今回は、Instagramで一条工務店の印象について、意見を募集しました。

その中から、一条工務店の印象・評判について辛口レビューを紹介します。
多くの方から忖度のない意見をいただいたので、ぜひ参考にしてください。
- 一条工務店の評判・印象レビュー1:性能は間違いない
- 一条工務店の評判・印象レビュー2:HUGmeだが住み心地良い
- 一条工務店の評判・印象レビュー3:建てた人は性能の自慢しかしてない
- 一条工務店の評判・印象レビュー4:住宅性能は抜群
- 一条工務店の評判・印象レビュー5:営業マンの住宅への知識が弱い
- 一条工務店の評判・印象レビュー6:値引き交渉が必要ない
- 一条工務店の評判・印象レビュー7:家がダサい
- 一条工務店の評判・印象レビュー8:仮契約をしないと土地探しをしてくれない
- 一条工務店の評判・印象レビュー9:光熱費安すぎ
- 一条工務店の評判・印象レビュー10:設計士がダメダメ
- 一条工務店の評判・印象レビュー11:「さらぽか」と「うるケア」を併用できないのがイマイチ
- 一条工務店の口コミ11選|評判・印象を辛口レビューまとめ
一条工務店の評判・印象レビュー1:性能は間違いない

『性能は間違いない 注文住宅かと言われると疑問符が付くくらいどの家も似たり寄ったりの造り』
性能はいいけれど、見た目が画一的になるということです。
住宅業界のユニクロというのが一条工務店なので、一条工務店にすごく尖ったデザイン性を求めるのは違うかなと思います。
しかし、一条工務店はできることが結構あります。
一緒にコンサルに入らせてもらい、いろいろなお客さんの間取りを書いて、実際に一条工務店の営業マンと「実際にこれが成り立ちますか?成り立ちませんか?」という打ち合わせを散々してきていますが、できないことはあまりありません。
できないことといえば、お風呂を真ん中にもってこられない、屋根掛けに多少制限がある、ダウンリビングができない、そのくらいです。
つくり方次第でどうにでもなるというのが正直なところかなと思うので、一条工務店も誰が担当者なのかによってできることが変わってくるかなと思います。
造作提案も意外とできます。
現場の大工さんに負荷がかからないようにしてあげればいいというのが一条工務店の中のルールなので、そこさえ叶えてあげれば造作家具屋さんに造作でつくってもらって、現地で設置するくらいなら一条工務店でもできます。
担当者のレベル次第で一条工務店をうまく料理できるかどうかです。
かっこよさを目指すのであれば、つくる人のセンスが問われてくる、センスがあればある程度のところまではもっていけるというのが一条工務店です。
一条工務店の評判・印象レビュー2:HUGmeだが住み心地良い

『HUGmeですが住み心地良いです』
HUGmeは一番グレードが低い商品ですが、大手ハウスメーカー各社と断熱性能を比較すると良い方になります。

ここが「大手大丈夫?」という話で、一条工務店のHUGmeなら1,000万円台で家を建てられ、プラスオプションでカスタマイズしていくと2,000万円前半になったりしますが、ただ1,000万円台で建てられる家の断熱性能と大手ハウスメーカーで3,000万円、4,000万円するような家の性能がほぼ同じなのです。
今時大手の中ですと2,000万円台すら聞きません。
それは一条工務店が自社工場でつくっており、変に中間マージンが乗っていないからできることです。
そこはすばらしいなと思いますし、下手な大手ハウスメーカーで高いお金を出して住み心地の悪い家をつくるのだったら、HUGmeを全力カスタマイズしていく考え方もありだと思います。
HUGmeはHUGmeで決められた形の中でしかいじれないので、画一的になることは致し方ないですし、自由度の高い家づくりにはならないというのは値段相応です。
しかし、住み心地でいったら間違いありません。
また、外構とインテリアでなんとかなります。
いろいろなメーカーの中で検討されている方は、いろいろなメーカーの家を巡って、デザインも性能も実体験をして比較していただければと思います。
HUGmeは一条工務店の中では低い方ですが、大手ハウスメーカー全体で比較をするとかなり良い方という仕様です。
一条工務店の評判・印象レビュー3:建てた人は性能の自慢しかしてない

『建てた人は性能の自慢しかしてない 外観や内装の話題はほぼ無くて床暖房や全館空調自慢が多い』
Instagramで一条工務店のオーナーさんが間取りやデザインのことを発信しているのをよく見る印象です。
うまくおしゃれに住んでいこうという感じで、小物でかざったり、楽天ルームをやっていたりする人が多いです。
それはそれで1つの正解だと思います。
センスを言語化するのは難しく、「北欧風」「ジャパンディ」「モダン系」「インダストリアル風」「カフェ風」「ブルックリンスタイル」などは定義、方程式がありますが、それをきちんと言語化できる人はそうそういません。
勉強している人しか言語化して発信するというのはできないため、感覚に依存した内装になっていき、言語化できないから発信できないということだと思います。
ベージュ系だったらジャパンディー、黒が入っていたらモダンなど、色でこのスタイルと分けられていることが多い気がします。
それは違います。
きちんとした定義があるのですが、雰囲気でやっています。
だからこそデザインに関して発信できないのかもしれません。
そのため、わかりやすいところで「一条工務店の性能はいいよ」と言っている人は多いのだと思います。
しかしそういう人ばかりではないかなという印象です。
一条工務店の評判・印象レビュー4:住宅性能は抜群

『住宅性能は抜群 住まいを体験したがこの時期なのにどこにいても同じ体感温度で生活しやすい』
間違いありません。
光熱費も安いですし、究極系だと思います。
自然の力を活かすパッシブデザインというのがありますが、それは見た目と建物の機能の両立をしてはじめてデザインなわけです。
例えば太陽光を室内に入れるとします。
家の中が暖まったあと、保温しなければならないわけですが、断熱性能がなければ保温できません。
日差しをカットするのに軒を伸ばす方法がありますが、大前提として屋根の断熱材がしっかり入っていなければ屋根からの熱で室内が暖かくなってしまいます。
ですので、自然の力だけではどうにもならないのです。
デザインは見た目のことを言っていると考えがちですが、実はそうではなく、見た目、性能、流通、コストなど全部を考えてデザインです。
そういう意味で一条工務店は、限りなくパッシブデザインに近いメーカーだと思います。
違う角度の話をすると、Xなどで、一条工務店の玄関ドアが結露するという画像が上がっていたりします。

そこに関しては、一条工務店の建物の性能に玄関ドアがついてこられていないのです。
通常の玄関ドアではなく、DANNJUというかなり分厚めの断熱性能が高い玄関ドアを入れてもらわなければ、玄関ドアに結露が出てきてしまうというのは全国的にちらほら見えます。

一条工務店で家を建てるのであれば「DANNJU」を入れることをおすすめします。
玄関まわりは気密も取りにくいので、慎重にやった方がいいですし、「断熱」=「壁 床 天井」にフォーカスされがちですが、玄関ドアも結構重要です。
そこは注意してもらいたいことです。
一条工務店の評判・印象レビュー5:営業マンの住宅への知識が弱い

『営業マンの住宅への知識が少し弱い気がする 契約のことで頭がいっぱい』
良くも悪くも営業マンはそういう役割です。
「契約のことで頭がいっぱい」というのは営業マンとして真っ当かもしれません。
普通に考えたら営業マンは販売員で、そこにプラスアルファのことをやっている人が優秀と言われているだけです。
あと一条工務店は、安く、質を高くしてより多くの人に幸せになってもらうというユニクロのような企業なので、あまり知識がなくてもいいのではないかと思いますし、どちらかというと、本社が流行りなどを拾って外壁の色味を調整してみたり、パナソニックのフロントオープンの食洗機をいの一番に入れたり、そういう商品開発のようなところも本社がやって落とす、落としたものを現場の人たちが一生懸命売るという流れになっています。

一条工務店は役割を全うしているだけかと思います。
一条工務店の評判・印象レビュー6:値引き交渉が必要ない

『値引き交渉が必要ない』
値引きはできません。
乗っけ引きやキャンペーンなど、適当に名前をつくってお客さんを囲い込むということをやってみたり、何かしら理由をつけて値引きを餌にお客さんを契約にもって行こうとしたりするのは、人によっては「お客さんを後押しする理由で値引きを使うんだ。」ということを言う人もいます。
演出で後押しするのは違います。
値引きを追求すると職人さんにしわ寄せがくるので、そういう意味でもない方がいいですし、これが真っ当な姿かなと思います。
一条工務店の評判・印象レビュー7:家がダサい

『家がダサい』
ダサいかダサくないかは人の感性によります。
一条工務店の家がかっこいいと思って住んでいる人もいるので、その人たちに「ダサい」とは言ってほしくないですね。
一条工務店の評判・印象レビュー8:仮契約をしないと土地探しをしてくれない

『仮契約をしないと土地探しをしてくれない』
これはよく聞きます。
「仮契約」という言葉自体、使っているのは一条工務店だけです。
100万円を入れて契約をしておいて、破棄したらお金は全額戻しますというのを仮契約と言っています。
仮契約・本契約・発注前の契約で3回あるということです。
実際は契約ではなく申し込みです。
仮契約という言葉はわかりやすいため浸透して、他の大手の営業マンでも請負契約のことを「仮契約」と言ってしまいます。
仮契約というシステムは一条工務店だけのものと捉えていただきたいのと、「仮契約をしなければ土地探しをしません」というのは一条工務店の文化です。
申し込みなので、一旦100万円を預けることになりますが、それで土地探しをしてもらってダメだったらお金を戻してもらう流れにしてもらえればいいと思います。
通常の契約とは違うので、そこは理解していただきたいなと思います。
一条工務店の評判・印象レビュー9:光熱費安すぎ

『住んで2年目になりますがめちゃくちゃ贅沢な暮らしをして光熱費安すぎて驚いています』
一条工務店のどのお施主さんに聞いても、光熱費がプラスになって戻ってくることがほとんどだと言いますし、光熱費が全然かからないというのは本当によく聞く話なので、昨今光熱費、物価が高騰しているこの世の中、非常にいい選択かなと思います。
一条工務店の評判・印象レビュー10:設計士がダメダメ

『設計士がダメダメでした』
思ったような提案をしてくれなかったという意見は結構あります。
決められた形の中でやっていますし、一条工務店の中には、デザインを追求しようという文化はありません。
細かくつくっていこうと思ったら造作家具などが必要になってきますし、それこそインテリアの知識も必要になってきますが、そこは目指していません。
一条工務店には一条工務店のよさがありますし、それを最大限活かすためにどうすればいいのだろうと考えるのは全然いいと思いますが、うまく魅力を引き出せなかったから「一条工務店はダメだ。」とディスるのは少し違うような気がします。
設計さんはやる気があったが物理的にできないことだったかもしれませんし、一条工務店に限らず、やる気のない設計さんはどうしてもいるので、それを「一条が」と言ってしまうのは違うなと思います。
もし一条工務店で「デザイン性の高い家をつくりたい」「見た目がいい家をつくりたい」というのであれば、勉強して、自分から営業さんや設計さんを引っ張っていけるくらいのリテラシーをつけていただければと思います。
一条工務店の評判・印象レビュー11:「さらぽか」と「うるケア」を併用できないのがイマイチ

『「さらぽか」と「うるケア」を併用できないのがイマイチでした』
除湿に関しては再熱除湿型エアコンを入れればいいです。
うるケア、つまり加湿の方は、加湿器がいらなくなるので入れておいた方がいいです。

各ハウスメーカーのルームツアーなどでいろいろな方の家に行きますが、加湿器がたくさん置いてあります。
それがすっきりなくなる、あと、フィルターの掃除をしなくてよくなると考えたら入れる価値はあると思います。
メンテナンスイージーで加湿できる、しかも水道水直結のような感じなので、冬場は非常に楽だなと思います。
個人的にはうるケアの方を入れてもらいたいなと思います。
除湿に関しては普通にエアコンで再熱除湿を入れていただければと思います。
除湿と加湿を両立できるようなシステムが今後出るような出ないような話もあります。
新システムという話でいくと、一条工務店は一条アドバンス免震というものを発売しました。

価格も安く、1階の坪数×30万円です。
それで全然揺れなくなるのはすごいです。

あれだけ熱量込めていろいろ開発していたら、そりゃそれだけいい商品が出てくるなと思います。
事前に地盤調査をして免震システムが入れられるかどうか判断しなければならない決まりはあるようです。
地盤によっては使えないところがあるので、免震システムを入れたい方は、地盤調査をして免震システムを入れられるかどうか、その合否を一条工務店側からもらって確認した上で免震システムを入れるという、通常とは違う流れになります。
土地を買う前に調べなければならないので、地主さんや不動産業者さんに言って協力してもらわなければなりません。
入れられれば全く揺れない家づくりが可能になるので、もし余裕があるなら免震システムを入れてもらいたいです。
住宅業界でなかなか技術革新がない中、地道に新しいシステムをつくり、安い価格で提供しているという意味ではデザイン性があるなと思います。
見た目だけではなく、機能性もそうですし、プロダクトとしてどう流通させるのか、コスト面をどう調整するのかという一連の流れも全部デザインなので、そういう意味ではデザイン性がいい会社です。
一条工務店の口コミ11選|評判・印象を辛口レビューまとめ
一条工務店の評判・印象レビューということで説明してきました。
ぜひ参考にしてください。
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