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「ダイワハウスといえば鉄骨」と思っていないでしょうか?実は、ダイワハウスには長年の実績に裏打ちされた高品質な木造住宅という選択肢もあります。
「でも、木造の耐震性や断熱性は大丈夫?」「鉄骨と比べて価格はどう違う?」といった疑問は尽きないものです。そこで今回は、ダイワハウスの木造住宅と鉄骨住宅を価格や性能、保証制度まで徹底比較し、後悔しないための選び方を詳しく解説します。理想の暮らしに本当に合うのはどちらなのか、この記事を読めばきっと答えが見つかるはずです。
ダイワハウスの木造住宅を知るための3つの要点
ダイワハウスというと鉄骨住宅のイメージが強いかもしれませんが、実は高品質な木造住宅のラインナップも充実しています。鉄骨とは異なる木造ならではの温かみや性能、デザインの自由度といった独自の魅力を理解することが、後悔しない家づくりの第一歩です。
ここでは、ダイワハウスの木造住宅を選ぶうえで、まず押さえておきたい3つの基本的な要点をわかりやすく解説します。
高品質な商品ラインナップが存在する
ダイワハウスの木造住宅には「xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)」と「xevo BeWood(ジーヴォ ビーウッド)」という、高品質な主力商品が用意されています。これらは単なる選択肢ではなく、それぞれにコンセプトやデザイン性が異なり、施主の多様なニーズに応えられる点が特徴です。
◆xevo GranWood(ジーヴォ グランウッド)

画像引用元:xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)|注文住宅(大和ハウス工業)
◆xevo BeWood(ジーヴォビーウッド)

画像引用元:xevo BeWood(ジーヴォビーウッド)|注文住宅(大和ハウス工業)
たとえば、xevo GranWoodは上質で普遍的なデザインを、xevo BeWoodはより先鋭的で個性的な空間づくりを得意としています。鉄骨住宅のイメージが先行しがちですが、ダイワハウスは木造住宅においても、長年の技術力を結集させた魅力的な選択肢を提供しています。
鉄骨とは異なる独自の魅力を持つ
ダイワハウスの木造住宅は、鉄骨住宅にはない木ならではの独自の魅力を持っています。その理由は、木材が持つ素材としての優れた特性と、空間に与える心地良さにあります。
木は鉄に比べて熱を伝えにくいため、断熱性が高く、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を保ちやすいです。また、木目や手触りがもたらす温かみのある雰囲気は、暮らしに安らぎを与えてくれます。
工業製品である鉄骨の強靭な魅力とは対照的に、自然素材である木が持つ性能と心地良さを両立できる点が、ダイワハウスで木造を選ぶ大きな価値といえるでしょう。
評判を理解して選ぶことが重要になる
ダイワハウスの木造住宅を選ぶ際は、インターネット上の評判を多角的に分析し、ご自身の判断基準を持つことが後悔しないためのカギとなります。なぜなら、Webサイトの口コミには、個人の価値観や特定の状況に基づいた肯定的な意見も否定的な意見も混在しているからです。
たとえば、「価格が高い」という評価も、どの商品と比較し、どのような設備を追加したかで見え方は変わります。さまざまな意見を参考にしつつ、最終的にはご自身の価値観で判断することが大切です。
ダイワハウスの「木造」と「鉄骨」の項目別の比較
ダイワハウスで家づくりを検討する際、多くの方が木造と鉄骨のどちらを選ぶべきか悩むポイントです。価格や耐震性、断熱性といった性能面はもちろん、設計の自由度まで、それぞれに異なる特徴があります。
ここでは、木造と鉄骨の具体的な違いを項目別に比較し、ご自身のライフスタイルや価値観に合った構造を見つけるための基準を解説します。
価格・坪単価
ダイワハウスの木造住宅は、選ぶ商品によって坪単価が大きく異なります。
たとえば、ハイグレードな木造住宅「xevo GranWood」は、坪単価148万円前後が目安とされており、メーターモジュールによるゆとりのある空間設計や、最大3.5mの天井高、大開口が魅力です。
一方、より手の届きやすい価格帯で自由設計を実現できる「xevo BeWood」は、坪単価120万円程度からが目安です。設計の自由度はそのままに、コストパフォーマンスを重視したい方に人気のモデルです。
また、コストをさらに抑えたい方には、あらかじめ人気プランから選ぶスタイルの規格住宅「スマートセレクション・スマートデザイン」も用意されており、坪単価85万円前後で建築できるケースもあります。

画像引用元:規格住宅・セミオーダー住宅|注文住宅・建替え(大和ハウス工業)
また、近年は資材価格や人件費の高騰により、以前よりも坪単価が上昇傾向にあります。価格面に不安がある方は、標準仕様を活用し、オプションを厳選する工夫や、時期やキャンペーンを見極めて契約するといった対策で、費用を調整することも可能です。
なお、ハウスメーカーで安く買うコツについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2021年】大手ハウスメーカー金額ランキングと安く買うコツ」を参考にしてください。
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大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
耐震性・耐久性
ダイワハウスは、木造・鉄骨のどちらにおいても独自の技術で高い耐震性を確保しています。
構造によって地震へのアプローチが異なり、鉄骨はエネルギーを吸収し揺れを抑える「持続型耐震構造」、木造は制震装置「グランデバイス」を採用していることが特徴です。そのため「鉄骨だから強い」「木造だから弱い」という単純な比較はできません。
また、耐久性に関しても、どちらの構造も定期的なメンテナンスを前提として設計されており、長期にわたって安心して暮らすことが可能です。構造の違いはあれど、家族の安全を守るという基準はどちらも高いレベルで満たしています。
断熱性・設計の自由度
一般的に、断熱性は木造、設計の自由度は鉄骨にそれぞれメリットがあります。
これは、素材の特性に理由があり、木材は鉄に比べて熱伝導率が低いため、外気の影響を受けにくく高い断熱性能を発揮しやすいです。反対に、鉄骨は強度が高く、柱の少ない大空間や大きな窓を設けやすいため、開放的なリビングや吹き抜けといった間取りを実現しやすい魅力があります。
とはいえ、近年の技術革新により木造でも設計の自由度は向上しており、一概にどちらが優れているとはいえません。
なお、注文住宅で失敗する間取りの特徴について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「注文住宅で失敗する間取りの特徴【ハウスメーカー】」を参考にしてください。
自分に最適な構造を選択する基準
自分に最適な構造を選ぶには、それぞれの特徴を理解し、自身のライフプランと照らし合わせることがカギとなります。
柱のない広々としたリビングや、頑丈な構造を活かしたビルトインガレージを希望するなら鉄骨が有力な選択肢になるでしょう。一方で、木の温もりを感じる空間デザインや、素材由来の高い断熱性を重視する場合、また少しでもコストを抑えたい場合は木造が向いています。
性能や価格だけではなく、どのような暮らしを実現したいかを具体的にイメージし、総合的な視点で判断することが後悔しない選択につながります。
ダイワハウスが誇る木造住宅の性能
ダイワハウスの木造住宅は、長年にわたる研究開発によって培われた独自の工法と先進技術に支えられています。一般的に木造住宅に対して抱かれがちな耐震性への不安や、断熱性への期待に応えるため、構造体から細部の仕様に至るまで高い性能を追求しているのが特徴です。
ここでは、ダイワハウスが誇る木造住宅の具体的な性能について、その技術的な背景とともに詳しく解説します。
独自の木造工法と先進技術
ダイワハウスの木造住宅は、日本の住宅で一般的な910mmではなく、1000mmを基本単位とする「メーターモジュール」設計を採用しています。これにより、廊下や階段、収納スペースなどにゆとりが生まれ、広がりを感じる空間を実現します。
これらの技術は長年の研究開発の成果であり、安定した品質と快適な居住空間を両立させているといえるでしょう。
木造の耐震性に対する取り組み
ダイワハウスは「Gran-Device」という独自の制震装置によって木造住宅の耐震性を高めています。

画像引用元:エネルギー吸収型木造制震耐力壁「Gran-Device」(大和ハウス工業)
この装置は、地震のエネルギーを効果的に吸収し、建物の揺れを大幅に軽減する役割を果たします。その性能は、実物大の住宅を用いた振動実験をはじめとする科学的なデータによっても証明されており、繰り返し発生する余震にも強いのが特徴です。
これにより「地震に強いのは鉄骨」という従来のイメージを払拭し、木造住宅でも家族の安全を守れるという安心感を提供しています。耐震性への徹底したこだわりが、ダイワハウスの木造住宅の大きな強みです。
なお、基礎のポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【ハウスメーカー比較】基礎を比較するべき理由と3つのポイント」を参考にしてください。
断熱性能を示すUA値の目安
ダイワハウスの木造住宅は、標準仕様でも高い断熱性能を備えています。壁や天井には高性能グラスウール、窓には断熱性の高いアルミ樹脂複合サッシや樹脂サッシを採用することで、外気の影響を受けにくい快適な室内環境を実現できることが特徴です。
住宅の断熱性能を示すUA値は、数値が小さいほど高性能とされますが、ダイワハウスでは国の定める基準を大きく上回るレベルを確保しています。
ダイワハウスの木造住宅で長く安心して暮らすための保証とサポート体制

画像引用元:xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)(大和ハウス工業)
家は建てて終わりではなく、長く安心して暮らすためには引き渡し後の保証やサポート体制が不可欠です。ダイワハウスでは、大手ハウスメーカーならではの手厚い保証制度と充実したアフターサービスを用意し、オーナーの暮らしを長期的に支えます。
ここでは、ダイワハウスの木造住宅における保証の仕組みや、将来的なリフォームのしやすさについて解説します。
初期保証と延長保証の仕組み
ダイワハウスの木造住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、30年間の初期保証が標準で付帯します。これは、法律で定められた10年の保証期間を大きく上回るものであり、品質への自信の表れといえるでしょう。
さらに、ダイワハウスが必要と判断した有料メンテナンス工事を実施することで、保証期間を最長60年まで延長することが可能です。
充実したアフターサービスの内容
ダイワハウスは、入居後もオーナーが安心して暮らせるよう、充実したアフターサービス体制を整えています。専門のスタッフによる定期的な点検やメンテナンスのサポートはもちろん、万が一のトラブルが発生した際には、24時間365日対応のコールセンターが迅速に対応してくれるでしょう。
また、オーナー専用のWebサイトを通じて、住まいに関する情報提供や各種手続きのサポートも行っています。
将来的なリフォームのしやすさ
木造住宅は、鉄骨住宅と比較して将来的なリフォームがしやすいというメリットがあります。ダイワハウスが採用する木造軸組工法は、柱や梁で構造を支えるため、構造上の制約が少なく、間取りの変更や増改築に柔軟に対応できます。
ダイワハウスグループにはリフォーム専門会社もあるため、将来にわたって住まいの相談がしやすい環境が整っているのも安心材料です。
ダイワハウスの木造住宅に関するよくある質問

最後に、ダイワハウスの木造住宅を検討する際によくある質問とその回答を紹介します。「鉄骨の会社」というイメージが強いダイワハウスですが、実は木造住宅にも長い歴史と実績があります。また、注文住宅だけではなく、今後の分譲住宅の展開についても触れるため、ぜひ参考にしてください。
ダイワハウスの木造住宅はいつから始まったのですか?
ダイワハウスの木造住宅は、2013年に発売された「xevo GranWood」から本格的に展開されました。
これは木造戸建住宅において10年ぶりに工法を一新した商品で、独自の「グランウッド構法」を採用しています。この新工法では、住宅メーカーとして初めて住まい全体を遮熱・断熱する「オールバリア断熱」を導入し、快適な温熱環境を実現しました。
また、構造軸組材を最大100%国産材でまかなう「純国産材仕様」、基礎や外壁に継ぎ目をなくした「シームレス構造」を採用するなど、耐久性・省エネルギー性・安全性を高めています。
ダイワハウスに木造の分譲住宅はありますか?
ダイワハウスは近年、木造の分譲住宅にも力を入れています。2027年までに木造分譲住宅7,000棟の販売を目指すという目標を掲げ、新たな商品開発も進めています。
その一つが、鉄骨住宅で培ったメーターモジュール設計を活かした「Comfort Wood」という木造の建売住宅ブランドです。これにより、従来の分譲住宅のイメージを超える、ゆとりある空間設計が可能になります。
これまでは鉄骨が中心だった分譲住宅市場においても、今後はダイワハウスの高品質な木造住宅が新たな選択肢として増えていくことでしょう。
まとめ
ダイワハウスの木造住宅は、鉄骨とは違う魅力があります。今回解説したことを参考に、ご自身の価値観に合う最適な構造を選びましょう。
大手ハウスメーカーごとの特徴を比較し、より深く検討したい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、各社の強みや注意点を客観的に解説しています。

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なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、あらゆる情報を活用し、後悔のない選択をしてください。