この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
「ローコストでおすすめの注文住宅は?」「ローコスト注文住宅で気をつけるべきことはある?」といった疑問をお持ちではありませんか。
「ハウスメーカーによって価格はピンキリ」と思われがちですが、現在の注文住宅の相場は建物のみで坪90万〜100万円で、ローコストといわれる価格帯も年々上がっています。そのような中で、なるべく価格を抑えながら、ある程度品質も高い住宅を建てたいという方は多いかと思います。
今回は、ローコストの注文住宅で特におすすめのものを6つ解説します。また、「そもそもローコストの注文住宅って大丈夫なの?」という方のために、メリット・デメリットや失敗しないためのコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 注文住宅の相場は建物のみで坪90万〜100万円。最安値帯でも坪75万〜80万円台後半
- 安いものには安いなりの理由がある。仕様・間取りの制限や材料の質で価格を下げている
- 規格住宅は断熱・気密の強化がほぼできない。基本スペックが高いメーカーを選ぶのが唯一の解決策
- 相見積もりでの大幅な値引きは期待できない。値引きは3%程度が上限
- 一条工務店の規格住宅HUGmeは、自社工場による高コスパで有力な選択肢
ローコスト注文住宅とは

最近よく耳にする「ローコスト住宅」や「ローコスト注文住宅」。マイホームを検討している方の中には、「普通の注文住宅と何が違うの?」「本当に安く建てられるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
ローコスト注文住宅とは、その名のとおり「建築コストを抑えて建てられる注文住宅」のことです。ただし、「坪50万〜60万円で建つ」という時代はすでに終わっています。現在は、注文住宅の最安値帯でも建物のみで坪75万〜80万円台後半、35坪なら約2,625万〜3,115万円が目安です。
一方、一般的な注文住宅の相場は建物のみで坪90万〜100万円、35坪で約3,150万〜3,500万円です。さらに、どのハウスメーカーで建てても土地・建物以外に約1,500万円の諸費用(外構費用、地盤改良費用、住宅ローン保証料、家具・家電など)がかかります。土地代を2,000万円とすると、総額は6,650万〜7,000万円ほどになります。
そのため、「多少のこだわりはあるけど、費用を重視したい」「無理のないローンで新築に住みたい」という方にとって、ローコスト注文住宅は非常に現実的かつ魅力的な選択肢と言えます。
ただし、相場より安いのには理由があります。ハウスメーカー・工務店が相場以下の価格を実現する方法は、次の4つです。
- 選べる仕様や間取り、契約後の打ち合わせ期間に制限を設ける
- 特定の建材に数を集約してボリュームディスカウントを取る
- 使う材料の質を落として、安くつくることを優先する
- 自社工場で建材をつくり、中間マージンをカットする(できるのは一条工務店くらい)
つまり「安いものには安いなりの理由がきちんとある」わけで、どの方法で価格を下げているのかを理解したうえで選ぶことが大切です。
ローコスト注文住宅のおすすめハウスメーカー6選
では、実際にどのような注文住宅がローコストといえるのでしょうか?ここでは、数ある住宅メーカーの中から、価格・性能・満足度のバランスに優れたおすすめ6社を厳選して紹介します。
いずれもローコスト系として知られるメーカーですが、前述のとおり現在は最安値帯でも建物のみで坪75万〜80万円台後半が目安です。住宅価格はこの5年で1,800万円ほど上がっており、古い価格情報は参考になりません。必ず最新の見積もりで確認してください。
なお、おすすめのハウスメーカーやその最新情報などを詳しく知りたい方は、元大手ハウスメーカー営業で全国1位の実績を持つ、登録者14万人以上の住宅系YouTuber「まかろにお」が解説する「まかろにお【工務店&ハウスメーカー攻略法】」の視聴がおすすめです。
各ハウスメーカーのトップ営業マンから仕入れた生の情報や、過去の無料相談で蓄積したリアルな悩みやその解決策などをお伝えしています。
タマホーム
タマホームは、ローコスト系注文住宅の代表格として知られる大手ハウスメーカーです。かつては「1,000万円台で建つ」というイメージが強かったメーカーですが、住宅価格全体が大きく上がった今、その前提で検討するのは禁物です。なお、一条工務店が格安商品「HUGme」を出したことで、タマホームのシェアは一条工務店に奪われつつあります。比較検討の際は、後述する一条工務店のHUGmeも候補に入れてみてください。
「品質も、価格も、叶う家」がコンセプトの大手ハウスメーカーであり、自社施工で徹底したコストダウンを実現していることが特徴です。特に人気の「木麗な家」は、オール電化・高品質設備(LIXIL・EIDAIなど)を標準装備しつつ、比較的ローコストなプランとなっています。
保証は最長30年の長期保証・点検付きで、アフターサポート面も安心です。ラインナップが豊富なので、若い方など、初めて家を建てる方にもおすすめできるでしょう。
アイフルホーム
アイフルホームは、ローコスト系として知られる注文住宅です。リクシルグループが展開するハウスメーカーで、「子どもにやさしい家づくり」をテーマに設計されています。また、キッズデザイン賞を10年連続受賞していることも特徴的です。
代表的な「FAVOシリーズ」では、木造でスキップフロアや二世帯住宅など多彩なプランが用意されており、価格を抑えながらライフスタイルに合わせた自由な選択が可能となっています。
最長30年保証、10年の設備保証、耐震保証、完成引渡保証などが用意されており、トータルサポートも強みです。
アイダ設計
アイダ設計は、ローコスト系の注文住宅として有名なハウスメーカーです。「正直価格の家づくり」で知られる、老舗ローコストメーカーであり、建材の一括仕入れや自社管理によって価格を大幅に抑えています。
「999万円の家(24坪3LDK)」といった低価格プランで知られていますが、こうした価格は仕様や間取りの制限、材料の質を抑えることで実現されているものです。前述のとおり現在の最安値帯は建物のみで坪75万〜80万円台後半が目安のため、実際の総額は必ず最新の見積もりで確認しましょう。
構造は木造在来工法で、震度7を想定した耐震実験にも耐える強度となっており、保証は最長35年保証・第三者チェック付きで、品質管理も徹底されています。
アエラホーム
アエラホームは、ローコスト系の注文住宅の中では断熱性に優れているとされるハウスメーカーです。独自の「外張断熱工法」(柱の外側から断熱材で家全体を包む工法)を採用することで、家全体を包み込むような高断熱を実現しています。
そのため、冬に暖かいのはもちろん、夏は冷暖房効率も良く、省エネ性能の高さから「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を9年連続受賞しており、性能の高さがうかがえます。
おすすめは「クラージュ」シリーズで、保証内容は20年保証(永年延長可)+設備10年保証+24時間サポートとなっているため、万が一のトラブルでも安心です。
レオハウス
レオハウスは、ヤマダホームズと同じヤマダホールディングスグループのローコスト系住宅ブランドです。低価格ながら自由設計が可能となっており、予算内でこだわりを再現したい方におすすめできます。
特に20代〜30代に人気であり、「ペットと暮らせる家」が得意でもあります。建物初期保証は20年で、10年ごとの有償補修工事を行うことで最長60年まで延長が可能となっていることも特徴です。
なお、同グループのヤマダホームズは、コスパのいいハウスメーカーとしておすすめできる1社です。ヤマダ電機で家具・家電を割引で購入できるなど、家電メーカーならではのまっとうなキャンペーンが強みです。
一条工務店(規格住宅)

一条工務店は今現在、全国で一番売れているハウスメーカーです。ローコストとして名高いわけではありませんが、規格住宅「HUGme(ハグミー)」であれば1,490万円(税込1,639万円)からという低価格で建てられます。一条工務店全体の坪単価は約80万〜100万円(MEGULIEが2025年の相談事例約2,000件から集計した大手ハウスメーカーの坪単価ランキング)で、有名ハウスメーカーの中では安い方から2番目に位置します。
本来であればもっと坪単価が上がっても良いハウスメーカーでありながら、選べる仕様や間取りを制限することでこの価格帯を実現しているわけです。加えて一条工務店は、全国で唯一、自社工場でほぼすべての建材をつくって中間マージンをカットしています。そのため、安くていいものを建てるなら一条工務店が圧倒的に強いと断言できます。
決められた100のプランの中から選ぶ必要があるためデザインは限定的です。断熱材は上位商品より薄くなるものの(壁の断熱材はEPS89mm)、業界全体で見れば断熱性能は良い方であることは大きなメリットです。
デザインについても、プラン内である程度はカスタマイズ可能です。一条工務店でおしゃれにするなら、建物の形をいじらず、家具や照明などのインテリアで整える「マンション方式」がおすすめです。強いこだわりがなく、価格・性能を重視する方におすすめできます。
一条工務店についてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【工務店&ハウスメーカー攻略法】」で一条工務店について詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
ローコスト注文住宅のメリット

「家が欲しいけど、できるだけ費用は抑えたい」と考えたとき、ローコスト注文住宅を検討する方は多いかと思います。価格面のメリットがあるのは何となくわかるものの、他にどのようなメリットがあるのか知らない方も多いのではないでしょうか?ローコスト注文住宅には、次のようなメリットがあります。
ここでは、各メリットについて詳しく解説します。
価格を抑えながら「新築」が手に入る
多くの人が「家を建てる」と聞くと、数千万円かかる大きな買い物をイメージするかもしれません。しかし、ローコスト住宅なら相場(坪90万〜100万円)より抑えた価格で新築を建てることも可能です。35坪の場合、最安値帯なら建物のみで約2,625万〜3,115万円と、相場帯(約3,150万〜3,500万円)より数百万円安く新築が手に入ります。
中古住宅と比べても、新築なら現行の耐震基準を満たしているため、購入直後に大規模な修繕が必要になる心配は少ないでしょう。また、予算に余裕があったとしても、安く抑えられることで心理的な負担が少なくなるでしょう。
ただし、最低限のプランは断熱・気密性能が抑えられていることが多いため、「安さ」だけでなく性能の中身も確認したうえで選ぶことが前提です。
住宅ローンの審査が通りやすい
ローコスト住宅は価格が低いため、借り入れる金額も少なくて済みます。その結果、住宅ローンの毎月の返済額が抑えられ、金融機関の審査にも通りやすくなるでしょう。
住宅ローンの審査では「年収に対する返済比率(返済負担率)」が重視されますが、ローコスト住宅であればその比率も低く抑えやすく、無理のない範囲でマイホームを持てる可能性が広がります。
なお、最安値帯(建物のみ坪75万〜80万円台後半)の住宅を購入できる世帯年収の目安は、土地がすでにある場合で550万〜800万円、土地から購入する場合で800万〜1,200万円です。
年収に不安がある方や、ほかにローンを抱えている方にもおすすめの選択肢です。将来的な負担や不安も軽減できるので、安心して暮らしやすくなります。
予算内でも床面積を広くしやすい
ローコスト住宅は、建築コストの効率化によって、同じ予算でも広い床面積を実現できることが特徴です。無駄な装飾が少なく、シンプルで広い空間を確保できます。また、標準化された建材や工法を使うことで材料費や人件費を抑え、無駄な設計コストもカットできます。
結果として、広々としたリビングや部屋数の多い間取りも、予算内で手の届く可能性が高くなります。「限られた予算の中でも、家族みんなが快適に過ごせる広さが欲しい」という方にぴったりです。
こだわりのある部分にお金をかけられる
ローコスト住宅では、基本のコストを抑えられる分、こだわりたいポイントにだけしっかりと予算を充てることが可能です。たとえば、浮いた予算を外構や家具・家電、将来のメンテナンス費用に回すといった使い方ができます。ただし、規格住宅(セミオーダー型)では、他メーカーのキッチンを入れる、無垢材を使う、造作家具を入れるといった要望は基本的に通らない点に注意してください。
フルオーダーの注文住宅ほど自由度はないものの、「全部は無理でも、自分らしい家にしたい」という人にはおすすめできます。
打ち合わせの手間が少ない
注文住宅でよくある悩みが、膨大な打ち合わせと決定事項の多さです。間取り、建材、設備など、一つひとつ選んでいくことは意外にも大変なものです。その点、ローコスト住宅はある程度仕様が決まっているため、打ち合わせの回数や内容も少なく、スムーズに計画が進みます。
「仕事や子育てが忙しくて、家づくりにあまり時間が取れない」「迷いすぎてなかなか決められない」という方でも、ストレスなく進められることがメリットです。ただし、打ち合わせの回数に上限を設けている規格住宅もあり、思った以上にスピーディーに進んですぐに工事が始まることもあります。決めきれないまま進まないよう、要望は事前に整理しておきましょう。
工期が比較的短い
ローコスト住宅は、設計や施工が効率化されているため、工期が短く、早ければ3〜4ヶ月程度で引き渡し可能なケースもあります。パッケージ化されたプランにより、資材調達や職人のスケジュールも事前に調整しやすく、着工から完成までが非常にスムーズです。
そのため、「できるだけ早く新居に住みたい」「アパートの更新に間に合わせたい」といったニーズにも応えやすく、スピード重視の方にも向いています。
ローコスト注文住宅のデメリット

ローコスト住宅は「手頃な価格で新築が手に入る」という大きな魅力がありますが、一方で次のようなデメリットもあります。
デメリットを事前に知っておくことで、対策や検討ができるようになります。それぞれ詳細を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
標準仕様のグレード・性能が比較的低い
ローコスト住宅ではコスト削減の一環として、使用される建材や設備のグレードが抑えられています。安いものには、安いなりの理由がきちんとあります。たとえば、屋根の下地(ルーフィング)が最低限の1層仕様、スレート瓦、サイディング外壁、シート系床材、アルミ樹脂複合サッシ、ペアガラスなどです。いずれも、安くても後悔しやすい仕様の代表例です。
また、断熱性能・気密性能は低い傾向にあり、住んでからの快適さに直結します。特に規格住宅は断熱仕様の強化が基本的にできず、気密施工もほぼ行われていないため、断熱・気密・換気・空調の性能はほぼ諦めるしかないのが実情です。実際に、真夏に冷房を18℃の強風設定にしても2階が全く冷えなかった大手ハウスメーカーの規格住宅もありました。特に寒冷地や夏の暑さが厳しい地域では注意が必要です。
間取りやデザインの自由度が低い
ローコスト住宅は「セミオーダー型」が主流で、あらかじめ決まった間取りプランや仕様の中から選ぶ形式が多く採用されています。そのため、自由設計の注文住宅と比べると、理想の間取りや外観デザインに柔軟に対応するのは難しいのが実情です。規格住宅では建物の大きさ・形状は変えられず、変更できるのは中の間仕切り程度で、壁を抜いて大空間をつくるといった変更はできません。外観も、最もコストの安い寄せ棟(4方向に屋根面がある形状)に固定されていることがほとんどで、軒を伸ばす・屋根勾配を緩くするといった変更も原則できません。
また、35坪未満のコンパクトな土地や、台形・細長い変形地には、規格住宅はそもそも入らないケースがほとんどです。こだわりが強く、人と被らない自分たちだけのデザインにしたい方は、規格住宅を検討から外すべきです。こだわりがそこまでなく、ある程度快適な住宅が手に入れば良いと考えている方に向いているでしょう。
オプション費用が高い傾向にある
標準仕様では満足できず、「あれもこれも」とオプション追加をすると、結果的に総費用が想定よりも大きくなるケースがあります。たとえば、システムキッチンのグレードアップ、収納の増設、外壁の色やデザインの変更など、小さな追加が積み重なると、結果的にローコストとは言えなくなってしまいます。
そのため、見積もり段階でしっかりオプション費用を確認し、「基本価格」だけで判断しないことが大切です。基本価格の中にどのようなものが含まれているのかを事前に確認し、オプションはどこまでに留めるかなどを事前に考えておくと良いでしょう。また、前述の諸費用約1,500万円(外構費用約300万〜800万円、家具・家電約500万円など)も建物本体とは別に必要です。特に規格住宅は建物の形が固定されるため、広い土地に建てると余った敷地の外構費用が膨らみ、トータルではむしろ割高になることもあります。たとえば100坪の土地に40坪の2階建てを建てると、残り80坪の外構だけで700万〜1,200万円ほどかかります。
頻繁にメンテナンスが必要なケースもある
ローコスト住宅に使われる建材や設備は価格重視で選ばれているため、耐久性やメンテナンス性が劣ります。その結果、表面的には安く収まっても、すぐに劣化したり、後々のメンテナンスで多額の費用が発生したりすることになります。たとえば、屋根の下地であるルーフィングが1層仕様だと耐用年数は約30年で、交換時には屋根材ごと剥がして貼り直す大がかりな工事(足場も必要)になります。
初期費用は抑えられても、将来的な維持費が高くつくため、長期的な視点での検討が重要です。ルーフィングを耐用年数60年の2層仕様にする(差額はどのハウスメーカーもおおよそ20万円)など、耐久性に関わる部分は出し惜しみしないこと、そして保証内容を確認することが大切です。
このような注文住宅の注意点やその対策について知っておきたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【工務店&ハウスメーカー攻略法】」の視聴がおすすめです。事前に正しい知識を身につけておくことで、より後悔のない家づくりができるでしょう。
ローコスト注文住宅で失敗しないコツ

ローコストな注文住宅には、デメリットがあるのも事実です。とはいえ、予算の関係などでローコスト注文住宅を建てる方も多いでしょう。ただし、前述のとおり「安いものには安いなりの理由」があるため、価格だけを見て思考停止で選ぶのは危険です。
ただし、そのような状況でなるべく失敗や後悔をしないためには、次のようなポイントを押さえておくことが大切です。
それぞれについて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
住宅性能はなるべく妥協しない
価格を抑えたい気持ちはわかりますが、「住宅の基本性能」だけは妥協しないことが重要です。特に、耐震性・断熱性・気密性(家の隙間の少なさ)など、暮らしの安心や快適さに直結する部分はしっかり確認しましょう。前述のとおり、規格住宅では契約後に断熱・気密性能を強化することがほぼできません。そのため、唯一の解決策は、そもそも基本スペックが高いハウスメーカーの規格住宅を選ぶことです。
住宅は一度建てたら簡単には変えられません。目先の金額だけで判断せず、長く住むことを見据えた上で、「必要な性能」を満たしているかを確認しておくようにしましょう。あらかじめ「このくらいの性能は欲しい」という基準をある程度決めておくと、金額に左右されずに検討しやすいです。
具体的には、窓はトリプルガラス+樹脂サッシが基本です。アルミ樹脂複合サッシは、外気との温度差が20℃のとき室内湿度52%以上で結露し始めるのに対し、樹脂サッシは73%以上まで結露しません。「トリプルガラスは必要ない」とペアガラスを勧めてくる営業担当者は、トリプルガラスの採用経験がない可能性が高いため注意してください。
住宅展示場での体験なども通して、コストと快適さのバランスをしっかりと考えるのがおすすめです。ただし、住宅展示場に足を運んだ際、個人情報は渡さないようにしてください。個人情報を渡してしまうと、新入社員や若手社員が担当になったり、住宅展示場の接客が雑になったりする可能性があるためです。
また、住宅展示場に個人情報を提供すると、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」のサービスをご利用いただけなくなる場合もあるためご注意ください。
保証内容を確認しておく
ローコスト住宅に限らず、万が一に備えた保証やアフターサービスはとても大切です。「初期保証がどの範囲までカバーされているか」「定期点検はあるのか」「不具合が出たときの対応は早いのか」など、契約前にしっかり確認しておきましょう。
とくに、保証の「年数」より、何をどこまで無償で対応してくれるのかという中身は要チェックです。設備の不具合を無償で交換してくれるハウスメーカーは、通常ありません。例外的に一条工務店は、オリジナル製品なら10年間無償で交換してくれます(フィリピンの自社工場から空輸するため、交換に1か月半ほどかかる点は注意)。「最長◯年保証」という数字だけで安心せず、点検の回数や有償メンテナンスの条件も約款で確認しましょう。
複数社を比較する
「価格が安いから」といって、最初に相談した1社だけで決めてしまうのは控えた方が良いでしょう。ローコストな注文住宅だけ見てもいくつかの選択肢はあるので、複数社に資料請求・相談をして、提案の内容や金額、スタッフの対応などを比較するのがおすすめです。
ただし、相見積もりで大幅な値引きを引き出せると期待するのは禁物です。ハウスメーカーの値引きは「3%までなら引いてよい」といった社内ルールで決まっていることが多く、「今月限定」などのキャンペーン値引きも、ほぼ出来レースです。比較の目的は値引きではなく、提案内容と担当者の質を見極めることです。
オプションをなるべく避ける
前述のとおり、ローコスト住宅の落とし穴の一つが「オプション費用の膨張」です。ここでは、その対策を解説します。
営業担当側もできれば高価格で受注したいと考えているため、施主が「こうしたい」という意見に対して、「お金がかかるからやめておいた方が良い」とはなかなかなりません。そのため、最初から標準仕様の設備や内装に満足できるプランを選んでおくことが、費用を抑えるコツです。どうしても外せない部分にだけ絞って予算を配分するように意識しましょう。
とはいえ、オプションをまったく付けないというのも難しい話です。そのため、「予算内でこのくらいはオプションや追加費用に使っても良い」といった割合や金額をある程度決めておくことで、余裕を持って家づくりができるでしょう。
評判や失敗談を見ておく
実際にその住宅会社で建てた人たちの口コミや体験談はとても参考になります。ネットのレビューサイトやSNS、「まかろにお【工務店&ハウスメーカー攻略法】」などで、良い面だけでなく、ネガティブな声にも耳を傾けてみましょう。
また、モデルハウスや展示場を見に行く、オーナー宅の見学会に参加するといったリアルな情報収集も重要です。写真だけではわからない質感や広さ、住み心地を体感できるため、より現実的な判断がしやすくなります。
まとめ
ローコスト注文住宅のおすすめハウスメーカーを6つ紹介しました。ローコスト注文住宅は、「こだわりは少なく、価格を優先したい人」に向いています。ただし、安いものには安いなりの理由があるため、仕様や性能、将来のコストを確認せずに選ぶと後悔します。
そのため、メリット・デメリットをしっかり理解し、自分に合ったハウスメーカー選び・家づくりを進めることが大切です。
今回紹介したような注文住宅の情報や家づくりのポイントは、YouTubeチャンネル「まかろにお【工務店&ハウスメーカー攻略法】」でも詳しく解説しています。
また、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、公式LINEを通じた無料相談も実施しています。住宅に関する悩みや質問がある方は、下記のリンクから友だち追加をしていただくと、最新の情報や具体的なアドバイスがリアルタイムで受け取れるので、ぜひご活用ください。
家づくりは事前に勉強をしておくことで、後悔することが少なくなります。正しい知識を身につけて、後悔しない理想の住まいを建てられるようにしましょう。