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「屋上のある家はどのようにつくれば良い?」「費用やメリット・デメリットも知りたい」といった疑問をお持ちではありませんか?
屋上のある家は、都市部の限られた敷地でも開放的な空間を生み出せるだけでなく、BBQや家庭菜園、物干しなど多目的に使える人気の住宅スタイルです。一方で、防水工事や追加費用、メンテナンスなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
今回は、屋上のある家をつくる方法、必要な構造、費用目安、実際のメリット・デメリットなどについて解説します。さらに、屋上付き住宅に強いハウスメーカーも紹介します。屋上のある家を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
屋上のある家はどのようにつくる?

屋上のある家をつくるには、一般的な住宅とは異なる構造や防水仕様、さらに屋上までの動線計画が必要です。屋上は魅力ある空間ですが、そのぶん設計段階で押さえておくべきポイントがあります。具体的には、次のものなどです。
住宅内部のつくりにも影響してきますので、事前に知っておくと良いでしょう。ここでは、上記のような、屋上付き住宅を実現するための基本をわかりやすく解説します。
屋上をつくれる構造
屋上をつくるためには、まず陸屋根(フラット屋根)と呼ばれる平らな屋根構造が欠かせません。一般的な三角屋根では屋上スペースを確保できないため、最初の段階で「陸屋根に対応した構造」を選ぶことが重要です。
また、家の工法によって、屋上との相性も大きく変わります。
たとえば、木造住宅はコストを抑えやすい反面、屋上部分の防水が耐久性を大きく左右します。FRP防水やウレタン防水など、定期的なメンテナンスが欠かせません。
一方で、鉄骨住宅は強度が高く、広めの屋上を計画しやすい点が魅力です。重い荷重にも比較的強いため、屋上を積極的に使いたい人との相性が良いといえます。
RC(鉄筋コンクリート)住宅は防水性・耐久性ともに最も優れており、屋上利用との親和性が非常に高い構造です。ただし建築費は高めなので、予算に余裕がある方向けです。また、RC住宅に対応するハウスメーカーはそこまで多くないため、各地域で実際に調べてみる必要があるでしょう。
防水工法には、FRP防水・シート防水・ウレタン防水などが一般的に用いられます。いずれの方法でも定期的な点検が欠かせないため、「屋上に適した構造の家は限られる」という点を理解し、屋上実績の多いハウスメーカーに依頼することが大切です。
間取りや屋上までの動線
屋上を日常的に活用できるかどうかは、屋上までの動線設計が大きく左右します。最も使い勝手が良いのは、室内から屋上につながる固定階段です。屋上には小さな出入口を設けるようにするケースが多いです。
特に1階LDKの近くに2階や屋上までつながる階段を配置すると、食事を屋上で楽しんだり、洗濯物を干したりする際の動線がスムーズになるでしょう。コストを抑えたい場合は屋外階段も選択肢ですが、雨風の影響を受けやすく使用頻度は下がりがちです。メンテナンスも大変になるので、基本的には固定階段がおすすめです。
もう一つの方法が、屋上の出入口としてペントハウスを設ける方法です。防水性や断熱性に優れ、屋上をもう一つのリビングのように使いたい人に適しています。
また、屋上をどう使うかによって、間取りの最適解も変わるでしょう。たとえば、次のようなイメージです。
- BBQや屋外リビング → キッチンからの動線が近いと便利
- 物干し場として使う → 洗面所・脱衣所からのアクセスが良いと快適
このように、用途に合わせて動線をつくることで、屋上の満足度が変わってきます。
屋上を設けるための費用目安
屋上をつくるための追加費用は、一般的に50〜150万円ほどが目安です。主な内訳は、防水工事、笠木(外周の立ち上がり部分)、手すりやフェンス、排水設備などの付帯工事です。
さらに、固定階段やペントハウスを設置する場合は、追加で数十万円〜100万円以上かかることもあります。
また、屋上は完成後も定期的な維持管理費が必要です。防水工事の耐用年数は10〜15年ほどで、長く安心して使うためには点検・補修の費用を見込んでおくことが欠かせません。
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屋上のある家のメリット

屋上のある家には、一般的な庭やバルコニーとは一味違う魅力があります。特に、敷地が限られた都市部では「もう一つの外空間」として活躍し、暮らし方の幅を大きく広げてくれる存在です。
プライベート感のあるリラックススペースとしてだけでなく、趣味や家事にも役立つ柔軟性の高さが、屋上付き住宅の人気を支えています。ここでは、屋上があることで得られるメリットについて解説します。
外のプライベート空間を確保できる
屋上の最大の魅力は、周囲からの視線が遮られたプライベートな屋外空間をつくれることです。
庭やバルコニーはどうしても隣家や道路から見えやすく、洗濯物を干したりくつろいだりする際に視線が気になる場合があります。しかし、屋上はその高さを活かし、自然と外部から見えにくい環境をつくれるため、落ち着いた空間として利用しやすくなります。
都市部や住宅密集地のように隣との距離が近い場所ほど、屋上のプライバシー性は大きなメリットになります。外で過ごす機会が増え、自宅にいながらカフェテラスのような時間を楽しむことも可能です。
また、フェンスや手すりをしっかり設ければ、子どもやペットの安全な遊び場としても活用できます。道路に飛び出す心配もなく、視線も気にならないため、家族が安心して過ごせる外空間として価値があります。
BBQ・家庭菜園・物干しなど多目的に活用できる
屋上は、とにかく「用途の自由度」が高い点が大きな特徴です。家族でBBQを楽しんだり、ベンチやチェアを置いて屋外リビングとして使ったり、プランターを並べて家庭菜園を始めたりと、家の中ではできない楽しみ方を広く実現できます。
物干しスペースとしても非常に優秀です。日当たりや風通しが良い屋上は、洗濯物が乾きやすく、花粉の季節でも高さの影響で付着が少ないというメリットを感じる人もいます。
さらに、人工芝を敷いて子どもが走り回れるスペースをつくったり、日よけシェードやガーデンライトを設置して“屋外ラウンジ”のように演出したりと、アイデア次第で一気に特別な空間へ変更できます。
リゾート感のあるゆったりした環境をつくれるため、休日の過ごし方や趣味の時間がぐっと豊かになります。
狭小地でも開放的になる
敷地が狭く庭をつくれない場合でも、屋上があれば空間の広がりを十分に確保できます。屋上は周囲の建物による影が届きにくく、光や風をしっかり取り込めるため、開放感を感じやすいことが特徴です。家の中にいても採光が改善され、風通しが良くなるなど、住環境全体にプラスの影響が生まれます。
特に都市部のように建物が密集した地域では、1階や庭スペースに光が入りにくいケースがありますが、屋上はそれらの制約を受けにくく、晴れた日は気持ちよく過ごせる贅沢な空間になります。
また、狭小地のデメリットである「圧迫感」や「窮屈さ」を軽減してくれることも大きなメリットです。空へと視線が抜ける屋上があることで、建物自体の印象が一気に広がり、住宅全体の快適性が向上します。
限られた土地でも空間のゆとりを生み出せるため、都市部の家づくりとの相性は抜群です。
屋上のある家のデメリット

屋上のある家には多くの魅力がありますが、その一方で「つくる前に知っておきたい注意点」もあります。特に費用面やメンテナンス、近隣との関係については、屋上ならではのデメリットがあるため、事前に理解しておくことが大切です。
メリットだけでなくデメリットも把握しておくことで、より納得のいく家づくりができます。屋上のある家の主なデメリットには次のものが挙げられます。
追加の工事費用がかかる
屋上を設ける場合、通常の戸建て住宅よりも追加の工事費用がかかりやすいことは避けられません。屋上は単なる「スペース」ではなく、防水工事や手すりの設置、排水設備の整備など多くの工程が必要になるため、工事費用が上乗せされます。
たとえば、防水工事にはFRP防水やシート防水などの工法が使われ、外周を仕上げる笠木(かさぎ)や、転落防止用のフェンス・手すりも必須です。排水口の設置や雨水の流れを計画するための施工も必要で、これらが総額のコストに影響します。
さらに、屋上への出入口となるペントハウスを設ける場合は、さらに費用が上がる傾向があります。スペースが確保できるぶん快適さは増しますが、その反面、建築コストは増えるため予算計画に組み込む必要があります。
また、屋上は完成後もメンテナンス費用がかかるため、維持費まで含めると「通常の家よりコストが高くなりやすい」ことは理解しておきましょう。
防水・メンテナンス費用が定期的にかかる
屋上付き住宅で最も重要なのが、防水性能の維持です。
屋上の防水工事に使われるFRP防水やシート防水の耐用年数は、一般的に 10〜15年程度 とされています。この期間を過ぎると、防水層の劣化が進み、雨漏りのリスクが高まるため、補修や再施工が必要になります。
また、防水層の状態を確認するために、定期的な点検も不可欠です。小さなひび割れや排水口の詰まりなど、早い段階で発見すれば大きなトラブルを防げますが、点検や補修には当然費用がかかります。
屋上は構造上、雨水を受け止める「平らな面」があるため、どれほど丁寧に施工しても雨漏りリスクを完全にゼロにすることはできません。そのため、ハウスメーカーの保証内容やアフターサポートがどれくらい手厚いかも、重要なチェックポイントになります。
近隣への配慮が必要になる
屋上を使う際は、近隣への配慮が欠かせない点もデメリットの一つです。
BBQをすると煙や匂いが周囲の家に流れやすく、特に住宅密集地ではトラブルの原因になることがあります。会話や子どもの遊び声が上から響きやすいため、夜間の利用には特に注意が必要です。
また、屋上は見晴らしが良いため、場合によっては「隣家の庭や窓が見えてしまう」ケースもあります。意図せずプライバシー侵害につながる可能性があるため、利用時間や行動には一定の配慮が求められます。
屋上は自由度の高い魅力的な空間ですが、周囲へ配慮しながら使うことが、長く快適に暮らすうえで欠かせません。
屋上のある家を建てられるハウスメーカー
屋上のある家は、通常の住宅より構造や防水性能が求められるため、屋上実績が豊富なハウスメーカーを選ぶことが重要です。ここでは、特に屋上に強い代表的なハウスメーカーを取り上げ、それぞれの特徴や向いている人の傾向について解説します。
ヘーベルハウス

ヘーベルハウスは、屋上付き住宅の代表格ともいえるハウスメーカーです。独自の「ALCコンクリート(ヘーベル板)」を使った構造は耐久性が非常に高く、防水性能と耐候性に優れているため、屋上を積極的に使いたい人に向いています。
たとえば、屋上を「アウトドアリビング」「プライベートガーデン」「物干しスペース」などに自由に利用できるプランが豊富で、家具や植物を常設しても安心して使える耐久性が魅力です。
一方で、耐久性と構造性能の高さゆえに価格帯はやや高めです。コストよりも「安心感」「長寿命」「クオリティ」を重視する層に向いています。
ヘーベルハウスについてもっと詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【最新2025年版】ヘーベルハウスの徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」を視聴してみてください。
セキスイハイム

セキスイハイムは、太陽光パネルとの組み合わせも得意で、屋上の強度・耐久性に優れたユニット工法を採用していることが特徴です。工場で精密につくられたユニットを現場で組み上げる方式のため、品質のばらつきが少なく、屋上の荷重や水の流れにも強い造りになっています。
屋上を「家庭菜園」「物干し」「趣味スペース」として使うだけでなく、太陽光パネルと併用して「発電しながら屋上を活用する暮らし」も実現可能です。
間取りプランの自由度も比較的高く、屋上を生活に組み込みたい場合でも柔軟に対応してもらえます。「屋上を活用しつつ、省エネ・発電も重視したい」という人におすすめです。
セキスイハイムの特徴について知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営するYouTubeチャンネルまかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】にある、「【最新2025年版】セキスイハイムの徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」の動画がおすすめです。
タマホーム
タマホームは、比較的ローコストで屋上をつくりたい人に向いているハウスメーカーです。
「ガレージハウス」や「都市型住宅」のような商品ラインアップの中に、屋上をオプションで追加できるプランが用意されており、費用を抑えながら屋上ライフを楽しみたい層に人気があります。
防水工事や手すりなどはオプション扱いになるケースが多いものの、必要な部分だけを追加していけるためコスパが良く、初めて屋上を取り入れたい人にも選ばれやすいハウスメーカーです。
「価格を抑えつつ屋上付きの家を建てたい」「最小限の設備でシンプルに屋上を使いたい」という人には特に向いています。
屋上のある家についてよくある質問

屋上のある家は魅力が大きい一方で、「実際のところどうなの?」という疑問も多い住宅スタイルです。最後に、屋上付き住宅に関してよくある質問とその回答を紹介します。建てる前の不安をしっかり解消し、安心して検討を進めていきましょう。
屋上のある家のメンテナンス費用はどのくらいかかる?
屋上の防水工事に最も一般的に使われるFRP防水の場合、10〜15年ごとに数十万円程度の補修費用が必要になります。耐用年数を過ぎると防水層の劣化が進むため、再施工や補修を行い、雨漏りを未然に防ぐことが大切です。
また、定期的な点検も欠かせません。排水口の詰まりをチェックしたり、ひび割れがないか確認したりするための点検費用は、数千円〜数万円程度が一般的です。
ハウスメーカーによって保証内容やアフターサポートが異なるため、点検頻度や保証期間、防水に関する延長保証の有無を事前に確認しておくと安心です。しっかり点検を続ければ、雨漏りのリスクは大幅に下げられるため、長く安心して屋上を使い続けることができます。
屋上のある家でのBBQや花火は法律的に問題ない?
基本的には、屋上でのBBQやちょっとした花火は法律上は禁止されていない場合がほとんどです。しかし、屋上は煙や音が広がりやすく、近隣への配慮が欠かせない点は理解しておきましょう。
特に花火については、自治体の条例で禁止されている地域もあり、マンションや住宅街では「火気の使用制限」がある場合もあります。事前に地域のルールを確認することが重要です。
BBQをする際は、次のように周囲に配慮しながら利用することが求められます。
- 煙や匂いが流れにくい風向きを確認する
- 夕方以降の利用を控える
- 音量や話し声に注意する
隣人との良好な関係を保つためにも、慎重な使い方を心がけましょう。
屋上のある家が雨漏りしやすいのは本当?
屋上は構造上、水平面が広く雨水がたまりやすいため、リスクがゼロではないというのは事実です。ただし、近年は防水技術や排水設計の精度が大きく向上しており、昔に比べれば雨漏りの発生率は大きく下がっています。
特に重要なのは、排水計画と適切な防水工法です。雨水をスムーズに流す勾配(傾き)をつけたり、排水口を複数設置したりすることで、雨水がとどまる時間を最小限にできます。
また、定期的な点検を行うことで、ひび割れや詰まりを早期に発見し、トラブルを防ぐことができます。“しっかり施工され、きちんと点検している屋上”であれば雨漏りのリスクは大きく下げられます。
そのためにも、屋上の施工実績が豊富なハウスメーカーを選ぶことが非常に重要です。信頼できる会社で建てることで、屋上のメリットを安心して楽しめる環境が整います。
まとめ
屋上のある家は、外のプライベート空間を確保できるだけでなく、BBQ・家庭菜園・屋外リビングなど使い方の幅が広く、都市部や狭小地でも暮らしを豊かにしてくれる魅力的な住宅スタイルです。予算に余裕がある場合は、生活の質を大きく高めてくれる“もう一つの特別な空間”として、大きなメリットを感じられるでしょう。
一方で、屋上には定期的なメンテナンス費用がかかるほか、周囲への煙・音などの配慮も必要になります。施工方法や防水の質、ハウスメーカーの保証内容によって安心感が大きく変わるため、デメリットも含めてしっかり理解したうえで選択することが大切です。
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