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「理想のマイホームを建てたいけれど、ハウスメーカーが多すぎて結局どこが良いのかわからない」という悩みを抱えていないでしょうか?住宅展示場を回れば回るほど、各社の魅力的なアピールに混乱し、自分たちの判断軸を見失いがちです。
そこで今回は、「ハウスメーカー選び迷子」の状態から抜け出すために、絶対に押さえるべき5つの判断基準を解説します。さらに、主要なハウスメーカー9社の特徴をメリット・デメリットと共に比較し、最適な一社を見つけるための具体的な手順まで紹介します。この記事を読めば、情報に振り回されず、家族全員が納得できるハウスメーカー選びができるようになるでしょう。
ハウスメーカー選びで迷ってしまう理由

「理想のマイホームを建てたい」という大きな夢を抱えているものの、いざハウスメーカーを選ぼうとすると、あまりの選択肢の多さに途方に暮れてしまう方は少なくありません。なぜ、多くの人がハウスメーカー選びで迷いのループに陥ってしまうのでしょうか?その背景には、実は共通する3つの理由があります。
ハウスメーカーが数多くあるから
ハウスメーカー選びが難しい最初の理由は、単純に選択肢が多すぎることです。全国には数千社以上ものハウスメーカーや工務店があるといわれ、大手、中堅、ローコスト、地域密着型と、その規模や特徴もさまざまです。
情報が多すぎると、人はかえって最適な選択ができなくなる「決定麻痺」という心理状態に陥りがちです。カタログを集め始めると、どれも魅力的に見え「一体どこから比べれば良いのか」と圧倒されてしまうのも無理はありません。
この膨大な情報の中から自分に合う一社を見つけるためには、まず情報を整理するための「軸」を持つことが大切です。
宣伝されている情報だけでは実態がわからないから
各社が発信する魅力的な情報だけでは、ハウスメーカーの本当の姿を見極めるのは困難です。どのハウスメーカーも、自社の強みであるデザイン性、優れた住宅性能、魅力的な価格などを広告やカタログでアピールします。
しかし、それだけでは実際に住んでみてからの快適さや、何かあったときのアフターサービスといった実態までは見えません。たとえば、美しいモデルハウスもほとんどが最高級のオプション仕様です。良い面だけではなく、デメリットや注意点も客観的に把握しないと、後から「こんなはずではなかった」という事態になりかねません。
自分たちの要望がまだ定まっていないから
ハウスメーカー選びで迷う根本的な原因は、実は「どんな家を建てたいか」という要望が具体的になっていないことかもしれません。「とにかく良い家が欲しい」という漠然とした思いだけでは、何を基準にハウスメーカーを比較すれば良いのか判断できません。
予算、間取り、デザイン、性能といった要素の中で、自分たち家族が何を一番大切にしたいのか、その優先順位が曖昧なままでは、営業担当者の話に流されてしまうことにもつながります。ハウスメーカーを選ぶ前に、まずは自分たち家族の「ものさし」を明確にすることが、納得のいく家づくりの重要な第一歩といえるでしょう。
後悔しないハウスメーカー選びの5つの判断基準
ハウスメーカー選びで迷ってしまう理由がわかったら、次はいよいよ自分たちだけの「ものさし」を作る段階です。膨大な情報の中から理想の一社を見つけ出すためには、明確な判断基準が欠かせません。ここでは、後悔しないハウスメーカー選びのために、必ず押さえておきたい5つの判断基準について解説します。
- 予算と坪単価のバランスを把握する
- 求める住宅性能の優先順位を明確にする
- 理想を叶えるデザインや間取りの自由度を調べる
- 生涯のパートナーとなる担当者の提案力を見極める
- 建てた後も安心できるアフター保証を確認する
予算と坪単価のバランスを把握する
家づくりで重要な判断基準の一つが予算です。ハウスメーカーの価格を比較する際によく使われる「坪単価」ですが、これには注意が必要です。
坪単価に含まれるのは、一般的に建物そのものを建てる「本体工事費」のみで、駐車場や庭の工事などの「付帯工事費」や、税金や手数料といった「諸費用」は含まれていません。そのため、坪単価だけで判断すると、最終的な総額が予想を大きく超えることがあります。
まずはローコスト、中堅、ハイグレードといった価格帯ごとの坪単価の目安を知り、自分たちの総予算と照らし合わせて、どのクラスのメーカーが現実的な選択肢になるのか把握することから始めましょう。
求める住宅性能の優先順位を明確にする
安心して快適に暮らすには、住宅性能も重要な判断基準です。耐震性や断熱性、気密性といった言葉を耳にすることがあるかと思いますが、これらは家の安全性や快適さを左右する大切な指標です。
たとえば「地震に強い家で安心して暮らしたい」のか「夏は涼しく冬は暖かい、省エネな暮らしがしたい」のか、家族が何を重視するかで、選ぶべき工法や技術を持つハウスメーカーは異なります。すべての性能で最高レベルを求めると価格は際限なく上がってしまうため、自分たちの暮らしにとって「これだけは譲れない」という性能に優先順位をつけることが、賢いハウスメーカー選びのコツです。
理想を叶えるデザインや間取りの自由度を調べる
理想の暮らしを実現するためには、デザインや間取りの自由度も欠かせないチェックポイントです。ハウスメーカーにはそれぞれ得意なデザインのテイストがあり、モダンでスタイリッシュな家が得意な会社もあれば、木の温もりを感じるナチュラルな家づくりを強みとする会社もあります。
また、あらかじめ用意されたプランから選ぶ「規格住宅」か、ゼロから自由に設計できる「注文住宅」かによっても、こだわりを反映できる範囲は大きく異なります。各社のホームページで過去の施工事例をたくさん見て、自分たちの好みに合うデザインを見つけることが、理想の家への近道です。
なお、注文住宅の失敗パターンについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「注文住宅で失敗する間取りの特徴【ハウスメーカー】」や「【間取り解説】最悪なリビングの特徴3選と解決策」を参考にしてください。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業担当者として全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
生涯のパートナーとなる担当者の提案力を見極める
家づくりは、単に商品を買うのとは違い、ハウスメーカーの担当者と二人三脚で進めていく長いプロジェクトです。そのため、営業担当者との相性や提案力は、家の満足度を大きく左右する重要な要素となります。
こちらの漠然とした要望を丁寧にヒアリングし、プロの視点から「もっとこうしたら良くなります」とプラスアルファの提案をしてくれる担当者は、心強いパートナーになるでしょう。質問に対する回答の速さや誠実さ、メリットだけではなくデメリットも正直に伝えてくれるかなど、コミュニケーションの質をしっかりと見極めることが大切です。
建てた後も安心できるアフター保証を確認する
家は建てて終わりではなく、何十年と住み続ける大切な場所です。だからこそ、建てた後も安心して暮らせるためのアフター保証は、必ず確認すべき判断基準です。法律で定められた10年間の保証に加えて、メーカーが独自に設けている長期保証の内容は各社で大きく異なります。
定期点検の頻度や具体的な内容、万が一トラブルが起きた際の相談窓口がどうなっているかなど、具体的なサポート体制を比較しましょう。保証期間の長さだけではなく、実際にそのハウスメーカーで家を建てた人の口コミなどを参考に、本当に頼りになる保証なのかを見極める視点も重要です。
ハウスメーカー主要9社を比較
自分たちの家づくりにおける「ものさし」ができてきたら、次はいよいよ具体的なハウスメーカーの比較・検討に進みます。ここでは、知名度と実績のある主要9社をピックアップし、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。先ほど決めた5つの判断基準と照らし合わせながら、どのメーカーが自分たちの理想の暮らしに近いかを考えてみましょう。
積水ハウス

積水ハウスは、業界を牽引する圧倒的な実績と、トップクリエイターによる卓越した設計力が魅力のハウスメーカーです。デザインや提案力を重視するなら、まず筆頭に挙がる一社といえるでしょう。
特徴
積水ハウスは、業界トップクラスの建築戸数を誇るリーディングカンパニーです。特徴は、選び抜かれた「チーフアーキテクト」による高い設計力にあります。
鉄骨造の「フレキシブルβシステム」と木造の「シャーウッド」を持ち、空間の美しさと快適性を追求する「ライフニットデザイン」という思想のもと、上質で洗練された住まいを提供しています。

画像引用元:暮らすほどに愛着が深まる家づくり life knit design(積水ハウス)
メリット
積水ハウスのメリットは、他社では真似のできない高度な設計力と独創的な間取り提案を受けられることです。優れた断熱・気密性能や高い耐震性を備え、快適で安全な暮らしを実現できます。
さらに、着工から引き渡しまでの万が一の事態に備える「危険負担」保証など、手厚いサポート体制も整っており、安心して家づくりを任せることができます。
デメリット
一方で、その高い品質と設計力は価格に反映されるため、特に重量鉄骨仕様は坪単価150万円程度と高価格帯になります。
また、設計力は担当する設計士のスキルに依存する面も大きく、提案内容に差が出ることがあります。一部では、西日本と東日本で設計力に差があるとの声もあり、地域による品質のばらつきの可能性も考慮しておくと良いでしょう。
積水ハウスについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおが積水ハウスについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
ダイワハウス

ダイワハウスは「地震に強く、長持ちする家」をコンセプトに、長年培った高い技術力と総合力で安心の住まいを提供するハウスメーカーです。性能と自由度のバランスを重視する方におすすめです。
特徴
ダイワハウスは、1955年創業という長い歴史を持つ総合住宅メーカーです。震度7クラスの巨大地震にも耐えうる「持続型耐震構造」は、安全性を重視する方にとって大きな魅力です。

画像引用元:耐震性(ダイワハウス)
最大3.16mの高い天井高や、柱の少ない大開口を実現できる技術も持ち合わせており、開放感あふれる空間づくりを得意としています。
メリット
技術力の高さがもたらす優れた耐震性や断熱性は、ダイワハウスを選ぶ大きなメリットです。
また、間取りの自由度が高く、都市部の狭小地や変形地といった難しい条件にも柔軟に対応できます。長年にわたる工業化住宅の実績により、どの地域でも安定した施工品質が期待できるのも安心材料の一つです。
デメリット
高性能な鉄骨造やハイスペックな仕様を選ぶと、価格は相応に高くなる傾向があります。また、提案力や専門知識は担当者によって差が出ることがあるため、信頼できる営業担当者を見つけることが重要です。商品や仕様の選択肢が多いため、かえって迷ってしまい、打ち合わせに時間がかかるケースもあります。
ダイワハウスについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおがダイワハウスについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
セキスイハイム

セキスイハイムは、家づくりの大半を工場で行う独自の「ユニット工法」で、安定した品質とスピーディーな工期を実現するハウスメーカーです。品質のブレをなくし、効率的に家づくりを進めたい方に適しています。
特徴
セキスイハイムの特徴は、家づくりの工程の約8割を屋根のある工場で完成させる「ユニット工法」です。これにより、現場での工期は業界でもトップクラスの約2ヶ月という短さを実現しています。
耐震性においても、独自のハイブリッド耐震構造「ガイアス」を採用し、大規模な地震にも強い家づくりを強みとしています。

メリット
工場生産によるメリットは、職人の腕に左右されない均一で高い品質が確保される点です。また、工期が短いことは、仮住まいの家賃や期間を抑えることにもつながり、トータルコストの削減に貢献します。
地震に強い構造と長期保証制度も充実しており、建てた後の安心感も高いといえるでしょう。
デメリット
工場でユニットを製造する工法の特性上、設計の自由度には一定の制限があり、細かな間取りの変更や特殊なデザインの実現が難しい場合があります。また、提案内容は営業担当者の知識や経験に大きく依存するため、良い担当者と巡り会えるかどうかが満足度を左右するカギとなります。
セキスイハイムについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおがセキスイハイムについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
パナソニックホームズ

パナソニックホームズは、パナソニックグループの技術力を背景に、業界トップクラスの耐震性と先進の設備で快適な暮らしを提案するハウスメーカーです。何よりもまず家の強さと安心を求める方から支持されています。
特徴
パナソニックホームズは、業界で唯一、震度7クラスの揺れを繰り返しても倒壊しない「限界地震」に耐える設計を実証しています。構造は強靭な鉄骨造が中心で、家中の温度を快適に保つ全館空調システム「エアロハス」も人気です。

画像引用元:エアロハス(パナソニックホームズ)
家電で培った技術力を住まいに活かし、一年中快適な室内環境を求める方から支持されています。
メリット
メリットは、何といっても業界トップクラスの耐震性能です。繰り返しの地震にも強い構造は、大きな安心材料となるでしょう。
また、15cmという細かい単位で間取りを調整できるため、都市部の複雑な敷地にも柔軟に対応可能です。万が一の地震に備える「地震あんしん保証」が手厚い点も大きな魅力です。
デメリット
高い性能や耐久性を実現している分、価格帯は他の大手ハウスメーカーと比較しても高めに設定されています。また、選択する工法によっては、設計や仕様に一部制限が出てくる場合があります。
パナソニックならではの先進的な設備や多様な選択肢があることは魅力ですが、その分、仕様を決めるのに時間やコストがかかる可能性も考慮しておきましょう。
パナソニックホームズについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおがパナソニックホームズについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
ヘーベルハウス

ヘーベルハウスは、象徴的なALCコンクリート「ヘーベル」外壁で、災害に強く、60年後も安心して住み続けられる耐久性を追求するハウスメーカーです。重厚感のあるデザインと、長期的な安心感を重視する方にぴったりです。
特徴
ヘーベルハウスの代名詞ともいえるのが、ALCコンクリート外壁です。この外壁は、高い断熱性、耐久性、そして耐火性を誇り、頑丈で長持ちする家を象徴しています。

画像引用元::ALCコンクリート・ヘーベル (ヘーベルハウス)
構造は重量鉄骨と軽量鉄骨から選ぶことができ、古くから2世帯住宅の研究に力を入れてきた「2世帯住宅のパイオニア」としても知られています。
メリット</h4>
60年以上にわたって住み続けられるとされる高い耐久性は、理由の一つです。ALCコンクリートは防音性や断熱性にも優れており、静かで快適な住環境を実現します。
また、二世帯住宅の豊富な実績とノウハウがあるため、複雑な家族構成のニーズにも的確に応えてくれます。
デメリット
全体的に価格が高めで、特に重量鉄骨の仕様はコストがかかる傾向があります。また、象徴的であるALC外壁は、良くも悪くもデザインの方向性を限定するため、好みが分かれるかもしれません。
東北以北には営業拠点が少なく、寒冷地での建築を検討している場合は選択肢から外れる可能性があります。
ヘーベルハウスについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおがヘーベルハウスについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
住友林業

住友林業は「木」の魅力を最大限に引き出し、温もりと上質さを感じられる家づくりを得意とするハウスメーカーです。木の質感や、柱の少ない開放的な大空間を求める方から絶大な人気を誇ります。
特徴
住友林業は、木材を主軸とした事業展開で、自然素材を活かした家づくりが特徴です。独自の「ビッグフレーム工法」により、柱や梁を減らして開放的な大開口や高い天井を実現できます。

グループ会社である住友林業クレストの部材を使うことで、床や建具に統一感が生まれ、洗練された内装デザインを可能にします。
メリット
「ビッグフレーム工法」による、間取りの自由度と耐震性を両立した大空間の設計が魅力です。住友林業クレストが提供する高品質な部材により、木の温もりを活かした美しいデザインと統一感のある内装を実現できます。性能面でも、地震への強さと高い断熱性を両立させています。
デメリット
高い技術と品質を提供する分、全体的に価格は高めに設定されています。また、魅力である無垢材などの高級木材は、その美しさを保つために定期的なメンテナンスが欠かせません。
住友林業に限ったことではありませんが、営業担当者の質によって提案内容が大きく変わるため、優秀な担当者を見つけられるかどうかが重要になります。
住友林業についてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおが住友林業について詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
一条工務店

一条工務店は「家は、性能。」をスローガンに掲げ、業界トップクラスの住宅性能を追求するハウスメーカーです。性能を最優先し、コストパフォーマンス高く快適な家を建てたい方に選ばれています。
特徴
一条工務店は、徹底した工業化と自社工場での生産により、高品質な住宅を手に届きやすい価格で提供しているのが特徴です。特に断熱・気密性能へのこだわりは強く、全棟で気密測定を実施しています。

画像引用元:高気密構造(一条工務店)
耐震性においても「耐震等級4相当」を謳うなど、あらゆる性能で業界最高水準を目指しています。
メリット
メリットは、高い気密・断熱性能がもたらす快適な居住環境と、光熱費を抑えられる優れた省エネ性能です。また、高品質な太陽光パネルや床暖房、キッチン設備などが標準仕様に含まれていることが多く、性能に対するコストパフォーマンスが高い点も魅力です。
デメリット
性能を追求した工業化住宅のため、デザインのパターンがある程度決まっており、見た目が似たような家になりやすい傾向があります。また、間取りや設計に制約がある「一条ルール」の存在や、窓や設備が自社製品に限定されるなど、自由度の面では制限があります。
一条工務店についてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおが一条工務店について詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
三井ホーム

三井ホームは、洗練された洋風デザインと、まるでホテルのような上質な空間づくりが魅力のハウスメーカーです。エレガントな外観や、大きな吹き抜けのある暮らしに憧れる方から人気を集めています。
特徴
三井ホームは、白を基調としたエレガントな洋風デザインと、開放的な大きな吹き抜けが特徴的です。独自の「プレミアム・モノコック構法」を採用し、高い耐震性や断熱性を実現しています。

画像引用元:プレミアム・モノコック構法(三井ホーム)
また、外壁技術「ブロック&シームレスウォール」は、美しい見た目だけではなく、優れた耐火性や遮音性も兼ね備えています。
メリット
高気密・高断熱な構造は、全館空調システムの効率を最大限に引き出し、一年中快適な室内環境を保ちます。「プレミアム・モノコック構法」は、長期間にわたって安心できる構造強度を提供します。何より、三井不動産グループというブランド力がもたらす信頼性と安心感は大きな魅力です。
デメリット
高性能な仕様やデザイン性の高さから、坪単価が高めです。デザインは洋風スタイルが中心となるため、和風やシンプルなモダンテイストを好む方には選びにくいかもしれません。構造上、横に長い大開口の窓をつくるのが苦手という制約もあります。
三井ホームについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおが三井ホームについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
ミサワホーム

ミサワホームは「蔵のある家」に代表される独創的な空間設計と、長年にわたりグッドデザイン賞を受賞し続ける高いデザイン性が特徴です。収納力とデザイン性を両立させたい方に最適なハウスメーカーです。
特徴
ミサワホームは、36年連続でグッドデザイン賞を受賞していることからもわかるように、高いデザイン性を誇ります。「木質パネル接着工法」による工業化住宅で、安定した品質が魅力です。

特に、床下や天井裏に大容量の収納スペースを設ける「蔵のある家」は、空間を有効活用する独自の設計思想として広く知られています。
メリット
グッドデザイン賞を受賞し続ける、洗練された飽きのこないデザイン性は大きな魅力です。「蔵」をはじめとした空間設計の巧みさにより、デッドスペースを減らし、高い収納力を実現できます。
また、地震の揺れを抑える制震装置「M-GEO(エムジオ)」を搭載し、高い耐震性を確保している点も安心です。
デメリット
商品ラインナップによって価格帯が大きく異なるため、見積もりの内容が少しわかりにくいと感じることがあるかもしれません。「蔵」のある設計はユニークな分、その良さを理解し、的確に提案できる担当者のスキルが重要になります。また、屋根に重い断熱材を追加する場合、クレーン車が必要になるため、敷地が狭いと施工が難しいケースがあります。
ミサワホームについてより詳しく知りたい方は、「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」でまかろにおがミサワホームについて詳しく解説しているこちらの動画をチェックしてみてください。
理想のハウスメーカーを見つける具体的な手順

ここまで、ハウスメーカー選びの判断基準や各社の特徴について解説しました。ここからは、理想の一社を見つけるための具体的な行動ステップに移ります。頭で理解するだけではなく、実際に体を動かして情報を集め、比較・検討していくことが重要です。
家族で理想の暮らしの解像度を上げる
ハウスメーカーを探し始める前に、まずご家族でじっくりと話し合う時間を持ちましょう。
このとき大切なのは「どんな家が欲しいか」ではなく「この家でどんな暮らしがしたいか」を考えることです。具体的なシーンを思い浮かべながら書き出してみてください。そうすることで、本当に必要な間取りや設備が見えてきます。
住宅展示場に足を運んで空間を体感する
理想の暮らしがイメージできたら、次は住宅展示場へ足を運び、リアルな空間を体感してみましょう。カタログやWebサイトだけでは決してわからない、天井の高さや空間の広がり、床材や壁紙の質感などを肌で感じることができます。
ただし、展示場のモデルハウスは、ほとんどが豪華なオプション仕様になっていることを忘れないでください。惹かれた部分が標準仕様なのかオプションなのかを必ず確認することが大切です。
候補を3社程度に絞り込み見積もりを取る
住宅展示場を巡り、気になるメーカーがいくつか見つかったら、最終候補を3社程度に絞り込みます。そして、これまで固めてきた要望や理想の間取りプランを同じ条件で伝え、各社から見積もりをもらう「相見積もり」を行いましょう。
このステップは、家づくりのクライマックスともいえる重要な局面です。提示された金額だけではなく、プランの魅力、担当者の提案力や相性など、これまで見てきた判断基準を総動員して総合的に比較検討しましょう。
ハウスメーカー選びに関するよくある質問

ハウスメーカー選びを進めていくと、さまざまな疑問や不安が出てくるものです。最後に、多くの方が気になる質問とその回答を紹介します。疑問点を一つひとつ解消していくことで、より自信を持って家づくりに臨むことができるようになるでしょう。
ハウスメーカーは大手と中小どちらを選ぶべきですか?
多くの方が悩むポイントですが、どちらが良いと一概にはいえません。
大手ハウスメーカーの魅力は、全国展開による均一で高い品質、最新の技術力、そして倒産リスクの低さや充実した保証制度といった「安心感」です。
一方、地域密着型の中小ハウスメーカーや工務店は、柔軟な対応力や、広告費などが少ないことによるコストパフォーマンスの良さが特徴です。
ハウスメーカーとの値引き交渉はできますか?
結論からいうと、交渉の余地はあります。ただし、車のように本体価格から数十万円といった大幅な値引きは基本的に難しいと考えておきましょう。ハウスメーカーの利益は細かく計算されているためです。
交渉しやすいのは、カーテンや照明、外構工事といったオプション工事のサービスや、キッチンの食洗機や浴室乾燥機といった設備のグレードアップなどです。交渉の際には、他社の見積もりを提示することが有効な材料になります。
住宅ローンの審査はいつ頃受けるのがベストですか?
住宅ローンの審査は、ハウスメーカーの候補を2〜3社に絞り込んだ段階で、一度「事前審査(仮審査)」を受けてみるのがおすすめです。この段階で自分がいくらまで借りられるのかという総額を正確に把握しておくことで、その後の予算計画が立てやすくなります。
なお、ハウスメーカーと本契約を結ぶ前には、必ず金融機関の「本審査」を通過させておく必要があるため、担当者と相談しながら進めましょう。
営業担当者の良し悪しはどこで判断すれば良いですか?
判断するポイントはいくつかありますが、まず質問や相談への返信が迅速かつ丁寧であること、そして専門知識が豊富であることが基本です。良い営業担当者を見極めることは、家づくりの成功を大きく左右します。
さらに重要なのは、自社のメリットばかりを話すのではなく、デメリットやリスクについても正直に説明してくれる誠実さがあるかどうかです。また、契約をやたらと急かしてくることなく、こちらの検討ペースを尊重してくれる担当者であれば、安心して家づくりを任せられるパートナーになる可能性が高いでしょう。
まとめ
ハウスメーカー選びで迷ったら、5つの判断軸を基に比較検討することが重要です。まずはご家族で理想の暮らしを明確にし、納得できる一社を見つけましょう。
大手ハウスメーカー各社の強みや弱みをさらに深く比較検討したい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、各社のリアルな情報に基づき、後悔しない選び方のコツを解説しています。
また、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。「自分たちの予算で建てられるハウスメーカーがわからない」「坪単価以外に必要な費用の総額が不安」といった悩みを専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。また、リアルタイムでの最新情報を受け取ることができます。

さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。自分たちの要望を深く理解し、プラスアルファの提案をしてくれる理想の担当者と出会えるかもしれません。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、情報に振り回されず、ご家族全員が心から満足できるハウスメーカーを選びましょう。