この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
「せっかく注文住宅を建てるなら、おしゃれなデザインの家にしたい」と誰もが考えますよね。しかし、WebサイトやSNSで素敵な事例を見るほど、どんなデザインが良いのか、どうすれば理想の住まいが実現できるのか、わからなくなってしまうことも少なくありません。
この記事では、人気のデザインスタイルの特徴から、おしゃれで暮らしやすい家を実現するための具体的なポイント、後悔しないための進め方までを体系的に解説します。まずはご家族で理想の暮らしを共有し、後悔しない家づくりの第一歩を踏み出しましょう。
注文住宅で人気のデザインスタイル

注文住宅を建てるなら、デザインにもこだわりたいと考える方は多いのではないでしょうか?一口に「にデザイン」といっても、シンプルモダンやナチュラルなど、そのスタイルはさまざまです。ここでは、注文住宅で人気の高い5つのデザインスタイルを解説します。
シンプルモダン
シンプルモダンは、直線や無彩色を基調とし、装飾を極力なくした洗練されたデザインスタイルです。白・黒・グレーといった色でまとめ、ガラスや金属などのシャープな素材を用いることで、都会的でスタイリッシュな空間を演出します。
無駄のないミニマルな暮らしをしたい方や、生活感を出さずにすっきりと暮らしたい方に合っているといえるでしょう。
ナチュラルテイスト
ナチュラルテイストは、無垢材や漆喰、天然石といった自然素材の風合いを活かした、温かみのあるデザインスタイルです。木や土の持つ心地良い質感や香りに包まれ、まるで森の中にいるような安らぎを感じられます。
時間が経つにつれて木の色合いが深まるなど、経年変化を「味」として楽しめることも大きな魅力です。
北欧スタイル
北欧スタイルは、白を基調とした明るい空間に、木の温もりとデザイン性の高い家具を組み合わせた、機能的で心地良いデザインです。冬が長く日照時間の短い北欧の知恵から生まれたスタイルで、シンプルでありながらどこか温かみを感じさせる空間づくりが特徴といえます。
アクセントにアースカラーやペールトーンを取り入れることで、優しく穏やかな雰囲気を演出します。
和モダン
和モダンは、畳や格子、塗り壁といった日本の伝統的なデザインに、現代的でシンプルな要素を融合させたスタイルです。フローリングのリビングに小上がりの畳スペースを設けたり、直線的な外観の建物に木製の格子をアクセントとして加えたりと、和と洋の要素をバランス良く組み合わせています。
日本人にとって馴染み深く、心から落ち着ける空間をつくれることが魅力です。
インダストリアル
インダストリアルは、コンクリートの打ちっぱなしやアイアンの骨組み、むき出しの配管など、工場や倉庫を思わせる無骨な素材感を活かしたデザインです。デザインの常識にとらわれない、個性的で飾り気のない雰囲気が魅力といえます。
使い込むほどに傷や汚れが味となり、独自の空間へと変化していく過程も楽しめます。
【デザインスタイル別】注文住宅の施工事例
デザインスタイルの特徴を理解しても、実際の住宅でどのように表現されるのかイメージするのは難しいかもしれません。理想のデザインを実現するためには、具体的な施工事例を見て、自分たちの好みに合う要素を見つけていくことが大切です。ここでは、先ほど紹介した5つのデザインスタイル別に、実際の注文住宅の施工事例を紹介します。
シンプルモダンの施工事例

直線的なフォルムと落ち着いた配色で構成され、装飾を抑えたミニマルな印象の外観が特徴の住宅です。内装はグレーや白を基調としながらも、タイルや床、壁などの素材感を活かすことで、シンプルさの中に上質さを加えています。
単調になりがちな空間ですが、間接照明やスポットライトを効果的に使い、計算された余白を活かすことで、まるで美術館のような洗練された住まいを実現しました。
ナチュラルテイストの施工事例

オーク材の豊かな木目を主役にした床や天井が印象的な、自然素材の温かみを感じられる住宅です。リビングには大きな吹き抜けと高窓を設け、たっぷりと自然光を取り込むことで、明るく伸びやかな室内環境をつくり出しています。
壁は漆喰塗りで仕上げ、優しい陰影が生まれるように工夫されています。
北欧スタイルの施工事例

白を基調とした明るい内装に、優しい木目や淡いグレーのアクセントウォールを組み合わせ、温もりのある北欧らしい空間を演出した事例です。リビングは天井を高くとり、大きな窓からたっぷりと自然光が差し込む設計で、開放感のある心地よさを大切にしています。
また、壁面にはシンプルな造作収納やニッチを設け、デザイン性を損なわずに収納量を確保しました。
和モダンの施工事例

木目天井や無垢材の床を活かし、自然素材の質感を前面に出すことで、落ち着きのある和モダン空間としてまとめた平屋の住まいです。照明は直接的な光を避け、間接照明を主体に計画することで、陰影を大切にした日本的な「静けさ」と「余白」を感じさせます。
建物全体で水平ラインを強調したデザインや、外壁と内壁の一部に同じ素材を用いる工夫により、内外のつながりを生み出しました。
インダストリアルの施工事例

コンクリート調の壁面や黒い建材を使い、素材感を前面に出したインダストリアルな空間が特徴の住宅です。リビングの中心にはアイアンのスケルトン階段を配置し、天井には照明用のダクトレールや空調のダクトをあえて見せることで、工業的な雰囲気を強調しています。
全体的に無骨な印象ですが、床や天井の一部に木材を取り入れることで、冷たい印象になりすぎないようバランスを調整しました。
おしゃれな注文住宅デザインを実現するポイント

理想の住まいを実現するためには、デザインのスタイルを知るだけではなく、それを形にするためのポイントを押さえることが重要です。コンセプトの統一や素材選び、照明計画など、家づくりにおける一つひとつの選択が、最終的なデザインの質を大きく左右します。
ここでは、おしゃれな注文住宅のデザインを実現するために欠かせない5つのポイントを解説します。
家全体のコンセプトを統一する
おしゃれな家づくりで何より大切なのは、家全体のコンセプトを最初に決めて、最後まで貫くことです。
たとえば、「自然素材に囲まれた温かみのある暮らし」といった明確な軸があれば、内装材や家具を選ぶ際の判断基準となり、デザインに一貫性が生まれます。この軸がないと、打ち合わせのたびに好みが揺らぎ、最終的にちぐはぐな印象の家になってしまいがちです。
外観と内装のつながりを意識する
外観はモダンなのに、玄関ドアを開けたらカントリー調の内装が広がるといった状況は避けたいものです。外観と内装のデザインが分断されていると、訪れた人に違和感を与えてしまいます。
そうならないためには、外壁の色の一部を内装のアクセントウォールに取り入れたり、玄関ドアの素材感を室内の建具と合わせたりと、色や素材でつながりを持たせることが有効です。
間取りと動線を優先して考える
デザイン性の高い住宅に憧れるあまり、見た目を優先して暮らしやすさがおろそかになるのは本末転倒です。「SNSで見た吹き抜け階段がおしゃれだから」と安易に採用した結果、空調効率が悪くなったり、音が響きやすくなったりするケースは少なくありません。良いデザインとは、見た目の美しさと機能性が両立してこそ成り立つものです。
なお、間取りのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2025年最新版】注文住宅でおすすめの最強間取りを紹介します」を参考にしてください。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
素材と色使いの優先順位を整理する
空間のデザインを決めるときは、まずベースとなる素材や色を絞り込むことが大切です。
特に色は、使う数を3色程度に抑えると、まとまりやすく洗練された印象になります。反対に、多くの色や素材を使いすぎると、視覚的な情報量が増えてしまい、落ち着きのない空間になりがちです。
カタログの写真だけで判断せず、必ず床材や壁紙のサンプルを取り寄せ、光の当たり方などを確認しながら慎重に選びましょう。
照明計画をデザインとして考える
照明は単に部屋を明るくするだけの設備ではなく、空間の雰囲気を演出する重要なデザイン要素です。日本の住宅で一般的な、部屋の中央に照明を一つだけ設置する「一室一灯」の考え方では、空間に陰影が生まれず、のっぺりとした印象になりがちです。
壁を照らす間接照明や、手元を照らすペンダントライトなどを組み合わせることで、空間に奥行きと立体感が生まれます。
注文住宅デザインの決め方・進め方

理想のデザインを形にするためには、正しい手順で家づくりを進めることが不可欠です。デザインの好みだけで話を進めてしまうと、予算オーバーになったり、暮らしにくい家になったりする可能性があります。
ここでは、後悔しないための注文住宅デザインの決め方と進め方を、5つのステップに分けて解説します。
理想の暮らしを言語化する
デザインを考える前に、まずは「新しい家でどんな暮らしがしたいか」を家族で話し合い、言葉にすることが大切です。
たとえば、「休日はリビングのソファで読書をしながらくつろぎたい」「キッチンに立っていても子供の様子が見えるようにしたい」など、具体的な生活シーンを想像しましょう。暮らしを起点に考えることで、本当に必要な間取りやデザインが見えてきます。
なお、注文住宅を購入する際の注意すべきポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【大転換期!】2026年に家づくりをする人が気をつけるべきこと」を参考にしてください。
情報収集でイメージを固める
理想の暮らしが言語化できたら、次はWebサイトや雑誌、SNSなどで施工事例を探し、具体的なイメージを固めていきます。このとき、ただ「おしゃれだな」と眺めるのではなく「なぜこのデザインに惹かれるのか」「自分の暮らしにどう活かせるか」という視点を持つことが大切です。
住宅展示場は、空間の広さや素材の質感を体感する場所として活用しましょう。ただし、安易に資料請求をすると営業電話に追われることもあるため、まずは情報収集に徹し、自分たちのイメージを明確にすることを優先するのが良いでしょう。
予算と優先順位を整理する
デザインにこだわると、建築費用は高くなる傾向があります。たとえば、塗り壁や無垢材などの自然素材、デザイン性の高いキッチン設備などは、一般的な建材に比べてコストがかかります。
限られた予算の中ですべての要望を叶えるのは難しいため、「これだけは譲れない」という部分と「ここは妥協できる」という部分の優先順位を明確にすることが重要です。
依頼先の得意分野を見極める
理想のデザインを実現できるかどうかは、依頼するハウスメーカーや設計事務所の設計力に大きく左右されます。会社によって得意なデザインのスタイルは異なるため、まずは過去の施工事例を確認し、自分たちの好みに合うかをチェックしましょう。
その際、デザインの見た目だけではなく、なぜそのような設計になったのかという背景まで見ていくと、その会社の設計思想がわかります。
設計打ち合わせで認識を揃える
設計の打ち合わせは、自分たちの要望を形にするための大切なプロセスです。しかし、図面やパースだけでは、実際の空間の広さや素材の質感を正確に把握するのは難しいものです。
特に、コンセントの位置や収納の内部寸法など、細かい部分で認識のズレが起きやすいといわれます。疑問や不安があれば遠慮せずに質問し、一つひとつ確認しながら進める姿勢が大切です。
注文住宅デザインで後悔しやすいポイント

こだわりを詰め込んだはずの注文住宅で「こうすれば良かった」という後悔の声が聞かれることは少なくありません。特にデザインに関する後悔は、見た目の問題だけではなく、日々の暮らしの快適性やメンテナンスの負担に直結することが多いものです。
ここでは、注文住宅のデザインで後悔につながりやすい3つのポイントを解説します。
見た目を優先して暮らしにくくなるケースが起きる
デザインを重視するあまり、生活のしやすさを見過ごしてしまうのは、よくある失敗パターンです。
たとえば、「開放的なリビングにしたくて大きな窓をつけたら、外からの視線が気になって落ち着かない」「おしゃれなスケルトン階段にしたけど、冬場は2階からの冷気が下りてきて寒い」といったケースです。
これらの問題は、デザインという「見た目」と、暮らしという「実用性」のバランスが取れていないために起こります。
素材選びでメンテナンス負担が増えるケースが起きる
デザイン性の高い素材は、日々のメンテナンスに手間がかかることがあります。たとえば、無垢材のフローリングは定期的なワックスがけが必要で、マットな質感の黒い外壁は汚れが目立ちやすい傾向にあります。
初期費用を抑えるために安価な素材を選んだ結果、数年で劣化してしまい、かえって補修費用が高くつくということもあるでしょう。
設備やコンセント計画で不便が起きる
コンセントやスイッチの位置は、デザインの中でも後回しにされがちですが、暮らしの快適性を大きく左右する重要な要素です。実際に住み始めてから「ここにコンセントがあれば便利だったのに」「ベッドに隠れてスイッチが押しにくい」といった後悔の声が多く聞かれます。
これは、図面上だけで位置を決めてしまい、家具の配置や具体的な生活シーンを想定できていないことが原因です。
注文住宅デザインにかかる費用の考え方

注文住宅のデザインにかかる費用は、一般的に「設計料」として建築費全体に含まれています。この設計料には、間取りや内外装のデザイン提案、各種図面の作成、建築確認申請などの手続き費用が含まれており、建築費の10%前後が目安です。
ただし、この費用は依頼先によって大きく異なります。ハウスメーカーの場合は設計料が本体工事費に含まれていることが多い一方、設計事務所に依頼する場合は、建築費とは別に設計監理料として支払うことが一般的です。
デザインへのこだわりが強い場合や、特殊な素材・工法を用いる場合は追加費用が発生することもあるため、事前に費用の内訳をしっかり確認しておきましょう。
注文住宅デザインに関するよくある質問

最後に、注文住宅デザインに関するよくある質問とその回答を紹介します。デザインを決めるタイミングや、性能との両立、依頼先の選び方など、家づくりを始める前に知っておきたいポイントをお伝えします。
注文住宅のデザインはいつ決めるべきですか?
注文住宅のデザインは、家づくりを考え始めた初期段階から意識し始めるのが理想的です。
デザインの方向性は、間取りや窓の配置、構造計画といった住まいの骨格に大きく影響します。間取りがすべて確定してからデザインを考えると、実現できることに制約が生まれてしまう可能性があります。
理想の暮らしやデザインのイメージを早い段階で固め、それを設計者に伝えることが重要です。
デザイン重視だと性能が下がりますか?
デザイン性を重視することが、必ずしも住宅性能の低下につながるわけではありません。優れた設計者であれば、デザインと性能を高いレベルで両立させる提案が可能です。
重要なのは、デザイン力と技術力の両方を備えた依頼先を選ぶことです。デザインの見た目だけではなく、そのデザインが住宅性能にどう影響するかもしっかりと説明を求め、納得したうえで計画を進めましょう。
ハウスメーカーと設計事務所の違いは何ですか?
ハウスメーカーは、自社で定めた仕様や工法をもとに住宅を規格化し、設計から施工までを一貫して提供する会社です。品質が安定しており、比較的短い工期で家を建てられるのがメリットといえます。
一方、設計事務所は、顧客の要望に合わせてゼロからオーダーメイドで住宅を設計する専門家です。デザインの自由度が高い反面、設計から完成までの期間が長くなる傾向があります。
どちらが良いというわけではなく、安定した品質を求めるならハウスメーカー、デザインの独自性を追求したいなら設計事務所というように、自分たちの家づくりに合う依頼先を選ぶことが大切です。
まとめ
注文住宅のデザインで後悔しないためには、暮らしのコンセプトを軸に計画を進めることが重要です。まずは理想の暮らしを具体的に描くことから始めてみましょう。
理想のデザインを形にしてくれるハウスメーカー選びに失敗したくない方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者まかろにおの解説で、デザインの要望を的確に汲み取ってくれる会社選びのコツが学べます。
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一生に一度の大きな買い物だからこそ、後悔しないために、一つひとつの選択を慎重に行い、理想の住まいを実現させましょう。