この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
家づくりを考え始めると、さまざまなハウスメーカーの名前が浮かびますが、中でも積水ハウスは特別な存在感を放ちます。しかし、多くのメーカーが用意している「規格住宅」の選択肢がないことに、疑問を感じる方もいるかもしれません。
今回は、積水ハウスが完全自由設計を貫く理由やその性能や価格相場、そしてどのような人にこそ選んでほしいのか解説します。理想の家づくりに、積水ハウスが本当にふさわしいパートナーなのか、見極めるためのヒントを見ていきましょう。
積水ハウスに規格住宅が存在しない理由

大手ハウスメーカーでありながら、積水ハウスにはいわゆる「規格住宅」が存在しません。それは、積水ハウスが創業以来、一貫して大切にしてきた家づくりへのこだわりと、それを実現できるだけの確かな基盤があるからです。
ここでは、積水ハウスがなぜ完全自由設計にこだわるのか、その3つの理由を解説します。
完全自由設計にこだわる企業方針があるから
積水ハウスが規格住宅を設けていないのは、創業以来「オーダーメイドの家づくり」を企業理念として掲げているからです。顧客一人ひとりのライフスタイルや夢に寄り添い、世界に一つだけの家を形にすることを大切にしています。その理念を支えるのが「チーフアーキテクト制」であり、経験豊富な設計士が一邸一邸を専任で担当する体制が整えられています。
そのため、決まったプランから選ぶのではなく、設計の初期段階から間取りやデザイン、仕様に至るまで、すべてを自由にカスタマイズできることが特徴です。この徹底したこだわりこそが、積水ハウスが完全自由設計のみを提供する理由といえます。
高い設計力と施工体制があるから
完全自由設計というスタイルを支えているのは、積水ハウスが誇る高い設計力とそれを実現する施工体制です。全国には2,900名以上の設計士が在籍しており、それぞれの地域の気候風土や特性を深く理解したうえで、最適な住まいを提案できます。
また、すべての住宅で構造計算を実施し、耐震性や断熱性といった基本性能を確保している点も強みです。
工業化住宅で培われた高い技術力を応用することで、一邸一邸が異なるフルオーダーの住まいであっても、工場生産による安定した品質を維持できます。このような確かな技術基盤があるからこそ、規格住宅に頼ることなく高品質で自由な家づくりを提供できているといえます。
ブランド価値と顧客満足を重視しているから
積水ハウスが規格住宅を持たない背景には、ブランドとしての価値と顧客満足度を何よりも重視する姿勢があります。「積水ハウス=特別な一邸」というブランドメッセージが示すように、効率的な規格化よりも、お客様一人ひとりの要望に丁寧に応える個別対応こそが満足度を高めるといえるでしょう。
家を単なる商品としてではなく、家族の暮らしを育む特別な場所として提供し、顧客満足とブランド価値を追求する姿勢が、完全自由設計にこだわる大きな理由となっています。
積水ハウスの注文住宅の性能と技術
積水ハウスの注文住宅が多くの人から選ばれる理由は、デザイン性だけではなく、暮らしの快適さと安全性を支える高い住宅性能と独自技術にあります。長く安心して住み続けるために欠かせない耐震性や断熱性はもちろん、家族の未来まで見据えた手厚いサポート体制も魅力です。
ここでは、積水ハウスの家づくりを支える具体的な性能と技術について解説します。
耐震性能に優れている
積水ハウスの住宅は、地震大国である日本で安心して暮らすための優れた耐震性能を備えています。そのカギを握るのが、独自開発の制震技術「シーカス」です。

シーカスは、地震のエネルギーを熱に変換して吸収し、建物の揺れを効果的に抑える働きをします。これにより、震度7クラスの大地震にも耐える強固な構造を実現しているだけではなく、本震のあとに繰り返される余震によるダメージの蓄積も防ぎます。
断熱性能が高い
積水ハウスの家は、一年を通して快適な室温を保つことができる高い断熱性能を誇ります。その理由は、床下から壁、天井に至るまで、建物全体を高性能な断熱材で隙間なく包み込む独自の構造にあります。
この設計により、外気の影響を受けにくく、魔法瓶のように快適な室内環境を維持できるでしょう。また、国の定める省エネルギー基準「ZEH(ゼッチ)」にも標準で対応しており、冷暖房の効率が良く、光熱費を抑えられるメリットもあります。
鉄骨造と木造の違いがある
積水ハウスでは、施主の多様なニーズに応えるため、特徴の異なる「鉄骨造」と木造の「シャーウッド」という2つの構造を用意しています。

画像引用元:シャーウッド(木造1~3階建て)(積水ハウス)
鉄骨造は、強靭な鉄骨を活かして柱の少ない広々とした空間や、壁一面の大きな窓といった開放的なデザインを実現するのに向いています。反対に、木造の「シャーウッド」は、木の温もりあふれる雰囲気と、設計の柔軟性の高さが魅力です。
保証とアフターサービスが充実している
積水ハウスは、家を建ててからが本当のお付き合いの始まりだと考え、手厚い保証とアフターサービス体制を整えています。住宅の主要な部分である構造躯体と雨水の侵入防止について、業界でもトップクラスの「初期30年保証」を標準で提供しているのが大きな特徴です。
保証期間が終了する前には、専門スタッフによる点検と、必要に応じた有料メンテナンスを提案してくれます。
積水ハウスの注文住宅の価格相場
高品質な住まいを提供する積水ハウスですが、実際に家を建てるとなると、どのくらいの費用がかかるのかは誰もが気になるところです。価格は家の大きさや仕様によって大きく変わるため一概にはいえませんが、一定の価格相場を知っておくことで、具体的な資金計画を立てやすくなります。ここでは、積水ハウスの注文住宅を検討するうえで知っておきたい3つの視点から、価格の目安を解説します。
本体価格の目安
積水ハウスの注文住宅における建物の本体価格は、選択する構造によって目安が異なります。
たとえば、木の温もりと設計の自由度が魅力の木造住宅「シャーウッド」の場合、3,000万円台から4,000万円台が中心的な価格帯です。

画像引用元:IS ROY+E(イズ・ロイエ)(積水ハウス)
一方、大開口や広々とした空間づくりを得意とする鉄骨住宅「イズ・ロイエ」シリーズでは、2,000万円から3,000万円前後が一般的な目安となります。
坪単価の相場
家づくりの費用を比較する際によく用いられる坪単価ですが、積水ハウスの注文住宅ではおおよそ120万円から150万円前後が目安です。
一般的に、鉄骨造は木造に比べて坪単価が高くなる傾向があります。ただし、坪単価は建物の本体価格を延床面積で割った単純な数値であり、どこまでの費用を含むかはハウスメーカーによって定義が異なります。
付帯工事や諸費用が発生する
家づくりで注意したいのが、建物の本体価格以外にも「付帯工事費」や「諸費用」が必ず発生する点です。
付帯工事費とは、地盤改良工事や屋外の給排水工事、外構工事など、建物本体以外にかかる費用のことです。また、諸費用には、登記費用や住宅ローンの手数料、火災保険料などが含まれます。一般的に、これらの費用は総費用の約2割を占めるといわれています。
後から予算オーバーで慌てないためにも、初めからこれらの費用を含めた総額で資金計画を立てることが、安心して家づくりを進めるためのカギとなるでしょう。
積水ハウスで注文住宅を建てるメリット

積水ハウスで家を建てることは、多くの人にとって一つの憧れですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?価格帯は大手ハウスメーカーの中でも高めですが、それに見合うだけの価値と満足感が得られる理由が確かに存在します。
ここでは、積水ハウスが提供する住宅性能の高さから、デザインの自由度、そして建てた後の安心感に至るまで、4つのメリットを解説します。
住宅性能が高い
積水ハウスで家を建てる大きなメリットは、卓越した住宅性能にあります。独自の制震技術「シーカス」に代表されるように、地震や台風といった自然災害に強い頑強な構造は、家族の安全な暮らしを守る基盤となるでしょう。
また、建物全体を断熱材で包み込む設計により、夏は涼しく冬は暖かい高断熱・高気密な室内環境を実現しています。これにより、一年を通して快適に過ごせるだけではなく、冷暖房の効率が上がり光熱費を抑えられるという経済的なメリットも生まれます。
デザインの自由度がある
完全自由設計を貫く積水ハウスでは、理想の住まいを形にするデザインの自由度の高さもメリットです。強靭な構造を活かしたダイナミックな空間づくりが得意な鉄骨造と、木の質感を活かした温かみのある設計が可能な木造から、好みに合わせて選べます。
外観デザインのバリエーションも豊富で、洗練されたモダンテイストから温もりを感じるナチュラルスタイルまで、思い描くイメージを高いレベルで実現できます。内装も専任のコーディネーターと共に細部までこだわることができるため、自分だけの特別な一邸をつくり上げることが可能です。
保証とサポートが充実している
家は建てて終わりではなく、長く住み続けるものです。積水ハウスでは、引き渡し後の暮らしを支える手厚い保証とサポート体制が整っているため、長期的な安心感を得られます。
その代表が、主要な構造部分に対する「初期30年保証制度」です。この長期保証に加え、専門スタッフによる定期的な点検サービスが提供されるため、万が一の不具合も早期に発見し対処できます。
ブランド力による信頼がある
積水ハウスが長年にわたって築き上げてきた揺るぎないブランド力は、大きな信頼感につながっています。これまでに世界一となる累計建築戸数を誇るという実績は、多くの家族に選ばれ続けてきた証です。
工場生産による部材の品質管理や、厳しい基準をクリアした施工体制など、高品質な住まいを安定して提供できる仕組みが確立されています。
積水ハウスで注文住宅を建てるデメリット

高品質で信頼性の高い積水ハウスの注文住宅ですが、メリットばかりではありません。家づくりは人生における大きな決断だからこそ、事前に考えられるデメリットもしっかりと理解し、納得したうえで進めることが大切です。ここでは、積水ハウスを検討する際に、あらかじめ知っておきたいデメリットについて解説します。
価格が高い
積水ハウスで家を建てる際に、多くの人が最初に直面するのが価格の問題です。国内トップクラスの大手ハウスメーカーであるため、その価格帯は他のメーカーと比較して高めに設定されています。
もちろん、その価格には優れた耐震性や断熱性、手厚い長期保証といった価値が含まれており、総合的に見れば妥当といえるかもしれません。しかし、家づくりにかかる初期費用が大きくなることは事実であり、限られた予算の中で検討している方にとっては大きなハードルとなる可能性があります。
品質と価格のバランスをどう判断するかが、一つのポイントになるでしょう。
営業担当者による提案の差がある
全国に多くの拠点を構える積水ハウスでは、家づくりのパートナーとなる営業担当者の知識や提案力に個人差があることも、デメリットとして挙げられます。
経験豊富で相性の良い営業担当者と出会えれば、理想の家づくりがスムーズに進むでしょう。しかし、反対に提案が物足りなかったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりするケースも考えられます。
営業担当者との相性に疑問を感じた場合は、遠慮せずに変更を申し出ることも可能です。積水ハウスには営業担当者の変更を希望できる仕組みがあるため、後悔しない家づくりのためにも、この制度をうまく活用することが大切です。
積水ハウスで注文住宅を建てるのが向いている人

多くの魅力を持つ積水ハウスの注文住宅ですが、その特徴から、特にどのような考え方や希望を持つ人に適しているのでしょうか?家づくりは、自分たちの価値観に合ったハウスメーカーを選ぶことが成功のカギとなります。
ここでは、積水ハウスの強みと相性が良く、より満足度の高い家づくりを実現できる人の4つのタイプについて解説していきます。
品質と安心感を重視する人
住宅に求めるものの第一が、何よりもまず品質と安心感であるという人にとって、積水ハウスは良い選択肢です。
たとえば、耐震性や断熱性といった住宅の基本性能を妥協したくないと考えている人には、独自の技術に裏打ちされた高い性能が心強く感じられるでしょう。
また、家は建てて終わりではなく、建てた後も長く安心して暮らしたいと考える人にとって、手厚い長期保証や定期点検といったサポート体制は大きな魅力です。確かな品質と信頼できるブランドの家で、永続的な安心を手に入れたい人に向いています。
デザイン性と暮らしやすさを両立させたい人
家の見た目の美しさやデザインにこだわりたい、でも暮らしやすさや機能性も犠牲にしたくないと考える人にも積水ハウスは適しています。完全自由設計であるため、外観のデザインや内装の素材、質感に至るまで、細部にわたって自分の好みを反映させることが可能です。
チーフアーキテクトと共に、開放感あふれるリビングや家事動線の良い間取りなど、理想の空間を追求できます。デザイン性の高さと、それを支える卓越した住宅性能が両立されているため、見た目と機能性のバランスを重視する人にぴったりです。
計画的に家づくりを進めたい人
家づくりは初めての経験で何から手をつけて良いかわからない、だからこそ専門家と二人三脚で計画的に進めたいという人にも積水ハウスは向いています。経験豊富な営業担当者や設計士、インテリアコーディネーターがチームとなり、資金計画から土地探し、設計、施工までを一貫してサポートしてくれます。
各分野のプロフェッショナルから的確なアドバイスを受けながら、一つひとつのステップを着実に進めていくことが可能です。品質や価格の基準も明確なため、安心して家づくり全体を任せながら、自分の理想を形にしていきたい人に適しています。
長期的な資産価値を意識する人
家を単なる住まいとしてだけではなく、将来にわたる大切な「資産」として捉えている人にとって、積水ハウスは有力な選択肢となります。その理由は、高い住宅性能と確立されたブランド力によって、住宅の資産価値が長期間にわたって維持されやすいからです。
将来的に売却や賃貸、あるいは子供へ相続するといった可能性を見据えた場合、その価値が落ちにくい点は大きなメリットといえます。計画的なメンテナンスプログラムによって建物のコンディションを良好に保てることも含め、長期的な視点で資産性を重視する人に向いているといえるでしょう。
積水ハウスの規格住宅に関するよくある質問
ここまで積水ハウスの注文住宅について解説してきましたが、家づくりを検討する中では、過去の商品や他のハウスメーカーとの違いなど、さまざまな疑問が浮かんでくることでしょう。最後に、積水ハウスの規格住宅に関するよくある質問とその回答を紹介します。
「ノイエ」は規格住宅だったのですか?
「ノイエ」は規格住宅ではありません。これは、過去に積水ハウスがWeb限定で展開していた商品名ですが、あらかじめ決められたプランから選ぶ規格住宅ではなく、一定のルールの中でカスタマイズしていくタイプの注文住宅でした。間取りや仕様の選択肢を絞ることで、打ち合わせの効率化やコストを抑えることを目的とした商品です。
平屋を建てることはできますか?
積水ハウスは完全自由設計を基本としているため、お客様の希望に合わせた平屋を建てることが可能です。規格プランを持たないからこそ、家族構成やライフスタイル、敷地の条件などを丁寧にヒアリングし、一から最適な平屋の間取りを提案してもらえます。
たとえば、広々としたリビングを中心にした間取りや、庭とのつながりを楽しめる設計など、思い描く暮らしを形にできるのが強みです。公式サイトにもデザインやコンセプトの異なる多くの平屋の実例が掲載されているため、参考にしてみるのも良いでしょう。
他に規格住宅を扱うハウスメーカーはありますか?
積水ハウスとは異なり、多くの大手ハウスメーカーが規格住宅の商品を取り扱っています。規格住宅は、プロが考え抜いた複数のプランから自分たちの好みに合うものを選ぶスタイルで、注文住宅に比べてコストを抑えやすく、打ち合わせ期間が短くて済むのがメリットといえるでしょう。
ただし、ハウスメーカーごとにデザインの特色や標準仕様、価格帯は大きく異なります。後悔のない選択をするためには、はじめから一社に絞るのではなく、複数のメーカーのカタログを取り寄せたり、展示場を訪れたりして、じっくり比較検討することが重要です。
まとめ
積水ハウスの家づくりは完全自由設計が特徴です。本記事で解説した高い住宅性能や手厚い保証を参考に、まずは展示場などで本物の品質を体感し、理想の家づくりを具体的に検討してみましょう。
大手ハウスメーカーで後悔しないための知識を深めたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、専門家の視点から各社の特徴をわかりやすく解説しています。

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。
大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。

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