この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
「ハウスメーカーに資料請求したいけど、営業がしつこいのでは?」「一括請求サイトって本当に便利なの?」このような疑問をお持ちではないでしょうか?
資料請求は、家づくりの第一歩として有効な手段ですが、やり方を間違えると後悔することもあります。今回は、ハウスメーカーに資料請求する際の注意点や、営業を避けるためのコツについて解説します。メリット・デメリットも整理しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ハウスメーカーに安易に資料請求してはいけない

マイホームを検討している方の中には、家づくりの一歩として資料請求を検討している方も多いかと思います。とはいえ、何も知らず安易に資料請求してしまうと、あとで損をしてしまうこともあります。主な理由としては、次のものがあります。
それぞれ詳細をお伝えしますので、資料請求前に確認しておきましょう。
営業担当者が新人や若手になるケースが多いから
住宅業界では「資料請求=商談の前段階」という認識があり、契約の見込みが高いかわからないお客様には、新人や若手の営業がつくことがよくあります。
一見、気軽にカタログを取り寄せただけのつもりでも、入力した個人情報がメーカー本社に共有され、最寄りの営業所に割り振られた上で、自動的に担当者が決まるケースが多いです。
この「自動割り当て」された営業担当者が、たまたま経験豊富なベテランならまだ良いですが、実際は新人や経験の浅い営業がつく可能性が高いのが現実です。
新人営業には熱意がある一方で、提案の幅が狭く、打ち合わせ回数が増えたり、見積もりの詰めが甘くなったりと、思わぬストレスにつながることもあります。「一緒に成長していければいい」と思える方であれば別ですが、家づくりの品質や進行にこだわりたい方には不向きな選択です。
資料請求した上である程度レベルの高い営業担当者について欲しい場合は、少なくとも資料請求時の情報を詳細に入力しておくのがおすすめです。
住宅展示場で営業担当者に相手にされなくなる可能性が高くなるから
もう一つ深刻なのが、資料請求をきっかけに担当者が勝手に決まり、住宅展示場に行っても相手にされづらくなりやすいことです。
データベースにすでに担当者が登録されている状態となり、「このお客様はすでに〇〇さんの担当だから」と他の営業は積極的に対応してくれません。なぜなら、すでに営業担当者が決まっているお客さんが契約となったところで、売上の半分以上はその営業担当者のものとして計上されることが多いからです。
営業は歩合制であることがほとんどなので、モチベーションがわかず、「このお客さんは5割程度の接客で良いや」となりかねません。
最初について営業担当者が優秀ならまだ良いですが、基本的には営業に相手にされなくなる可能性があり、デメリットとなりがちです。そのため、安易に資料請求はしないようにしましょう。
「どのように家づくりを始めるべきかわからない」「自分たちの希望に合うハウスメーカーを知りたい」といった方には、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営するYouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の活用がおすすめです。

こちらのチャンネルでは、元大手ハウスメーカー勤務で、住宅営業で全国No.1を獲得した「まかろにお」が、実際の価格感や営業担当のリアルな対応、設備の選び方などをわかりやすく解説しています。費用の見極め方やハウスメーカー選びの参考になる情報が満載ですので、ぜひご覧ください。
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ハウスメーカーに資料請求する方法

先ほど解説したように、ハウスメーカーに資料請求をすることはあまりおすすめできません。とはいえ、中には家づくりのイメージを考えたり、各ハウスメーカーの詳細を知ったりするために資料請求をしたい方もいるかと思います。ここでは、そのような方に向けて、資料請求する方法を3つ紹介します。
詳細をチェックし、利用しやすい方法で資料請求すると良いでしょう。
公式サイトで申し込む
定番なのは、公式サイトで資料請求を申し込む方法です。自分の気になるハウスメーカーに絞って請求することが可能であるため、自分のペースでゆっくりと選べます。
複数社に一括申し込みはしないので、営業連絡が大量に来る心配もありません。都度フォームを入力するのはやや手間ですが、まずは2〜3社に絞って資料請求することで、面倒な手間も比較的省けるでしょう。
一括請求サイトで申し込む
複数社の資料が欲しい場合は、一括請求サイトを利用する方法があります。1社ずつ申し込みする必要はなく、対象エリア内などに絞って、ハウスメーカーの資料をまとめてもらえます。
ただし、複数社からの営業連絡が増える可能性があるため、営業を控えて欲しい人にとってはデメリットとなりやすいです。条件に絞って自動提案してくれるようなサイトもあるので、なるべく絞って請求すると良いでしょう。
住宅展示場や営業所で直接もらう
最寄りの住宅展示場やメーカーの営業所に足を運び、資料を直接受け取る方法もあります。モデルハウスを直接見て情報も得られるのはもちろん、その場で担当者に不明点などを質問できるメリットがあるでしょう。
すぐに間取りや見積もりがもらえるハウスメーカーもあるため、本格的に家づくりを検討している方に向いています。直接訪問の手間はかかるので、1日で訪問するハウスメーカーは1〜3社に絞っておくのがおすすめです。
ただし、住宅展示場に足を運んだ際、個人情報は渡さないようにしてください。個人情報を渡してしまうと、新入社員や若手社員が担当になったり、住宅展示場の接客が雑になったりする可能性があるためです。
また、住宅展示場に個人情報を提供すると「メグリエ(MEGULIE)」をご利用いただけなくなる場合もあるためご注意ください。
ハウスメーカーに資料請求するメリット
基本的にはおすすめしない資料請求ですが、あえてメリットを挙げるとすれば、次のような点が挙げられます。
新しい情報を得られる
各ハウスメーカーのカタログには、公式サイトに掲載されていない最新の建築事例やモデル情報が掲載されていることがあります。
たとえば、新シリーズの仕様や住宅性能の詳細など、インターネットでは拾いきれない詳細な情報に触れられるのは、資料請求の一つの利点です。
また、構造や断熱などの技術的な工夫についても、図解付きでわかりやすく説明されているケースが多く、理解を深めやすくなります。
家族で話し合う材料になる
資料を手にとって話し合うことで、家族全員の意見を反映した住まいづくりがしやすくなるというメリットもあります。資料を見て具体的な間取りや設備を検討できるため、家族の意見をまとめやすくなります。
話し合いを通して、家づくりの優先順位が整理するきっかけにもなり、今後の家づくりをスムーズに進めることができるでしょう。
複数社を比較しやすくなる
複数のカタログが手元にあると、スペックや価格、設計の自由度などの比較がしやすくなります。Web上では見落としがちな細かな仕様の違いや、標準設備・オプション対応の差などもチェック可能です。
一括請求サイトなどを使えば一気に集めることもできますが、情報が多すぎて混乱する恐れもあるため、請求先は多くても3〜5社程度に絞ると良いでしょう。
理想の家づくりをイメージしやすくなる
資料にはモデルハウスの写真や間取り図、インテリアの提案例などが豊富に掲載されており、完成後の暮らしを具体的に想像しやすくなります。
「朝の動線をスムーズにするには?」「家事のしやすさは?」など、ライフスタイルと照らし合わせることで、必要な設備や間取りの条件も明確になってきます。
ハウスメーカーに資料請求するデメリット・注意点

資料請求には一定のメリットもありますが、デメリットや注意点を知らずに行うと損をする可能性もあります。特に次のような点に注意が必要です。
勝手に営業担当者が決まってしまう
資料請求を行うと、そのタイミングで自動的に営業担当者が割り当てられる仕組みになっているハウスメーカーが多く存在します。入力した個人情報は本社で管理され、居住地に近い支店や営業所に振り分けられた上で、そこで空いている営業担当者が割り当てられることが一般的です。
この際、どの営業担当者が自分に合うかを選べないため、新人や相性の合わない営業が担当になることもあります。一度営業担当者が決まると、その後の展示場訪問や営業所でのやり取りでも「すでに担当がついている方」として扱われ、他の営業に取り合ってもらいづらくなることもあるため注意が必要です。
資料請求しすぎると情報過多になる
一括請求サイトなどを利用すると、短時間で多くの資料が届く反面、量が多すぎて逆に迷ってしまうという声も少なくありません。
ハウスメーカーのカタログは、外観・間取り・設備・仕様などと情報量が多く、見慣れない用語や数値も多いため、読み解くだけでも大変です。また、どの会社も似たようなデザインや構成になっているため、違いがわかりづらく、かえって混乱してしまうこともあります。
まずは多くても「気になる3〜5社程度」に絞って請求するのが、無理のない比較方法としておすすめです。
電話やメールで営業・勧誘される
資料請求時に入力した個人情報は、営業目的で利用されることが一般的です。請求後、すぐに電話がかかってくるケースも多く、まだ検討段階なのに頻繁な連絡に悩まされることがあります。
特に複数社へ一括請求を行った場合は、短期間に多くの営業連絡が集中し、対応に追われて疲れてしまう方もいます。中には、「仕事中に何度も電話がかかってきた」「メールが毎日届いてうんざりした」といった声もあるのが事実です。
事前に「営業連絡は控えて欲しい」など、備考欄に記載することも一つの手ですが、完全に営業を避けるのは難しいでしょう。
これらのデメリットを踏まえた上で、「資料請求以外の方法でハウスメーカーについて知りたい」といった方には、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営するYouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の活用がおすすめです。
ハウスメーカー選びの参考になる情報が満載ですので、ぜひご覧ください。動画では、各ハウスメーカーの優秀な営業担当者からもらったリアルな情報をもとにして、役立つコンテンツを多数配信しています。
ハウスメーカーの資料請求で確認すべきポイント

資料請求をする場合は、ただなんとなく眺めるのではなく、次のようなポイントを確認しておくのがおすすめです。
特徴・強み(住宅性能やデザイン)
まずは、そのハウスメーカーの「得意とする分野」がどこにあるのか把握しましょう。たとえば、地震に強い構造・断熱性能の高さ・ZEH対応など、性能面でのアピールが強いメーカーもあれば、外観や内装のデザイン性に注力している会社もあります。
また、実際の間取り提案や生活動線の設計例などから、どれくらい「暮らしに寄り添った提案」ができる会社なのか読み取ることも大切な視点です。
価格帯
カタログには価格が明示されていないことも多いですが、坪単価の目安や「参考プランの金額」などは資料内で読み取れるケースがあります。また、建物本体価格の他に必要となる付帯工事費や設計費、諸費用なども含めて全体の予算感を想像しておくことが重要です。
オプション項目や追加費用についても見落とさず、「標準仕様でどこまで対応してくれるのか」なども事前にチェックしておきましょう。
アフターフォロー・サポート
住宅は建てて終わりではなく、住み始めてからが本当のスタートです。そのため、どんなに立派な家でもアフターサポートが不十分だと、後々のトラブルや不満につながる恐れがあります。
カタログには保証制度や点検スケジュール、メンテナンスの有無などが記載されている場合が多いため、しっかりと確認しましょう。「10年保証」などの表記がある場合も、何が対象で何が対象外なのかをチェックすることが大切です。
ハウスメーカーの資料請求でしつこい営業を避けるコツ

ハウスメーカーから資料請求すると、ほぼ間違いなく営業の連絡がきます。中には毎日電話してくるようなしつこい営業もいるため、避けたい方にとってはストレスになるでしょう。そのような方は、次のようなコツを意識することで、営業頻度を減らすことが可能です。
事前に営業NGを伝える
資料請求フォームには「備考欄」が設けられていることが多いため、そこに希望を明記しておくと効果的です。
たとえば、「電話での営業はご遠慮ください」「連絡はメールのみでお願いします」など、自分の希望スタイルを最初から伝えておくことで、不要な連絡を減らせる可能性があります。
希望時間帯の指定(例:「平日の夕方以降のみ連絡可」)を加えるのも、配慮のある対応としておすすめです。
はっきり丁寧に断る
営業の電話やメールが来てしまった場合も、冷静かつ明確に意思を伝えることが大切です。
「今は情報収集中で、具体的な話はまだ考えていません」といった形で、前向きながらも断る姿勢を示すと、相手も無理な営業をしづらくなります。ここで感情的になるような態度をとるとトラブルに発展することもあるため、あくまで丁寧に伝えるのがおすすめです。
それでも繰り返し連絡が来る場合は、メールのブロック設定や着信拒否の対応も検討しましょう。あらかじめ「想定内の手間」と割り切ることも、ストレスを最小限に抑えるポイントです。
まとめ
ハウスメーカーの資料請求は家づくりをイメージしやすくなるメリットがあります。一方で、営業担当者が勝手に決められてしまうようなリスクもあるので、安易に利用するのは注意が必要です。
特に家づくりは営業担当者によっても品質が左右されがちなので、慎重に判断するようにしましょう。
「どのように家づくりを始めるべきかわからない」「自分たちの希望に合うハウスメーカーを知りたい」といった方には、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営するYouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の活用がおすすめです。
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