今回は『【2024年最新】断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング』ということでやっていこうと思います。
今回は私の公式LINEに登録してくださっている約18,000人を対象にアンケート調査を行い、その結果を踏まえて、次の2軸でランキングをつくりました。
- 世間一般的な認識によるランキング
- 私がきちんと計算した結果、導き出した正確なランキング
ちなみに正確に各ハウスメーカーの断熱性能を知るためにはどうしたらいいのかというと、建物の床、壁、天井、それぞれの断熱材の厚みと、その断熱材の熱の伝えやすさを数値化している断熱材の熱伝導率、これを割って熱抵抗値というのを求めるのです。
その熱抵抗値を比較してランキングをつくれば、正確な断熱性能のランキングをつくれます。
皆さんも計算してみればわかりますが、ほとんどの場合、断熱材で何が使われているのかというその種類よりも、入っている断熱材の厚さ、こちらの方が建物に与える影響は大きいのです。
その辺りも含めて解説していくので、
- 世間一般的な認識によるランキング
- 私がきちんと計算した結果、導き出した正確なランキング
双方どのような結果になっているのか、その結果を楽しみにしていただきつつ、ぜひとも今後の家づくりの参考にしてみてください。
ちなみに私がきちんと計算した結果、導き出した正確なランキング、こちらはどのハウスメーカーも標準仕様で算出しています。
ですので、家に対してあまりお金がかけられない、少しでも断熱性能の高い家に住みたいという方にはこのランキングはピッタリかと思うので、ぜひとも参考にしていただければと思います。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング10位
アンケートランキング第10位
トヨタホーム
正式断熱ランキング第10位
ダイワハウス
アンケートランキング10位:トヨタホーム
まずはトヨタホーム。
トヨタホームは確かに断熱材の厚さが厚くありません。
正直、業界では最薄と言っても過言ではないくらいです。
これだけ聞くと「うわ、マジか……。」と思うと思いますし、10位という結果も納得できると思います。
しかし、トヨタホームは基礎断熱なのです。
ですのでそこまで断熱性能が低いわけではありません。
これがどういうことかというと、基礎断熱というのは、基礎と構造躯体を圧着することにより、断熱性能と気密性能を上げるというつくり方です。
そのため例えば、断熱性能・気密性能、これらの確保が苦手と言われる鉄骨住宅において、基礎断熱はデメリットを補うことのできるつくり方なわけです。
そのため確かに断熱材は薄いですが、基礎断熱にしているがゆえにそこまで順位が下ではないというのがトヨタホームになります。
ただし、1つお伝えしなければならないのが、トヨタホームは数ヶ月前に断熱等級6を取れる商品を出したのです。
ですのでそこだけ聞くと「あれ?思っている以上に断熱性能がいいのでは?」と思ってしまうのですが、トヨタホームは屋根の断熱材を厚くすることで断熱等級6を取れるようにしているのです。
もう少し具体的に説明をすると、そもそも断熱等級を極めるためのUa値のaはアベレージのaなので、床、壁、天井、そのどこか一部分だけ断熱材が厚ければそれで平均がよくなってしまうのです。
トヨタホームに関してはそのカラクリを利用して「屋根のみ断熱材を厚くして断熱等級6に対応しました!」と謳っていました。
個人的には床、壁、天井、それぞれバランスよく断熱性能を上げるべきだと考えているので、トヨタホームで検討する場合は「断熱とはなんなのか?」その理論理屈を理解した上で検討した方がいいかなと思います。
正式断熱ランキング10位:ダイワハウス(標準仕様)
続いてダイワハウスの標準仕様についてです。
実は有名大手ハウスメーカーの標準仕様の中で1番断熱性能が低いのがダイワハウスの標準仕様です。
ただ、強化すると業態トップクラスの断熱性能になるのもダイワハウスです。
ダイワハウスは極端なのです。
これに関しては後で説明をしますが、基本的にダイワハウスで検討する場合は、断熱仕様の強化は必須だと思ってください。
強化したところで数百万円単位で金額がアップするわけではありません。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング9位
アンケートランキング第9位
パナソニックホームズ
正式断熱ランキング第9位
セキスイハイム
アンケートランキング9位:パナソニックホームズ
これはすごく意外な結果でした。
世の中には「パナソニックホームズは断熱性能が高くない」というような見られ方をしているのだなというのが私はかなり驚きでした。
というのも、パナソニックホームズはトヨタホームと同様に基礎断熱で家づくりをしているハウスメーカーなので、鉄骨住宅の弱点である断熱性能・気密性能を補うつくりになっているわけです。
また、断熱材もそれなりに入れ込めるので、本来そこまで断熱性能は悪くないのです。
ただパナソニックホームズは、つい最近まで窓が弱点でした。
具体的にお伝えをすると、樹脂サッシが使用禁止で、しかも使えるアルミ樹脂複合サッシのスペーサーがアルミでもあったのです。
そのため窓の断熱性能が他のハウスメーカーと比較してかなり悪かったのです。
もしかしたらこの部分が「パナソニックホームズは断熱性能が低い」という印象を植え付ける原因になっているのかなと思ったりします。
あと、どんなに断熱性能を上げても熱源がなければ本来の建物の性能を発揮できないので、熱源になりうる全館空調や床暖房を抜いて家を建ててしまったり、日射取得日射遮蔽を怠ったデザインになってしまったりと、担当者の知識がなく変な方向で家づくりを進めてしまっていたなら、確かにパナソニックホームズの家でも、夏は暑く冬は寒い家になります。
これに関してはパナソニックホームズに限った話ではありません。
ただし、直近でパナソニックホームズはようやく樹脂サッシが解禁となりました。
これにより、今まで弱点だった窓の断熱性能が克服されることになったのです。
ですので、だいぶ性能がよくなったのではないかなと思います。
正式断熱ランキング9位:セキスイハイム
セキスイハイムですが「建物のスペックを上げよう!」というよりかは「太陽光をたくさんのせて、機械で室内の温熱環境を整えよう!」というようなメーカーです。
つまり、あったかハイムで有名なセキスイハイムには枕詞がついていて、実は「機械であったかハイム」というのが正確なセキスイハイムの正体なのではないかなと思います。
それゆえに、セキスイハイムはそんなに断熱性能にこだわっていない印象です。
そのため、セキスイハイムはトヨタホームやパナソニックホームズと同様に基礎断熱になっているものの、断熱性能の熱抵抗値を計算すると、そこまで高くないのです。
元々セキスイハイムで検討する人は、断熱気密やおしゃれさよりも、コスパを重点的に考えているような印象でもあるので「鉄骨住宅にコスパよく住みたい!」という方は、セキスイハイムで検討してみるといいかもしれません。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング8位
アンケートランキング第8位
三井ホーム
正式断熱ランキング第8位
トヨタホーム
アンケートランキング8位:三井ホーム
三井ホームは木造住宅メーカーなので断熱性能が高そうに思えるのですが、入っている断熱材の量がそこまで多くなく、実は順位的には高くありません。
アンケート結果で第8位となっていますが、まぁまぁ妥当な順位かなと思います。
三井ホームは他の大手ハウスメーカーと比較して価格が安めです。
コストと断熱性能、気密性能のバランスと取るならいいところなのかなという印象です。
正式断熱ランキング8位:トヨタホーム
ここでトヨタホームが入ってきます。
ダイワハウスの標準仕様やセキスイハイムの標準仕様と比較して、トヨタホームの断熱仕様はやや高めです。
ですのでコストを抑えつつ、さらには標準仕様で建てるなら、トヨタホームはいい感じの穴場なのかもしれません。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング7位
アンケートランキング第7位
セキスイハイム
正式断熱ランキング第7位
三井ホーム
アンケートランキング7位:セキスイハイム
セキスハイムに関しては、実際の断熱仕様に比べて、世間ではよく見られているといった結果です。
恐らくあったかハイムというCMの印象が強く「セキスイハイム=暖かい」というイメージがあるからなのではないかなと思いますが、こちらも先ほどお伝えしたとおり、セキスイハイムは機械で温熱環境を整える前提での家づくりをするハウスメーカーです。
その点は理解した上でセキスイハイムを選ぶといいかと思います。
正式断熱ランキング7位:三井ホーム
三井ホームに関しては先ほども説明したとおり、アンケートのランキングと正式断熱ランキングにそこまでの差はないので、世間的なイメージは妥当なのかなと思います。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング6位
アンケートランキング第6位
ヘーベルハウス
正式断熱ランキング第6位
パナソニックホームズ
アンケートランキング6位:ヘーベルハウス
ヘーベルハウスは断熱性能がよくないイメージの方が多いのですが、標準仕様というくくりの中で見ると、実は断熱性能は悪くないのです。
ですので例えば、ヘーベルハウスの展示場に行くと「ヘーベルハウスで使われているネオマフォームは断熱性能が高性能なので、薄くてもかなりの力を発揮してくれます!」というような説明を受けるのですが、その説明はあながち間違っておらず、各ハウスメーカーの標準仕様と比較すると、その中では性能がいいのです。
ただ昨今、他のハウスメーカーがどんどん新しい断熱仕様を出しています。
具体的には
- ミサワホームの付加断熱仕様
- 積水ハウスのグリーンファーストゼロ・スーペリアやグリーンファーストゼロ・プラスアルファ
- パナソニックホームズのハイグレード断熱
- ダイワハウスの木造xevoGranWoodのウルトラW断熱
といった感じです。
これら新たな断熱仕様と比較すると、ヘーベルハウスの断熱仕様は間違いなく劣るので、そういう意味では世間的な印象としてヘーベルハウスの断熱性能のアンケートランキングが6位というのも納得かなと思います。
正式断熱ランキング6位:パナソニックホームズ
第6位ですが、実は鉄骨系ハウスメーカーの中ではトップクラスの断熱仕様なのがパナソニックホームズです。
実際に東京で家を建てる方の多くがパナソニックホームズで検討していて、それがなぜなのかというと、パナソニックホームズであれば東京ゼロエミの水準3を容易に取得できるからです。
東京ゼロエミというのは、東京で家を建てる方を対象にした補助金なのですが、水準3というグレードに該当する断熱性能の高い家を建てると、MAXでだいたい210万円くらいの補助金が東京都から出るのです。
けっこう大きい金額です。
そのためどのハウスメーカーも本来は取りたいのですが、実は鉄骨系のハウスメーカーで水準3を容易に取得できるのは、今現在パナソニックホームズだけなのです。
ですので、パナソニックホームズは決して断熱性能の悪いハウスメーカーではないのですが、一方で断熱性能が高いイメージもないので、多方面で損をしているハウスメーカーな気がします。
パナソニックホームズは本当に悪いハウスメーカーではないので、もし気になるという方は検討してみてください。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング5位
アンケートランキング第5位
ミサワホーム
正式断熱ランキング第5位
積水ハウス
アンケートランキング5位:ミサワホーム
ミサワホームに関しては皆さんからすると、そんなものかなという感じだと思いますが、私からすると順位が低いなという印象です。
一方で積水ハウスに関しては、視聴者の皆さんからすると「積水ハウスはもっと断熱性能が高いはずだ!」という感じだと思いますが、私からするとそんなものかなという印象です。
これがどういうことかというと、ミサワホームは本来きちんと断熱仕様をいじれば簡単に高気密高断熱をつくることのできるハウスメーカーで、それこそ一条工務店に近しい断熱性能、気密性能を出しつつ、デザイン性にも力を入れられるハウスメーカーだったのです。
ただスペック面を強化するような提案を今までしてこず、蔵のある家や保証、建物の揺れにくさというようなわかりやすいところばかりで商品の販売を行ってきてしまったのです。
その結果、ミサワホームは南極の昭和基地で建物をつくっているハウスメーカーにも関わらず、家は寒いし暑いというような印象が根付いてしまったのではないかなと思います。
ですので、すごくもったいないハウスメーカーなのです。
実際にこの後ランキングに出てきますが、標準仕様で比較した場合、ミサワホームの断熱性能はもっと上位にいきます。
正式断熱ランキング5位:積水ハウス
積水ハウスに関してはミサワホームとは逆の現象が起きていて、実は積水ハウスは本来、断熱性能や気密性能を確保することが苦手なハウスメーカーなのです。
ただ積水ハウスのブランディングなのか、社内統制の上手さなのかわかりませんが、世の中的に積水ハウスの断熱性能はいいイメージをもたれがちなわけです。
そこら辺はさすがだなという感じですが、一応皆さんにはっきり言っておきます。
積水ハウスで建てさえすれば断熱性能・気密性能のいい家が建てられるわけではありません。
話が逸れますがこれと同様に、積水ハウスで建てさえすればデザイン性のいい家が建てられるわけでもありません。
結局はきちんとした人が自分の担当になっているか、これで方向性が大きく変わるのです。
特に積水ハウスは、担当者が誰なのか、その影響がとにかく大きいハウスメーカーでもあります。
ですので例えば、レベルの低い担当者にあたると「ザ!工業化住宅!」といったような、賃貸や建売のような、デザインも見た目も最低限の家になるのです。
しかしレベルの高い担当者にあたれば、建築家よりのいわゆるSNS映えするようなデザイン性で、かつ断熱性能も間違いなく業界トップクラスの性能を出すことが可能になるわけです。
本当に積水ハウスは玄人向けのハウスメーカーになるので、その辺はご注意ください。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング4位
アンケートランキング第4位
住友林業
正式断熱ランキング第4位
ヘーベルハウス
アンケートランキング4位:住友林業
住友林業の断熱仕様は世間的には上位に来るという認識のようなので、この順位に関しては特に説明する必要もないかなという印象です。
正式断熱ランキング4位:ヘーベルハウス
先ほどもお伝えしましたが、ヘーベルハウスの断熱仕様は、有名大手ハウスメーカー各社の標準的な断熱性能と比較すると、実はいい方なのです。
ですので、正確に計算すると大手ハウスメーカーの中では第4位という立ち位置になります。
ただこれは考え方にもよるのですが、日本の住宅の断熱性能は遅れています。
つまりヘーベルハウスが優れているというわけでなく、他のハウスメーカーの標準的な断熱仕様が低すぎるのでヘーベルハウスが上位に来ているといった感じです。
具体的にお伝えするために、こちらの画像をご覧ください。
こちらは各国の冬場の室内の平均温度を表している画像なのですが、日本の家の室内の平均温度は冬場どのくらいなのかというと、実は10℃なのです。
つまりロシアやデンマークなど、高緯度にあって冬の寒さが厳しい国もこの画像には含まれているのですが、家の中は日本の方が圧倒的に寒いということです。
実際に各国の家の断熱性能を見てみると、日本がすごく遅れているのがわかります。
これにより日本では、交通事故で亡くなるよりも、家の中で起きるヒートショックで亡くなる人の数の方が多いという、とんでもない状況になっているのです。
住宅の性能が低いので、夏に関してもカオスな状況になっていて、なんと外にいるよりも家の中にいる方が熱中症になる確率が高いという状況にもなっているのです。
こういった事実からもわかるように、これが今までの日本の住宅の実状でした。
ですので、ヘーベルハウスの断熱性能が優れているというよりかは、他のハウスメーカーの標準仕様のレベルが低すぎるということです。
そしてレベルが低すぎるがゆえに、ヘーベルハウスの断熱性能がよくみえるといった感じなのです。
ただこれがわかっていると、例えばコストを抑えるために規格住宅を選択する場合、案外ヘーベルハウスを選んだ方がいいなんていう場合もあるかもしれません。
この辺りは柔軟に、そして俯瞰して見る必要がありそうです。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング3位
アンケートランキング第3位
積水ハウス
正式断熱ランキング第3位
ミサワホーム
アンケートランキング3位:積水ハウス
アンケートランキングで積水ハウスがランクインしましたが、これは積水ハウスで今できる最大限の断熱仕様にした場合の話です。
そのため「予算的にちょっと……」と思う方は、積水ハウスでここまで断熱性能を高めるのは難しいかなと思います。
正式断熱ランキング3位:ミサワホーム
ミサワホームは南極で基地をつくっているような会社です。
ですので他の有名大手ハウスメーカーの標準的な断熱仕様とミサワホームの標準的な断熱仕様を比較すると、その性能はいい方なのです。
こちらもヘーベルハウスと同様に、予算の関係で規格住宅や標準的な断熱仕様にせざるを得ないという場合は候補に入れてもいいのかなと思います。
特にミサワホームの規格住宅SMART STYLEは昔から人気の商品で、規格住宅の割にデザイン性が高いことで有名です。
規格住宅が入るような大きめの土地でないと建てられないといったデメリットはあるものの、「ちょっと予算がきついな……」という方は、ミサワホームのSMART STYLEを検討してみるといいかもしれません。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング2位
アンケートランキング第2位
ダイワハウス
正式断熱ランキング第2位
住友林業
アンケートランキング2位:ダイワハウス
こちらは、ダイワハウスの木造商品xevoGranWoodで断熱仕様を最上級仕様にした場合の話です。
最初の方でも説明しましたが、ダイワハウスは標準仕様と最上級仕様にものすごく振れ幅があります。
積水ハウスと同様で、ダイワハウスで建てれば無条件で断熱性能が高くなるわけではありません。
あくまでダイワハウスの木造商品xevoGranWoodで断熱仕様を最上級仕様にした場合のみの話です。
そこは勘違いしないようにしてください。
正式断熱ランキング2位:住友林業
有名大手ハウスメーカーの標準的な断熱仕様の中では間違いなくトップクラスの断熱性能を誇ります。
意外に思った方ももしかしたらいるかもしれませんが、住友林業は別に断熱性能の悪いメーカーではないのです。
業界を俯瞰してみると、かなりいい方です。
ただこれは、標準仕様で比較したらの話なので、もちろん積水ハウスが断熱仕様を最大限カスタマイズした場合やダイワハウスの木造xevoGranWoodで断熱仕様を最上級まで引き上げた場合、あとはミサワホームで付加断熱パネルを使った場合と比較をすると、住友林業の断熱性能は圧倒的に劣ります。
こればかりは仕方なく、新型iPhoneと旧型iPhoneなら、どう考えても新型の方が性能がいいですよね。
要はそれと同じで、新しい断熱仕様を出していない住友林業が劣ってしまうのは当然なのです。
それでも有名大手ハウスメーカーの標準仕様の中では、住友林業の断熱性能がトップクラスなのは間違いありません。
比較検討先によってはまだまだ住友林業が優位になる場合もあるので、一概に「住友林業=断熱性能が劣っている」とは思わないようにしていただければと思います。
断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング1位
アンケートランキング第1位
正式断熱ランキング第1位
一条工務店
アンケートランキング・正式断熱ランキング1位:一条工務店
アンケートランキング、正式断熱ランキング堂々第1位は一条工務店でした。
こちらに関しては、世間の認識としっかりと計算した結果が完全に一致していました。
一条工務店の詳しい解説についてはこちらの記事を読んでもらえればと思います。
やはり「家は、性能。」というだけあって、一条工務店の建物の断熱性能はピカイチとなります。
ただ最近では、他のハウスメーカーもどんどん断熱性能に力を入れ始めています。
ですので、一条工務店に及ばないまでも、それに近しい断熱性能は出せたりもします。
しかし一方で、他のハウスメーカーの場合はかなりリテラシーを高めなければ、ただただ断熱性能を上げただけで大失敗する可能性もあるのです。
これは不安をあおっているわけでなく本当にそうで、実際に断熱性能を上げればいいと思って家を建てて失敗したという方を私はたくさん見てきています。
一条工務店は良くも悪くも商品がパッケージ化されています。
ですのでお施主さん側が学ばなくても、間違いない家づくりができるのです。
そういう意味では一条工務店の断熱性能は非常に魅力的かなと思うので、気になる方はぜひとも検討してみてください。
【2024年最新】断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキングのまとめ
今回は『【2024年最新】断熱性能の高い大手ハウスメーカーランキング』についてお話をしていきました。
まとめると、アンケートランキングは、
- 10位:トヨタホーム
- 9位:パナソニックホームズ
- 8位:三井ホーム
- 7位:セキスイハイム
- 6位:ヘーベルハウス
- 5位:ミサワホーム
- 4位:住友林業
- 3位:積水ハウス
- 2位:ダイワハウス
- 1位:一条工務店
正式断熱ランキングは、
- 10位:ダイワハウス
- 9位:セキスイハイム
- 8位:トヨタホーム
- 7位:三井ホーム
- 6位:パナソニックホームズ
- 5位:積水ハウス
- 4位:ヘーベルハウス
- 3位:ミサワホーム
- 2位:住友林業
- 1位:一条工務店
以上になります。
そして再度お伝えしますが、正式断熱ランキングに関しては、各ハウスメーカーの標準仕様に基づいたランキングになります。
ですので、家に対してあまりお金をかけられない、でも少しでも断熱性能の高い家に住みたいという方は、このランキングを参考にしていただければと思います。
また正式断熱ランキングの方で「算出根拠をもっとしっかりと知りたい!」という方は、メグリエから私との無料面談を申し込んでいただき、その時にお声がけいただければ、各ハウスメーカーの断熱仕様の詳細を含めてお伝えさせていただきます。
それ以外にも
- 各ハウスメーカーの弱点や比較ポイントを知りたい
- 注文住宅を買いたいけど何から始めればいいのかわからない
- 最短で自分に合ったハウスメーカーを知りたい