今回は『【2024年最新】住友林業の特徴8選〜すべてがわかる!〜』というテーマでお話をしていきます。
皆さん、ハウスメーカーって世の中にたくさんありますよね?
「ネットで調べても違いがよくわからない!」かといって「住宅展示場に行ったり、各ハウスメーカーに資料請求をしたりすると、勝手に担当者がついて固定化されてしまう!」「だからうかつに動けない!」「もうどうすればいいんだ!!」
そのように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
今回は住友林業の良い面も悪い面も、忖度なくすべてお話をしていきます。
これから家づくりをされる方で、
- 住友林業ってどんな会社なのか知りたい
- 住友林業を検討する上で注意するべきことは何かを知りたい
- 誰も知らないような情報をコッソリと教えてほしい
これらに該当する方は、ぜひとも最後までお読みください。
住友林業の特徴1:木を主軸とした事業展開をしている
『ただし、木を使えるのは住友林業だけではない』
住友林業は『木と生きる幸福』をスローガンにしている会社です。
ですので、国内では住宅用資材に留まらず、木材建材製品に関わる幅広い分野の商品の仕入れ・販売を行っています。
また、住友林業は生態系を守りながら効果的な伐採・再植林によって森林を若返らせるサステナブルな経営を行うことで、
- 国内外の森林のCO2を吸収・固定する機能を維持・強化
- 木をさまざまな用途に活用できる「木材」に加工し、広く社会に流通させる
- 住宅や中大規模非住宅建築物に木材を積極的に使うことで、木が吸収した炭素を長期間にわたり固定させる
- 建築廃材や林地未利用木材などをバイオマス発電の燃料として活用
これらを達成しようとしている企業でもあるのです。
この一連の取り組みを、住友林業では『WOOD CYCLE』と呼んでいて、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいるわけです。
こういう話を聞くと「住友林業っていいな。」「住友林業で家を建てたら、きっと木の温もりを感じられる家をつくれるんだろうな。」と思われると思います。
確かにそれはそうなのですが、住友林業でないと木を感じられる家づくりができないのかと言われればそんなことはありません。
他のハウスメーカーでも木を感じられる家づくりはできます。
例えば無垢床を採用することもできますし、
あとは天井に木材を使うこともできます。
それ以外にも建具を突板でつくることや、壁に木のパネルを入れ込むことだってできてしまいます。
ですので『木の温もりを感じられる家』、これは住友林業だけがつくれるものではないわけです。
「じゃあ、住友林業の強みとはなんなのか?」、そのような目線でこの後の話を読んでいただけばと思います。
住友林業の特徴2:次世代工法「通称:BF(ビッグフレーム構法)」で家づくりができる
『通称:BF(ビッグフレーム)構法』
住友林業で家づくりをする場合、ほとんどが『BF(ビッグフレーム)構法』と呼ばれる工法で家づくりをすることになります。
『BF構法』とは簡単に説明するなら、従来の木造工法である軸組工法(在来工法)と枠組壁工法(ツーバイフォー工法)、これらの欠点を解消し、木造でありながら鉄骨なみの大開口・大空間を実現しつつ、鉄骨以上の高い間取りの自由度を実現した住友林業オリジナルの工法です。
簡単とは言いつつ、なんとも長い言い回しになってしまったのですが、これがどういうことなのかお話をしていきます。
そもそも木造には大きく分けて「軸組工法」と「枠組壁工法」、この2種類の工法が存在します。
軸組工法(在来工法)
「軸組工法」は日本に昔からある工法で、別名「在来工法」とも呼ばれています。
この工法はざっくり説明をすると、神社仏閣などをつくる時に採用されている「伝統工法」これを住宅向けにアレンジしたもので、柱を立て、梁を水平に渡し、筋交いという斜めの補強材を使って家を建てていくものです。
メリットは、柱や梁の場所をかなり自由に配置できるので、
- 間取りの自由度が高い
- 大空間のある間取りや大開口の窓をつくりやすい
- 後々の増築・改築や間取り変更にも対応しやすい
ということが挙げられます。
一方でデメリットが
- 耐震面での不安
です。
では、それがなぜかというと、2つの理由が存在します。
1つ目の理由が、柱と梁の接合部に切り欠きができることで、建物の強度が低下してしまう可能性があるということです。
そもそも軸組工法は、仕口や継手加工といった方法を使って家を組み立てていくつくり方です。
もっと簡単に、かつわかりやすくお伝えをするなら、画像のような彫りのある木材をパズルのように組み合わせて家づくりをしていくということです。
ただこの画像を見ればわかりますが、けっこう木材の断面が削られていますよね。
そのため、軸組工法は強度の高い家をつくることが難しく、さらには精度にもかなりバラつきが出る工法なのです。
そして2つ目の理由が『軸組工法』には基準がないということです。
軸組工法は、元々は戦後家を効率的につくるために編み出された工法なのです。
そのため、実は明確なつくり方の基準というのが存在しないのです。
ですので例えば、その地域ごとに発展を遂げてきたという歴史的経緯があって、同じ『軸組工法』というつくり方であっても、今現在でもつくり方の精度や強度にかなりばらつきのある工法なのです。
こういったそれぞれの理由から、軸組工法は耐震面で不安がある工法なわけです。
ですので「軸組工法」はメリットが
- 間取りの自由度が高い
- 大空間のある間取りや大開口の窓をつくりやすくなる
- 後々の増築・改築や間取り変更にも対応しやすい
これら3つで、反対にデメリットが
- 耐震面で不安がある
ということになります。
枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
続いて枠組壁工法についてです。
「枠組壁工法」は2インチ×4インチ、あるいはメーカーによっては2インチ×6インチの角材と構造用合板を使って、壁、床、天井、それぞれの面をつくり、建物を建てていくつくり方です。
そのため、ツーバイフォー、ツーバイシックスという呼ばれ方をしています。
そんな「枠組壁工法」ですが、メリットは
- 耐震性に優れている
- 高気密高断熱の住宅をつくりやすくなる
これらになります。
特に「枠組壁工法」の場合は軸組工法と違い、明確につくり方の基準が存在するため、地震に強い家を建てやすいという特徴があります。
そして反対に、構造上外せない壁などもできてしまうため
- 大きな窓などをつけることが苦手
- 軸組工法と比べて間取りの自由度が下がる
といったデメリットが存在するのです。
これは「枠組壁工法」の宿命とも言えるデメリットになります。
このような感じで、木造には大きく分けて軸組工法、枠組壁工法、この2種類の工法があり、それぞれメリット・デメリットが存在するわけです。
住友林業オリジナルの工法 BF(ビッグフレーム)構法
ここまでの話を聞いていただいた皆さんからすると、恐らく、それぞれの工法に欠点があるのであれば、「欠点を克服した工法をつくればいいんじゃない?」と思われたと思います。
確かにそのとおりです。
ですので、それぞれの工法の欠点を克服するために、各ハウスメーカーオリジナルの工法がつくられました。
それが『通称:次世代工法』などと呼ばれている工法になります。
そして住友林業では、従来の木造工法である軸組工法(在来工法)や枠組壁工法(ツーバイフォー工法)、これらの欠点を解消し、木造でありながら鉄骨なみの大開口・大空間を実現しつつ、鉄骨以上の高い間取りの自由度を実現した住友林業オリジナルの工法、BF(ビッグフレーム)構法を誕生させて家づくりを行っているのです。
「なるほど!」という感じですよね。
こういう話を聞くと、住友林業で家づくりをする意味というのがなんとなく見えてくるのではないかなとも思うので、1つの特徴としてぜひとも覚えておいてもらえればと思います。
住友林業の特徴3:BF(ビッグフレーム)構法独自の強みが5つある
『唯一無二』
先ほど「軸組工法」と「枠組壁工法」、それぞれの欠点を克服したつくり方になっているのが住友林業のBF構法だということは説明したかと思います。
では、具体的にBF構法とは一体どのようにつくられているのかというと、ポイントはたった1つだけです。
それはBF構法には、一般的な105mm角の柱の約5倍もある560mm幅のビッグコラム(大断面集成柱)というものが使用され、つくられているということです。
これがBF構法のすべてといっても過言ではありません。
なぜなら、このビッグコラムを使うことによって「軸組工法」や「枠組壁工法」ではつくることが難しかった5つのメリットをつくり出すことができているからなのです。
ではその5つのメリットとは何なのかというと、それが
- 最大7.1mの大開口、高い天井高をつくれる
- 構造上影響の無い間仕切り壁が多くなるため、壁内に引き戸を入れられる
- コーナーサッシを取り入れられる
- 木造にも関わらず3階建、4階建の住宅が建築可能
- 尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能
これら5つがメリットになります。
では、それぞれ簡単に説明していきます。
最大7.1mの大開口、高い天井高をつくれる
まずはBF構法のメリット1つ目『最大7.1mの大開口、高い天井高をつくれる』ということについてです。
これはそのままの意味ではあるのですが、幅560mmのビックコラムが柱や壁を最小限に抑えてくれるため、最大7.1mの連続した開口部を設計できるのです。
また、天井の高さも標準は2.4mですが、2.6m、2.8m、3.1mと調整でき、さらに床を約42cm下げることで、最大約3.52mの天井高をとることも可能なのです。
ですので例えばですが、広い開口があることによって、外と内が一体化したような心地よい空間がつくれたり、天井面が視界に入らないように高さを調整することで、開放的な空間がつくれたりするのです。
この辺りは敷地形状や周辺環境によっていろいろと提案の仕方が変わってくるのですが、 このような提案もしてもらしてもらえるんだなと思っていただければと思います。
壁内に引き戸を入れられる
BF構法のメリット2つ目『構造上影響の無い間仕切り壁が多くなるため、壁内に引き戸を入れられる』ということについてです。
通常引き戸というのは、外側にスライドする形で扉の開閉がなされます。
ですので、内側から見ると少し見た目が悪くなるのです。
それを解消するために『引き込み戸』といって壁の中に扉を入れる仕様にするのです。
ただこの引き込み戸は、構造上無くしても問題ない壁にしか施工することができないので、あまり多くつくれないのです。
ただ住友林業のBF構法なら、構造上いじっても影響の無い間仕切り壁が多くなるため、引き込み戸をつくりやすいというわけです。
壁をきれいに残せるかどうかは、おしゃれな内装をつくるための重要な要素です。
ですので『引き込み戸』が積極的に使える構造というのは非常にポイントが高いです。
コーナーサッシを取り入れられる
続いてBF(ビッグフレーム)構法のメリット3つ目『コーナーサッシを取り入れられる』ということについてです。
コーナーサッシとは、建物のコーナー部分に設置できる窓のことです。
例えばこのような感じです。
これがあることによって、一方向でしか視線の抜けを演出できなかったのが、多方向に視線の抜ける場所をつくれるのです。
より広く空間を感じられるように窓を設置したり、あとは視線が抜ける方向を調整できたりするのです。
そのため、視線が抜けた先にある庭の様子を室内に取り入れやすくなります。
この辺りは間取りと外構をセットで考えなければならないため、かなり高度な設計スキルが必要になってくるのですが、いい提案をしてくれる人が自分の担当になってくれれば、自然と家が一体となった住み心地のいい空間を提案してくれるはずです。
木造にも関わらず3階建、4階建の住宅が建築可能
続いてBF構法のメリット4つ目『木造にも関わらず3階建、4階建の住宅が建築可能』ということについてです。
これに関してはきちんと説明するために、『ソフト面』と『ハード面』2つに分けて説明します。
ソフト面
まず『ソフト面』ですが、そもそもなぜ木造で3階建、4階建を建てる必要があるんだ?という話だと思います。
木よりも鉄の方が素材の強度は高いですし、素材の強度が高いということは、それだけ耐震性にも優れていると言えるわけです。
なぜそこをあえて木造にするのかというと、それは都市部の住宅地に戸建を建てようとした時にネックになってくる、変形地、家の高さ制限、防火地域、これら数々の制約に対して対応しやすいからです。
例えば『室内の広さ』に関してです。
実は木造と鉄骨造を比較した場合、面積の算定方法が異なる場合があるのです。
そのため表示された面積が同じでも、実際には木造の方が広い空間を確保できるのです。
例えばこのような感じです。
この画像のように、鉄骨造に比べて壁厚が薄くなるので、その分室内の広さを取ることができます。
都内などの限られたスペースで家を建てる場合で「少しでも広さを確保したい!」そう思っている方にはぴったりな家のつくり方なのです。
その他にも、1階に柱なしで最大1.8m張り出す『キャンティレバー』。
これは屋根付きカーポートとして、また自転車やベビーカーを置ける玄関ポーチとして使うことができます。
あと都市部で家を建てる時、隣家の窓や室外機、換気扇などの近くにできるだけ窓を取りたくない、という要望がかなり高い確率で出てきます。
しかし、BF構法ですと柱の配置が自由なので、要望に応じて大開口やコーナー開口、吹き抜けを設けることができるのです。
そして、吹き抜け上部に配置した天窓から下の階に明かりをもたらすなど、光の入れ具合もこれもまた自在に表現できるのです。
これがBF工法の『ソフト面』です。
ハード面
続いて『ハード面』です。
木造にも関わらず3階建、4階建の住宅が建築可能であるということは、言い換えると、構造躯体の強度が高いということなのです。
そもそもの説明からすると、地震の瞬間的な大きさを表す単位としてガルというものがあるのですが、目安として600ガル以上で震度7クラスの地震となります。
ちなみに東日本大震災は2,699ガルだったので、どれだけ大きな地震だったかがわかります。
そんな中で住友林業のBF構法は、最大3,406ガルに耐え、さらに震度7の地震22回、震度4から6弱の地震に224回耐えられたとされています。
また、大きな窓を使用すると耐震性能が下がってしまうというのが一般的によく言われていることです。
しかし、実験した建物を見ると、かなり大きな窓を使っていますよね。
このことからも、住友林業のBF(ビッグフレーム)構法は、大きな窓を取りながら耐震性も維持できることを証明しているわけです。
これが『ハード面』です。
そしてBF構法は、これら『ソフト』と『ハード』それぞれを上手く両立することができるのです。
BF構法で3階建て、4階建てを建てる意味はここにあるのです。
尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能
そしてBF(ビッグフレーム)構法のメリット5つ目『尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能』ということについてです。
というのも、住友林業はメインは尺モジュールなのですが、実はメーターモジュールも使えてしまうのです。
そのため、尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能な数少ないメーカーなのです。
尺モジュールとメーターモジュールの違い
実はそもそもの設計手法として、建築には
- 910mm×910mmのマスを積み上げてつくる尺モジュール
- 1,000mm×1,000mmのマスを積み上げてつくるメーターモジュール
があります。
では、尺モジュールとメーターモジュールとでは何がどう違うのかと言うと、尺モジュールでつくられた家というのは『限られた空間』が狭くなり、メーターモジュールでつくられた家というのは『限られた空間』が広くなるという特徴があるのです。
限られた空間というのは、洗面、廊下、トイレ、お風呂、階段、これらのことを言うのですが、
これがどういうことなのかというと、例えばトイレをつくる場合、2マスの正方形を積み上げてつくります。
つまり
- 尺モジュールの場合は910mm×1,820mm
- メーターモジュールの場合は1,000mm×2,000mm
となるのです。
そしてここからもわかるように、尺モジュールとメーターモジュールとでは幅は9cm、奥行きは18cm違いが出てくることになるのです。
けっこう違いますよね?
もっとイメージしやすいようにこの違いを具体例を出してお伝えすると、尺モジュールとメーターモジュールとでは、飛行機のエコノミークラスとビジネスクラスくらい差があるのです。
そしてこれはトイレに限ったことではなく、先ほどもお伝えした廊下、お風呂、階段、これらの場所にも違いが出てくるということなのです。
特に尺モジュールでつくられた家の階段に関しては、勾配がかなり急になります。
一方で、メーターモジュールでつくられた家の階段は、勾配がかなり緩やかになります。
実はここを知らずに家を建ててしまう人が非常に多いので、要注意ポイントだったりします。
そのため例えばですが、
- 家族の中で車イスに常時乗っている方や介助が必要な方がいる場合 、もしくはそれらを見据えて家づくりをする場合
- 勾配の緩い階段にしたい人の場合
- 35坪以上の大きな建物を建てる場合
これらに該当する方は、メーターモジュールでの家づくりがぴったりなのです。
ただこれだけ聞くと、メーターモジュールの方が魅力的で、尺モジュールでつくられた家はあまり魅力がないように思えると思います。
しかし、尺モジュールは尺モジュールで、それを使うメリットがきちんとあるのです。
語弊のないようにそれに関してもお伝えしておくと、尺モジュールは
- 金額が安くなる
- コンパクトな家を設計しやすい
これらのメリットがあるのです。
というのも、世の中の多くの住宅は尺モジュールでつくられているのです。
そのため、メーター規格の建材はどうしても出荷量が少なく、メーターモジュールで家を建てると割高になってしまうのです。
またメーターモジュールですと、洗面、廊下、トイレ、お風呂、階段、これらのサイズが少し大きくなってしまう都合上、コンパクトな家を設計する場合、あまり区切った間取りをつくってはいけないのです。
なぜなら、あまりにも区切った間取りをつくってしまうと、その分メインのLDKがコンパクトになってしまうからです。
メーターモジュールでコンパクトな家をつくる場合、例えるなら家全体がほぼ区切られていないワンルームのような柔軟な設計力が必要になってくるのです。
そのため、設計のレベルの高さが重要になってきます。
- 金額を抑えたい方
- 35坪未満のコンパクトな家を建てようとしている方
これらに該当する方は、尺モジュール向きと言ってもいいかもしれません。
そして今説明してきた尺モジュールとメーターモジュールは、実はほとんどのメーカーは、どちらかでしか提案できないのです。
ですので例えば、Aというメーカーを選んだならメーターモジュールしか提案されず、尺モジュールは使えない、Bというメーカーを選んだなら尺モジュールしか提案されず、メーターモジュールは使えない、といった感じです。
本来ならメーカー選びの段階で、どのメーカーがどちらの寸法で家づくりをするのか見極める必要があるのです。
尺モジュールとメーターモジュール、双方のメリット・デメリットをきちんと理解した上で間取りづくりをしなければなりません。
尺モジュールとメーターモジュールのいいとこどり
先ほどもお伝えしたとおり、住友林業はメインは尺モジュールなのですが、実はメーターモジュールも使えてしまいます。
尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能な数少ないメーカーなのです。
そのため例えば、コンパクトな敷地に家を建てる場合、本来なら尺モジュールの特性上、階段の幅が狭くなり、勾配も急になってしまうわけです。
これは先ほど説明したとおりです。
ただし、この尺モジュールの弱点を克服するべく、階段部分のみメーターモジュールを使うことで階段の幅を広くすることができ、なおかつ階段勾配も緩くすることが可能になるわけです。
つまり簡単に一言でお伝えすると、住友林業では尺モジュールとメーターモジュール、双方のいいとこどりができるため、柔軟に対応することが可能ということになります。
すごいですよね。
ここまで聞くと住友林業が無敵のようにも思えるかもしれませんが、一方で注意事項も存在します。
これがけっこう致命的で、それが担当者の家づくりに対するリテラシーが高いか低いかで、提案されるものが大きく左右されるという点です。
というのも、先ほどから説明しているとおりで、住友林業ではメインは尺モジュールです。
ですのでメーターモジュールを使うことは、例外的な対応になるのです。
そのため、
- お客さん側からメーターモジュールでつくってほしいという依頼がない場合
- 競合先にメーターモジュールを使うメーカーが入っていない場合
- 担当者が尺モジュールとメーターモジュールの違いをきちんと理解していない場合
これらに該当する場合は、だいたいが尺モジュールのみでの対応になります。
ですので、住友林業を選べば完璧に提案してくれるというわけではありません。
住友林業本体は、あくまで材料を提供しているだけであって、それを上手く調理できるかどうかは現場次第、つまりは自分の担当者次第であるということは強く理解しておいてください。
ということで、
- 最大7.1mの大開口、高い天井高をつくることができる
- 構造上影響の無い間仕切り壁が多くなるため、壁内に引き戸を入れられる
- コーナーサッシを取り入れられる
- 木造にも関わらず3階建、4階建の住宅が建築可能
- 尺モジュールとメーターモジュールの混合提案が可能
以上の5つが『BF構法』唯一無二のメリットになります。
そしてこれら5つのメリットを生み出しているのが『560mm幅のビッグコラム』だということでした。
住友林業の特徴4:標準仕様とオプション仕様が明確に決まっている
『大手ハウスメーカーの中では異例』
恐らくこれから家づくりをされるであろう多くの方が、ハウスメーカー各社には標準仕様とオプション仕様が存在すると思われていると思います。
ただしハッキリ言います。
基本的に注文住宅には標準仕様もオプション仕様も存在しません。
なぜなら、何でもアリが注文住宅なのであって、標準仕様とオプション仕様が明確に決まっていたのなら、それは規格住宅という扱いになるからです。
ここを勘違いされている方、勝手な思い込みをされている方がネット上も含めてごまんといるのです。
まずはここをご理解ください。
ただしハウスメーカーの中には、あえて標準仕様とオプション仕様を明確に分けることでわかりやすくしているメーカーも存在します。
その1つが住友林業になります。
そして住友林業でいう標準仕様とは、追加で費用を支払わなくても本体に含まれる設備という意味になります。
例えば、キッチンではLIXIL、トクラス、クリナップのように複数のメーカーがラインナップされており、どのメーカーを選んでも差額はありません。
また一方で、住友林業でいうオプション仕様というのは、お客さんの好みにより追加したり変更したりする設備や仕様のことを言います。
こちらは多くの場合グレードアップとなり、上乗せ費用になることが多いのですが、中には減額になるものもあります。
例えば、食洗器をなしにして収納にするようなケースは減額になりますし、食洗機を日本製から海外製のものにすれば増額になるイメージです。
このような感じで、まずはそもそも論として
- どのハウスメーカーにも標準仕様やオプション仕様という概念が存在するわけではない
- 住友林業では明確に標準仕様とオプション仕様が定まっているということ
これらをご理解いただければと思います。
住友林業の特徴5:誰が担当でも最低限の住友林業らしい家づくりができる
『仕組み化の住友林業』
先ほど住友林業は標準仕様とオプション仕様を明確に分けることでわかりやすくしているとお話したと思います。
これによって実は住友林業では、誰が担当でも最低限の住友林業らしい家づくりができる仕組みが整っているのです。
これがどういうことかというと、そもそもこの業界は属人性が非常に高い業界となっているのです。
ですので、どの営業マンが自分の担当になるのかで、建物の性能と金額が大きく異なってくるのです。
また、どの設計士が自分の担当になるのかで、建物の出来も大きく変わってくるのです。
誰が自分の担当者になるのかで、同じ5,000万円の建物でも、5,000万円以上払う価値のある建物になるのか、それとも5,000万円払う価値のない建物になるのかが決まってきてしまいます。
わかりやすく例えるなら、どんなに高級な食材を用意しても、一流の料理人が作る料理とバイトが作る料理とでは差が出るという話です。
このように考えると、誰が担当になるのかがとても重要だというのがよくわかると思います。
ですので、私はメグリエという大手ハウスメーカー各社公認のサービスを立ち上げて、いわゆる担当ガチャ制を無くす活動をしているわけですが、その中で住友林業は、本社が明確に標準仕様とオプション仕様を設定しているので、誰が担当でも一定の住友林業らしさがきちんと出せるようにマニュアル化しているのです。
SNSを見ていると、住友林業のおしゃれな家がけっこう多いと思いますが、それにはこういう理由があるからなのではないかなと思います。
ただ一方で、マニュアル化されているということは、その枠を飛び越えるのが難しいということでもあります。
皆さんもなんとなくイメージできると思いますが、会社から決められていることを破ろうとしたら、「キミ、何やってるの?」となりますよね?
要はそういうことで、住友林業にも飛び越えるのが難しい枠というのが実はけっこう存在するのです。
では、具体的にそれが何なのか、そしてその枠を越えるための裏技はないのかという話だと思うのですが、ここから先の具体的な内容は、私が担当者を紹介した人にのみ情報を共有させていただいています。
気になる方はメグリエをご利用ください。
とにかくここでは、住友林業は標準仕様とオプション仕様を明確に分けることで、誰が担当でも最低限の住友林業らしい家づくりができる仕組みが整っている、そういう特徴があるということを覚えておいていただければと思います。
住友林業の特徴6:標準仕様がおしゃれで豊富なラインナップがある
『メモ推奨』
ここから先は、住友林業の標準仕様についての解説です。
それぞれどのようなものが標準になっているのか、
- 外壁
- 屋根
- 窓
- 玄関
- 建具
- 床材
- クロス
- キッチン
- お風呂
- トイレ
この順番で説明をしていきます。
外壁(シーサンドコート・SODO)
まずは外壁です。
住友林業標準の外壁は、吹付塗装の外壁です。
吹付塗装とは、モルタル(つまりはコンクリートの下地)をスプレーガンで吹き付けして塗装する仕上げ方法のことです。
そうすることで、サイディングのような目地ができず、高級感のあるシームレスな外装に仕上げることが可能なのです。
- シーサンドコート
- SODO(そうど)
この2種類から選択が可能で、どちらを選んでも差額はありません。
シーサンドコート
シーサンドコートに関しては、エスケー化研が住友林業専用に開発した吹付外壁材になります。
「シーサンド(=海の砂)」の名前のとおり、貝殻や珊瑚などを含んでおり、キラキラ輝く上品な吹付外壁になっています。
また意匠性が高いだけでなく、30年間再塗装不要という高い耐久性を誇ります。
カラーはベースの9色とアクセントの3色の合計12色から選択可能となっています。
また、吹付外壁を採用する場合、どのハウスメーカーでも塗装方法を選ぶことができます。
もちろん住友林業でもその限りではなく、5つの塗装方法から好きなものを選択することが可能です。
ただしラフが標準で、ラフ以外は別途施工料金が必要です。
具体的には「ラフ<刷毛引き<ヘアーライン<トラバーチン<シラス」の順番に高くなるのでご注意ください。
SODO
続いてSODO(そうど)に関してです。
こちらは2020年から標準に採用された吹付外壁で、アイカ工業が住友林業専用に開発した吹付外壁材です。
特徴としては、土壁のような素朴な吹付材であるため、シーサンドコートのようなキラキラ感はありませんが、和モダン系の家には非常にマッチする風合いとなっています。
カラーも10種類あり、それぞれが日本の地名を取り入れた名称になっています。
ただし、塗装のパターンは標準のラフを含めて3種類しかありません。
ラフ以外は施工料金が追加で発生するのは、シーサンドコートと同様です。
このような感じで、住友林業標準の外壁は吹付塗装の外壁で、
- シーサンドコート
- SODO(そうど)
この2種類が存在します。
吹付外壁と聞くと、一般的に地震などでひび割れしやすい、雨だれなどが目立ちやすいなどといったデメリットがあるとされています。
しかし、シーサンドコートやSODOは追従性のある塗装になっており、地震などでひび割れをするようなことはほぼありません。
触ってみるとわかるのですが、住友林業の吹付外壁は粘りがあるのです。
また、表面に特殊な加工が施されているので、雨だれについてもほとんど目立ちません。
ですので、住友林業の吹付は、個人的にはけっこうおすすめです。
また、吹付ではなく外壁をタイルにする場合はオプション工事になります。
アクセントとして採用することもできますし、総タイルも可能ですが、総タイルにした場合は100万円前後の金額増になるのでご注意ください。
どうしても金額を抑えたいという方は、サイディングを選択すれば減額になります。
屋根(スレート瓦:コロニアルグラッサ)
続いて屋根についてです。
屋根はスレート瓦であるコロニアルグラッサが標準になります。
こちらのコロニアルグラッサはどこのメーカーでもよく使われるもので、担当者によっては「30年間ノーメンテで大丈夫です!」と言ってきます。
しかし販売元のケーミューという会社のHPを見ると、基本10年ごとに部分補修をする前提の商品となっていることがわかります。
ですので、コロニアルグラッサを選べばメンテナンスがかからないという勘違いはしないようにしてください。
窓(アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ)
続いては窓です。
窓は地域によって標準仕様は異なります。
省エネ区4・5・6・7地域の場合は、アルミ樹脂複合サッシのペアガラス、LIXILのサーモスIIが標準となります。
北海道などでは樹脂サッシが標準となります。
窓の性能はあまり高くないので、グレードアップを考えた方がいいかもしれません。
玄関(LIXILや三共アルミ)
続いて玄関です。
玄関ドアは、LIXILや三協アルミなどから選択が可能です。
また、電気錠も標準仕様に含まれています。
建具(ハイウォール建具)
続いて建具です。
住友林業は、標準でハイウォール建具になっています。
ハイウォール建具とは、天井の高さまであるドアのことを言うのですが、これを採用することで、垂れ壁のないすっきりしたデザインになるとともに、ドアを開けた際も、隣の部屋に繋がるような印象を与えて、部屋を広く見せる効果があります。
また、住友林業の建具は、住友林業クレストという住友林業の子会社のオリジナルの建具で、住友林業の床材に合うようにつくられているという特徴もあります。
標準に含まれる建具の枚数に関しては決まりはないようですが、建具1枚を削減すると、本体工事費が5万円~10万円ほど安くなります。
この辺りは金額を抑え、さらに家全体の温熱環境を整えるためにも、余計な建具をつけないような間取りを提案してもらうといいかもしれません。
床材(床暖房なし:無垢床、床暖房あり:挽き板)
続いて床材です。
住友林業の床材は、1階の玄関ホールとLDKに関しては床暖房なしなら無垢床、床暖房ありなら挽き板が標準になります。
無垢床とは一本の木から切り出した床材のことで、これはオークとメイプルから選択できます。
また、挽板とは、厚さ2mm程度の木を合板に巻きつけた床材のことで、
こちらに関しては、オーク、メイプル、チェリー、チーク、ウォルナット、マホガニーから選べます。
また、1階の玄関ホールとLDK以外、例えば2階部分などは突き板が標準になります。
突板とは厚さ0.2mmくらいの木を合板に巻きつけた床材のことです。
これに関しては、選べる種類が多く、オーク、メイプル、アッシュ、クリ、チェリー、チーク、ウォルナット、カバ、ニレ、ナラ、オニグルミ、これらの樹種を使ったフローリングを選ぶことが可能です。
これだけの種類の突板は他のメーカーではないので、住友林業らしさが伺えるポイントかなと思います。
ただし今説明した以外の樹種やフローリングの種類を選ぶとオプション工事となります。
また余談ですが、住友林業の無垢床には独自の溝が存在します。
この溝は室内の高級感を演出してくれる一方で、ゴミが溜まりやすいと言われている部分でもあります。
もし溝にゴミが溜まるのが気になるという方がいましたら、住友林業産の床ではなく、マルホンなどの外部のメーカーの床材を選択するといいかもしれません。
クロス(オリジナルエコクロス)
続いてクロスです。
クロスはオリジナルエコクロスというものの中から選ぶことになるのですが、これが69色しかないのです。
差額も1部屋変えても数千円程度なので、ここに関しては、サンゲツなどのメーカーからクロスを選ぶ方がいいかもしれません。
キッチン(LIXIL、トクラス、クリナップ)
次にキッチンです。
先ほども少し触れましたが、住友林業で標準で選択できるのは、LIXIL、トクラス、クリナップ、これらのメーカーのキッチンとなります。
特に最近流行りのLIXILのセラミックトップは、従来30万円かかる高額オプションだったのですが、それが標準化されています。
ですので、どのメーカーを選んでも差額はないので、セラミックが標準になったLIXILが一番お得、というか損しない選択かなと思います。
「標準」という言葉は聞こえはいいですが、その分お金は取られているわけですからね。
お風呂(LIXIL、積水ホームテクノ、トクラス、TOTO)
続いてお風呂です。
住友林業で標準で選択できるのは、LIXIL、積水ホームテクノ、トクラス、TOTOの4社になります。
ここに関してはそこまで違いはないように思えますが、個人的にはTOTOか積水ホームテクノのお風呂が好きです。
トイレ(1階:ロータンク型トイレ、2階:分離型タンク式トイレ)
最後にトイレです。
標準は1階がロータンク型トイレ、2階が分離型タンク式トイレで、メーカーはTOTOです。
少し追加費用はかかりますが、ほぼ差額なしで同クラスのLIXILも選択可能です。
ロータンク型トイレの1階には住友林業クレストの洗面台、分離型タンク式トイレの2階には住友林業クレストの収納が標準で付きます。
以上が住友林業の
- 外壁
- 屋根
- 窓
- 玄関
- 建具
- 床材
- クロス
- キッチン
- お風呂
- トイレ
これらの標準仕様になります。
たくさんありますが、必要な時にでも見返していただければと思います。
住友林業の特徴7:3種の神器と呼ばれる内装材がある
『住友林業の代名詞』
住友林業には3種の神器と呼ばれる内装材が存在します。
それが
- ウッドタイル
- スタイルシーリング
- チェスターフィットシリーズ
この3つです。
これらは住友林業で家を建てたお施主さんたちが勝手に3種の神器と呼んでいるもので、非公式ではあるのですが、住友林業の中でも特に人気のオプションなのです。
それではそれぞれ簡単に見ていきましょう。
ウッドタイル
ウッドタイルは、その名のとおり木のタイルです。
これを取り入れることで、玄関ホールや廊下、リビングなど、室内の木質感が一気に上がります。
ただし室内の色や家具に合わせるのが非常に難しいアイテムでもあるので、採用する人のセンスが問われそうです。
スタイルシーリング
次にスタイルシーリングです。
スタイルシーリングとは、実際の木製パネルに近い質感を演出したシート系素材のパネルになります。
下がり天井など、目線に近い場所に採用することで、室内が一気におしゃれになるアイテムなのです。
カラーバリエーションは9色もあるため、ほとんどの床材に合わせられるのが魅力です。
チェスターフィットシリーズ
最後にチェスターフィットシリーズです。
チェスターフィットとは、住友林業クレストという関連会社が住友林業向けに製造している収納シリーズの名称です。
ですので例えばですが、キッチンにチェスターフィットをつければこのような感じになりますし、
リビングにチェスターフィットをつければこのような感じになります。
サイズや収納部分の選択肢が豊富で、色や柄も住友林業の床材にあわせて豊富に用意されています。
金額の安い木目シートの仕様に加えて、こだわりたい人はとことんこだわれる突板や天然木仕様も用意されているのです。
ですのでチェスターフィットシリーズはカスタマイズの幅がかなり広い、そんなオプションなのです。
ということで、
- ウッドタイル
- スタイルシーリング
- チェスターフィットシリーズ
これら3種の神器は、住友林業で家を建てる人がよく使うアイテムですし、私としても住友林業で家を建てるならぜひとも採用していただきたいアイテムになります。
よかったら検討してみてください。
住友林業の特徴8:比較的リーズナブルな価格
『大手ハウスメーカーの中では』
多くの方が抱いている印象として「住友林業は高い!」というのがあります。
確かに安くはないです。
安くはないのですが、大手ハウスメーカー各社の中では比較的まだ検討しやすい価格帯だなというのが私の印象です。
これがどういうことかというと、例えば住友林業を検討される方の多くが比較検討先に積水ハウスを選ばれます。
それがなぜかというと、理由は様々ではあるのですが、シンプルにどちらのハウスメーカーもおしゃれな家が建てられるから、という意見が多いような気がします。
住友林業の建物のみの坪単価は、現在約110万円です。
一方で積水ハウスは、建物のみの坪単価で現在約140万円から約150万円なのです。
つまり35坪の家を建てた場合、住友林業は35坪×110万円で3,850万円が建物のみにかかる金額で、積水ハウスは35坪×140万円~150万円で4,900万円〜5,250万円が建物のみにかかる金額ということになるのです。
ですので、住友林業と積水ハウスは、だいたいいつも価格差として1,000万円開きが出るイメージになります。
けっこう差がありますよね?
もちろん、高い物には高いなりの理由がきちんと存在するわけですが、それにしてもという感じですよね。
また、その他のハウスメーカーと比較した場合、先ほどもお伝えしたとおりで、住友林業が建物のみの坪単価で現在約110万円なのに対して
- ダイワハウスの木造が坪約135万円
- パナソニックホームズが坪約125万〜130万円
- ヘーベルハウスが坪約115万円〜125万円
- 三井ホームが坪約120万円
※ただし、三井ホームの場合は商品によって価格が大きく変動
- ダイワハウスの鉄骨が坪約110万円
というような感じです。
このように比較してみると、住友林業がややお得に見えてきますよね?
ここ数年、建物の価格の上昇が著しく、1年間で700万円近く値上がりしているハウスメーカーもあるような状態ですが、その中で住友林業は、まだ価格の上昇が抑えられているハウスメーカーです。
世の中の状況的に物価の上昇は仕方ありません。
ただ一方で、家にかけられるお金にも限度があるのも事実です。
この辺りのバランスが非常に難しいところではあるのですが、もしかしたら、住友林業は今現在、バランスがよくて穴場的なハウスメーカーなのかもしれません。
皆さん自身で総合的に勘案した上で、住友林業を検討するかどうか決めていただければと思います。
【2024年最新】住友林業の特徴8選〜すべてがわかる!〜のまとめ
住友林業の特徴8個を紹介してきました。
まとめると
- 木を主軸とした事業展開をしている
- 次世代工法で家づくりができる
- BF(ビッグフレーム)構法独自の強みが5つある
- 標準仕様とオプション仕様が明確に決まっている
- 誰が担当でも最低限の住友林業らしい家づくりができる
- 標準仕様がおしゃれで豊富なラインナップがある
- 3種の神器と呼ばれる内装材がある
- 比較的リーズナブルな価格
以上の8個になります。
ただし、ここまでお話してきた8個の特徴は、住友林業の基本的な特徴のみになります。
というのも、ここまでで私は住友林業のいいところしか触れてきていません。
しかし当然、住友林業にも弱点があります。
弱点があるということは、その対策をしないと後々後悔するということにもなるわけですし、嫌なことは後から知るよりも先に知っておいた方が間違いなくいいですよね。
しかも住友林業で事前に知らないと後悔するポイント、対策しなければならないポイントが合計でなんと8個もあるのです。
これは、最低限知っておかなければならないポイントです。
ではその8個とは何なのか、ここから先のさらに深い話に関しては、私が作った紹介サービス、メグリエをご活用いただいた方、もしくは公式LINEから直接紹介依頼をしてくださった方のみに共有したいと思います。
ここから先の情報はネット上どこを探しても見つからない情報になります。
さらに知っているのと知らないのとでは、住友林業での家づくりに大きな差が出るような超有料級の情報でもあります。
少しでも住友林業でいい家を建てたい!という方は、メグリエをご活用いただくか、もしくは公式LINEから直接紹介依頼をいただければと思います。
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