今回は『【2024年最新】地震に強い大手ハウスメーカーランキング』ということでやっていきます。
今回は私の公式ラインに登録してくださっている約18,000人を対象にアンケート調査を行い、その結果を元にランキングを作成しています。
また、以前まで出していたランキング記事には一条工務店を入れていませんでした。
理由はシンプルで、昔から業界内では大手ハウスメーカーといったら
- 積水ハウス
- 住友林業
- ダイワハウス
- パナソニックホームズ
- ヘーベルハウス
- ミサワホーム
- 三井ホーム
- セキスイハイム
- トヨタホーム
以上9社のことを指していたからです。
ただ様々な影響を受けて、業界内もだいぶ状況が変わってきています。
ですので、もうさすがにこの括りのまま居続けるのも難しいかなとも思いますし、実際に多くの方から「なんで一条工務店が入ってないんだ!そんなのおかしい!」というような声もいただいていました。
それはそのとおりで、確かに業界のことを知らない人からすれば、有名なハウスメーカーであればどこでも大手という括りになってしまいますからね。
そのため今回は、一条工務店も含めた有名大手10社を対象として、地震に強い大手ハウスメーカーランキングを発表していきます。
ぜひとも今後の家づくりの参考にしてみてください。
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング10位:三井ホーム
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング9位:トヨタホーム
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング8位:住友林業
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング7位:ミサワホーム
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング6位:セキスイハイム
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング5位:ダイワハウス
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング4位:一条工務店
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング3位:積水ハウス
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング2位:ヘーベルハウス
- 地震に強い大手ハウスメーカーランキング1位:パナソニックホームズ
- 【2024年最新】地震に強い大手ハウスメーカーランキングのまとめ
地震に強い大手ハウスメーカーランキング10位:三井ホーム
三井ホームは、プレミアムモノコック工法というつくり方で家づくりをしています。
これは一般的に使われている枠組み壁工法「通称:ツーバイフォー工法」の屋根、床、壁、基礎、これら4つを三井ホーム独自に改良・強化した工法です。
屋根
まず屋根はダブルシールドパネル(DSP)とよばれるものに変更しました。
これは2.4tの荷重に耐えられる屋根であると同時に、芯材に発泡成形ポリスチレン(EPS)を使用しているため、日射熱を効果的に遮断してくれます。
壁
続いて壁です。
そもそもツーバイフォーはその名のとおり、2インチ×4インチの材木を使ってつくる家なのですが、これを2インチ×6インチのツーバイシックスに変更しました。
そうすることで、構造体内部に入れられる断熱材の厚さを通常90mmのところ140mmに強化しています。
床
続いて1、2階の間にある床。
三角形のトラス構造になっているので強度が高く、さらにトラスの間に電気配線、空調ダクトなどを通せるため、全館空調との相性もよくなります。
どういうことかというと、全館空調はダクトを通す関係上、天井を下げなければならないのです。
しかし三井ホームの場合は、ダクトを通しやすい構造になっているため、極力天井を下げずにダクトを通すことができるのです。
基礎
最後に基礎です。
三井ホームの基礎は、マットスラブとよばれているベタ基礎になります。
この基礎は普通の基礎に比べて鉄筋の量が約2.67倍使われているのが特徴で、1c㎡あたり約240kgもの荷重に耐える強度があるそうです。
これら屋根、床、壁、基礎にオリジナルの要素を加え、ツーバイフォーを強化したのが三井ホームのプレミアムモノコック工法になります。
そしてこのプレミアムモノコック工法によって三井ホームでは
- 東日本大震災2,699ガル
- 岩手・宮城内陸地震4,022ガル
これらを大きく上回る5,115ガルの地震まで耐えられると実験でも証明しているのです。
また、三井ホームは社内で構造計算を1邸1邸行っており、さらに大空間が必要な特殊な間取りに関しては、個別で構造計算事務所に許容応力度計算を依頼して設計をしているのです。
ハウスメーカーで許容応力度計算をしているのは、私が知る限り三井ホームくらいです。
そのため耐震性をより向上させる『Gウォール』や『制震システムVAX』というオプションも存在するのですが、構造計算で強い梁を入れる方が手っ取り早いため、実際はほとんど使われていなかったりするのです。
より安心を求めたい方のみつけるという感じです。
残念ながら今回は第10位という結果でしたが、とにかくそういったオプションを使わずとも十分に地震に強い家をつくれるのが三井ホームの構造躯体の特徴になります。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング9位:トヨタホーム
トヨタホームはあのトヨタ自動車のグループ企業で、メイン工法はユニット工法とよばれる鉄の箱と鉄の箱を組み合わせる方法です。
この工法により、住宅の工業化率が非常に高いため、価格が抑えられるというメリットや工期が短いというメリットがあります。
また、車のサスペンション技術から生まれたT4システムという制震装置を入れて、鉄骨の建物ではどうしても起きてしまう地震による揺れ、この対策をしているのです。
そのため「頑丈な鉄骨住宅で家づくりをしたい!」「だけれども価格は抑えたい!」というような人にはピッタリなハウスメーカーとなります。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング8位:住友林業
個人的には「ここで住友林業が来るのか……。」という感じで驚きなのですが、住友林業で家を建てる場合、その多くがビックフレーム工法という工法で家を建てることになります。
ビックフレーム工法は、最大加速度3,406ガルに耐え、さらに震度7の地震22回、震度4から6弱の地震に224回耐えることができたとされています。
このガルという数値は地震の瞬間的な大きさを表す単位なのですが、目安として600ガル以上で震度7クラスの地震なのです。
つまりは600ガル以上で震度7クラスの地震なのに対して、住友林業のビックフレーム工法は最大加速度3,406ガルに耐えたわけなので、単純計算でだいたい5倍の地震がきても耐えられる強度があるわけです。
ちなみに東日本大震災が2,699ガルなので、それでもまだ住友林業のビックフレーム工法の強度が高いということがわかります。
製造と販売が一体の企業だからできる住友林業ならではの豊富なアイテム、そしてそこからなるデザイン性と耐震性の両立、これを目指したい方は住友林業を検討してみるといいかもしれません。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング7位:ミサワホーム
ミサワホームは『耐震+制震』というのをコンセプトにしているハウスメーカーです。
そもそも耐震とは、筋交いや面材によって強度を高めて地震の力に耐える工法のことを言います。
しかし耐震だけですと、地震が起こった際に室内のクロスに切れやシワができてしまうため、それを完全に防ぐためにミサワホームでは『耐震+制震』という考え方で商品を展開しているわけです。
ですので、実際にミサワホームの建物は、阪神・淡路大震災の2倍の地震に耐えられたというのが実験で証明されていたり、あとは2011年3月11日に起きた東日本大震災でも、津波・土地の隆起・液状化などによる建物被害を除いて、地震の揺れによる倒壊はみられなかったとされています。
そんなミサワホームの家ですが、ハウスメーカーの中では珍しく、高分子接着剤というのを使って家づくりをします。
この高分子接着剤が肝で、ミサワホームでは接着剤によって本来できないはずの木材の溶接、これを実現しているのです。
それによって、別々の木材が一体化して溶接された鉄骨のような強固な構造躯体を実現しているのです。
そしてさらにそこにMGEOとよばれる制震装置を入れることで、ミサワホームの家は、 阪神淡路大震災クラスの地震、つまり震度7相当の地震が来ても建物は8.2mmしか揺れないとされています。
これは例えるなら、震度7相当の地震が来ても、ボールペンの横幅と同じくらいの大きさしか揺れないということなのです。
すごいですよね。
よく地震に強い家と言いますが、ただ地震に耐えられればいいわけではなく、地震の後でも住み続けられる家でないと意味がありません。
ミサワホームは、もっと順位が上でもいいような気がしますが、今回のランキングの順位では、7位という結果になりました。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング6位:セキスイハイム
セキスイハイムの構造躯体は、巨大地震は構造躯体で守り、中小規模の地震は外壁で守るという住み分けがされてつくられているのです。
そして外壁と構造躯体、双方の効果によって地震から家を守るこの仕組みを『ハイブリッド耐震「GAIASS」』とよんでいるのです。
つまり簡単に一言でまとめると『構造躯体×外壁=ガイアス』だということです。
ただそんなつくりを売りにしているセキスイハイムですが、鉄骨構造の家を販売しているハウスメーカーの中で、唯一制震装置が入っていないのです。
そのため地震が来た時にけっこう揺れます。
この「揺れる」ということについてあまり深く考えていない方が多いのですが、なんとなく雰囲気で「鉄骨=頑丈」「頑丈=地震に強い家」くらいのイメージですと、住んだ後に後悔することになるかもしれないので、その点はご注意ください。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング5位:ダイワハウス
ダイワハウスは鉄骨と木造、両方の構造躯体があるのでどちらかを選んで家づくりを進めることになります。
ダイワハウスの鉄骨商品xevoΣ(ジーヴォ シグマ)は「別名:持続型耐震構造」と言います。
これは震度7クラスの地震を繰り返し受けても倒壊しない構造のことを指しているのです。
『地震を繰り返し受けても倒壊しない』というのはパナソニックホームズと同様の考え方です。
そのダイワハウスの持続型耐震構造とは、具体的になんなのかというと、それは「エネルギー吸収型耐力壁のD-NΣQST(ディーネクスト)」+「基礎」=「持続型耐震構造」ということなのです。
もう少し具体的に、それぞれの項目について説明していきます。
D-NΣQST(ディーネクスト)
まずD-NΣQST(ディーネクスト)ですが、D-NΣQST(ディーネクスト)はアルファベットのNのような形をした部材のことです。
そしてこの部材の下にあるシグマ型デバイスという部材、これが地震エネルギーを吸収してくれる仕組みになっているのです。
xevoΣ(ジーヴォ シグマ)の商品名もここから来ているわけですが、これがあることによって、先ほどもお伝えした震度7クラスの地震を振り返し受けても倒壊しない粘り強さをつくり出せるそうです。
ちなみにxevoΣ(ジーヴォ シグマ)プレミアムというハイグレード仕様にすると、このd nextがさらにパワーアップしたキュレックというものになります。
ダイワハウスは、スタンダード仕様とハイグレード仕様では、何が入っていて何が入っていないのかが明確にわかるので、非常にわかりやすい商品形態をしています。
基礎
基礎に関しては、立ち上がり幅は業界屈指の180mm、主筋の太さも22mmとかなり太いです。
そこに直径22mmのアンカーボルトが突き刺さり、80mm角の柱とつながることで、地震時の引き抜きにも強くなっているのです。
このような感じで「エネルギー吸収型耐力壁のd next」と「基礎」、これらの工夫があるので、ダイワハウスは持続型耐震構造という繰り返しの地震に強い構造をつくれているのです。
ですので、ダイワハウスの鉄骨商品xevoΣ(ジーヴォ シグマ)は「エネルギー吸収型耐力壁のD-NΣQST(ディーネクスト)」+「基礎」=「持続型耐震構造」なのです。
構造躯体と基礎をつなぐつくり
次にダイワハウスの木造、xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)は、積水ハウスのシャーウッドとかなり似たつくりになっていて、
構造躯体と基礎をつなぐつくりになっています。
これにより地震時の力を基礎に逃すようになっているのです。
また、エネルギー吸収型木造制震耐力壁「Gran-Device(グランデバイス)」という制震装置をつけることで、想定外の巨大地震や繰り返し地震に耐えられる構造となっているのです。
ダイワハウスは2027年度までに戸建ての7割を木造にすると言っていますし、実はダイワハウスの社長も木造住宅のxevoGranWood(ジーヴォグランウッド)に住んでいるくらいです。
そういった背景もあるので、個人的にはダイワハウスで建てるなら、鉄骨より、木造のxevoGranWood(ジーヴォグランウッド)をおすすめしたいなと思います。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング4位:一条工務店
一条工務店は『家は、性能。』をキャッチコピーとしているメーカーです。
そして皆さんもご存知かもしれませんが、実は一条工務店は代表的な商品だけでなく、実際に販売するすべての商品タイプで実大振動実験を行っているのです。
なぜなら地震は、1つ1つ揺れの特性が異なるからです。
ですので一条工務店では、過去に甚大な被害をもたらした地震波、さらにこれから想定される巨大地震波を実物の家に繰り返し与え、あらゆる性質の揺れに耐えうる耐震性能が得られることをすべての商品タイプで実証しているわけです。
もっと具体的にお伝えをすると
- 阪神・淡路大震災の地震波
- 東日本大震災の地震波
- 新潟中越地震の地震波
- 新潟中越沖地震の地震波
- 熊本地震の地震波
さらに今後想定される地震波として想定南海トラフ地震名古屋波、想定南海トラフ地震浜松波、想定上町断層帯地震フラット型、想定上町断層帯地震パルス型、これらの地震に耐えるべく、2階建て、3階建て、1階がガレージのタイプなど、あらゆる構法、あらゆる建物で実験を実施しているのです。
これは他のハウスメーカーにはない大きな特徴です。
ただし、ある程度性能をパッケージ化できるということは、その反面、間取りの自由度が他のハウスメーカーと比較して少ない、外観がどれも同じ見た目になる、このような制限も出てくるわけです。
しかし建物の性能はピカイチなので、とにかく性能を重要視するという方は、一度一条工務店を検討してみるといいかもしれません。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング3位:積水ハウス
積水ハウスは今までの地震の被害をしっかりと公に公表していて、阪神・淡路大震災(1995年)被害エリアに建築していた積水ハウス29,692棟のうち、全壊・半壊は0棟、東日本大震災(2011年)も177,488棟のうち全壊・半壊0棟、熊本地震(2016年)でも全壊・半壊0棟という実績を誇っています。
そんな積水ハウスはダイワハウスと同様に、鉄骨と木造、両方から選べるハウスメーカーです。
それぞれ説明をしていきます。
鉄骨
まず鉄骨造に関しては『制震装置シーカス』というのがついています。
このシーカスは、地震の振動エネルギーを熱エネルギーに変えて吸収する制震構造システムなのですが、これがあることによって地震時の住宅の変形を2分の1以下まで抑えてくれるのです。
鉄骨住宅は木造住宅よりも揺れやすいと言われているので、こういった制震装置がついているのは非常に安心です。
また、実はシーカスは最初からあったものではないのです。
というのも積水ハウスでは1997年から制震システムの研究を行っており
- 鋼材ダンパー
- オイルダンパー
- 高減衰ゴムダンパー
- シーカス
といった感じで、時代に合わせて制震装置を進化させ続けてきました。
そして、最終的に辿り着いたのがシーカスなのです。
- 鋼材ダンパー
- オイルダンパー
- 高減衰ゴムダンパー
これらはいろんなハウスメーカーが現在も使っているわけですが、積水ハウスはどれも使った結果、最終到達点としてシーカスを開発しています。
つまり、どのハウスメーカーが使っているどの制震装置よりも優れたものになっているのです。
ただし、いくらシーカスが優れているとはいえ、鉄骨の家を揺れないようにするためには、たくさんのシーカスを構造体内部に入れなければなりません。
つまりそれに伴って金額も高くなる傾向にあります。
そのため、積水ハウスで建てる以上、金額に関してはやはり覚悟が必要な部分ではあります。
木造
そしてもう1つ、積水ハウスの木造シャーウッドについてですが、こちらは先ほどのシーカスのような制震装置というものはありません。
そのためネットの記事でも「シャーウッドは制震装置がないから未完成の構造躯体」などと書かれていたりするのです。
これに関してはダイワハウスのGranWood(グランウッド)が同じようなつくり方になっていて、さらには制震装置まで入っていることからそう思うのも無理はないかなと思います。
しかし積水ハウスのシャーウッドは、基礎ダイレクトジョイントといい、基礎と構造躯体を直接つなげている方法でつくられていて、それがゆえに基礎がかまぼこ状に分厚くなっているのです。
要は元々揺れにくいつくりになっているので、制震装置が必要ないつくりになっているということです。
この辺りの話を深掘りすると「積水ハウスに肩入れしている。」などと言われそうなのでこの辺りにしておきますが、積水ハウスは鉄骨と木造、両方から選べるハウスメーカーであり、どちらの商品も耐震性はしっかりとしているという話でした。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング2位:ヘーベルハウス
やはり多くの方がヘーベルハウスに対してとにかく頑丈なイメージをもっているのではないかなと思います。
それこそひと昔前は「象を屋上で飼える」というCMもやっていましたし、
鬼怒川が決壊した時にヘーベルハウスの家だけ無事に残っていたというのも、ヘーベルハウスが頑丈であることを印象づける要因になりました。
そんなヘーベルハウスですが、実は唯一基礎つきで実台振動実験を行っているのです。
というのも、一般的な実験ではコンクリートの基礎はつくりません。
本来基礎がある部分に鉄骨を敷いて、実験装置とくっつけて行うのです。
ではなぜそのような形で実験を行うのかというと、それは基礎があってもなくても建物の揺れ方に影響がないという理屈だからです。
わからなくもないですし、確かに基礎は非常に硬くできています。
しかしだからと言って、壊れないわけではありません。
建物自身の強さよりも基礎の強さが劣っている場合もあるのです。
その点ヘーベルハウスの実験では「上部の建物だけでなく、基礎も含めて壊れていない」ということが確認されています。
とあるケースでの1つの結果に過ぎませんが、それでも安心材料の1つにはなります。
ですので「基礎つきの実台振動実験を行っている」これが他のメーカーにはない特徴になります。
都心部に住んでいて震災対策をメインで考えたいという方は、ぜひ一度ヘーベルハウスを検討してみてください。
地震に強い大手ハウスメーカーランキング1位:パナソニックホームズ
本当に僅差でしたが、今回堂々第1位はパナソニックホームズでした。
パナソニックホームズは有名なパナソニックのグループ企業になるわけですが、実は『地震の後も帰れる住まい』これをテーマにして家づくりをしているのです。
ではなぜ『地震の後も帰れる住まい』をテーマにする必要があるのかというと、熊本地震のように、複数回大きな地震が立て続けに起こる可能性があるからです。
そのためパナソニックホームズは『地震の後も帰れる住まい』これをテーマにしていて、限界加震にも耐えられる住まいづくりをしているのです。
もう少し掘り下げてお話をすると、実はパナソニックホームズは、大林組というゼネコンが所有している「ダイナミックス実験棟」という実験施設を使って、
阪神・淡路大震災のレベルの大地震を57回、さらに中地震83回、計140回揺らした後に阪神淡路大震災の4.3倍、つまり限界加震とよばれる今日本で出せる最大級の震度に耐えられるということを証明しているのです。
これを証明しているのは、大手ハウスメーカー何社もある中で、パナソニックホームズだけなのです。
しかも実験もリアルに再現していて、総重量4t近くあるキラテックとよばれるタイルをつけ、さらに陶器瓦とソーラーパネルを設置しているのです。
建物は重くなればなるほど地震の影響を受けやすくなります。
そのためあえて不利な状態で実験しているのです。
さらに地味なポイントですが、窓に鍵を閉めて実験をしているのです。
窓は、地震による揺れが大きいと歪み、窓ガラスが割れてしまいます。
そのためどことは言いませんが、窓を開けながら実大振動実験をしているハウスメーカーもありますし、窓をアクリル板にしてごまかしているハウスメーカーもあります。
このような感じで意外と知られていないのですが、パナソニックホームズは実は繰り返しの地震に強いハウスメーカーで、正に『地震の後も帰れる住まい』を体現しているわけです。
また最近では、パナソニックホームズ独自の保証である『地震あんしん保証』の強化も行われました。
地震あんしん保証というのは、パナソニックホームズで建築した方全員が入れる保証です。
この保証は簡単に説明すると、自宅が地震によって全体の20%が壊れていると判断された場合、保証により皆さんの金銭負担なしでパナソニックホームズ側が建物の補修をしてくれるというものです。
しかも毎月の掛け金も必要ありません。
地震に対して万全な対策をしたい方は、ぜひともパナソニックホームズを検討してみてもいいのかもしれません。
【2024年最新】地震に強い大手ハウスメーカーランキングのまとめ
今回は『【2024年最新】地震に強い大手ハウスメーカーランキング』ということで、皆さんからいただいた投票を元に、地震に強いハウスメーカーをランキング形式にしてお伝えしました。
まとめると、
- 10位:三井ホーム
- 9位:トヨタホーム
- 8位:住友林業
- 7位:ミサワホーム
- 6位:セキスイハイム
- 5位:ダイワハウス
- 4位:一条工務店
- 3位:積水ハウス
- 2位:ヘーベルハウス
- 1位:パナソニックホームズ
以上になります。
ハウスメーカー選びの際にぜひとも参考にしてみてください!
そして最後に告知をさせてください。
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また、私がつくった自ら担当者を選べるネット版住宅展示場メグリエに登録していただくと、無料で私との個別面談ができるようになります。
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