に上に上がる性質があるため、上から暖めるよりも下から暖めたほうが効率がいいからです。
そのため、床に穴が開いていて、そこから冷暖房を行うのです。
そしてこの時に、吸引口の部分に「抗ウイルス対応フィルター」が設置されます。
これによって、室内の空気に含まれるウイルスが吸引口を通過する際に、抗ウイルス対応フィルターの力でウイルスの活動を抑制することが期待できるわけです。
このような感じで、第1種換気とヒートポンプ式冷暖房除湿ユニット、これらの効果によって、常にきれいな空気が循環し続け、さらに室内の温度が一定に保てるという仕組みが「快適エアリー」になります。
CMで「あったかハイム」という歌が流れていたと思いますが、このシステムから来ていることになります。
体感してみるとわかりますが、これは本当に暖かいです。
ただし、快適エアリーは、厳密に言うと全館空調ではなくて「全室空調」なのです。
ですので、居室以外の部分は暖めたり涼しくしたりできません。
AirLax
今回新たに、居室以外の部分も暖めたり涼しくしたりできる正真正銘の全館空調が新商品として誕生しました。
それが全館空調システムAirLaxというものです。
これは快適エアリーではできなかった部分の暖房冷房が可能になった、快適エアリーの上位互換的空調設備になります。

さらに、可変風量制御機能によって、吹き出し口ごとに温度の調整や風量の調整が可能です。
また、消費電力が増えるエアコンの稼働・停止をできるだけ抑えた効率的な運転アルゴリズムを採用し、個別エアコン想定の空調に比べて、年間約3.9万円の高熱費を削減できるという、無駄なく快適性の向上を実現した設備機器になります。
こういうのを聞くと、すごいなと思います。
ただ、このAirLaxも新商品「エルビア」という商品のみで採用できるものになっているので、この点も注意が必要です。
セキスイハイムの特徴7:デザイン
セキスイハイムはここ最近デザインに力を入れ始めていて、それと同時に高所得者層を狙った動きをしてきています。

ただし、本来のセキスイハイムは、間取りの自由度はそこまで高くありません。
なぜなら、工場生産をやっているからです。
工場生産でやるということは、工場生産しやすい形状、工場生産しやすい仕組み、これが必要なのです。
ですので、複雑な形状の家をつくるのは非常に難しいのです。
事実、セキスイハイムはユニット工法という鉄の箱をつなげて家づくりをする方法で間取りを作成するため、その箱の中でしか間取りを調整することはできないわけです。

感覚的には、お弁当箱の大きさが最初から決まっているという話です。
本当はもっと食べたいのに弁当箱が小さかったら食材が入りきりません。
逆に弁当箱が大きすぎても、余白ができすぎてしまってうまく食材を収められません。
自分たちがやりたいことがたくさんあっても、ユニット工法の枠が小さかったらその要望は入りきりませんし、逆にユニットが大きすぎたら大きすぎたで余白がありすぎて、自分たちの要望が大きく入っていくというイメージです。
その結果、少し余白の大きいような間取りになってしまって、うまく調整ができない、うまく間取りが収まらないということになってくるわけです。
ですので、ユニットという枠が決まっていると、その中に収めるものの塩梅の調整が、少し難しいのです。
また、セキスイハイムは45cm間隔でしか間取りを調整することができません。
しかも商品によっては90cm間隔でしか動かせないものもあります。
さらに、ユニットとユニットが重なる部分には大きな鉄の柱が出てしまったり、梁が出てしまったりするので、これも間取りに制限がかかる大きな理由となってきます。
あとは、ユニットを運べる土地でないと、そもそも施工することが難しいので、都内などの狭小地ではそもそも建築できないというエリアも多いです。
一応、このユニットとユニットの重なり合いの部分に出てくる大きな柱に関しては、60万〜70万円くらい払って補強工事をすることでなくすことができます。
そうすると最大10m80cm × 4m50cmの29畳ぐらいの大空間をつくることも可能なので、どちらかというとセキスイハイムは郊外などの比較的大きめな土地に家を建てる方で、さらに大空間をつくりたいという方には非常に向いているハウスメーカーかと思います。
こういうことを考えると、郊外の土地でさらにお金持ちの方が大邸宅を建てる時にセキスイハイムを選ぶというのは、ありかと思います。
何にせよ、ここ最近セキスイハイムもデザインに力を入れ始めています。
まだまだ他のハウスメーカーと比較すると見劣りする部分もあるかもしれませんが、今後に期待という感じです。
セキスイハイムの特徴8:保証・メンテナンス性
セキスイハイムのメンテナンス性能ですが、他のメーカーと比べるとメンテナンスがかかりにくくなる工夫がたくさんあります。
例えば、屋根と外壁に関しては非常によくて、セキスイハイムの屋根はステンレス製なのです。

耐久性が高く、これは他の大手ハウスメーカーでは使えないものとなっています。
外壁はタイルが主流なのですが、それによってメンテナンスのいらない状態をつくり上げています。

また、セキスイハイムには「ホームドクター」というアフターフォロー制度があります。

これは5年点検が60年間無料なのです。

他のハウスメーカーでは、基本的に点検は有償でやることが多いため、60年間無料点検はかなりいい方だと思います。
しかも、工場生産であるがゆえに、どんなパーツを使って家づくりをしたのか、家に使われている2万5,000点くらいのパーツの詳細な記録まで残っています。
ですので、何かあった時も迅速に修理対応してくれます。
逆を言えば、セキスイハイムでしか修理対応できないということもあるので、この辺をどう考えるのかというのはあるかと思います。
とはいえ、他のハウスメーカーにはない、メンテナンス頻度を減らせる工夫や仕組みが非常にいいものとなっているので、この点はポイントが高いです。
ただ、セキスイハイムも完璧かと言われれば、もちろん完璧ではありません。
外壁の目地部分は他のハウスメーカーと同様にメンテナンスが必要です。
あと、メンテナンスでよくかかるのが全館空調のフィルターですが、このフィルター代は1枚で4万円くらいかかります。
5年に1回の交換になるので、年間8,000円という計算になりますが、1回で4万円の出費はなかなか大きいかと思います。
セキスイハイムの特徴9:購入できる層
セキスイハイムは、建物のみの坪単価で、大体85万円~110万円くらいとなっています。
そのため35坪の家を建てるとなったら、2,975万円~3,850万円が建物のみの価格として発生してくるということです。
ここに諸費用として
- 外構費用:約300万円〜800万円
- 建物の組み立て費用:約200万円〜450万円
- 屋外給排水工事:約90万円〜150万円
- ガス引き込み費用:約30万円
- 住宅ローン保証料:約100万円〜200万円
- 地盤改良費用:0円〜1,000万円程度
- 火災保険料:約50万円
- カーテン・照明・エアコン・家具家電:約500万円
- 設計業務報酬料:約150万円
- 長期優良住宅性能表示制度申請費:約20万円
- 登記費用:約30万円
- 土地の仲介手数料:(土地価格3%+6万円)×消費税

これらがかかってくることになります。
さらに土地代も加算されるというイメージです。
ですので例えば、仮に土地代が2,000万円だとしたら、ざっくりですが総額で6,500万円~7,400万円くらいかかるというのが、今現在セキスイハイムで家を建てる場合の総額の費用になります。
人によっては「うわ、高い!」と思うかもしれませんが、今のご時世ですと、このくらいの金額は至って普通です。
むしろ良心的な価格なのでは?とさえ思ってしまうほどです。
世帯年収の目安としては、土地からの購入する場合、1,500万円程度、土地がある方の場合1,000万円くらいないと厳しい計画になるかと思います。
自分たちの財布事情と相談してみてください。
ちなみにセキスイハイムが新商品として出した「エルビア」に関しては、完全に高所得者層を狙った商品なので、建物のみの坪単価で大体150万円~となります。
35坪で家を建てた場合、大体総額で9,000万円~1億円の想定となってきます。
土地がすでにある場合、大体総額で7,000万円~8,000万円くらいが目安となってきます。
エルビアだけ値段がかなり跳ね上がります。
ここはご注意ください。
セキスイハイムの特徴のまとめ
今回は『【2026年最新】セキスイハイムの特徴9選~大きく変化した特徴とは?~』というテーマでお話をしました。
いろいろと忖度なくお伝えさせていただきましたが、セキスイハイムは本当に時代に合わせて徐々に変わってきています。
今後もスローペースではあるものの変わっていくのかなと思うので、応援していきたい企業さんです。
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