今回は『【2025年最新】ヘーベルハウスの特徴8選〜これさえ見ておけば大丈夫!〜』というテーマでお話していきます。

今回は初心者用に、かなり簡単にサクッとまとめています。
これから家づくりをしようと思っている方で「ヘーベルハウスに興味があるけれど実際どんな企業なの?」「ざっくりどんな企業か知りたいな。」と思われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヘーベルハウスの特徴1:評価
ヘーベルハウスの評価に関してはこちらの通りになっています。

ヘーベルハウスで家を建てるメリット・デメリットを簡単にお伝えすると、メリットは
- 耐震性能・耐火性能が非常に高い
- モダンな外観デザインが得意
- ロングライフ全館空調により、快適な室温の維持が可能
となっています。
一方でデメリットは
- 外壁にヘーベル板しか使えない
- 内装のデザイン提案力は担当者によるばらつきが大きい
- 一部の地域では施工不可
以上になります。
ヘーベルハウスは都心部を中心に展開しているハウスメーカーなのですが、耐震性能や耐火性能が非常に高いという特徴がある一方で、独自の制限も多いハウスメーカーでもあります。
ヘーベルハウスというのは、正式名称を旭化成ホームズといい「ヘーベルハウス」は愛称になります。
それが定着して、みなさんヘーベルハウスとよんでいるわけですが、ヘーベルハウスは他のハウスメーカーと比較したときに、都市部に特化しているという特徴があります。
多くのハウスメーカーは全国対応しているため、いろいろな地域に合わせて家を建てられるわけですが、ヘーベルハウスは都市部で、なおかつ自社が責任を持ってアフターフォローができる範囲内でしか家づくりをしないのです。

そういった特性もあって、コンパクトな土地や住宅密集地で家を建てることが得意なハウスメーカーとなります。

例えば、他のハウスメーカーと比べて、隣の家が倒れかかってきた、近隣火災によって自分の家が燃えてしまいそう、そういう周辺災害から身を守ることに特化しているのがヘーベルハウスです。
あと、ここ最近ではヘーベルハウスから木造系の「Asu-haus(アスハウス)」という商品も誕生しました。

ヘーベルハウスの特徴2:間取り
間取りについてです。
住環境シミュレーションシステム「ARIOS(アリオス)」
ヘーベルハウスには住環境シミュレーションシステム「ARIOS(アリオス)」というものがあります。

これは、家を建てる際に、その敷地にどのように日の光や風が入ってくるのか、また隣の家からの影はどのようになっていて、どういった影響を及ぼすのかが事前にわかるシミュレーションシステムです。

これは結構すごいことで、他のハウスメーカーですと建築士や住宅営業マンがなんとなく「日の光はこう入りますよ。」「多分このくらいの距離を開けとけば問題ないですね。」と、わりと根拠なく今までの経験値から訴求することが多いのです。

ただ、ヘーベルハウスでは、膨大なデータから「99%こうなります。」というのをシミュレーションして提案してくれる環境が整っているので、かなり安心感があります。
実際、日の光は季節によって大きく変わるため、それを手計算や感覚でどうにかするのは非常に難しいです。
だからこそ、こういったシミュレーションシステムがあるのは、ヘーベルハウスの大きな強みなのです。
しかもこのシステムは、部屋ごとの室温計算までしてくれます。

例えば「この部屋は夏は暑くて冬は寒くなりそうだから、窓の大きさを調整しよう。」といった、住環境に重きを置いたデザイン提案ができます。
そして、アリオスがあることで、都心部の密集地で家を建てる場合でも、近隣に高層ビルや3階建ての建物があったとしても、なるべく日の光が入るように工夫して間取りを設計することができます。

ただし、いくらシミュレーションをしたとしても、それを実現できるだけの間取りの対応力がなければダメですが、ヘーベルハウスの鉄骨住宅は、それを可能にするだけの設計力があるのです。
重量鉄骨
そもそも、一般的に鉄骨住宅は大きく分けて「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の2種類があります。
- 重量鉄骨…鉄の厚みが6mm以上
- 軽量鉄骨…鉄の厚みが6mm未満

ただ、鉄骨系のハウスメーカーの代名詞ともいえるヘーベルハウスであっても、軽量鉄骨ですと、わりと柱や梁が出てきてしまうのです。
ですので、軽量鉄骨はあまり大空間向きではありません。
では重量鉄骨で家を建てればいいのかといわれると、それも安易に答えられず、重量鉄骨はものすごく金額が高いのです。

そのため、コンパクトな敷地に重量鉄骨で家を建てると、コストパフォーマンスが悪くなるのです。
それもあってヘーベルハウスでは、軽量鉄骨と重量鉄骨の中間にあたる構造躯体があって、それによって敷地に合わせた柔軟な設計を可能にしています。

勝手に名付けるならば「中量鉄骨」という感じでしょう。
あくまで私が勝手に名付けたものなので中量鉄骨という言葉は世の中に存在しません。
とにかくヘーベルハウスでは
- コンパクトな土地…軽量鉄骨
- 普通くらいの大きさの土地…中量鉄骨
- 大きめの土地…重量鉄骨
というすみわけで構造躯体を使い分けているため、どんな土地であっても、その土地に合わせて大開口のリビング、大開口の窓、コーナーサッシなどを採用できるのです。

また、ヘーベルハウスの重量鉄骨系の商品だけでいえば、他のハウスメーカーが出している重量鉄骨系の商品ではできないとんでもない深い軒もつくることが可能になっています。

個人的な印象ですが、ヘーベルハウスはビルトインガレージに強いというイメージがあります。

都心部で家を建てる場合、純粋に1階部分を駐車スペースにして、2階・3階を居住スペースにするケースが多いのですが、敷地の高低差や法規制の関係で、地下をつくって家をつくらなければならない場合もあります。
ただヘーベルハウスですと、大開口をつくって車2台を並べ、広々とした間取りをつくれるので、まさに都市部のビルトインガレージ向きのハウスメーカーでもあるわけです。
そらのま
ヘーベルハウスが得意とする間取りというか提案が1つあるのですが、それが2階リビングを使った「そらのま」というものです。

都心部で家を建てると、日の光が入りにくかったり、土地の金額自体も高いため大きな土地を買えなかったりします。
そうすると庭はつくれないですし、セオリー通り1階の南側に大きな窓を設けようにも日の光が入らないため、せっかくの家づくりが台無しになってしまいます。
そういったデメリットを打ち消すために2階リビングにするのです。
2階にリビングをもってくれば、日の光は入りやすくなります。
また、眺望もよくなるので、都市型向きの間取りといえるのです。
さらに最近では、一般的にバルコニーはいらないといわれていますが、都心部の場合、バルコニーをうまく活用することで、バルコニー自体をアウトドアリビングといった形で提案できるのです。
例えば、都心部でありながらバルコニーを有効活用することで、外で食事をしたり、子ども用のプールを置いて夏場に過ごしたりといった使い方ができます。

また、ヘーベルハウスには、近隣からの視線を遮るスカイウォールとよばれる目隠しをつけることも可能です。

都心部でありつつも、きちんとプライバシーを守った状態で家族団欒を楽しめるわけです。
こういうアウトドアリビングのある2階リビングの間取りを、ヘーベルハウスでは「そらのま」という商品としてパッケージ化し、主力商品として販売しています。
せっかくヘーベルハウスで家を建てるなら、個人的にはアウトドアリビングを活かしたヘーベルハウスらしい住まい方をしていただけるとうれしいなと思います。
ヘーベルハウスが得意とするフォールディングウィンドウという蛇腹式の窓をつけてもらい、さらにバルコニーと室内をすべてつなげたような設計にするのもいいと思います。

また、ビスタウィンドウというFIX窓を使って、バルコニーの景色を室内に取り入れるというのもいいかもしれません。

あとは、ヘーベルハウスにしかできないことなのですが、重量鉄骨の商品で2階リビングにした場合、天井高を上げつつダウンリビングにすることで、3m40cmの天井高の空間をつくることができるのです。

この2階でダウンリビングにするというのがすごくて、これはこもり感を出しつつ、メリハリの効いた落ち着いた空間をつくれるのですが、こういうのができるのはヘーベルハウスだけなのです。
ただこれは重量鉄骨だからできることなので、それ相応に土地の広さは必要です。
都心部でなおかつ広めの土地を持っていて、邸宅感のある住まいをつくりたい方には非常におすすめです。
ヘーベルハウスの特徴3:デザイン
デザインについてです。

ヘーベルハウスは、ALCコンクリート、通称ヘーベル板を外壁材として使用しています。
ヘーベルハウスではこの外壁しか使用できないため、好き嫌いがはっきり分かれる一方で、非常に重厚感のある建物に仕上がるという特徴があります。
また、屋根は基本的にフラット屋根になることが多いです。

もちろん寄棟屋根もできるのですが、片流れ屋根はヘーベル板の関係上できません。

ただ、ヘーベルハウスはもともと、建築家ル・コルビュジエが提唱した「モダニズム」という装飾のない建築をつくること、これを踏襲して始まっているハウスメーカーです。
そのため、水平ラインを強調したデザインになりやすく、普通の三角形の屋根をつけることに対してそこまで重要視していない感じがあります。
むしろ都市部では、法規制の関係で屋根のないフラットな家になりやすいため、ヘーベルハウスとは相性がいいです。
ル・コルビュジエが建てたサヴォア邸や、ミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸など、フラットで装飾のない建築が好きな方には、ヘーベルハウスはぴったりのハウスメーカーだと思います。

外壁はヘーベル板しか選べませんが、カラーは選択可能です。

王道は白ですが、御影という色も街並みには馴染みやすい印象です。
メテオブルーや玄武という色に関してはかなり個性的なので、独自のかっこよさを求める方にはおすすめです。
ただヘーベルハウスは、無機質な感じがかっこいいわけです。

そのため、北欧家具よりも、内装にタイルなどで重厚な感じを出して、LC1やLC2、バルセロナチェアなどのミッドセンチュリー時代の王道な感じで整えたり、あとはフレンチ系の家具などで締めるといい感じに仕上がるのかなという印象です。

これはあくまで個人の感性によるものですが、そもそもヘーベルハウスはハイコスト系のハウスメーカーというだけあり、専属の設計士やインテリアコーディネーターがつきます。
そのため、その辺の空間テイストに関しては、じっくりと寄り添って提案をしてくれます。
ヘーベルハウスの特徴4:災害
災害についてです。

ヘーベルハウスの構造躯体は3つあります。
- 40坪までの2階建て…「ハイパワード制震ALC構造(軽量鉄骨)」
- 40坪〜60坪までの2階建て…「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造(重量鉄骨)」
- 3階建て、防火地域…「重鉄・システムラーメン構造(重量鉄骨)」
このように用途が分かれています。
そして、それぞれの構造躯体に制震装置がついていて、軽量鉄骨「ハイパワード制震ALC構造」には 「極低降伏点鋼」という制震装置がついています。

重量鉄骨の「重鉄制震・デュアルテックラーメン構造」には、この構造躯体用に少しカスタマイズされた「極低降伏点鋼」がついていて、

「重鉄・システムラーメン構造」には「サイレス」という制震装置がついている感じです。

ヘーベルハウスは、大手ハウスメーカーの中で唯一、基礎付きで耐震実験を行っているハウスメーカーなので、そこからくる安心感はそれなりにあると思います。
展示場に行くと、基礎がどれだけ優れているのか、構造躯体がどれだけ頑丈なのかをきちんと説明してくれます。
親会社が旭化成というのもあり、ものすごく石橋を叩いて渡る会社なので、そういう意味でも耐震性は安心できるかなと思います。
あと、ヘーベルハウスが外壁に使用しているヘーベル板には気泡が入っています。

これにより、空気層が耐火性能の向上に一役買ってくれていて、本来火に弱い鉄骨を守ってくれるつくりになっているのです。
こちらも展示場に行くと必ずヘーベル板を火で炙る実験を見せてくれるのですが、表面を高温のバーナーで炙っても全然熱くないのです。

これを最初に体感したときは、ものすごく心惹かれます。
この耐火性能があることで、地震の後に二次災害として起こる火災からも家族を守れる、まるでシェルターのような家になります。
このあたりの特徴もあって、建物が密集している都市部に特化したハウスメーカーといえるわけです。
当然ながら、ヘーベルハウスでも太陽光パネルをのせたり、蓄電池をつけたりすることはできますが、都心部の場合は建物の影でうまく発電できないなど、さまざまな不具合が想定できるのです。

そのため、太陽光や蓄電池を導入する場合は、営業マンと相談してよくよく考えてから判断してみてください。
ヘーベルハウスの特徴5:性能
性能に関してです。

断熱性能
結論からいうと、ヘーベルハウスの断熱性能や気密性能は、業界から見てあまりいい方ではありません。
断熱材に関してですが「ネオマフォーム」という断熱材自体は、非常に性能がいいです。

実際にネオマフォームは熱伝導率という値が0.02なので、断熱材の中ではトップクラスの性能を誇ります。

ただ、残念ながら厚みがないのです。
外壁を分厚くすることを優先してしまっているためです。
断熱材は、種類と厚さの両方が優れていなければ、思ったような効果が発揮できません。
しかし、ヘーベルハウスでは、ヘーベル板を入れることを優先しているため、断熱材の厚さを取れないのです。
そこが致命的なのです。
また、ヘーベルハウスの営業マンは、ヘーベル板のことを断熱材のようにいうのですが、ヘーベル板は断熱材ではありません。
確かにヘーベル板は「木材と同じくらいの断熱性能がある。」というような話もあり、実際に調べてみると、ヘーベル板の熱伝導率は0.17なのです。
ですので、木によってはヘーベル板と近しい数字の木材もあるにはあります。
ただどんな木であったとしても木は木なので、断熱材ではありません。
営業担当者から「ヘーベル板は木と同じくらいの断熱性能があります。」「それが家全周をぐるりと囲んでいるので大丈夫です。」「断熱性能は問題ありません。」といわれると「あぁ、そうなのか……。」と思ってしまうのですが、そこは注意しなければ後々痛い目を見ることになります。
ただし、そんなヘーベルハウスでも、劣っている断熱性能を補うために「アリオス」というシミュレーションソフトがあったり、全館空調の導入が始まったことで空調設備で断熱性能の不足を補おうとしていたりします。

ヘーベルハウスの全館空調は「ロングライフ全館空調システム」というもので、1階と2階それぞれに天井埋め込み式の空調を入れることで、快適な空間をつくれるという仕組みになっています。

もちろん部屋ごとの風量調整や温度調整も可能です。

全館空調は設置するだけで200万円程度の費用がかかるため、誰もが導入できる設備ではないと思いますが、ヘーベルハウスで家を建てるなら、できればつけてほしい、そんな設備になっています。
二世帯住宅
ヘーベルハウスは世の中で最初に二世帯住宅をつくったハウスメーカーなのですが、それもあって都市部で二世帯住宅を建てる経験値がかなりあるハウスメーカーでもあります。

そこに全館空調が合わさればヒートショックも起きにくくなりますし、家族全員が快適で健康な生活をおくる環境をつくれるわけです。
また、ヘーベルハウスのヘーベル板は、遮音材としても非常に優秀です。

ヘーベルハウスでは、1階と2階の間にヘーベル板が仕込んでありますが、これが各ハウスメーカーが使っているどの遮音材よりも優秀で、一切音も振動も伝えないのです。
例えば、二世帯住宅で親世帯が1階で寝ていても、気にせずに2階で日常生活を送れるわけです。

実際に展示場では、ごく稀ですが、足をドンドンドンドンと、床に穴が開くのではないかというくらい踏みつけて、本当に下の階に音が伝わらないかを確認するお客さんもいますが、本当に音も振動も伝わりません。
これはヘーベルハウスが誇るべき性能なのではないかと思います。
外壁
外壁にもヘーベル板が使用されているため、外の音も完全に遮断してくれます。
そのため、学校や病院、駅などが近くにあったとしても、安心して住まうことができます。
ただ、気密性能を表すC値は公開していませんし、測定もしていません。

そしてヘーベルハウスでは、外部業者を入れることを完全に禁止しているため、無理に気密測定をしようと思っても、できないと断られることが多いのでご注意ください。
そういったヘーベルハウスならではのデメリットもあるので、諸々の理由から、ヘーベルハウスで家を建てる場合は
- 換気システムは第1種換気を入れる
- 床には針葉樹系の無垢床を入れる
- 全館空調で対応する
というのを強くおすすめします。

ただし「アリオス」を使ってシミュレーションをしたり、全館空調で快適な環境を構築したりしたとしても、そもそものベースとなる断熱性能や気密性能が優れているわけではないというのは仕方のない事実なので、太陽光パネルもあまりつけられないとなると、電気代が割高になってしまうことが十分に考えられるので、お気をつけください。
ヘーベルハウスの特徴6:コスト
コストについてです。
ヘーベルハウスはハイコスト系のハウスメーカーに該当するため、金額は高いです。
建物の坪単価だけで大体120万円くらいと考えていただければと思います。
また、ヘーベルハウスは何でもありの注文住宅だけでなく、規格住宅も販売しています。

そのため「少し金額を抑えたい。」「完全自由設計で間取りをつくらなくてもいいかな。」と思われる方は、建物の坪単価90万円くらいで規格住宅を購入できるので、一度検討してみてもいいかもしれません。
ヘーベルハウスは、昔から培ってきたブランド力もあり「いつか家を建てるならヘーベルハウスで家を建てたい。」と考えている方もまぁまぁいます。
商品の価格帯が広ければ、それだけヘーベルハウスを購入できるチャンスが増えるため「ヘーベルハウスは高い。」「手が出ない。」と思っている方も、一度話を聞いてみるのはアリかと思います。
ヘーベルハウスの特徴7:メンテナンス
ヘーベルハウスのメンテナンスについてですが、正直、結構かかる方だと思います。

ヘーベルハウスは、30年後に約400万円かけて集中メンテナンスをする必要があります。
これを聞くと「そんなにかかるの?」と思うかもしれませんが、ヘーベルハウスで家を建てるのであればこれは仕方なく、そもそもヘーベル板は水を吸わないように塗装してヘーベル板自体を保護しています。
ですので、その保護の役割を持つ塗装が切れてしまったら、構造躯体に悪影響を及ぼすため、何がなんでも30年目にフルメンテナンスを行わなければならないのです。
しかし裏を返せば、ヘーベルハウスのメンテナンスシステムは「30年目のメンテナンスを行えば、最長で60年間保証しますよ。」というものになっています。

さらに、30年目に400万円もかけるわけなので、その間の定期点検は無料で実施され、アフターサービスの窓口もしっかりあるので、本気でお客様に向き合う体制がある会社になっています。

実際に以前あった話で、ヘーベルハウスの家を売ろうと考えていたお客様がいました。
その方は何を思ったのか、内装をすべて壊し、ヘーベルハウスで使っている家の骨組みだけを売るということをやったのです。
私も今まで中古住宅の販売を何度も見てきましたが、わざわざ骨組みにしてそれを売るというのは初めて見ましたし、そんなことができるんだと勉強になりました。
結局その骨組みだけの家は売れ、その骨組みを利用してヘーベルハウスでまた家を建てたのです。
ヘーベルハウスは、そんなことまでできるのです。
もちろん、こうしたトリッキーなことをしなくても「スムストック」という制度を利用すれば、市場価格よりも高値でヘーベルハウスの中古住宅を売ることができます。

こうした点からも「ALL for LONGLIFE」を掲げるだけあるなという感じがします。

おそらくこういう姿勢が、オリコン顧客満足度調査の鉄骨住宅部門でずっとナンバーワンを獲得している所以だと思いますし、同時にそれがヘーベルハウスの人気の理由なのだろうと思います。
ヘーベルハウスの特徴8:比較するべきハウスメーカー
比較検討先は間違いなく同じ鉄骨系のハウスメーカーの積水ハウス、ダイワハウス、パナソニックホームズ、この3社になるのではないかと思います。

積水ハウス
積水ハウスに関しては、ヘーベル板と同じような素材でできているダインコンクリートがあります。

こちらに関しては、質感もかなり似ています。
ダイワハウス
ダイワハウスに関しては、べルサイクスという堀の深い外壁があるのですが、こちらはサイディングになっているので、サイディングでも問題ないよということであれば、ヘーベルハウスと比較をするというのもありかなと思います。

パナソニックホームズ
パナソニックホームズに関しては、間取りの自由度が似ています。

狭小地で家を建てる場合は、パナソニックホームズとヘーベルハウスで検討するのもありかなと思います。
住友林業と比較するならヘーベルハウスの木造「Asu-Haus(アスハウス)」
住友林業など木造系のハイコストメーカーとヘーベルハウスを比較するのは違う気がします。

住友林業と比較をするのであれば、ヘーベルハウスが出している木造のAsu-haus(アスハウス)と比較をするのがいいかなと思いますが、Asu-hausは形態的に少し特殊で、販売エリアは東京の一部のエリアだけですし、販売棟数自体も2025年度は25棟を上限としているので、かなり少ない数しか施工できないのです。

もし仮に東京に住んでいる方でAsu-hausの建築エリアに該当した場所に家を建てる方がいましたら、Asu-hausを検討してみてもいいかもしれません。
Asu-hausは業界最高性能の断熱性能、気密性能を出すことができる商品です。
この商品はハイコスト系のハウスメーカーの中で間違いなくトップの性能を叩き出せる商品なので、建てれば間違いなく本当に快適に過ごすことができます。
デザインに関しても、ヴァナキュラー建築といって、昔からその土地にあった建物で1人の人間が設計をしていない、その土地に根付いたその土地ならではのデザインを踏襲した建物を提案してくれます。

そういう意味では、積水ハウスが提唱している「Life knit design(ライフニットデザイン)」にかなり近い思想です。
気になるという方は1つ候補に入れてみるのもいいかもしれません。
ヘーベルハウスの特徴のまとめ
『【2025年最新】ヘーベルハウスの特徴8選』ということでお話してきました。
ヘーベルハウスの特徴を正しく理解し、後悔のないハウスメーカー選びをしていただければと思います。
そして最後に告知です。
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