おしゃれな家を建てたいと思った時に、場所によってコンセントは結構目立ちます。
そのため「コンセントは目立たない位置に置きたい、でも生活しやすい場所に置きたい」という要望をもっている方は多いと思います。
そこで本記事では『注文住宅でコンセントをおしゃれに目立たなくする方法』をお伝えします。
便利でかつおしゃれな空間にするためのノウハウを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
コンセントをおしゃれに目立たなくする方法1:質感や色味にこだわる
「おしゃれでなおかつ目立たない位置にコンセントを設置したい」というその気持ちはよくわかりますが、正直無理です。
使い勝手を考えたら、コンセントはある程度の位置にきちんと設置しなければなりませんし、数も必要になってくるため、無理にコンセントの数を減らすべきではありません。
では、どうしたらいいのかという話ですが、コンセント自体の質感や色味にこだわるということが大切です。
例えば、自宅が全部白、ですがコンセントの色味が黒だとします。

そうすると、白い室内に黒いコンセントがポツポツある状態になるので目立ちます。
ですので例えば、黒い素材を家の中にいくつか点在させて、コンセントも黒、家具の色も黒にすると、空間として馴染むわけです。

というような話で、目立つ位置にコンセント自体が来てしまうのは仕方ないので、素材を合わせて馴染ませるという考え方が、コンセントにおいては重要かと思います。
もう少し具体的に話をすると、個人的におすすめしているのは「真鍮」です。
真鍮という金属がありますが、これをコンセントに使うのです。

真鍮はいろいろな部材があり、例えば扉の建具のレバーも真鍮製にできますし、

照明も真鍮のものがあります。

照明のスイッチ、

トイレットペーパーホルダー、

これらも真鍮製のものがあります。
そのため、素材を統一しやすいです。
一方で、プラスチックの黒いコンセントにすると、プラスチックで黒の素材は家の中を探してもあまりありません。

スタイリッシュでかっこいいコンセントも一応あるはありますが、素材感という意味では結構浮きやすいです。
「浮かない・目立たないようにする」というのは、隠せばいいわけではありません。
「馴染んでいる」という状態をつくるのです。
それを考えると素材を統一することが重要で、一番素材を統一しやすいのが、個人的には真鍮かなと思っています。
真鍮をベースに揃えていくと、いい感じのものになりやすいです。
真鍮には黄色っぽい色味もあれば、黒っぽい色味のものもあるので、目立たない色で黒にするのもありです。
この辺は皆さん自身でカラーをチョイスしていただければと思います。
真鍮を付ける費用はピンキリです。
つくっているメーカーさんによって価格は全然違います。
ただ、真鍮のコンセントを1つ付けたからといって、何十万円も金額が上がるわけではないので、自分たちの必要なコンセントの数に応じて見積もりを取得してもらえればいいと思っています。
ということで「隠すことが全てではない、馴染ませることが重要で、しっかり素材選びをしましょう」という原則がわかっていれば、いいコンセント計画ができるのではないでしょうか。
コンセントをおしゃれに目立たなくする方法2:収納の中に設ける
収納の中のコンセントは、必ず採用してもらいたいです。
パントリーやちょっとした物入れのようなところもそうですが、収納の中はコンセントが必要になるケースが多いです。
最近ですと、コードレスの掃除機があります。
それを充電しておかなければなりません。
収納する部分にコンセントを設置して、そこで常に充電しておく状態をつくっておいた方がいいです。

収納の中で言えば、土間収納の中も同じです。
玄関入ってすぐ左か右に靴入れのような空間がありますが、あれの少し大きいバージョンが土間収納です。

人によりますが、例えば電動自転車のバッテリーを充電する人もいます。
わざわざ外で充電するのは嫌だと思います。
ですので、家の中で充電することを考えると、土間部分が最適解だったりもします。
土間部分の中にもコンセントは設けておいた方がいいですし、とにかく収納の中にコンセントを設けるというのは、重要な要素です。
ですので、これから家づくりをされる方は、収納の中にコンセントを設けるということを常日頃から意識していただきたいと思います。
あと、電動歯ブラシで歯磨き中に電池が切れると不快です。
ですので、常に充電しておくことを考えると、その電動歯ブラシを置いておく場所に充電ポートをつくっておきたいです。
洗面のミラーの内部に収納空間があり、そこに電動歯ブラシを置くケースが多いと思います。

ですので、その収納ミラー内部にもコンセントをつけて、そこから充電できる仕組みをつくっておくと結構楽だと思います。

髭剃りを持っている方にとっても便利だと思います。
収納の中にコンセントを設けるというのは、本当に基本中の基本だと思って意識してください。
コンセントをおしゃれに目立たなくする方法3:床下コンセントにする
床下コンセントはネット上でもよく出てくるかと思いますが、床面にコンセントを設置するというパターンです。

床下コンセントとは?
無垢床を採用した場合にのみできるのですが、床の下にボックスをつくります。

そして、床面の蓋を開けると、下に箱があり、その中にコンセントが付いているというパターンです。
そうすると何がいいのかというと、例えばソファで横になりながら携帯の充電器を引っ張れる、あとは場所にもよりますが、ダイニングテーブルの下にそういったコンセントがあれば、ホットプレートなどが使いやすいです。

使わない時は蓋をかぶせれば全く目立たなくなります。
ですので、床の真下部分にコンセントをつけるというのは結構流行っていて、取り入れる人は多いです。
床下コンセントの注意点
床下コンセントには注意ポイントが2つあります。
火事のリスク
表面的にはよさそうに見えますが、コンセントのつけ方によっては火事のリスクがあります。
どういうことかというと、床の下に穴が掘ってあるわけです。
その穴の底の部分にコンセントをつけると、ホコリが入ります。
ですので、底に付けるのではなく、側面に付ければホコリの影響はありません。
床下のコンセントを付ける場合は、絶対に側面にコンセントを付けてください。
気密が悪くなる
きちんと気密を取ることも重要です。
床下コンセントは、床下に穴を開けているのと同じです。
施工が雑ですと気密が悪くなり、そこから外気が入る状態になります。
冷たい空気は隙間風を感じやすくなり、なおのこと不快になるわけです。
ですので、床下のコンセントをつける場合は、絶対に気密ボックスを別途つくってもらい、漏気がないようにしてもらってください。
ただ、この気密ボックスは手間なので、業者に言ってもつくってくれないことが多いです。
すごく親切な職人さんに当たると、「あっ、これはダメだな」と言いながら自分でつくって現場で対応してくれます。
それはとても嬉しいですし感謝しかないですが、そんな気を利かせてやってくれる職人さんはほぼいません。
ですので、ある程度は自分たちでリードを利かせなければなりません。
床下にコンセントを付ける場合は、必ず別途「気密ボックスをつくってください」と言わなければダメです。
ただその分の手間賃は発生してくるので、費用対的にはどうなのかという問題はありますが、この2点の注意点は絶対に覚えておいた方がいいです。
これらの注意点さえきちんとクリアできれば、床下コンセントは非常に理にかなっていると思います。
無垢床を採用していないとできないのですが、本物の木のフローリングの蓋があり、パコッと開くと下に木の箱があって、そこにコンセントがあるという状態なので、本当にフローリングと一体化しています。

これはすごくおすすめなのですが、床下にコンセントをつけたくないというメーカーもあります。
ミドル・ローコスト系のメーカーは生産効率重視なので、そういう手の込んだことはやりたがらないのです。
価格を安くしているわけなので「そんなわがまま言わないで」というスタンスで来ます。
安いところで家づくりをしようとしているので、これはもう仕方ありません。
床の埋め込みコンセント
床の埋め込みコンセントというのもあります。
小学校の体育館の床などに、ボタン押すと斜めにポンっと上がってくるコンセントがあったと思います。

あのようなコンセントを床に設置することができます。
ただ段差ができますし、床に埋め込まれているため、これもやはり気密が悪くなります。
気密をよくするためには床下に潜って、きちんとその穴がウレタンなどで埋まっているかどうかを確認しなければなりません。
でないと、埋め込まれているところから空気が漏れて、隙間風ができて気密が悪くなります。
そういった注意点はありますが、わざわざボックスをつくらなくても一応そういうタイプのものはあります。
少し目立ってしまいますが、真鍮製のものもあるので、真鍮で全部揃えれば馴染むかと思います。
床下コンセントがつくれないという方は、ぜひトライしてみてください。
コンセントをおしゃれに目立たなくする方法4:キッチンを充電ポートにする
キッチンは、充電ポートの役割を果たします。
ですので、カスタマイズしてキッチン自体にコンセントをつけてもらいたいです。
生活スタイルによりますが、私の自宅でやったのは、キッチンの一番下の底の部分にコンセントをつけるというパターンです。
底の部分なので目立たないですし、使用しにくいこともありません。
ホットプレート使う時、ミキサーを使う時、充電する時など、キッチンの真下にあるコンセントから電源を引っ張ってくることはよくやります。
最初に「この位置に充電ポートを設けてください」と言えばつくってくれるので、必要な家電製品などに応じて、あらかじめ電源位置を指定しておけばいいのです。
そうすれば使い勝手はよくなります。
ただ「キッチン=充電ポート」という考え方がなければ、その発想にいたりません。
「目立たなくさせたい、それでいて使い勝手をよくしたい」というのが根本にあるわけです。
そうすると、いくら馴染ませるとはいえ、あまりたくさん壁にベタベタコンセントがあるのはよくありません。
特に空間のメインとなるLDKでどこにコンセントを設けるかといったら、やはりキッチンです。
ここを中心にコンセントを設けておくのが一番いいです。
キッチン前の収納にも充電ポートを設けておくと便利ですし、使用する家電に合わせてコンセントを設けておくのも便利です。
あとは一番下の部分にコンセントを設けると目立たないですし、使う時は普通に使えます。
いろいろと使い勝手がいい状況をつくり出せると思うので、おしゃれにつくりつつ使い勝手をよくしたいなら、キッチンを充電ポートとして考えることが大切です。
こういう前提でキッチンづくりをしてもらうと、いい感じのLDKになると思います。
+αのポイント
+αでお伝えすることとしては、例えばSプレートというコンセントがあります。

テトリスの細長い棒を横にしたような形のコンセントなのですが、あれは気密が取りにくいです。
Sプレートはよく提案されがちですが、気密のことを考えたらあまり採用しない方がいいです。
ここ最近PanasonicからSプレート用の気密ボックスが出ましたが、あれを使って本当に気密が取れるかどうかはまだ試したことのある人がほとんどいないと思います。

n数が増えて、Sプレートの気密ボックスを使ってもきちんと気密が取れますというのがわかってから使えばいいと思います。
気密を気にしている人は特に、今Sプレートを採用しない方がいいと思います。
あと在宅でパソコンを使う方は結構いると思いますが、その場合は6口コンセントがあるので、それをメインで配置しておくと使い勝手がよくなると思います。
在宅ワークが多い人は、4口ではなく6口のコンセントで対応してください。

コンセントをおしゃれに目立たなくする方法のまとめ
今回は『注文住宅でコンセントをおしゃれに目立たなくする方法』について解説させていただきました。
特に床コンセントは流行っており、斬新かつ生活しやすさにフィットしている仕様だと思うので、参考にしていただきたいです。
ただ、これを施工できるメーカーは結構限られるので、ハウスメーカーと要相談かと思います。
ダメでしたら、床の埋め込みコンセントを使っていただければと思います。
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