この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
平屋の住宅は、階段移動のないバリアフリーな動線や、家族のコミュニケーションの取りやすさが魅力です。小さな子どもや高齢の方がいる家庭でも安心して暮らせることから、幅広い層に支持されています。
その中で、「パナソニックホームズの平屋にはどのような特徴がある?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?パナソニックホームズは、優れた耐震性やメンテナンス性など、暮らしやすさを重視した家づくりで知られるハウスメーカーです。
今回は、パナソニックホームズの平屋の特徴や坪単価、パナソニックホームズで平屋を建てる際に後悔しないための注意点などについて解説します。
パナソニックホームズの平屋の特徴
パナソニックホームズの平屋には、主に次のような特徴があります。ここでは、それぞれについて解説します。
- 繰り返しの地震に強い
- 光触媒タイル外壁「キラテック」できれいな外観を保てる
- 全館空調「エアロハス」で快適に過ごせる
- 大空間や大開口をつくれる
- スキップフロアや吹き抜けなどの開放的な設計を得意としている
- 地震あんしん保証がある
繰り返しの地震に強い
パナソニックホームズの平屋は、鉄骨住宅でありながら繰り返しの地震に強いことが特徴です。
一般的に、鉄骨住宅は重量があるため地震の揺れを受けやすく、建物にダメージが蓄積しやすいとされています。しかし、パナソニックホームズは「座屈拘束技術」という他のハウスメーカーの技術者からも「弱点がない」と評価されるほどの制震技術で地震の揺れを抑えているのです。

画像引用元:制震鉄骨軸組構造(HS構法)(パナソニック ホームズ)
大手ゼネコンである大林組の「ダイナミックス実験棟」で行われた耐震実験では、阪神・淡路大震災クラスの大地震を57回、中規模地震を83回、合計140回再現し、構造体が損傷しないことを証明しました。さらにその後の試験では、阪神・淡路大震災の4.3倍、国内で出せる最大級の揺れである「限界加振」にも耐えられることが実証されています。これは、数ある大手ハウスメーカーの中でもパナソニックホームズだけが示せた成果です。
また、実験は実際の住宅に近い条件で行われていることもポイントです。外壁には総重量4トン近い光触媒タイル「キラテック」を張り、屋根には陶器瓦やソーラーパネルを搭載しています。さらに、地震時に歪みやすい窓部分も本物のガラスで鍵を閉めた状態で試験を実施しており、実生活に即した検証結果が得られています。
光触媒タイル外壁「キラテック」できれいな外観を保てる

画像引用元:光触媒タイル「キラテック」だからできる!(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズの平屋は、光触媒タイル外壁「キラテック」によって、長期間にわたって美しい外観を維持できます。キラテックは、太陽光に含まれる紫外線の力で汚れを分解し、雨が降るとその汚れを自然に洗い流す「セルフクリーニング効果」が特徴で、メンテナンスがほぼ必要のない外壁です。
また、外壁表面に形成される水膜によって静電気の発生が抑えられるため、ホコリやチリが付着しにくく、排気ガスや油分を含んだ汚れも落としやすくなっています。さらに、パナソニックホームズでは目地の上からタイルを貼る施工方法を採用しているため、目地交換の必要がありません。
ただし、キラテックはタイル外壁である分、コストが高めで、坪単価は5万円程度上がる点に注意が必要です。コストを抑えるためにサイディング外壁を選ぶ選択肢もありますが、サイディングではデザインの幅が限られてしまいます。そのため、パナソニックホームズで平屋を建てるなら、キラテックの採用を前提に計画するのがおすすめです。
全館空調「エアロハス」で快適に過ごせる

画像引用元:エアロハス(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズの平屋は、全館空調「エアロハス」によって一年中快適な室内環境を維持できます。
エアロハスは、パナソニックホームズが長年の研究と開発を重ねて完成させた全館空調システムです。畳1枚の半分ほどの専用スペースさえ確保できれば導入でき、家庭用8畳エアコン1台で家全体の温度を均一に保つことができます。
夏は相対湿度40%前後をキープできるため、梅雨や真夏でも床がべたつきません。さらに、屋外の空気を取り込む際には花粉やPM2.5を効率的に除去するため、室内環境を清潔に保ちやすいことも魅力です。また、部屋ごとの風量調整機能も搭載されており、家族の好みや部屋の使用頻度など、暮らし方に合わせた調整が可能です。
ただし、冬は乾燥しやすいため、加湿器の併用をおすすめします。パナソニックホームズの対策として、壁材に湿度調整機能を持つ珪藻土を練り込んでいますが、それでも完全に乾燥を防ぐことは難しい傾向にあります。
その一方で、メンテナンス性に優れており、ダクトも1系統で済むため清掃の手間がほとんどかからない点がメリットです。エアロハスは、暮らしやすさの面で非常に魅力的な商品といえます。
大空間や大開口をつくれる
パナソニックホームズの平屋は、鉄骨造の強度を活かして大空間や大開口をつくれることが特徴です。鉄骨構造は高い耐久性と強度を持ち、30畳規模の柱のない広々としたリビングや、開放的な大開口窓を設けた間取りを可能にします。
また、超高層ビルにも採用される強固な構造技術を住宅用に最適化しているため、窓を大きくしたり広い空間を確保したりしても、耐震性能を損なう心配がありません。大きな窓から自然光をたっぷり取り込めるため、明るく快適な空間設計ができます。
スキップフロアや吹き抜けなどの開放的な設計を得意としている

画像引用元:平屋の住まい(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズの平屋は、スキップフロアや吹き抜けを取り入れた開放的な空間設計を得意としています。高い構造強度を持つため、耐震性を確保しながら広々として自由度の高い間取りを実現できます。そのため、上下に段差をつけたスキップフロアや、開放感を高める吹き抜けを安心して取り入れられるのです。
豊富な施工実績とノウハウにより、30坪前後のコンパクトな平屋であっても立体感のある間取りを提案できます。スキップフロアを設けることで空間に高低差が生まれ、ワークスペースや書斎、子どもの遊び場として活用でき、暮らしの幅を広げられるメリットがあります。
また、吹き抜けや勾配天井を組み合わせることで縦の広がりをつくり、坪数以上の開放感のある空間に仕上げられます。
地震あんしん保証がある
パナソニックホームズの平屋には、地震による被害に備えた「地震あんしん保証」が標準で付帯しています。地震あんしん保証は、万が一の地震で建物が全壊・半壊した場合に、最大5,000万円を上限として原状復帰を保証してくれる制度です。一般的な地震保険のように毎月の掛け金や追加費用は一切必要なく、パナソニックホームズで家を建てた方であれば自動的に加入できます。
さらに、保証期間は家の引き渡し日から35年間と非常に長く、長期的な安心が確保されている点も特徴です。他のハウスメーカーと比較しても、ここまで手厚い保証は珍しいでしょう。ただし、津波や地盤沈下、火災による被害は保証の対象外となっています。
パナソニックホームズの特徴についてもっと詳しく知りたいという方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【最新2025年版】パナソニックホームズの徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」の視聴がおすすめです。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業担当者として全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
パナソニックホームズの平屋にかかる価格・坪単価
パナソニックホームズの坪単価は、採用する構法によって大きく変動します。パナソニックホームズには次の3種類の構法があります。
- HS構法
- F構法
- NS構法
平屋を建てる場合は主に「HS構法」と「F構法」になります。それぞれの坪単価は次のとおりです。この坪単価は、建物本体のみの目安です。
- HS構法:約140万円
- F構法:約100万円
HS構法は耐震性や設計の自由度に優れており、大空間や開放感を重視した平屋を建てたい方に向いています。一方、F構法はコストを抑えやすいため、予算重視でコンパクトな平屋を検討している方に適しています。
◆HS構造

画像引用元:制震鉄骨軸組構造(HS構法)(パナソニックホームズ)
◆F構法

画像引用元:大型パネル構造(F構法)(パナソニックホームズ)
なお、NS構法は主に多層階の住宅や特殊な条件で建てる場合に採用される構法で、平屋ではあまり使われません。
どの構法を選ぶかで費用が大きく変わるため、予算・性能・デザインのバランスを考えながら慎重に検討することが大切です。
大手ハウスメーカーの坪単価について詳しく知りたいという方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「まかろにお「【2025年最新】大手ハウスメーカー坪単価ランキング」」の視聴がおすすめです。
パナソニックホームズの平屋の実例
続いて、パナソニックホームズの平屋の建築事例を紹介します。
施工事例①:【31坪】6m×6mのスクエアリビングの家

パナソニックホームズの鉄骨住宅ならではの強みを活かし、柱を出さずに約6m×6mの大空間リビングを実現した平屋です。

柱のない広いリビングは視界を遮るものがなく、開放感が魅力です。

家族が集うくつろぎのスペースとして、明るく、居心地の良い空間が完成しています。
施工事例②:【32坪】木のやさしさを感じられるスキップフロアのある全館空調の住まい

木のやさしさを感じられる、快適でデザイン性の高い平屋です。

南側には大きな連窓を配置し、たっぷりと自然光を取り込める設計になっています。さらに、リビングダイニングの天井には木目が美しい下がり天井と勾配天井を採用し、開放感をプラスしています。

また、スキップフロアを取り入れることで、空間に立体感と奥行きを演出し、家族のライフスタイルに合わせて趣味やくつろぎのスペースとして使える自由度の高さもポイントです。

カーテンを開けたまま暮らせるため、約28帖のLDKがより広く感じます。全館空調システムを取り入れており、室内はどこにいても温度差が少なく、家族全員が快適に過ごせる点も魅力です。
施工事例③:【33坪】吹き抜け広々ダイニングがある憧れの平屋建て生活

和モダンで落ち着きと高級感がある平屋です。外観にはタイル外壁を採用しています。

LDKは、家族全員で料理ができる壁付けキッチンを中心に、吹き抜けのあるダイニングと床上げ和室を一体化させた設計です。

吹き抜けに加えてロフト空間も融合させ、平屋ならではの屋根裏スペースを有効活用しています。

全館空調を採用することで、猫と一緒に暮らす室内環境も快適に保てます。
パナソニックホームズで平屋を建てる際に後悔しないための注意点

画像引用元:カサート 1.5階モデル(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズで平屋を検討する際、気を付けておくべきこともあります。ここでは、パナソニックホームズで平屋を建てる際に後悔しないための注意点について解説します。
設備がパナソニック製に限定される
パナソニックホームズは、基本的にキッチン・バスルーム・洗面台・トイレなどの住宅設備がパナソニック製で統一されています。品質は優れていますが、「他メーカーの設備を取り入れたい」という場合には注意が必要です。
他メーカーの製品に変更すること自体は可能ですが、標準仕様ではないため追加費用が高くなりやすいです。デザインなどに強いこだわりがあり、海外メーカーの水回り設備やオーダーキッチンなどを導入したい方は事前に担当者としっかり相談することが重要です。
コストパフォーマンスを重視する場合は、基本的には標準設備を選び、必要な部分だけオプションでグレードアップする方法がおすすめです。
デザインの提案力がやや劣る
パナソニックホームズは、構造や性能面での質が高い反面、デザイン提案力はやや劣っている点がデメリットです。公式サイトやカタログには重厚感のある邸宅や洗練されたモダンデザインが掲載されていますが、実際の提案では無難なデザインになることが多い傾向にあります。
たとえば、照明プランはダウンライトを多く設置するパターンが多く、間接照明やデザイン性を重視したプランは要望しない限り積極的に提案されません。SNS映えするようなおしゃれで個性的な住まいを目指す場合は、施主側が主導して細部までデザインを詰めることが必要です。
打ち合わせでは、明確なイメージを持ち、写真などを使って要望をしっかり伝えるように準備をしておきましょう。
価格が高い
パナソニックホームズの平屋の坪単価は100万〜145万円程度で、大手ハウスメーカーの中でも高価格帯に分類されます。たとえば、30坪の平屋なら3,000万〜4,350万円、40坪の場合は4,000万〜5,800万円以上の費用が必要であるため、十分な予算を確保しておく必要があります。
その分性能や品質は高いですが、コスト重視で家づくりを考えている方には負担が大きく感じられるかもしれません。デザイン性や性能にどこまでこだわるのかを明確にし、必要に応じて設備や仕様のグレードを調整しながら、バランスの取れたプランを検討することが重要です。
パナソニックホームズの平屋がおすすめの人

画像引用元:カサート 1.5階モデル(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズの平屋は、次のような方におすすめです。
開放的な間取りにしたい方
広々としたリビングやダイニングの間取りにしたい方には、パナソニックホームズの平屋がおすすめです。HS構法を採用することで、柱や耐力壁の数を抑えながらも十分な耐震性を確保できるため、大空間・大開口のある間取りを実現できます。
さらに、スキップフロアや吹き抜けを組み合わせれば、縦にも横にも広がりを感じられる開放的な空間づくりが可能です。限られた坪数の平屋でも、立体的な設計により実際以上の広さを体感できることが魅力です。
地震が多い地域に住んでいる方
地震対策を重視する方にも、パナソニックホームズの平屋はおすすめです。住宅性能表示制度で耐震等級3を標準で取得しており、繰り返し発生する大地震にも耐えられる高い耐震性能を備えています。
さらに、「地震あんしん保証」が用意されており、万が一、全壊や半壊といった大きな被害を受けた場合でも、最大5,000万円を上限に建て替えや補修費用をサポートしてくれます。
南海トラフ地震などの大型地震が懸念される地域や、過去に地震被害を経験した方は、ぜひパナソニックホームズを検討してみてください。
品質を重視している方
品質を重視する方にも、パナソニックホームズの平屋はおすすめです。パナソニックホームズの坪単価は100万円〜145万円と高めですが、その分性能や耐久性・耐震性に優れた家づくりが可能です。
外壁には光触媒タイル「キラテック」を採用でき、長期間美しさを保ちながらメンテナンス費用を抑えられることも魅力です。また、全館空調「エアロハス」を導入することで、家全体が安定した温度と湿度で保たれ、1年を通して快適に暮らせます。
コストよりも性能・安全性・長期的な満足感を重視したい方には、パナソニックホームズの平屋が適しています。
パナソニックホームズの平屋に関するよくある質問
最後に、パナソニックホームズの平屋に関して、よくある質問とその回答を紹介します。
パナソニックホームズは土地が狭くても平屋を建てられる?
パナソニックホームズの平屋は狭小地でも対応できます。HS構法の場合、縦にも横にも15cmピッチで間取りの調整ができるため、どんな敷地形状の土地でも無駄なく有効活用できます。
たとえば、他のハウスメーカーでは難しいような、敷地が変形していたり、隣家との距離が限られたりしていても、細かく調整して、最適なプランにすることが可能です。
狭い土地で平屋を諦めかけている方も、パナソニックホームズなら検討する価値があるでしょう。
パナソニックホームズと比較するべきハウスメーカーは?ー
パナソニックホームズと比較するべきハウスメーカーは、「セキスイハイム」と「積水ハウス」です。
セキスイハイムは、メンテナンスコストがかからない工夫をしています。そのため、耐久性や維持管理のしやすさを重視する方は、パナソニックホームズとの比較にちょうど良いといえます。
積水ハウスは設計力が高いことで有名なハウスメーカーですが、敷地条件の対応力や断熱性能の取りやすさに関しては、パナソニックホームズの方が優れています。積水ハウスもつくり込めば断熱性能を高くできますが、かなり玄人向きで難しいため、パナソニックホームズの方が検討しやすいといえます。
パナソニックホームズを検討している方は、セキスイハイム・積水ハウスと比較し、重視したいポイントを明確にしていきましょう。
まとめ
パナソニックホームズの平屋の特徴や坪単価、パナソニックホームズで平屋を建てる際に後悔しないための注意点などについて解説しました。
パナソニックホームズの平屋は、耐震性・耐久性に優れた鉄骨構造や、外観を長期間美しく保てる光触媒タイル外壁「キラテック」、快適な室内環境を維持できる全館空調「エアロハス」など、他のハウスメーカーにはない強みが豊富です。さらに、スキップフロアや吹き抜けなど開放感あふれる空間設計も得意で、長く快適に暮らせる住まいを実現できます。
一方、標準設備がパナソニック製に限定される点や、デザイン提案力がやや劣る点、そして価格が高めであることは、計画段階で理解しておくべき注意点です。予算やデザインにこだわりがある場合は、事前にパナソニックホームズの担当者としっかり打ち合わせを重ね、自分に合ったプランを練ることが大切です。
パナソニックホームズの平屋の特徴を正しく理解し、後悔のないハウスメーカー選びをしましょう。
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