【2025】三井ホームの構造は?プレミアム・モノコック構法・MOCX WALL工法を解説 

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家を建てるとき、「地震に強い構造なのか?」「夏涼しく冬暖かい住まいが実現できるのか?」といった点は、多くの方が気にする重要なポイントです。特に、三井ホームの家づくりに興味がある方は、その耐震性や断熱性能、さらには長く安心して暮らせる耐久性がどのように確保されているのか、気になることでしょう。

今回は、三井ホームが採用する「ツーバイフォー(2×4)工法」を進化させた「プレミアム・モノコック構法」「MOCX WALL工法」について詳しく解説します。耐震・断熱・耐久性能の特徴を知ることで、三井ホームの家づくりの強みをしっかり理解できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 三井ホームの構造の特徴:プレミアム・モノコック構法
    1. そもそも「ツーバイフォー(2×4)工法」とは
    2. プレミアム・モノコック構法
      1. 屋根
      2. 基礎
    3. 2024年10月からの新工法「MOCX WALL工法」
  2. 三井ホームの耐震性能・対策
    1. プレミアム・モノコック構法による高い耐震性能
    2. 耐震性能を実証する耐震実験
    3. 全棟で構造計算を実施し耐震性能を保証
  3. 三井ホームの断熱性能
    1. 屋根断熱:「ダブルシールドパネル(DSP)」による高断熱・高耐久設計
    2. 外壁断熱:「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」による高気密・高断熱構造
    3. 進化した高断熱仕様:「MOCX THERMO」
    4. 断熱等級:断熱等級7を達成する最高水準の性能
  4. 三井ホームの耐久性能
    1. 高耐久木材と防腐・防蟻処理
    2. 劣化対策等級3・維持管理対策等級3を取得
      1. 劣化対策等級3とは
      2. 維持管理対策等級3とは
    3. メンテナンスコストを考慮した費用対効果の高さ
  5. 三井ホームがおすすめの人
    1. 耐震性を最重視した家を建てたい
    2. 冬暖かく、夏涼しい快適な住環境を求めている
    3. 長期間のメンテナンスコストを抑えたい
  6. メグリエ(MEGULIE)でできること具体的な活用手順
    1. メグリエ(MEGULIE)でできること
    2. メグリエ(MEGULIE)の活用手順
      1. ステップ1:YouTubeで最新のハウスメーカー情報をチェックする
      2. ステップ2:ハウスメーカー診断を利用し、自分に合ったメーカーを見つける
      3. ステップ3:LINE会員登録をして、個別相談や追加サポートを受ける
  7. まとめ

三井ホームの構造の特徴:プレミアム・モノコック構法

三井ホームの構造の特徴は、「プレミアム・モノコック構法」という「ツーバイフォー工法」を採用していることです。ここでは、三井ホームの構造の特徴である「プレミアム・モノコック構法」について解説します。

そもそも「ツーバイフォー(2×4)工法」とは

ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は、アメリカやカナダで主流となっている木造建築の工法です。省エネ性能や耐震性に優れることから、日本でも多くの住宅で採用されています。

ツーバイフォー工法は、「在来軸組工法」と呼ばれる柱と梁で支える昔ながらの工法とは主に次の5つの点で異なります。

違い概要
「面」で支える構造枠組壁工法は、床・壁・天井の6面で建物を支える「モノコック構造」です。この面構造によって、外部からの力を面全体で分散し、建物全体の強度を高めます。
高い耐震性日本の厳しい地震環境にも強く、耐震性に優れています。面で支える構造により、地震の揺れを建物全体で吸収・分散できることが大きな特徴です。
優れた気密性と断熱性枠組壁工法は壁の中に断熱材を充填しやすく、外気の侵入を防ぐ高気密な構造です。結果として、冷暖房効率が向上し、省エネ住宅に最適な工法といえます。
耐火性の高さ木造住宅でありながら、火に強い構造です。石膏ボードなどの耐火材で壁を覆うことで、火災時の延焼を遅らせる効果があります。
設計の自由度はやや低め壁で構造を支えるため、大空間や大開口の設計には制限があります。ただし、耐力壁の配置を工夫すれば、広いリビングや大きな窓のある間取りも可能です。

プレミアム・モノコック構法

三井ホームは、「プレミアム・モノコック工法」という独自の工法で家づくりを行っています。これは、一般的な枠組壁工法(ツーバイフォー工法)を三井ホーム独自に改良し、さらに強化したものです。具体的には、「屋根」「床」「壁」「基礎」の4つを改良しています。

プレミアム・モノコック構法

画像引用元:三井ホームホームページ

これら屋根、床、壁、基礎にオリジナルの要素を加え、ツーバイフォーを強化したのが三井ホームのプレミアム・モノコック工法です。

屋根

屋根は、ダブルシールドパネル(DSP)と呼ばれるものに変更しています。

ダブルシールドパネル(DSP)

画像引用元:三井ホームホームページ

これは、2.4トンの荷重に耐えられるのと同時に、芯材に発泡成形ポリスチレン(EPS)を使用しているため、日射熱を効果的に遮断してくれます。

ツーバイシックス

画像引用元:三井ホームホームページ

その名のとおり、ツーバイフォーは2インチ×4インチの材木を使用する工法ですが、これを2インチ×6インチの「ツーバイシックス」に変更しています。そうすることで、構造体内部に入れられる断熱材の厚さを、通常90mmのところ、140mmにできるようにしています。同じ断熱材であれば、厚みが増すほど熱を伝えにくくする性能が高まります。

断熱材は従来の約1.6倍である2インチ×6インチのツーバイシックスに変更

画像引用元:三井ホームホームページ

さらに、ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)と呼ばれる三井ホームが独自に開発した外壁を使うことで、目地のないシームレスな外観にしつつ、「耐火性」「遮音性」「防水性」「対衝撃性」の機能を持たせています。

ブロック・アンド・シームレスウォール

画像引用元:三井ホームホームページ

プレミアム・モノコック構法では、三角形のトラス構造を採用しているため強度が高く、トラスの間に電気配線、空調ダクトなどを通せるため、全館空調との相性が良いです。

トラスフロア

画像引用元:三井ホームホームページ

ダクトを通す関係上、全館空調では天井を下げなければなりません。しかし、三井ホームのプレミアム・モノコック構造の場合、構造上ダクトを通しやすくなっているため、天井を極力下げずにダクトを通すことができます。

基礎

三井ホームでは、マットスラブ(MS)と呼ばれているベタ基礎が使用されます。

マットスラブ(MS)

画像引用元:三井ホームホームページ

この基礎は、通常の基礎に比べて鉄筋の量が約2.67倍使われることが特徴で、1c㎡あたり約240kgもの荷重に耐える強度があります。

2024年10月からの新工法「MOCX WALL工法」

MOCX WALL工法

2024年10月、三井ホームは従来の「プレミアム・モノコック構法」をさらに進化させた「MOCX WALL工法」を導入しました。

モノコック構法

この新工法の最大の特徴は、壁倍率11倍相当の強靭な壁構造を採用し、耐震性を飛躍的に向上させた点です。

ベタ基礎

一般的に、住宅の耐震性を高めるには、適度に耐力壁を配置し、建物の揺れを制御することが重要とされています。従来の耐力壁の壁倍率は5倍程度で、最も強固なものでも7倍程度が標準とされていました。これは、壁が過度に強すぎると、地震の際に基礎との接合部が剥がれやすくなってしまうためです。

しかし、三井ホームは最新の技術を活用し、壁倍率11倍相当の耐力壁を導入しました。これにより、耐震性能を強化しつつ、接合部の耐久性も向上させました。基礎部分には、従来から採用している「マットスラブ(MS)」と呼ばれるベタ基礎を継続使用。この基礎は通常の鉄筋量の約2.67倍を使用し、建物全体の耐震性をさらに強化しています。

加えて、「MOCX WALL工法」では、強固な金物やアンカーボルトを用いることで、壁と基礎の接合部の引き抜き耐力を高め、地震時のダメージを最小限に抑える設計となっています。

地震時のダメージを最小限に抑える設計

さらに、この新工法により、従来のプレミアム・モノコック構法で指摘されていた「天井面の凹凸」「垂れ壁の発生」「横方向の大開口が取りにくい」といった課題が改善されました。これにより、内装デザインの自由度が高まり、積水ハウスや住友林業のような「天井と軒の連続性」「床とウッドデッキの一体感」を持たせたデザインも可能となっています。

ただし、現在「MOCX WALL工法」は注文住宅向けのみに適用されており、規格住宅では引き続き「プレミアム・モノコック構法」が採用されています。

三井ホームの耐震性能・対策

三井ホームの住宅は、耐震性を最優先に設計された構造を採用しており、地震の揺れを効果的に吸収・分散する工法を採用しています。ここでは、具体的な耐震対策について詳しく解説します。

プレミアム・モノコック構法による高い耐震性能

耐震性能

三井ホームは、「プレミアム・モノコック構法」を採用し、床・壁・屋根の6面一体構造を実現しています。これにより、建物全体で揺れを受け止め、地震時の衝撃を分散・吸収することが可能です。

従来の在来工法(軸組工法)では、柱や梁で建物を支えるため、接合部への負担が大きくなりがちです。一方、プレミアム・モノコック構法では、面構造による一体化を図ることで、局所的な負荷を防ぎ、建物全体で揺れを吸収する仕組みとなっています。そのため、建物の変形を抑え、倒壊リスクを大幅に低減できます。

耐震性能を実証する耐震実験

三井ホームは、構造の耐震性を科学的に証明するために、国立研究開発法人 土木研究所と共同で耐震実験を実施しています。この実験では、震度7相当の強い揺れを連続で加え、建物の耐久性を検証しました。

耐震実験

特に、3階建ての建物に対し、震度7の揺れに29回連続で加えても、主要構造に致命的な損傷がないことが確認されました。これは、一般的な住宅では経験し得ないほどの厳しい条件下でも、三井ホームの構造が十分な耐震性能を発揮することを示しています。

全棟で構造計算を実施し耐震性能を保証

三井ホームでは、すべての住宅で構造計算を実施し、安全性を保証しています。特に、大空間や特殊な間取りを設計する際は、許容応力度計算を用いた詳細な構造解析を行い、耐震性を確保しています。

また、耐震性能の指標となる加速度(ガル値)においても、三井ホームの住宅は東日本大震災(2,699ガル)、岩手宮城内陸地震(4,022ガル)を大幅に上回る5,115ガルの地震まで耐え得る設計であることが実験で証明されています。

2階建て・3階建て耐震性能

これらの試験結果は、すべて厳密な構造計算に基づいて行われており、科学的に裏付けられた耐震性能を持つことが確認されています。

三井ホームの断熱性能

三井ホームの住宅は、「夏は涼しく冬は暖かい」快適な室内環境を実現するため、優れた断熱技術を採用しています。独自開発の断熱材や外壁構造により、高い断熱性と気密性を両立し、年間を通じて快適な居住空間を提供します。ここでは、三井ホームの断熱性能の特徴について解説します。

屋根断熱:「ダブルシールドパネル(DSP)」による高断熱・高耐久設計

三井ホームでは、屋根断熱材として独自開発した「ダブルシールドパネル(DSP)」を採用しています。発泡成形ポリスチレン(EPS)を芯材とし、広葉樹のチップを集成した構造用面材(OSB)で挟むことで、優れた断熱性能と高い構造耐力を両立させています。

ダブルシールドパネル(DSP)

特に、この「ダブルシールドパネル」を使用した屋根断熱工法により、屋根そのものが高い断熱性を持つため、小屋裏空間に熱がこもりにくく、夏場でも室温の上昇を抑える効果があります。これにより、冷暖房の効率が向上し、エネルギー消費の削減にも貢献します。

外壁断熱:「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」による高気密・高断熱構造

外壁には、三井ホーム独自の「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」を採用しています。通常のツーバイフォー工法の外壁と比べ、50mm厚く設計されており、充填できる断熱材の量が増加しています。

厚さ140mmの断熱材

この外壁の特徴は次のとおりです。

  • 継ぎ目のないシームレス構造により、隙間からの熱の出入りを防ぎ、気密性を向上
  • 耐火性・遮音性・防水性・対衝撃性を兼ね備えた高性能壁材
  • 一般的なツーバイフォー工法に比べ、外壁の厚みが増し、断熱材をより多く充填可能
  • 断熱等級:断熱等級7を達成する最高水準の性能

この設計により、外部からの熱の侵入を抑え、室内の冷暖房効率を向上させることができます。

進化した高断熱仕様:「MOCX THERMO」

充填断熱のみでは、最高等級である断熱等級7を達成することが難しいため、三井ホームでは2024年に新たな高断熱仕様「MOCX THERMO」を開発しました。

MOCX THERMO

この「MOCX THERMO」では、従来のブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)に加えて、屋外側にフェノールフォーム100mmの付加断熱を採用しています。フェノールフォームは、他の断熱材と比べて熱伝導率が低く、優れた断熱性能を発揮するため、より高い断熱効果を得ることができます。

この新仕様により、三井ホームの住宅は、日本最高レベルの断熱性能を誇る住宅へと進化しました。

断熱等級:断熱等級7を達成する最高水準の性能

三井ホームの住宅は、標準仕様でUA値(外皮平均熱貫流率)0.39 W/m²K以下を達成しています。これは、国の省エネ基準を大幅に上回る断熱等級6に相当し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準を満たしています

さらに、2024年には、三井ホーム初の断熱等級7を達成した「MOCX」を発表しました。これにより、三井ホームは、最高水準の断熱性能を提供できるハウスメーカーの一つとなりました。

高断熱・高気密な住宅は、冬場の暖房効率を高めるだけでなく、夏場の冷房負荷を軽減し、一年を通じて快適な住環境を実現します。これにより、省エネルギーでありながら、健康的で快適な暮らしを提供できることが三井ホームの強みです。

三井ホームの耐久性能

三井ホームの住宅は、高耐久な構造とメンテナンスのしやすさを兼ね備えており、長期的に高いコストパフォーマンスを実現しています。特に、耐久性の高い木材の使用、防腐・防蟻処理、優れたメンテナンス性が特長で、住宅の寿命を延ばし、維持費を抑える工夫がなされています。ここでは、三井ホームの耐久性能の特徴について解説します。

高耐久木材と防腐・防蟻処理

三井ホームでは、構造材に高品質な木材を採用し、住宅の耐久性を向上させています。特に、1階の床土台や床根太には、防腐・防蟻処理を施した木材を使用し、湿気や害虫による劣化を防止しています。

防腐・防蟻処理

この処理には、木材表面に細かな切り込みを入れる「インサイジング加工」を施し、薬剤の浸透を高めることで、木材の内部まで防腐・防蟻成分を行き渡らせています。使用する薬剤は、公益社団法人日本木材保存協会の認定品で、安全性と効果が保証されています。

さらに、基礎部分には「マットスラブ(ベタ基礎)」を採用し、床下全面をコンクリートで覆うことで、シロアリの侵入を物理的にブロックしています。加えて、基礎天端から1mの高さまで防蟻処理を施すことで、地面からのシロアリ被害を防ぐ徹底した対策が施されています。

マットスラブ

劣化対策等級3・維持管理対策等級3を取得

三井ホームの住宅は、国土交通省が定める住宅性能表示制度において、劣化対策等級3および維持管理対策等級3の最高等級を取得しています。

劣化対策等級3とは

劣化対策等級3は、住宅の構造躯体が長期間にわたって劣化しにくいことを示す指標であり、最も高い評価です。この等級により、約75年〜90年の耐久性が確保されていることが証明されています。

等級耐用年数の目安内容
等級1約30年最低限の劣化対策
等級2約50年通常のメンテナンスを考慮
等級3約75年~90年厳しい劣化対策が施された住宅

劣化対策等級3を取得するための主な設計・施工ポイント

床下・小屋裏の湿気対策防湿シートや換気口の設置で湿気を防止
外壁や屋根の防水性耐久性の高い防水材や防水層を使用
シロアリ対策基礎に防蟻処理、構造材にも防蟻剤を塗布
通気工法の採用壁内の湿気を逃がし、結露を防ぐ設計

維持管理対策等級3とは

維持管理対策等級3は、住宅の配管や設備の点検・交換が容易な設計になっていることを示す最高等級です。これにより、長期的に快適な住環境を維持し、メンテナンスコストを抑えることができます。

等級内容
等級1最低限の維持管理性能
等級2点検・清掃がしやすい設計
等級3補修・更新が容易な設計(最高等級)

維持管理対策等級3を取得するための主な設計・施工ポイント

配管の点検・清掃のしやすさ床下点検口や壁内点検口を設け、配管の状態を確認しやすくする
配管の補修・交換の容易さ壁や床を壊さずに配管交換が可能な「さや管ヘッダー工法」を採用
腐食・劣化リスクの低減湿気の多い部分を避けた配管ルートや、耐久性の高い配管材を使用
配管スペースの確保設備配管用の専用スペースを確保し、将来の更新時もスムーズに作業できる

メンテナンスコストを考慮した費用対効果の高さ

三井ホームの住宅は、初期コストが高めではあるものの、長期的に見るとメンテナンスコストを抑えられるため、総合的な費用対効果が高いと評価されています。

たとえば、35年間のメンテナンス費用をシミュレーションした場合、他社と比較して大きな差はなく、むしろ経済的であるとの試算があります。これは、高耐久な構造と維持管理のしやすさが、結果的にメンテナンス費用の削減につながるためです。

35年間のメンテナンス費用をシミュレーション

また、三井ホームの保証制度は最大60年間の延長が可能です。

  • 初期保証期間:10年間
  • その後、有料メンテナンスを受けることで最大60年まで保証を延長

このように、長期保証があることで、将来的な修繕コストの負担を軽減し、資産価値を維持しやすいのも大きなメリットです。

三井ホームがおすすめの人

三井ホームの住宅は、優れた耐震性・断熱性・耐久性を兼ね備えた高性能な住まいです。そのため、次のような条件を重視する方に特に適しています。

耐震性を最重視した家を建てたい

三井ホームの住宅は、高い耐震性能を持つ「プレミアム・モノコック構法」を採用しています。建物全体を6面体の一体構造にすることで、地震の揺れを効果的に吸収・分散し、建物の変形や倒壊リスクを低減します。

  • 高い耐震等級を取得(耐震等級3相当)
  • 実大振動実験で耐震性能を証明(震度7の揺れを29回連続で耐久)
  • 全棟で構造計算を実施し、安全性を確認

地震リスクの高い日本において、高い耐震性を求める方にとって三井ホームは信頼できる選択肢となります。

冬暖かく、夏涼しい快適な住環境を求めている

三井ホームの住宅は、業界トップクラスの断熱・気密性能を誇り、1年を通じて快適な住環境を実現しています。これは、独自の断熱構造によるものです。

  • 「ダブルシールドパネル(DSP)」 による高い屋根断熱性
  • 「MOCX THERMO」 による付加断熱で、断熱等級7に対応
  • 「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」 による高気密施工

これらの技術により、夏の暑さや冬の寒さを防ぎ、冷暖房効率を向上させています。そのため、エネルギーコストの削減にもつながり、省エネ性能の高い家を求める方におすすめです。

長期間のメンテナンスコストを抑えたい

三井ホームの住宅は、耐久性に優れた構造と高品質な建材を採用しており、長期間にわたって安定した性能を維持できます。そのため、長期的に見てもメンテナンスコストを抑えることが可能です。

  • 高耐久木材の採用と防腐・防蟻処理を徹底
  • 劣化対策等級3・維持管理対策等級3(最高等級)を取得
  • メンテナンス頻度を減らし、トータルコストを削減

初期費用はやや高めですが、長期的に見れば修繕費用が少なく済むため、結果的にコストパフォーマンスが高いことが特徴です。

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「メグリエ(MEGULIE)」でできることは、主に次のとおりです。

  • 有名ハウスメーカーの優れた営業担当者を選んで相談できる
  • 豊富な施工事例を参考に、理想の家づくりを具体化できる
  • YouTuber「まかろにお」に無料で相談できる

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メグリエ(MEGULIE)を効果的に活用するための3つのステップを紹介します。

ステップ1:YouTubeで最新のハウスメーカー情報をチェックする

まずは、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」を視聴し、積水ハウスや住友林業など、大手ハウスメーカーの特徴や最新情報を把握しましょう。

ステップ2:ハウスメーカー診断を利用し、自分に合ったメーカーを見つける

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ステップ3:LINE会員登録をして、個別相談や追加サポートを受ける

より充実したサポートを受けたい方は、LINEの会員登録を行うことで、個別相談や家づくりに役立つ情報の提供を受けることができます。「どのハウスメーカーを選ぶべきかわからない」「具体的な計画について相談したい」といった場合も、LINEを活用することで、より細かいアドバイスを得ることが可能です。

まとめ

三井ホームの住宅は、ツーバイフォー工法を進化させた「プレミアム・モノコック構法」を採用し、建物全体で地震の揺れを分散・吸収することで優れた耐震性能を実現しています。

さらに、新たに導入された「MOCX WALL工法」により、より強固な壁構造を実現しながら、設計の自由度も高められています。これにより、耐震性とデザイン性の両立が可能となり、安全性を確保しつつ、理想の住まいを実現できます。

断熱性能においても、屋根に「ダブルシールドパネル」を採用し、外壁には「ブロック・アンド・シームレスウォール」を導入することで、高い気密性と断熱性を確保しています。さらに、「MOCX THERMO」による付加断熱を組み合わせることで、年間を通して快適な室温を維持し、省エネルギー性能にも優れた住宅を提供しています。これらの技術により、夏は涼しく冬は暖かい、快適な住環境を実現しています。

耐久性の面でも、高品質な木材を使用し、防腐・防蟻処理を徹底することで、住宅の長寿命化を図っています。また、住宅性能表示制度において、最高等級の「劣化対策等級3」および「維持管理対策等級3」を取得しており、長期間にわたる高い耐久性能とメンテナンスのしやすさを備えています。これにより、定期的なメンテナンスコストを抑えながら、資産価値の維持が可能となります。

三井ホームは、耐震・断熱・耐久性のすべてにおいて高い水準を誇る住宅を提供しており、高品質な住まいを求める方に適した選択肢となります。ただし、品質の高さに伴い、坪単価も比較的高めに設定されているため、コストを重視する方には別のハウスメーカーの検討が必要かもしれません。理想の住まいづくりには、各ハウスメーカーの特徴を理解し、自分に合った選択をすることが重要です。

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