今回は、『注文住宅でおしゃれな家を建てる7つのポイント!』ということでお話をしていこうと思います。
今オシャレな家を建てるのがブームになっています。
例えば、YouTubeやInstagram、Pinterestを見ると、いたる所におしゃれな家の画像や動画がアップされています。
そういったお洒落な家を見て『こういう家って良いなー』とか、『自分たちもこんな家に住みたい!』とか、そう思われる方もたくさんいると思います。
ただ一方で、『そんなにおしゃれな家を建てても意味がない』などと、思われている方も多いと思います。
確かに家はリセールバリューがないので買うだけ無駄、という人も多いので、そこにオシャレさを求めるのが違うというのも分かります。
確かにそれは一つの考え方として正論だと思いますし、それを否定するつもりはありません。
ただ、住宅は自分たちの生活の質に大きく直結してくるものでもあるのです。私は、住宅のそこに高いお金を払う価値があると思っています。
例えば人は一生のうち、1/3が睡眠だと言われています。具体的に言えば、日本人の平均寿命が大体85歳ぐらいですので、
(85(歳)×365(日)×24(時間)) ÷ 3 = 248,200時間
もの時間が睡眠時間です。
そんなこともあり、睡眠の質って重要ですよね?などと言われていて、関連する書籍や睡眠グッズが人気だったりするわけです。
ただ、睡眠はどこでするのかを考えると、大体が『家』です。
また、家は睡眠以外にも仕事や勉強をする場所でもあるわけです。
こう考えると、『住環境はしっかり整えた方が生活の質は向上する』というのは誰でもなんとなく想像できると思います。
事実、世界を代表する経営コンサルタントの大前研一さんも『住む場所で人は変わる』などと言っていますし、転職を通じて色んな所に移り住んできた私自身も断言できます。
人は住む場所によって人生の質が大きく変わってきます!!!!
ですので、人の生活の質に関わってくる家のオシャレさは重要ですし、そこへの配慮や投資って必要だと思います。
ということで、今回はこれから注文住宅を買う方の生活の質が少しでも向上するように、『注文住宅でおしゃれな家を建てる7つのポイント』ということでお話をしていきます。
今回お話しする『注文住宅でおしゃれな家を建てる7つのポイント』を意識して家づくりをしていただければ、空間がスッキリして洗練された印象の部屋になります。
もちろん、一部の地域や一部のハウスメーカーでは出来ないこともありますが、
- 『オシャレな家づくりをしたい』
- 『生活の質をあげたい』
という方は、担当者に可能な限り取り入れてもらうようにしてください。
それではやっていきましょう!
注文住宅をおしゃれにする7つのポイント
はい、それではやっていきます。
まずは結論から、ということで『注文住宅をおしゃれにする7つのポイント!』の全てをお伝えします。
それは
- 巾木を中途半端に使わない
- 内装の雰囲気に合ったドアを使う
- 窓枠を使い分ける
- 建具の高さを揃える
- エアコンは隠すか埋め込む
- 室内の色は3色以下が鉄則
- トイレの換気扇を目立たせない
以上の7つになります。
ちょっとボリュームが多めではありますが、非常に重要なことです。
家がおしゃれになるために、なるべく分かりやすく、そして簡潔に説明していきますので、最後までお付き合いください!
注文住宅をおしゃれにするポイント1:巾木を中途半端に使わない
まずは一つ目の『巾木を中途半端に使わない』ということについてです。
巾木というのは、壁と床の境目に入る部材のことをいいます。
これがあることで、例えば部材の継ぎ目や隙間を隠したり、 あとは掃除機がぶつかった時に発生するダメージから壁を守ってくれます。
ですので、重要な部材の一つなのです。
洋風デザインの家なら巾木は強調する
ただし一方で、巾木は洋風建築の要素であることから、中途半端に使うとノイズになりやすい、という特徴があります。
では、これが一体どういうことなのかと言うと、そもそも、巾木や天井と壁の継ぎ目に使う廻り縁などは、総称すると『モールディング』と言います。
このモールディングは平たく言えば装飾と意味ですが、モールディングがあることによって建築物や家具などに凹凸が生まれ、立体感のある美しいデザインを作ることができるわけです。
ですので、例えば三井ホームを思い浮かべてください。
三井ホームは、洋風の可愛らしいデザインの家が得意なハウスメーカーです。
それで三井ホームで家を作る場合は、必ず『廻り縁』が出てきます。
この『廻り縁』というのは、クロスが剥がれないようにするために付けている、という理由もありますが、一方で洋風建築を作る上では欠かせない装飾の一つでもあるわけです。
ですので、三井ホームはあえて『廻り縁』を強調させることで、洋風らしさを前面に押し出したデザインを作っています。
今わかりやすく説明するために、三井ホームを例に出してお話をしましたが、そのような感じで巾木をはじめとしたモールディングと呼ばれる装飾の類は、足し算の建築である洋風建築には非常に相性が良いものです。
ただし一方で、無駄を極力削ぎ落とした日本風の、いわゆる引き算の建築を作る場合には、モールディングは必要のないものです。
つまりここで、皆さんに私が何を伝えたいのかというと、
『中途半端が一番良くない』
ということです。
ですので、自分たちがこれから建てる家を洋風に寄せるのであれば、巾木などのモールディングの類は強調させた方が良いです。
そうでないと、どこか中途半端な感じの内装になってしまい確実に失敗します。
日本風デザインの家なら巾木は目立たなくする
また、その逆で自分たちがこれから建てる家を日本風のデザインに寄せるのであれば、 モールディングの類は極力排除した方が良いです。
それにも関わらず、日本風の家を建てようとしている場合にモールディングの存在感が強いとどこか建売のような、それこそオシャレとは程遠い感じの住宅になってしまうわけです。
ですので、『巾木を中途半端に使わない』を意識すると、家がおしゃれになる、ということです。
なるほど!と感じると思います。
個人的にはモールディングは極力排除したデザインが好きですが、 巾木に関してはアルミアングルを使ったり、
あとは、無垢床を使う場合はその無垢床を同じ木材の巾木を、極力目立たないように設置することでキレイな空間を作り上げることができます。
ただし、巾木の変更は出来るメーカーと出来ないメーカーがあります。
そのため、日本風のデザインに寄せるのだったら早々に
『巾木を目立たなくすることは出来るのか、出来ないのか』
これは確認した方が良いかと思います。
注文住宅をおしゃれにするポイント2:内装の雰囲気に合ったドアを使う
続いて2つ目が、『内装の雰囲気に合ったドアを使う』ということについてです。
これに関しても1つ目でお話ししたモールディングの話に付随する内容にもなってきますが、
『ドアの枠があるのかないのか』
そして、
『ドアの高さが天井まであるのかないのか』
これで、室内の雰囲気が大きく変わってきます。
では、『内装の雰囲気に合ったドアを使う』というのは一体、どういうことなのか、大枠から説明していきます。
そもそもドアには
『枠ありのドア』と、『枠なしのドア』
この2種類が存在します。
洋風デザインなら『枠ありのドア』
それぞれ簡単に説明をすると、『枠ありのドア』の方が、洋風建築よりのアイテムになります。
ですので、海外のようなオシャレで可愛らしい雰囲気の内装を作りたい場合にはドアの枠、つまりは、モールディングが役立ってくるわけです。
実際に画像のような感じで洋風の家を作るのでしたら、窓枠を通常よりもより厚くしてあげるといい感じの洋風テイストになります。
先ほども少し出ましたが、このような装飾が、たくさん施されている洋風の建築を『足し算の建築』とかいったりします。
日本風デザインなら『枠なしのドア』
ただし一方で、『枠なし』のドアに関しては、当然枠がないのでモールディングと呼べるものがありません。
ですので、日本風の建築をする場合には、先ほどの巾木と同様に窓枠も消した方がスッキリした空間に仕上げられます。
具体例を出すならこのような感じです。
先ほどと違って、扉に余計な装飾がないのでスッキリしています。
さらに、先ほど説明した巾木もありません。
これが日本風の建築である『引き算の建築』になります。
ということで、室内を綺麗に仕上げるためには、
洋風に寄せて枠ありのドアを選ぶのか、
それとも日本風に寄せて枠なしのドアを選ぶのか、
ここをまず決める必要があります。
皆さんはどちらがお好みでしょうか?
ハイドアのメリット
そして、ここで日本風に寄せることを選択した人は、ハイドアを使うことで更に空間をスッキリ仕上げることが可能になります。
そもそもハイドアとはなんぞや?という人のためにそこから説明をすると、ハイドアというのは天井まで高さのあるドアのことを言います。
それでこのハイドアを使うことで、実は扉の存在感をなくすことができるのです。
どういうことかと言うと、これは設計図を書いたことがある人ですと皆さん共感して頂ける部分だと思うのですが、例えば、下の画像では横のラインが天井、床、ドア上部、で3つあります。しかし、右のハイドアの画像では横のラインが天井と床部分の2つしかないのです。
これは一見すると、大した差ではないように感じるかもしれませんが、このような感じでハイドアを採用することによって、『無駄な横のライン』をなくすことができます。
結果、扉の存在感をなくして、空間に繋がりを持たせることができるのです。
実際に、私も昔はよく図面をひいていたので、このような横のラインに関しては、結構気にして製図していました。
そんなことはさておいて!
とにかくハイドアを採用することで更に空間をスッキリ仕上げることが可能ですよ!
というお話でした。
ハイドアのデメリット
ただし、ここまでの話を聞いていただいた人からすると、『ハイドアが魅力なのは分かったけど、デメリットってないの?』と思われているかもしれません。
ですので、簡単にそこについても触れておきます。
ハイドアを採用するデメリットは1つだけです。
それは、『コストが高くなる』ということです。 というのも、通常のドアに比べてハイドアはそれ自体の高さが高く大きいので、当然その分、金額が上がります。
さらに、ハイドアで一部だけ通常のドアにしてしまうと、ドア同士の高さが合わずチグハグな内装になってしまうのです。
分かりやすくお伝えすると、例えばこのような感じです。
それぞれの扉の高さがバラバラなので、なんとも不恰好です。
ですので、ハイドアを採用した場合、他のドアも高さを揃えるためにハイドアにしなければならなくなります。結果、更にコストが上がるわけです。
これがデメリットです。
これに関してはコストを見ながら1、2階全てハイドアにするのか、それとも1階だけハイドアにして2階は通常のドアにするのか、これを選んで頂けたらと思います。
少し長く話してしまったのでここまでの話をまとめると、内装の雰囲気を決める時にやることは
まずは
洋風のデザインにするために『枠ありのドア』を選ぶのか
それとも、日本風のデザインにするために『枠なしのドア』を選ぶのか、
これを決めます。
そして、日本風のデザインにするために枠なしのドアを採用することを選んだ場合、さらにそこから、『通常の高さのドア』にするのか、それとも、『ハイドア』にするのか、を選ぶようにする、ということです。
おしゃれな内装にするためにも、ぜひとも覚えておいてください。
注文住宅をおしゃれにするポイント3:窓枠を使い分ける
続いて3つ目が、『窓枠を使い分ける』ということです。
こちらも1つ目と2つ目でお話したモールディングの話に付随する内容になります。
ですので、大枠は1つ目や2つ目でお話したことと一緒で窓枠を厚くすれば洋風になるし、窓枠をなくせば日本風になります。
そして、どっちつかずの中途半端な内装にしてしまうと、建売のような、オシャレさとは程遠い家になってしまいますよ、という話になります。
ただし、窓枠は窓枠で抑えなければならないポイントがあるので、こちらに関してはしっかりと説明していきます。
まず窓枠には
- 四方枠仕上げ
- 三方クロス巻き込み仕上げ
この2種類が存在します。
それぞれ説明をします。
『四方枠仕上げ』の特徴とメリット・デメリット
まず、『四方枠仕上げ』に関してですが、こちらは文字通り、窓の四方に対して枠を廻して施工する方法になります。
一般的な作り方でもあるので、特にオーダーしなければ大体が四方枠仕上げになるはずです。
そのような四方枠仕上げですが、これにすることで得られるメリットとしては
- 強度が出る
- 結露に強くなる
- 施工がしやすい
- 洋風住宅のような内装にする時に装飾として役立つ
これら4つが挙げられます。
一方でデメリットとしては
- 窓枠が強調されすぎる
- 日本風の住宅を作る際に不向きである場合がある
という点があげられます。
デメリットに関してはたった2つしかないのです。
それでも日本風の住宅を作りたいという人からすると、四方枠仕上げの窓枠は、結構影響力が大きかったりします。
というのも、四方枠仕上げは壁に別の素材が取り付けられることになります。ですので、どうしても窓枠自体に存在感が出てしまいます。
例えるなら、絵を飾っておく額縁のような感じでしょうか。
もちろん窓枠を薄くして極力目立たせないようにする、という方法もなくはないですが、それでも完全に窓枠の存在感を消すことはできません。
ですので、日本風の住宅を作りたいという人からすると、四方枠仕上げの窓枠は大きなデメリットになってくるわけです。
『三方クロス巻き込み仕上げ』の特徴とメリット・デメリット
続いて、『三方クロス巻き込み仕上げ』についてですが、こちらに関しては先ほどお話した四方枠仕上げのメリット・デメリットとは全て逆になります。
メリットに関しては
- 窓枠が目立たなくなる
- 日本風の住宅を作る際に向いている
この2つで
デメリットに関しては
- 四方枠仕上げと比較すると強度が出ないためクロスが剥がれやすい
- 結露した場合にクロスに影響が出る
- 施工がしにくい
- 洋風住宅には不向き
これら4つになります。
三方クロス巻き込み仕上げに関して一言でまとめるなら、『見た目重視』といった感じでしょうか。
ただし、考え方を変えればデメリット部分を解消する工夫を盛り込めば良いので
例えば
- クロスに関しては剥がれやすい布クロス等は使わない
- 結露しないように樹脂サッシやトリプルガラスを使う
- 担当者に事前に根回しして現場で丁寧に施工してもらうようにする
などなど、
そういったデメリット解消する工夫を盛り込めば、もしもの時の対策は十分にできますし、同時にスッキリとして空間を得ることもできるのです。
何度もお伝えしますが、まずは自分達が洋風にしたいのか、それとも日本風にしたいのか、どちらに寄せたいのかを決めてくだい。
そしてその上で、『四方枠仕上げ』と、『三方クロス巻き込み仕上げ』のメリット・デメリットを勘案して、どちらを採用するのかを決めて頂ければと思います。
中途半端な感じであったり、大枠を理解しないで内装決めをするのは絶対にNGですのでお気をつけください!
注文住宅をおしゃれにするポイント4:建具の高さを揃える
続いて4つ目は、『建具の高さを揃える』ということについてです。
これは2つ目の項目でも少し触れた内容にはなりますが、それぞれの建具の高さがあっていないと非常にチグハグな空間になってしまうわけです。
それで時々ですが、ハイドアと通常のドアを混合して提案している担当者がいたり、あとは、部屋の入り口のドアとクローゼットの扉の高さを合わせないで提案している担当者がいたりします。
これに関しては少し実体験を交えながらお話しようと思います。
営業マンが書いた間取りは要注意!
とあるハウスメーカーの話です。
そのメーカーは営業マンが間取りを書いて提案する仕組みになっています。
例えば今まで文系の学生で、これまでの人生で建築というものに触れてこなかった人でも間取りを書いてお客さんに提案することが出来てしまうわけです。
これだけ聞いてもかなり怖いと思います。
さらに怖いのは、実はそういう人は平面的にしか図面が見れていない、ということです。
どういうことかというと、例えば初めて車を運転した時のことを思い出してみてください。
運転するのに一杯一杯になりませんでしたか?
なりましたよね?
最初はアクセルとブレーキとスピードメーター、これらを意識しすぎてなにかしら確認できないこともあったのではないかと思います。
間取りを書く時も、その感覚と近い感じがあります。
平面を書くことばかりに一生懸命で、立体で考えられません。
しかも、立体で考えることをしなくてもそこそこの家が作れるので、立体で考える必要性も感じてなかったりします。
私は建築学生だったので、最初平面図を書いた時の一杯一杯になっている感覚って良く分かります。
ただ、その状態で間取り提案をするとどうなるのかというと、納まりに不具合が出てきます。
もう少しわかりやすく具体的にお伝えをすると、冒頭でもお伝えした通り
- ハイドアと通常のドアを混合して提案してしまう
- クローゼットの建具が天井まであるのに、部屋の入り口の建具は通常の高さしかないものを提案してしまう
ことがあるわけです。
それで実際に、そのとあるハウスメーカーの図面は今まで私がチェックしただけでもまぁまぁな件数で、建具が大きさの不揃いがありました。
それがわざとやっているものなら良いのですが、どうやらそうでもなさそうなのです。
そのような感じで、建具の高さを揃えるところまで意識がいってない、ハウスメーカー、ハウスメーカーの担当者も実際にいます。
表面化してないだけで、結構いるのではないかと私は思っています。
ただし、建具の高さに関しては気をつければ、皆さん自身でも揃っているか、揃っていないか、は簡単に見分けることが出来ます。
家が完成した後になってから建具の大きさがバラバラなことに気が付いては修正もできないので、自分達自身でも最終チェックをするようにしましょう!
特に、提案された間取りが営業マンが書いたものだったら要注意です!
注文住宅をおしゃれにするポイント5:エアコンは隠すか埋め込む
続いて5つ目が、『エアコンは隠すか埋め込む』ということについてです。
これに関しては非常にシンプルな話ですが、エアコンはそれがあるだけでかなりノイズになります。ですので、出来るなら隠してしまった方が見た目的にはスッキリと納まるわけです。
もっと具体的にお伝えすると
『隠す』か『埋め込む』か、
このどちらかをするようにしましょう!
生活感をなくし、無駄なノイズを消す
例えば、『隠す』場合に関してはこのような感じです。
格子を付けて目立たなくさせるのもアリですし、造作家具の一部としてエアコンの収納場所を作り格子をつけるのもアリです。
また『埋め込む』場合に関してはこのような感じです。
吹き出し口以外を完全に隠してしまっているので、エアコンの存在感が極限まで消されているかと思います。
このような感じで『隠す』か『埋め込む』かをして、エアコンの存在感を消すことで、生活感を無くしつつ、無駄なノイズを消すことが出来ます。
さらにそこまで費用もかからないので、個人的には絶対に取り入れてもらいたいものであったりもします。
隠すか埋め込むことによる懸念点の考え方
ただしここで、
- 『格子を付けるとホコリが気になる』
- 『格子が邪魔してエアコンの出力が落ちるんじゃないか』
そう思われた方もいるかもしれません。
これに関してはその通りです。
仕方のないものだと思ってください。
ただ、そもそもエアコンってフィルターの掃除を定期的にするものですよね?
その時に一緒に格子を掃除すれば良い気がしています。
また出力に関しては部屋の長手方向に向かって風が流れるようにエアコンを設置すれば、格子によって多少出力が弱まったとしても効率的に部屋全体にエアコンの風が行き渡るようになります。
ちなみに余談ですが、エアコンの設置の基本として部屋の長手方向に設置するというのがあります。
これは基本中の基本なので覚えておいてください。
話を戻しまして、とにかく家をおしゃれにするためにも『エアコンが丸見え』にならないように、『隠す』か『埋め込む』か、どちらか選んで設置してみてください!
注文住宅をおしゃれにするポイント6:室内の色は3色以下が鉄則
続いて6つ目が、『室内の色が3色以下が鉄則』ということについてです。
『室内の色は基本的に3色以下にする』というのが鉄則になります。
そうしないと統一感がなくなり、ごちゃごちゃっとした雰囲気になるからです。
詳しくはこちらの動画も併せて見てもらえればと思いますが、
今回は室内の色に対してもっと掘り下げる形でお話をしていこうと思います。
室内の色合わせ時に重要なポイント
それで今から皆さんに室内の色合わせをする際に重要なポイントをお伝えします。
良いですか?
それが室内は
『ホワイト、グレー、黒、ベージュなどの無彩色以外の色を1色に絞って決める』
ということ、そしてこの時のベースカラーになってくるのが床材だということです。
どういうことかというと、例えば床材がオークなのであればオークと同じ色か、もしくはオークに似た色の家具を入れて、それ以外はホワイト、グレー、黒でまとめるといった感じです。
あとは好みで小物やインテリアグリーンでアクセントを入れれば完成です。
実際の画像をお見せすると、このような感じです。
見ていただければ分かると思いますが、
ベースカラー以外は基本的にホワイト、グレー、黒、ベージュなどの無彩色でまとまっていることが分かると思います。
めちゃくちゃ簡単です。
ベースカラーを決めて色を絞るだけでここまでスッキリとした空間に仕上げることが可能になります。
ただし、ついつい色んなものを取り入れたくなってしまうのが注文住宅です。
それも一つの楽しみ方ではありますが、後々後悔したくない!とか、確実に成功させたい!と思われる方は内装で使う色は絶対に3色以下にする、ということを覚えておいてください。
そしてより具体的な色合わせの方法で
- 『ホワイト、グレー、黒などの無彩色以外の色を1色に絞って決める』
- 『ベースカラーは床材になる』
このことは絶対に忘れないでください。
そうしないと、オシャレな部屋を作りたかったのに作れなかった、となりかねません。
ご注意ください!
注文住宅をおしゃれにするポイント7:トイレの換気扇を目立たせない
そして最後に、『トイレの換気扇を目立たせない』ということについてです。
トイレの換気扇は出来るだけ目立たないように工夫して設置した方が天井面や壁面が綺麗になりますし、
スッキリとしたオシャレな空間を作りやすくなります。
ですので例えばですが、このような感じでトイレの奥側にくぼみを作ってあげて、そこに換気扇を設置することで、綺麗なトイレを作り出すことが可能です。
すごくスッキリしていてオシャレです。
ただし、この話をすると必ず『換気扇のメンテナンスが大変そう』という意見が出てきます。
それは確かにその通りで、換気扇の付け方によっては掃除が面倒になります。
それは間違いないですが、設計士もメンテナンスに関しては考慮した上で設計します。
ですので、この換気扇を見て
『確かに綺麗なトイレを作れるけど、本当にこれで大丈夫なの?』
と不安に思った方は、担当の設計士ときちんと相談しながら設置位置を調整してもらえればと思います。
注文住宅でおしゃれな家を建てるポイントのまとめ
ということで今回は
『注文住宅でおしゃれな家を建てる7つのポイント』についてお話をしました。
- 巾木を中途半端に使わない
- 内装の雰囲気に合ったドアを使う
- 窓枠を使い分ける
- 建具の高さを揃える
- エアコンは隠すか埋め込む
- 室内の色は3色以下が鉄則
- トイレの換気扇を目立たせない
以上の7つになります。
どれも細かい話でしたが、その細かい積み重ねでおしゃれな注文住宅が出来るかどうかが決まります。
皆さん是非とも参考にしてみてください。
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