ハウスメーカー選びの「優先順位」の決め方は?失敗しない5つのステップを解説 

ハウスメーカー選びの「優先順位」の決め方は? メグリエ編集部記事
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この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。

家づくりを考え始めたものの、情報が多すぎて何から手をつければ良いかお困りではないでしょうか?性能やデザイン、価格など、大切な要素はたくさんありますが、明確な基準がないまま比較を始めても、最適な一社は見つかりません。

そこで今回は、後悔しない「ハウスメーカー選びの優先順位」を決めるための具体的な5つのステップを、失敗例や比較ポイントと併せて解説します。自分たち家族だけの「ものさし」を持つことで、情報に振り回されず、納得のいく家づくりへの第一歩を踏み出せるでしょう。

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  1. 「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の違い
    1. ハウスメーカー:全国規模・品質が安定
    2. 工務店:地域密着・柔軟対応
    3. 設計事務所:唯一無二のデザイン追求
  2. ハウスメーカー選びの優先順位を決める5つのステップ
    1. ステップ1:理想の暮らし方を家族で具体的に話し合う
    2. ステップ2:絶対に譲れない条件を絞り込む
    3. ステップ3:無理のない予算上限を現実的に設定する
    4. ステップ4:重視する性能とデザインの方向性を決める
    5. ステップ5:客観的な診断ツールやサービスを活用する
  3. ハウスメーカー選びの優先順位を決めた後の7つの比較ポイント
    1. 基本性能の数値
    2. 間取り・デザインの自由度と提案力
    3. 標準仕様の範囲とオプション費用
    4. 総建築費用の詳細見積もりと諸経費
    5. 保証制度とアフターサポート体制の手厚さ
    6. 営業担当者の知識レベルと人間性
    7. 実際の施主による口コミと評判
  4. ハウスメーカー選びでよくある失敗パターンと対策
    1. 予算管理を甘くしない
    2. 口約束を信じない
    3. 設計図面だけで判断しない
    4. アフターサービスを軽視しない
  5. ハウスメーカー選びの優先順位に関するよくある質問
    1. ハウスメーカーを2社に絞れた後、どうしても決められない場合の判断基準は?
    2. 家づくりの優先順位がどうしても決められない場合はどうすればいい?
    3. 情報収集からハウスメーカーを決定するまでの期間はどのくらい?
    4. 住宅展示場に行く前に準備しておくべきことはありますか?
  6. まとめ

「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の違い

注文住宅の間取り

理想の家づくりを始めるにあたり、まず大切になるのがパートナー選びです。家づくりの依頼先は主に「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の3つに分けることができ、それぞれに異なる特徴があります。

自分たちの価値観や理想の暮らし方に合った依頼先を見つけるために、まずはそれぞれの違いを正しく理解することから始めましょう。ここでは、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の違いについて解説します。

ハウスメーカー:全国規模・品質が安定

ハウスメーカーとは、全国展開する大手住宅メーカーで、工場生産された部材を用いて安定した品質の住宅を提供する建築会社のことです。

ハウスメーカーは、全国規模で事業を展開しており、安定した品質とブランド力が大きな魅力です。多くのハウスメーカーでは、工場で部材を生産し現場で組み立てる「工業化住宅」を採用しています。これにより、職人の技術力による品質のばらつきが少なく、どの地域でも均一な品質の家を建てることが可能です。

また、充実した保証やアフターサービスが整っている点も安心材料といえます。商品ラインナップがある程度決まっているため、効率的に家づくりを進めたい家族にとって、心強い選択肢となるでしょう。

工務店:地域密着・柔軟対応

工務店とは、地域に密着して住宅の設計・施工を手がける中小規模の建築会社のことです。

工務店の強みは、地域に根ざした対応力と設計の自由度の高さにあります。一社一社が地域に密着しているため、その土地の気候や特性を深く理解したうえで、最適な家づくりを提案してくれます。規格化された商品を持たない会社が多く、施主の細かな要望やこだわりに柔軟に応えてくれるのも大きなメリットです。

たとえば、こだわりの素材を使ったり、ライフスタイルに合わせた特別な間取りを実現したりと、自由な家づくりを楽しめます。ただし、会社ごとに技術力や経営状況が異なるため、依頼先は慎重に見極める必要があります。

設計事務所:唯一無二のデザイン追求

設計事務所とは、建築士(建築家)が在籍し、施主の要望をもとに独創的な住宅設計と工事監理を専門に行う設計機関のことです。

設計事務所は、建築家と共にオリジナリティあふれる家づくりができることが特徴です。既成概念にとらわれない独創的なデザインや、唯一無二の空間を求める人にとって良い選択肢となります。

設計事務所の仕事は設計と工事監理であり、実際の施工は工務店が行います。設計と施工が分かれているため、建築家が施主の立場で工事の品質を客観的にチェックしてくれる点も安心です。設計料が別途必要になるため総額は高くなる傾向にありますが、デザイン性をとことん追求したい人にとっては、頼れるパートナーとなるでしょう。

ハウスメーカー選びの優先順位を決める5つのステップ

ハウスメーカー選び

数多くのハウスメーカーの中から、自分たちに合った一社を見つけ出すのは簡単なことではありません。やみくもに情報を集めるだけでは、かえって混乱してしまいます。大切なのは、自分たちの家づくりにおける「ものさし」を持つことです。ここでは、後悔しないハウスメーカー選びのために、優先順位を決める5つのステップを解説します。

ステップ1:理想の暮らし方を家族で具体的に話し合う

ハウスメーカー選びの第一歩は、「どんな家に住みたいか」ではなく、「新しい家でどんな暮らしをしたいか」を家族で話し合うことから始まります。理想の暮らしを具体的にイメージすることで、家づくりに本当に必要なものが見えてきます

たとえば、「休日は広い庭でバーベキューを楽しみたい」「家族が自然とリビングに集まる時間にしたい」など、具体的なシーンを想像してみましょう。こうしたライフスタイルのイメージが、間取りや設備を考える際のぶれない指針となり、後悔のない選択へと導いてくれます。

ステップ2:絶対に譲れない条件を絞り込む

家づくりでは、すべての希望を叶えることは現実的に難しいものです。だからこそ、家族にとって「絶対に譲れない条件」を明確にすることがカギとなります。

まずは思いつく限りの希望を書き出し、その中から「これだけは譲れない」という条件を3つ程度に絞り込みましょう。たとえば、「耐震性は最高等級が必須」「キッチンの使い勝手にはこだわりたい」といった価値観を共有することが大切です。

この絞り込んだ条件が、数あるハウスメーカーを比較検討する際の明確な「判断軸」として機能します。

ステップ3:無理のない予算上限を現実的に設定する

理想の暮らしを実現するためには、現実的な資金計画が必要です。現在の収入や貯蓄、そして将来の教育費や老後資金といったライフプランを考慮し、無理なく返済できる借入可能額を算出しましょう

このとき注意したいのが、建物の本体価格だけで考えないことです。家づくりには、付帯工事費や登記費用、税金などの諸費用も必要になります。これらの費用も含めた「総額」で予算を考えることが大切です。必要であれば、ファイナンシャルプランナーのような専門家に相談し、客観的なアドバイスをもらうのも良い方法です。

ステップ4:重視する性能とデザインの方向性を決める

家族の安全で快適な暮らしを守るためには、住宅性能の基準を明確にしておくことが重要です。「耐震等級は3以上」「断熱性能は等級6以上」など、求める性能の最低ラインを家族で決めておきましょう。併せて、家の見た目に関するデザインの方向性も話し合います。

外観はすっきりとしたモダン系か、温かみのあるナチュラル系か、といった大まかなイメージでかまいません。性能とデザインの方向性が決まっていれば、各ハウスメーカーの得意分野と照らし合わせやすくなり、候補を効率的に絞り込めます。

ステップ5:客観的な診断ツールやサービスを活用する

自分たちの希望がある程度固まったら、客観的なツールやサービスを活用して情報収集を進めましょう。

近年では、Web上で利用できる無料のハウスメーカー診断ツールが数多くあります。簡単な質問に答えるだけで、自分たちの価値観に合ったハウスメーカーの傾向を把握でき、優先すべき要素がより明確になります。

また、複数社のカタログを一括で取り寄せられるサービスも便利です。これらのツールをうまく活用することで、効率良く情報を集め、より客観的な視点でハウスメーカー選びを進めることができます。

ハウスメーカー選びの優先順位を決めた後の7つの比較ポイント

注文住宅の間取りとお金

自分たちの家づくりにおける優先順位が明確になったら、次はいよいよ具体的なハウスメーカーの比較・検討に入ります。各社のカタログやWebサイトには魅力的な情報があふれていますが、どこに注目すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。

大切なのは、自分たちの「ものさし」に沿って、各社を公平な視点で評価することです。ここでは、優先順位を決めた後にチェックすべき7つの比較ポイントを解説します。

基本性能の数値

家の基本性能は、家族が安全で快適に暮らすための土台となる部分です。耐震性、断熱性、気密性といった性能は、暮らしの質に直結するため、必ず具体的な数値で比較しましょう。

たとえば、耐震等級や断熱等級(UA値)、気密性能(C値)など、各社が公表している数値を確認します。構造や工法の違いがこれらの性能にどう影響するのかも理解しておくと、より深い比較が可能です。

間取り・デザインの自由度と提案力

理想の暮らしを実現するためには、間取りやデザインの自由度がどの程度あるかを確認することが重要です。

ハウスメーカーによっては、ある程度決まったプランから選ぶ「規格住宅」が中心の場合もあれば「完全自由設計」に対応している場合もあります。過去の施工事例を見て、自分たちの好みに合うデザインを実現できそうか判断しましょう。

また、担当する設計士の提案力もカギになります。こちらの要望をくみ取り、期待以上のプランを提案してくれるか、複数の会社から提案を受けて比較・検討することをおすすめします。

なお、注文住宅の間取りで失敗しないためのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【人気なのに】注文住宅で失敗した間取りTOP3【大手ハウスメーカー】」を参考にしてください

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

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大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。

標準仕様の範囲とオプション費用

広告などで目にする「坪単価」は、あくまで「標準仕様」で建てた場合の目安です。この標準仕様に何が含まれているのかを正確に把握することが、予算オーバーを防ぐために必要だといえます。

キッチンやお風呂、トイレといった住宅設備のグレードはどのレベルが標準なのか、フローリングや壁紙の種類はどこまで選べるのか、といった点を細かく確認しましょう。住宅展示場にあるような魅力的なモデルハウスは、多くの場合、高価なオプションが多数採用されています。

総建築費用の詳細見積もりと諸経費

ハウスメーカーを比較する際は、必ず複数の会社から同条件で見積もりを取りましょう。その際、建物本体価格だけでなく、付帯工事費や諸経費を含めた「総額」で比較することが重要です。

見積書の中で「一式」とまとめられている項目があれば、必ず詳細な内訳を提示してもらいましょう。会社によって見積もりの項目や形式は異なりますが、同じ条件で比較することで、各社の価格設定の違いが明確になります。

保証制度とアフターサポート体制の手厚さ

家は建てて終わりではなく、長く住み続けるものです。そのため、引き渡し後の保証制度やアフターサポート体制の手厚さは、会社選びの重要な判断基準となります。法律で定められた10年保証に加えて、各社が独自に設定している長期保証の内容を詳しく比較しましょう。

定期点検の頻度や内容、トラブルが発生した際の連絡体制なども確認しておきたいポイントです。また、長期的なサポートを確実に受け続けるためには、その会社の経営が安定しているかどうかも、見極めるべき大切な要素のひとつです。

営業担当者の知識レベルと人間性

家づくりは、営業担当者と二人三脚で進める長い道のりです。そのため、営業担当者との相性や信頼関係は、家づくりの満足度を大きく左右します

こちらの要望を正確に理解し、専門家としての知識に基づいた的確な提案をしてくれるかを見極めましょう。また、質問に対するレスポンスの速さや、約束を守る誠実さといった人間性も重要です。

どんなに会社の評判が良くても、営業担当者と信頼関係を築けないと感じた場合は、慎重に判断する必要があります。

実際の施主による口コミと評判

ハウスメーカーの公式情報だけではなく、実際にその会社で家を建てた施主のリアルな声も参考にしましょう。SNSや個人のブログなどには、良い点も悪い点も含めた率直な体験談が数多く投稿されています。これらの情報を収集する際は、一つの意見に偏らず、幅広い情報を集めることが大切です。

また、良い評判も悪い評判も、その背景にどんな理由があるのかを冷静に分析しましょう。可能であれば、完成見学会などに参加し、実際の施主から直接話を聞く機会を持つのも良い方法です。

ハウスメーカー選びでよくある失敗パターンと対策

注文住宅にかかるお金

家づくりは、多くの家族にとって一生に一度の大きな買い物です。だからこそ「こんなはずではなかった」という後悔は避けたいものです。

しかし、残念ながらハウスメーカー選びやその後の打ち合わせで、思わぬ落とし穴にはまってしまうケースも少なくありません。ここでは、ハウスメーカー選びでよくある失敗パターンとその対策を解説します。

予算管理を甘くしない

家づくりで多い失敗が、予算の大幅なオーバーです。打ち合わせを進める中で魅力的なオプションを追加していった結果、最終的な金額が初期見積もりから数百万円も上がってしまうことは珍しくありません。

このような事態を避けるためには、契約前にオプション費用を含めた総額をしっかりと把握することが重要です。また「絶対に譲れない条件」に優先順位をつけ、予算内で収まるように取捨選択する冷静な判断が求められます。

口約束を信じない

営業担当者との打ち合わせでの「言った・言わない」というトラブルは、家づくりにおける代表的な失敗例です。口約束や曖昧な確認は、後々の認識の食い違いを生む原因となります。

これを防ぐためには、打ち合わせで合意したすべての事項を、議事録や仕様書といった形で文書に残す習慣をつけましょう。営業担当者から「できます」という返事をもらった際も、それに伴う条件や制約、追加費用が発生しないかまで具体的に確認することが大切です。

設計図面だけで判断しない

図面上では問題ないように見えても、実際に暮らしてみると「生活動線が不便」「コンセントの位置が悪くて使いにくい」といった問題が後から判明することがあります。設計図面は家づくりの基本ですが、平面図だけでは実際の空間の広さや使い勝手を正確にイメージするのは難しいものです。

対策としては、現在使っている家具のサイズを測り、新しい家のどこに置けるかシミュレーションしてみることが有効です。また、できるだけ完成見学会やモデルハウスに足を運び、実際の空間を体感することで、図面だけではわからなかった気づきを得られるでしょう。

なお、注文住宅の間取りのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「注文住宅で失敗する間取りの特徴【ハウスメーカー】」を参考にしてください

アフターサービスを軽視しない

家の完成度に満足していても、アフターサービスの内容を確認していなかったために後悔するケースがあります。たとえば、保証の対象だと思っていた修理が実は有償だったり、トラブル時の対応が遅かったりといった失敗です。

こうした事態を避けるため、契約前に保証内容の詳細を書面で確認することが必要です。保証される範囲や期間、免責事項、定期点検の頻度や内容、緊急時の連絡先などを細かくチェックしましょう。

ハウスメーカー選びの優先順位に関するよくある質問

ハウスメーカーの選択

ハウスメーカー選びを進めていると、さまざまな疑問や不安が出てくるものです。特に、家づくりが初めての場合、判断に迷う場面も多いでしょう。

最後に、ハウスメーカーの優先順位を決める過程で多くの方が抱く質問とその回答を紹介します。多くの人がつまずきやすいポイントを知っておくことで、よりスムーズに、そして納得感を持って家づくりを進めることができます。

ハウスメーカーを2社に絞れた後、どうしても決められない場合の判断基準は?

最終候補が2社に絞られ甲乙つけがたい場合、もう一度原点に立ち返り、多角的な視点で見比べることが大切です。

たとえば、住み始めてからの長期的な安心感を重視し、アフターサービスや保証内容の手厚さで比較してみましょう。また、標準仕様でどこまで理想の設備が実現できるか、設計の自由度はどちらが高いかといった、暮らしの質に直結する部分を再評価するのも有効です。

最後は、営業担当者との相性も重要な判断材料です。

家づくりの優先順位がどうしても決められない場合はどうすればいい?

希望が多すぎて優先順位が決められないときは、一度思考を整理する時間が必要です。まずは家族それぞれが「これだけは絶対に譲れない」と考える条件を書き出し、リスト化してみましょう。全員の意見が出そろったら、なぜそれが重要なのかを話し合います。

また、日々の生活動線や収納、日当たりといった、実際の暮らしやすさに直結する要素から考えてみるのも良い方法です。どうしても絞りきれない場合は、予算という現実的な制約から「実現可能な条件」を絞り込んでいくと、おのずと優先順位が見えてくるはずです。

情報収集からハウスメーカーを決定するまでの期間はどのくらい?

ハウスメーカー選びにかかる期間は人それぞれですが、一般的には情報収集を始めてから契約するまで、3ヶ月から6ヶ月ほどかける方が多いです。家づくりは大きな決断の連続であり、短期間で焦って決めると、情報不足や比較検討が不十分なまま契約してしまい、後悔につながる可能性があります。

特に人気のハウスメーカーは打ち合わせの予約が取りにくいこともあります。週末の見学や複数社との打ち合わせなどを考慮し、納得できるまでじっくりと比較・検討できるよう、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

住宅展示場に行く前に準備しておくべきことはありますか?

おおよその予算感と、希望する家の広さのイメージを持っておきましょう。これにより、現実離れしたモデルハウスに惑わされず、自分たちの基準で冷静に見学できます。

また、家族で事前に話し合い、家づくりで重視したいポイントの優先順位を仮でも良いので決めておくと、見るべきポイントが絞りやすくなります。さらに「断熱性能の数値は?」「標準仕様のキッチンはどのメーカー?」など、当日確認したいことをリストにしておくと、効率的に情報収集ができるでしょう。

住宅展示場を有効活用するためには、事前の準備がカギとなります。

まとめ

後悔しないハウスメーカー選びには、明確な判断軸を持つことが必要です。今回紹介したステップを参考に、まずはご家族の優先順位を整理してみましょう。

各ハウスメーカーの特徴をより深く比較検討したい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、専門家の視点で各社の強みや注意点を解説しており、客観的な判断材料を得られます。

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なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。

家づくりは、多くのご家族にとって一生に一度の大きな決断です。後悔のない選択をするために、一つひとつのステップを丁寧に進めていきましょう。

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