今回は『【2025年最新】ハウスメーカー断熱性能ランキング』 ということでお話をしていきます。
これからハウスメーカーで注文住宅を建てようと思っている皆さんが最初に比較検討しなければならないのが、建物の断熱性能とよばれるものになります。
断熱性能とは外気の影響を受けにくくする性能のことで、断熱性能を高めれば高めた分だけ、夏は涼しく冬は温かい環境をつくりやすくなるわけです。
では、なぜ最初に建物の断熱性能を比較検討しなければならないのかというと、「断熱→気密→換気→空調→その他設備」、このステップで家づくりをしていくことが重要だからです。
つまり、最初かつ家づくりの核となってくる断熱の部分が大ゴケしてしまうと、その後の気密、換気、空調、その他設備、すべてが失敗することになるのです。
多くの方がよく「ハウスメーカーの比較の仕方がわからない。」と言うのですが、実はとても簡単で、各ハウスメーカーの「断熱は?」「気密は?」「換気は?」「空調は?」「その他設備は?」といったように、順番に比較をしていけばいいのです。
今回は、そんな家づくりの核ともよべる断熱性能のランキングです。
算出根拠は、屋根・壁・床それぞれの断熱材の種類と厚さの合計から計算した熱抵抗値を基に計算しています。
ぜひとも、今後の家づくりにお役立ていただければと思います。
- 断熱性能ランキング45位:トヨタホーム(ユニット工法)
- 断熱性能ランキング44位:ダイワハウス(xevoBeWood スタンダードW断熱/xevoGranWood スタンダードW断熱)
- 断熱性能ランキング43位:三井ホーム(標準仕様)
- 断熱性能ランキング42位:ヘーベルハウス(ハイパワード制震ALC構造 標準仕様/重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 標準仕様/重鉄・システムラーメン構造 標準仕様)
- 断熱性能ランキング41位:ヘーベルハウス(ハイパワード制震ALC構造 強化仕様/重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 強化仕様/重鉄・システムラーメン構造 強化仕様)
- 断熱性能ランキング40位:積水ハウス(鉄骨 イズ・ロイエ【4地域】グリーンファーストゼロ仕様/鉄骨 イズ・ロイエ【5〜7地域】グリーンファーストゼロ仕様)
- 断熱性能ランキング39位:パナソニックホームズ(F構法 標準仕様)
- 断熱性能ランキング38位:パナソニックホームズ(F構法 強化仕様)
- 断熱性能ランキング37位:ダイワハウス(xevoΣ スタンダードV断熱)
- 断熱性能ランキング36位:セキスイハイム(ユニット工法 標準仕様)
- 断熱性能ランキング35位:パナソニックホームズ(HS構法 標準仕様)
- 断熱性能ランキング34位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテック90)
- 断熱性能ランキング33位:積水ハウス(木造シャーウッド グリーンファーストゼロ【4地域】/木造シャーウッド グリーンファーストゼロ【5〜7地域】)
- 断熱性能ランキング32位:住友林業(ビックフレーム構法【4・5・6・7地域仕様】)
- 断熱性能ランキング31位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテック120)
- 断熱性能ランキング30位:積水ハウス(シャーウッド【4地域】グリーンファーストゼロ プラス/シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ プラス)
- 断熱性能ランキング29位:住友林業(ビックフレーム構法【3地域仕様】)
- 断熱性能ランキング28位:積水ハウス(シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ スーペリア/シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ プラスアルファ)
- 断熱性能ランキング27位:ダイワハウス(xevoΣ ハイクラスV断熱)
- 断熱性能ランキング26位:積水ハウス(イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス/イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)
- 断熱性能ランキング25位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ)
- 断熱性能ランキング24位:積水ハウス(シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ)
- 断熱性能ランキング23位:積水ハウス(イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング22位:ダイワハウス(xevoGranWood ハイクラスW断熱/xevoBeWood ハイクラスW断熱)
- 断熱性能ランキング21位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)
- 断熱性能ランキング20位:積水ハウス(イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング19位:セキスイハイム(ユニット工法 HG5a仕様)
- 断熱性能ランキング18位:三井ホーム(MOCX WALL工法 モクスサーモ)
- 断熱性能ランキング17位:積水ハウス(イズ・ロイエ【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ)
- 断熱性能ランキング16位:住友林業(ビックフレーム構法【1・2地域仕様】)
- 断熱性能ランキング15位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング14位:パナソニックホームズ(HS構法 強化仕様)
- 断熱性能ランキング13位:積水ハウス(シャーウッド【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ/シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)
- 断熱性能ランキング12位:ダイワハウス(xevoGranWood エクストラW断熱/xevoBeWood エクストラW断熱)
- 断熱性能ランキング11位:一条工務店(セゾンA/ブリアール/セゾンF/グラン・セゾン/百年)
- 断熱性能ランキング10位:ダイワハウス(xevoΣ エクストラV断熱)
- 断熱性能ランキング9位:積水ハウス(イズ・ロイエ【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング8位:一条工務店(ハグミー)
- 断熱性能ランキング7位:ダイワハウス(xevoGranWood プレミアムW断熱)
- 断熱性能ランキング6位:積水ハウス(シャーウッド【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/シャーウッド【4地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング5位:積水ハウス(シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア/シャーウッド【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)
- 断熱性能ランキング4位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテックアドバンス)
- 断熱性能ランキング3位:一条工務店(アイ・スマイル/アイ・スマイル+)
- 断熱性能ランキング2位:一条工務店(アイ・キューブ/アイ・スマート/グラン・スマート)
- 断熱性能ランキング1位:ダイワハウス(xevoGranWood ウルトラW断熱)
- ハウスメーカー断熱性能ランキングのまとめ
断熱性能ランキング45位:トヨタホーム(ユニット工法)

トヨタホームに関しては、戦後からずっと続いている大量生産型住宅をつくること、これに重きを置いているハウスメーカーです。
そのため、断熱性能が低かったとしても、コストが安ければそれでいいのかなといった感じです。
コスト重視の方は、一番に検討するべきハウスメーカーかもしれません。
断熱性能ランキング44位:ダイワハウス(xevoBeWood スタンダードW断熱/xevoGranWood スタンダードW断熱)

このレベルは本当に最低限の断熱仕様になるので、よっぽど家に興味がない、とりあえず家さえ手に入れば性能なんてどうでもいいと考える人以外は、選んではいけない仕様かなと個人的には思っています。
もし、現在ダイワハウスに相談中で「スタンダード仕様でも十分ですよ。」と説明を受けて契約を迫られている方がいらっしゃるなら、一度冷静に立ち止まっていただき、しっかりと検討することをおすすめします。
断熱性能ランキング43位:三井ホーム(標準仕様)

三井ホームの断熱材は、MGファイバーというものや、ロックウールが使われており、計算してみると他のハウスメーカーと比べて意外と数値が低めに出てきます。
確かに三井ホームは、床下の断熱材の厚さがあまりないのです。
そこは結構弱点かなという気がします。
ただ、三井ホーム的には全館空調や床暖房で対応する方針なのかもしれません。
断熱性能ランキング42位:ヘーベルハウス(ハイパワード制震ALC構造 標準仕様/重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 標準仕様/重鉄・システムラーメン構造 標準仕様)

ヘーベルハウスの構造躯体3つが同率でランクインです。
ヘーベルハウスのカタログには、ヘーベル板が断熱材であるかのように記載されています。
確かに、性能だけを見ると木と同じくらいの断熱性能はあります。
しかし、断熱は熱だけでなく、冬の冷気も遮断してくれるのが断熱なので、その辺はどうなのかなといった感じです。
この辺は冷静に見極めていただければと思います。
断熱性能ランキング41位:ヘーベルハウス(ハイパワード制震ALC構造 強化仕様/重鉄制震・デュアルテックラーメン構造 強化仕様/重鉄・システムラーメン構造 強化仕様)

ヘーベルハウスでは、断熱材の強化もできるのですが、壁の断熱材のみの強化になるため、順位が大きく上がるわけではありません。
また、ヘーベル板を使用している関係で、ネオマフォーム自体の厚みが取れないのです。
そのため計算してみると、思った以上に数値が出せず、この順位となっています。
ただし、ヘーベルハウスで家を建てるのであれば、間違いなく強化仕様を選択した方がいいでしょう。
ヘーベルハウスで家を建てるのであれば、断熱材の仕様は限界まで上げてください。
断熱性能ランキング40位:積水ハウス(鉄骨 イズ・ロイエ【4地域】グリーンファーストゼロ仕様/鉄骨 イズ・ロイエ【5〜7地域】グリーンファーストゼロ仕様)

人によっては「なぜ地域が違うのに同率でランクインなの?」と思われる方もいると思うのですが、実は積水ハウスは、仕様によっては【4地域】と入っているにも関わらず【5〜7地域】の断熱仕様と全く同じというようなことがあるのです。

例えば、【5〜7地域】に住んでいる方が積水ハウスに提案された断熱仕様が【4地域仕様】になっていたとします。
素人の方からすると「自分たちが住んでいるよりも北の地域の断熱仕様が入っているので、性能が高そう、だから安心。」だと思ってしまうのですが、実際はそのようなことはなく、きちんと断熱材の厚さを比較してみると、【4地域】の断熱仕様も【5〜7地域】の断熱仕様も全く同じだったということがあるのです。
もちろんこの話は「仕様によって」という話なので、積水ハウスの断熱仕様の全てがこのような変な感じになっているわけではないので、きちんと中身を理解していただくことをおすすめします。
断熱性能ランキング39位:パナソニックホームズ(F構法 標準仕様)

計算してみたら意外とよかったのが、パナソニックホームズのF構法フォルティナでした。
先ほどランクインした積水ハウスのイズ・ロイエとそこまで大きな性能差はないのですが、価格面だけ比べたら圧倒的にパナソニックのF構法の方が安いのです。
ですので、コスト重視の人からすると、もしかしたらパナソニックホームズのF構法フォルティナは穴場なのかもしれません。
断熱性能ランキング38位:パナソニックホームズ(F構法 強化仕様)

強化仕様にしたところで、そこまで大きく金額が変わるわけでもないので、F構法を選んだのであれば、できれば断熱材の強化をしてください。
断熱性能ランキング37位:ダイワハウス(xevoΣ スタンダードV断熱)

ダイワハウスの鉄骨の標準的な断熱仕様が、このスタンダードV断熱という仕様ですが、これまで紹介したハウスメーカーの商品よりもしっかりとした断熱構成となっています。
ですので、コストを重視している人であれば、個人的には鉄骨のxevoΣだったらスタンダードV断熱は検討してもいいのかなと思います。
ただし、あくまでコスト重視の人向けなので、きちんとしたカスタマイズをして、しっかりとした温かくて涼しい家をつくりたいのであれば、この仕様は選択するべきではありません。
断熱性能ランキング36位:セキスイハイム(ユニット工法 標準仕様)

セキスイハイムは基礎断熱なので、思っているよりも床が冷たくなりにくいのです。
ただ、その他の壁や天井の断熱材はそこまで厚いわけではないので、この順位になっているといった感じです。
断熱性能ランキング35位:パナソニックホームズ(HS構法 標準仕様)

パナソニックホームズのメインの工法となるHS構法の標準仕様です。
パナソニックホームズといえばこの構法というのが、HS構法です。
こちらも床部分が基礎断熱なので、体感としてはランキング以上に床面の温度変化は少ないかなといった印象です。
体感してみるとわかるのですが、基礎断熱はものすごく温かいのです。
ですので、寒さが苦手という方は基礎断熱をやっているハウスメーカーを優先して選ぶといいのではないかと思います。
断熱性能ランキング34位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテック90)

パナソニックホームズのHS構法と僅差で、ミサワホームの木質パネル接着工法スマートテック90がランクインです。
ただし、ミサワホームは床下断熱なので、おそらく体感としては1つ前の順位のパナソニックホームズのHS構法の方が温かさや涼しさは感じやすいかなと思います。
さらに、パナソニックホームズの場合は、全館空調もやっています。
スマートテック90自体は、そこまで性能が高いわけでもないので、ミサワホームで検討されている方は、最低でも1つ上の断熱仕様であるスマートテック120を選ぶようにしてください。
スマートテック90は本当に最低限の仕様です。
断熱性能ランキング33位:積水ハウス(木造シャーウッド グリーンファーストゼロ【4地域】/木造シャーウッド グリーンファーストゼロ【5〜7地域】)

先ほども説明しましたが、グリーンファーストゼロ仕様の場合、【4地域仕様】も【5〜7地域仕様】も断熱性能は変わらないので、その点はご注意ください。
断熱性能ランキング32位:住友林業(ビックフレーム構法【4・5・6・7地域仕様】)

最近、多くの方が検討している住友林業。
その住友林業の標準的な【4・5・6・7地域仕様】の順位はこちらになります。
順位だけ見ると結構下の方だなと思われるかもしれませんが、大手ハウスメーカーの標準的な断熱仕様の中では上位の方になります。
ただ、全体で見ると「中の中」といった断熱仕様です。
住友林業は複雑な断熱仕様がないので、シンプルで安定して失敗しにくいハウスメーカーの1つかなと思います。
断熱性能ランキング31位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテック120)

ミサワホームで検討するのであれば、先ほどもお伝えしましたがスマートテック120が最低限の断熱仕様であることを覚えておいてください。
何度もお伝えしますが、ミサワホームで検討するなら最低でもスマートテック120です。
断熱性能ランキング30位:積水ハウス(シャーウッド【4地域】グリーンファーストゼロ プラス/シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ プラス)

この辺りから少し安心できるラインに入ってくる断熱仕様になっています。
ただ、少し安心できる程度なので、いわゆる高断熱というレベルではないですし、あくまでこのくらいの断熱仕様から快適性が向上するかなという話です。
「グリーンファーストゼロ プラスで十分です。」とは口が裂けても言えませんが、失敗とも言いにくいラインかなというところです。
断熱性能ランキング29位:住友林業(ビックフレーム構法【3地域仕様】)

住友林業は、一応【5〜7地域】でも【3地域仕様】やこの後に出てくる【1・2地域仕様】でも建てられるのですが、現場が対応できないのと、対応できても追加で200万円近くかかるといった話が結構出てくるため、結局断熱材の強化ができないことがほとんどなのです。

ただ一方で、そこまでして住友林業で断熱材の強化をする必要があるのかと言われるとやや微妙でして【3地域仕様】や【1・2地域仕様】を選んだとしても、そこまで大幅な断熱性能の向上にはならないのです。
全体から見た立ち位置はこのような感じだと思っていただければと思います。
断熱性能ランキング28位:積水ハウス(シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ スーペリア/シャーウッド【5〜7地域】グリーンファーストゼロ プラスアルファ)

実は、積水ハウスのグリーンファーストゼロ スーペリアとグリーンファーストゼロ プラスアルファは、断熱材の厚みが一緒なのです。
この断熱仕様は、積水ハウスの中では上位の仕様になっています。
個人的にも、積水ハウスで今の時代に合わせた家づくりをするなら、このくらいの断熱仕様は確実に選んでもらいたいです。
断熱性能ランキング27位:ダイワハウス(xevoΣ ハイクラスV断熱)

ダイワハウスの鉄骨xevoΣのハイクラスV断熱は意外と性能がいいのです。
積水ハウスのシャーウッド【5〜7地域仕様】のグリーンファーストゼロ スーペリアと、【5〜7地域仕様】のグリーンファーストゼロ プラスアルファと比較しても性能がいいわけなので、実はダイワハウスxevoΣのハイクラスV断熱を選んだ方がコストも安くて、トータル的にはいいのではないかという説もあったりします。
このように計算してみるとわかるのですが、きちんと比較することはやはり重要です。
ここら辺から怒涛の積水ハウスラッシュが続いていきますので、まとめて発表していきます。
断熱性能ランキング26位:積水ハウス(イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス/イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)

断熱性能ランキング25位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ)

断熱性能ランキング24位:積水ハウス(シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ)

断熱性能ランキング23位:積水ハウス(イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/イズ・ロイエ【5〜7地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

積水ハウスは本当に断熱仕様が多いのです。
今現在打ち合わせ中の方は、1個1個確認してもらって、自分がどの提案になっているのかきちんと把握するようにしてください。
なんとなくで積水ハウスの断熱仕様を選んでしまうと大失敗することになるので、本当にご注意いただきたいなと思います。
断熱性能ランキング22位:ダイワハウス(xevoGranWood ハイクラスW断熱/xevoBeWood ハイクラスW断熱)

やはりダイワハウスといったら、このくらいの断熱仕様は欲しいのです。
元々ダイワハウスは断熱には結構力を入れている会社でもあるので、その恩恵を受けるためにもぜひとも選んでいただきたい断熱仕様です。
特にBeWoodはGranWoodに比べて価格も安めです。
その上で、きちんとハイクラスW断熱までカスタマイズをすれば、結構いい仕様になるのです。
高気密高断熱住宅を目指されている方からすると、この選択肢は結構ありなのではないかなと思います。
そしてまたここから2連続で積水ハウスの断熱仕様が入ります。
断熱性能ランキング21位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)

断熱性能ランキング20位:積水ハウス(イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/イズ・ロイエ【4地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

この辺の断熱仕様になってくると、積水ハウスでも安心感が出てくる断熱仕様になってきます。
ただ、一条工務店やダイワハウスの最上級仕様と比較すると、そこまで高い断熱仕様ではないので、過度な期待は禁物です。
断熱性能ランキング19位:セキスイハイム(ユニット工法 HG5a仕様)

元々基礎断熱を採用しているということもあったのですが、さらに断熱性能を強化することで、より建物全体の断熱性能が向上するというのが特徴です。
鉄骨系のハウスメーカーの中でも、結構頑張っている方かと思います。
断熱性能ランキング18位:三井ホーム(MOCX WALL工法 モクスサーモ)

三井ホームの断熱等級7仕様のモクスサーモがこの順位にランクインです。
「断熱等級7が取れる仕様のはずなのになんでこの順位なの?」と思われたかもしれませんが、断熱材は天井・壁・床それぞれ均一に入れなければ、きちんとした性能を発揮できないのです。
例えば、冬場にニット帽をかぶって下は短パンという状態は、いくら頭は温かくても、体は寒いです。
要はそういうことで、断熱材も天井・壁・床それぞれ均一に入れなければ、きちんとした性能を発揮できないのです。
ただし三井ホームの場合は、床下の断熱材が少し薄めなので、そこがネックになり、この順位になっています。
三井ホームファンからすると「なんでだよ!」という感じだと思いますが、きちんと計算した結果なので、その辺はご理解いただきたいなと思います。
断熱性能ランキング17位:積水ハウス(イズ・ロイエ【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ)

この仕様は北海道で建てられる仕様なので、本州に住んでいる方には関係のない仕様になってきてしまいます。
ですので、北海道にお住まいの方で積水ハウスで建てようと思っている方はご注意いただきたいなと思うのですが、北海道で建てるなら、もう少し断熱材を厚くしていただきたいなと個人的には思います。
断熱性能ランキング16位:住友林業(ビックフレーム構法【1・2地域仕様】)

住友林業の最上級断熱仕様がこちらの順位になります。
先ほどの積水ハウスの鉄骨イズ・ロイエの【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロもそうなのですが、少し物足りなさがある仕様かなと思います。
断熱性能ランキング15位:積水ハウス(イズ・ロイエ【3地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

青森などその界隈が【3地域】なので、むしろこのくらいの断熱性能はあって然るべきかなと思います。

断熱性能ランキング14位:パナソニックホームズ(HS構法 強化仕様)

パナソニックホームズは東京で一強になっていて、それがなぜかというと、東京ゼロエミとよばれる東京で断熱性能の高い家を建てるともらえる補助金の、1番上のランク「水準A」を簡単に取れるからなのです。
他のハウスメーカーは1番上のランクの「水準A」は本当に取りにくいのです。
ですのでパナソニックホームズは東京で一強になっていて、積水ハウスやダイワハウス、ヘーベルハウスなんかは、軒並みパナソニックホームズに敗北しているという状況です。
このように順位を見ていくと、その状況がよくわかるのではないかと思います。
東京で建築を考えている方は、ぜひともパナソニックホームズを検討してみてください。
断熱性能ランキング13位:積水ハウス(シャーウッド【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ/シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ プラス)

確かに順位は高いのですが、東北北海道で建てるのであれば、 この後出てくる積水ハウスのフルカスタム仕様で家を建ててもらいたいと思います。
断熱性能ランキング12位:ダイワハウス(xevoGranWood エクストラW断熱/xevoBeWood エクストラW断熱)

ここで意外だったかもしれませんが、ダイワハウスの木造商品がランクインです。
計算してみると、結構断熱性能が高いのです。
また、BeWoodはコストも抑えられているので、BeWoodのエクストラで家を建てるというのは意外と穴場かもしれません。
断熱性能ランキング11位:一条工務店(セゾンA/ブリアール/セゾンF/グラン・セゾン/百年)

第11位でようやく一条工務店の登場となります。
セゾンA、ブリアール、セゾンF、グラン・セゾン、百年、これらの商品は全て同じ断熱仕様になっています。
断熱性能は他のハウスメーカーの商品と比べて格段にいいものばかりなので、安心して商品を選んでいただけるかなと思います。
断熱性能ランキング10位:ダイワハウス(xevoΣ エクストラV断熱)

一昔前までは「エクストラV断熱はオーバースペックですよ。」と説明する営業マンもいたのですが、 最近ではその風潮も薄れてきています。
エクストラV断熱はダイワハウスの鉄骨商品の中で1番いい断熱仕様なので、 鉄骨住宅が苦手とする断熱性能を少しでも補いたいという方はエクストラV断熱を選ぶといいかと思います。
断熱性能ランキング9位:積水ハウス(イズ・ロイエ【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

これまで多くの積水ハウスの断熱仕様が登場しましたが、 ここでようやく鉄骨商品の最上級断熱仕様が登場です。
ただ、ここまでカスタマイズすると建物の坪単価が150〜155万円するコースになるため、結構考えものです。
断熱性能ランキング8位:一条工務店(ハグミー)

先ほど積水ハウスのフルカスタマイズ仕様で坪150〜155万円かかると説明しましたが、 その直後に一条工務店の超低価格商品がランクインしてくるというなんとも言い難い状況なのですが、それだけハグミーがコスパがいいということなのです。
間取りの制約はありますが、家の性能とコストパフォーマンスにフォーカスをして家づくりをしたいという方は積極的にこちらの商品を検討していただいてもいいと思います。
断熱性能ランキング7位:ダイワハウス(xevoGranWood プレミアムW断熱)

第7位はダイワハウスの木造商品xevoGranWoodの上から2番目に優れた断熱仕様です。
実際に私がダイワハウスの担当者を紹介して家を建てた方は、結構な確率でプレミアムW断熱にしている気がします。
というのも、この上の仕様のウルトラW断熱仕様ですと金額が結構上がってしまうのです。
そういう意味では、ちょうどいいグレードアップの仕様なのかもしれません。
断熱性能ランキング6位:積水ハウス(シャーウッド【4地域仕様】グリーンファーストゼロ プラスアルファ/シャーウッド【4地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

断熱性能ランキング5位:積水ハウス(シャーウッド【3地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア/シャーウッド【1・2地域仕様】グリーンファーストゼロ スーペリア)

積水ハウスで家を建てる場合に選択できる1番上の断熱仕様がこれらの仕様です。
できることなら、ここまでカスタマイズをするようにしてください。
注文住宅は、まずは家族が健康に暮らせること、これを叶えることが重要です。
いくら見た目がよくても、建物のスペックをないがしろにしないようにしてください。
断熱性能ランキング4位:ミサワホーム(木質パネル接着工法 スマートテックアドバンス)

ミサワホームの断熱等級7仕様がここでランクインです。
ただし、ミサワホームのスマートテックアドバンス仕様は残念ながら施工エリアに制限があります。
具体的には、東京などの住宅密集地では施工不可となるので、その点は注意が必要です。
また、コストも割高になるので、その辺を勘案すると、なかなか選択するのが難しい仕様かなと思います。
郊外にお住まいの方は検討してみてもいいかもしれません。
断熱性能ランキング3位:一条工務店(アイ・スマイル/アイ・スマイル+)

断熱性能ランキング2位:一条工務店(アイ・キューブ/アイ・スマート/グラン・スマート)

一条工務店が連続しているので、まとめてご紹介します。
コストの関係もあって、アイ・スマイルやアイ・スマイル+を選ばれる方が多い気がしますが、それでも大手ハウスメーカーの中ではトップクラスの断熱性能を持っています。
もちろん、完璧を望むのであれば、アイ・キューブやアイ・スマート、グラン・スマート、これらの商品を選んでいただければ、さらに断熱性能の高い家を手に入れることが可能になります。
昨今、地球環境も変化してきているので、できる限り先を見据えて、性能の高い家づくりをしておくことをおすすめします。
断熱性能ランキング1位:ダイワハウス(xevoGranWood ウルトラW断熱)

第1位はなんとダイワハウスのウルトラW断熱になります。
「一条工務店が1位じゃないのか。」と思われた方もいると思いますし「ダイワハウスに肩入れしているのでは?」と思われるかもしれません。
ウルトラW断熱は、断熱材の厚さがものすごく厚いのです。
そのため計算すると、あくまで数字上ではありますが、ダイワハウスのウルトラW断熱仕様の方がよくなってしまうのです。
ただし、このウルトラW断熱を選択すると、とんでもない金額を要求されることになります。
実際にこの仕様を選択して家を建てる方は、本当にごくごく一握りです。
さらに、気密や換気、空調、そしてコストなどの総合力を勘案すると、どうしてもダイワハウスは一条工務店に勝つことができません。
そのため、ダイワハウスのxevoGranWood ウルトラW断熱仕様は、超絶お金持ちが選択する幻の仕様くらいに思ってもらえればと思います。
ハウスメーカー断熱性能ランキングのまとめ
『【2025年最新】ハウスメーカー断熱性能ランキング』ということで、一気に各ハウスメーカーの断熱性能を発表してきました。
各ハウスメーカーの断熱性能を正しく理解し、後悔のないハウスメーカー選びをしていただければと思います。
そして最後に告知です。
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また、私が作った自ら担当者を選べるネット版住宅展示場メグリエに登録をしていただくと、無料で私との個別面談ができるようになります。

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