この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
憧れの平屋をアイ工務店で建てたいけど、最終的な総額がいくらになるのかわからず、不安に感じる方は多くいます。
アイ工務店は近年異例の急成長を遂げており、年間着工棟数8,000棟予定で積水ハウスや住友林業を抜いて業界第2位の座に君臨しようとしているハウスメーカーですが、インターネット上の坪単価や本体価格だけを見て予算を組むと、付帯工事費や諸費用を含めた最終見積もりで予算を大きくオーバーし、計画の見直しを迫られるケースは少なくありません。
事前に費用の全体像を把握することで、予算内に収めながら理想の住まいを叶えるための第一歩を踏み出せます。今回は、アイ工務店の平屋の総額について解説します。
アイ工務店の平屋の総額の内訳

画像引用元:心地よい時間が続く、家族がつながる平屋風1.5階建て(アイ工務店)
アイ工務店の平屋の建物本体の坪単価は約100万円〜が目安となります。平屋は2階建てより基礎や屋根の面積が広がるぶん割高になりやすく、ここに付帯工事費(総額の約2割)と諸費用(総額の約1割)が加算される仕組みです。
住宅の建築を検討する際、費用がどのような要素で構成されているかを正しく知ることは、無理のない資金計画を立てる第一歩です。特に人気の高い平屋を建てる場合は、基礎や屋根の面積が広くなるため、一般的な2階建てとは異なる独自のコストバランスになります。
ここでは、アイ工務店の平屋の総額の内訳について解説します。
なお、本坪単価は、2025年1月〜12月の1年間においてMEGULIEが注文住宅の相談を受けた事例のデータをもとに算出しています。各案件における見積情報およびプラン内容をもとに「建物本体価格(税込)÷延床面積」により坪単価を算出し、平均値として集計しています。
本データは特定のエリアや顧客属性に基づく実例データであり、市場全体の平均値とは異なる可能性があるため、あくまで参考値としてご活用ください。
また、コストカットのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「住宅価格高騰に備える!初期コスト大幅カット術10選」を参考にしてください。

まかろにおは、元ハウスメーカー営業として全国トップクラスの実績を持ち、その後は不動産融資を扱う大手金融機関でも経験を積んできました。そのため営業現場と資金面の両方を熟知しており、各ハウスメーカーの特徴をプロ目線から忖度なしで解説していることが特徴です。

また、注文住宅の相談サービス「メグリエ(MEGULIE)」は、大手ハウスメーカー本社公認で運営しています。各大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。
建物本体価格が総額の大部分を占める
家づくりにおいて費用全体のベースとなるのが、建物そのものを建てるために直接必要な建物本体価格です。
前述したとおり、アイ工務店の平屋では、建物のみの坪単価が約100万円〜が一つの目安となっており、平屋は2階建てよりも基礎や屋根の面積が広がるため、同じ延床面積でも割高になる傾向があります。
住宅が広くなり延床面積が増えるほど、必要な資材や施工の手間が増えるため、本体価格も比例して上昇する仕組みです。
付帯工事費が総額の約2割を占める
建物本体価格に加えて必ず発生する費用が、総額の約2割を占めるとされる付帯工事費です。庭や駐車場といった外構工事、建物を安全に支えるための地盤改良費などがここに含まれており、建築する土地の条件によって金額が大きく変動する特徴があります。
地盤が弱い土地を選んだ場合は高額な改良工事が必要になる一方で、強固な地盤であれば費用を抑えることが可能です。
諸費用が総額の約1割を占める
住宅建築で見落とされやすいのが、総額の約1割を占めるといわれる諸費用です。工事そのものではなく、家を建てるための手続きや契約に必要な費用を指し、登記費用や住宅ローンの手数料、火災保険料などがこれに該当します。
諸費用の多くは住宅ローンに組み込めず、現金での支払いが必要になるケースがあります。
総額は本体価格と付帯工事費と諸費用で構成される
家を建てるために必要な最終的な費用は、本体価格と付帯工事費と諸費用の3つを合算した金額になります。ハウスメーカーの広告などで目にする価格は本体価格のみを指していることが多いため、その数字だけで予算を組むと想定外の出費に苦しむことになります。
本体価格が予算内に収まっていても、残りの費用を加えると予算を大きくオーバーしてしまうケースは少なくありません。
アイ工務店の平屋の坪数別価格
理想の平屋を実現するためには、家族の人数やライフスタイルに合った広さを決めることが大切です。坪数が変われば必要な建築費用も大きく変動するため、総額のイメージをつかむには広さごとの大まかな価格の目安を知っておくことが役立ちます。
ここでは、アイ工務店の平屋の価格を坪数別に解説します。
20坪

画像引用元:玄関横に土間続きの和室を配置。愛犬と暮らす平屋風1.5階建て(アイ工務店)
20坪のコンパクトな平屋を建築する場合、建物本体価格の目安は約2,200万〜2,400万円となります。平屋は2階建てよりも基礎と屋根が割高になるうえ、坪数が小さくなるほど水回り設備などの固定費の比率が高まるため、坪単価は通常よりもさらに上昇する傾向があります。
キッチン、浴室、トイレといった住宅設備のコストは面積が小さくても大きく減ることはなく、狭い面積に対して設備費用が凝縮される構造になっています。
30坪

画像引用元:愛猫も家族も、皆が幸せに暮らせる平屋を追求(アイ工務店)
30坪の平屋を建築する場合、建物本体価格の目安は約3,000万〜3,300万円となります。3〜4人家族が快適に暮らす空間を確保しやすく、アイ工務店の平屋のなかでもっとも多く選ばれるボリュームゾーンです。
広々としたLDKや複数の個室など理想の間取りを実現しやすいゆとりがあるため、プランニングの自由度が高まることが魅力です。
40坪

画像引用元:室内にいながら自然の安らぎを感じる、平屋+スキップフロアの家(アイ工務店)
40坪のゆとりある平屋を建築する場合、建物本体価格の目安は約4,000万〜4,400万円となります。空間に十分な余裕が生まれる大型住宅となるため、建築にかかる資材や施工の手間が増え、コストが全体的に上昇することが特徴です。
二世帯での暮らしや趣味の部屋など充実した間取りを実現できる反面、平屋特有の広い基礎や屋根にかかる費用の負担も大きくなります。
アイ工務店の平屋の施工事例
アイ工務店で実際に建てられた平屋の事例を見ることで、理想の暮らしとそれにかかる費用のイメージがより具体的になります。間取りの工夫や設備の選び方によって総額がどのように変動するのかを知ることは、後悔のない家づくりに直結します。
ここでは、アイ工務店の平屋の施工事例を紹介します。
光の演出が美しい平屋。カーテン要らずの暮らしが心地いい

画像引用元:光の演出が美しい平屋。カーテン要らずの暮らしが心地いい
延床面積約103㎡(約31坪)の平屋の事例では、総額の目安は約4,500万〜5,000万円となります。外部からの視線を遮りつつ自然光を取り入れるため、中庭を設けたコの字型プランを採用するなど、デザイン性が高い設計になるほど価格は上振れする傾向があります。

画像引用元:光の演出が美しい平屋。カーテン要らずの暮らしが心地いい
アイ工務店の大きな強みは、標準仕様のままでUA値約0.28(北海道の断熱等級6相当)という業界トップクラスの断熱性能が備わっている点です。そのため、断熱強化のオプション費用をかけずに済み、浮いた予算を中庭や高窓といったデザインの工夫に回せるのがアイ工務店ならではのメリットです。

画像引用元:光の演出が美しい平屋。カーテン要らずの暮らしが心地いい
ここで注意したいのが、アイランドキッチンなどおしゃれな設備を選ぶ際の考え方です。アイ工務店はクリナップのステディアやLIXILのノクトといった特定メーカーに発注を集中させる「ボリュームディスカウント」で価格を抑えているため、指定外の海外製設備などを選ぶと特注扱いになり、一気に数百万円単位で費用が跳ね上がります。標準仕様の中でいかに上質なデザインを作るかが、攻略のカギといえます。
住宅性能もデザインも、隅々までこだわり抜いた平屋

画像引用元:住宅性能もデザインも、隅々までこだわり抜いた平屋
延床面積約148㎡(約44坪)の大型平屋の事例では、総額の目安は約5,500万〜6,500万円となります。広々とした空間に中庭やウッドデッキを組み合わせたコの字型のプランは、建物の外周が長くなるため、建築にかかるコストが上振れしやすくなります。

画像引用元:住宅性能もデザインも、隅々までこだわり抜いた平屋
住宅性能の面では、アイ工務店は標準仕様のままでC値0.5の高気密性も確保されており、断熱仕様は全国一律のパッケージとして固定されています。つまり、施主側が「高断熱にするための追加費用」を払う必要はなく、その分の予算をハイサッシや勾配天井など、開放感を演出する設計に振り分けられるのがアイ工務店で建てるメリットです。

画像引用元:住宅性能もデザインも、隅々までこだわり抜いた平屋
デザイン性と高い性能を両立させた自由設計寄りの平屋は、どうしても中から高価格帯のコストになります。予算に余裕を持たせたうえで、長期的な住み心地を見据えた選択をすることがポイントです。
考え抜いた間取りと回遊動線で叶えた、暮らしやすい理想の平屋

画像引用元:考え抜いた間取りと回遊動線で叶えた、暮らしやすい理想の平屋
延床面積約125㎡(約37坪)の平屋の事例では、総額の目安は約5,000万〜5,800万円となります。日々の家事負担を減らす回遊動線や、適材適所に配置した大容量収納など、暮らしの機能性を高める工夫を盛り込むほど、設計の手間や建材が増えて価格は上がりやすくなります。

画像引用元:考え抜いた間取りと回遊動線で叶えた、暮らしやすい理想の平屋
アイ工務店で理想の回遊動線を実現する裏技として押さえておきたいのが、「山月(販売強化月間)」を狙うテクニックです。住宅設備メーカー協賛のキャンペーンが適用されることが多く、ワンランク上の仕様をお得に手に入れるチャンスとなります。

画像引用元:考え抜いた間取りと回遊動線で叶えた、暮らしやすい理想の平屋
デザイン性と高い性能を両立させた自由設計寄りの平屋は、どうしても中から高価格帯のコストになります。予算に余裕を持たせたうえで、長期的な住み心地を見据えた選択をすることがポイントです。
アイ工務店の平屋の総額が変わる理由

画像引用元:スキップフロアのある平屋。リビング横のハーフ収納はお子さんの遊び場に(アイ工務店)
理想の平屋を計画する中で、最初に想定していた予算から総額が変動してしまうことは珍しくありません。その背景には、建物の構造的な特徴や採用する設備、建築予定地の条件など、複数の要因が絡み合っています。
ここでは、アイ工務店の平屋の総額が変わる主な理由について解説します。
- 基礎と屋根の面積増加で坪単価が上がるから
- 標準外設備を選ぶと価格が大きく上がるから
- スキップフロアで施工コストが増えるから
- 地盤改良や外構条件で費用が増減するから
基礎と屋根の面積増加で坪単価が上がるから
平屋の建築費が高くなりやすい大きな理由は、基礎工事と屋根工事の面積が2階建てよりも大幅に増加することにあります。平屋はすべての生活空間をワンフロアに配置する構造のため、同じ延床面積の2階建てと比較すると、建物を支える建築面積がどうしても広くなってしまうこともあるでしょう。
基礎に使うコンクリートの量や屋根材の面積が2階建ての約2倍近くになることもあり、それに伴って材料費と現場での施工の手間が増加します。
標準外設備を選ぶと価格が大きく上がるから
理想の空間を求めて標準外の設備を選ぶと、建築の総額が大きく跳ね上がる傾向があります。アイ工務店は特定のメーカーから大量に仕入れる「ボリュームディスカウント」でコストを抑えているため、指定外のメーカーを選ぶとそのディスカウントが効かなくなり、特注扱いとなることが理由です。
どうしても取り入れたい海外製のキッチンや特殊な洗面台を選んだ結果、一気に数十万円から数百万円ほど費用が増えるケースも少なくありません。
なお、注文住宅を購入する際にカモられる人の特徴について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「注文住宅でハウスメーカーにカモられる人の特徴7選!!」を参考にしてください。
スキップフロアで施工コストが増えるから
空間を有効活用できるスキップフロアを採用すると、それに伴って施工にかかるコストが増加します。床の高さを部分的に変えるために基礎の形状を複雑にする必要があり、大工の施工手間や構造計算の負担が増えるためです。
その一方で、アイ工務店のスキップフロアは実大振動実験をクリアしており、耐震等級3相当の強さが担保されているという大きな強みがあります。
地盤改良や外構条件で費用が増減するから
建築する土地の条件によって、地盤改良や外構にかかる費用が大きく増減することも総額が変わる理由です。建物の価格が同じであっても、土地の強さや形状によって必要な工事内容がまったく異なるため、同条件の家でも数百万円単位で差が出ることがあります。
購入した土地の地盤が弱ければ、家を安全に建てるために杭を打つなどの地盤改良工事が必要になり、予定外の追加費用が発生します。
アイ工務店の平屋の見積もりの仕組み

画像引用元:キッチンを中心にした回遊動線と浴室~ランドリーの直線動線で快適(アイ工務店)
家づくりを進める中で、提示された見積もりの金額が途中で変わってしまい戸惑うケースは少なくありません。見積もりが作成されるタイミングによって、記載されている内容や想定されている仕様が異なるため、仕組みを正しく理解しておくことが予算オーバーを防ぐポイントになります。
ここでは、アイ工務店の平屋の見積もりの仕組みについて解説します。
- 初期見積もりは最低仕様で安く見積もられている
- 仕様確定後に見積もりが大きく上がる
- 最終見積もりは契約前の確定金額になる
初期見積もりは最低仕様で安く見積もられている
家づくりの初期段階で提示される見積もりは、建物本体と必要最低限の項目だけで計算されているため、最終的な総額よりも安く見える傾向があります。
ただし、これはアイ工務店に限った話ではなく、多くのハウスメーカーに共通する慣行です。アイ工務店ならではの特徴として押さえておきたいのは、標準仕様に含まれる設備が決して「最低グレード」ではないという点です。
仕様確定後に見積もりが大きく上がる
打ち合わせが進み設備や間取りの仕様が確定した段階で、見積もりの金額は初期より大きく上がる傾向があります。自分たちの希望を具体的な設計に反映させていく過程で、追加の設備費用や変更に伴う施工コストが加算されます。
特にアイ工務店の場合、標準仕様のなかでもグレードアップできるオプションが豊富に用意されており、生活動線をよくするための間取り変更を重ねると施工の手間も増えていきます。
最終見積もりは契約前の確定金額になる
すべての打ち合わせが終わって提示される最終見積もりは、正式な契約を結ぶ前の確定金額となります。追加したオプションや外構工事など、話し合いで決めたすべての仕様が正確に反映されているため、初期の段階と比べると金額が大きく上がっているケースが一般的です。
窓の数を増やしたり壁紙のグレードを上げたりした細かな変更もすべて合算されて提示されるため、家づくりにかかるすべての費用が明確になる重要な資料といえます。
アイ工務店の平屋の設計の特徴

画像引用元:平屋にプラスαのゆとりを持たせた1.5階建て(アイ工務店)
理想の平屋を実現するためには、どのような設計の工夫ができるのかを知っておくことが大切です。アイ工務店では空間を有効活用する立体的なアイデアや、日々の生活をスムーズにする動線の提案など、独自の強みを持った設計が可能です。
ここでは、アイ工務店の平屋の設計の特徴を解説します。
- スキップフロアで平屋でも立体空間をつくれる
- 営業担当者が間取りを作成している
- 回遊動線で家事効率を高められる
- 勾配天井で開放的な空間をつくれる
スキップフロアで平屋でも立体空間をつくれる
アイ工務店の平屋は、スキップフロアを採用して立体的な空間をつくれることが大きな特徴です。床の高さを半階分だけずらして1.5階のような構造を生み出すことで、限られた敷地面積であっても空間を有効に活用できます。
スキップフロアの下部を季節ものをしまう大容量の収納スペースにしたり、上部のフロアを子どもの遊び場や書斎として活用したりと、実際の床面積以上の広さを感じられる工夫が可能です。
なお、リビングを広く見せるポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【素材編】狭いリビングを広く見せる工夫3選」を参考にしてください。
営業担当者が間取りを作成している
アイ工務店の家づくりでは、専任の設計士ではなく営業担当者が初期の間取りを作成する仕組みになっています。顧客の要望を直接聞いている営業担当者が自ら図面を書くことで、打ち合わせで伝えた希望が次回の話し合いに素早く反映されるといったメリットがあります。
ただし、間取りの完成度が営業担当者の経験や力量に左右されてしまう点には注意が必要です。
回遊動線で家事効率を高められる
アイ工務店の平屋設計では、家の中を行き止まりなく歩き回れる回遊動線を積極的に取り入れられることが魅力です。
キッチンや洗面所、浴室といった毎日使う水回りを一箇所にまとめて配置することで、家事を行う際の移動距離を大幅に短縮できます。平屋は階段の上り下りがない分、平面での移動が多くなる傾向があります。
勾配天井で開放的な空間をつくれる
アイ工務店の平屋では、屋根の形に合わせて天井を斜めにする勾配天井を採用し、開放的な空間をつくれることが特徴です。平屋には上階がないため一般的な2階建てよりも自由に天井を高く設計でき、高い位置から十分な採光を確保しやすいメリットがあります。
家族が集まるリビングに勾配天井と高窓を組み合わせることで、部屋全体が明るく広々とした心地よい空間に仕上がります。
アイ工務店の平屋の総額と他社との違い

画像引用元:無駄のない機能的な動線でストレスフリー。心地よく暮らせる平屋(アイ工務店)
平屋を検討する際、複数のハウスメーカーを比較して総額の違いを把握することは、納得のいく家づくりのために欠かせません。各ハウスメーカーはそれぞれ異なる価格帯の戦略や強みを持っており、初期費用の安さや住宅性能の高さなど、どこに重きを置くかで予算規模が大きく変わります。
ここでは、アイ工務店の平屋の総額と他社との違いについて解説します。
ローコストメーカーは坪単価が低く総額を抑えられる
ローコストメーカーで平屋を建てる場合、坪単価が低く設定されているため建築の総額を大幅に抑えられる傾向があります。あらかじめ決められた間取りや設備から選ぶ規格住宅が多く、標準仕様が限定されているため、仕入れや設計の手間を削減することで初期費用を安く提供できる仕組みを採用しています。
複雑な形状の間取りや特注の設備を採用できない制約はあるものの、少ない予算で家を建てたい場合には有力な選択肢です。
大手ハウスメーカーは坪単価が高く総額が上がる
大手ハウスメーカーで平屋を建てる場合、坪単価が高く設定されているため建築の総額は上がる傾向があります。高い基準を満たす住宅性能や手厚い長期保証といった付加価値が標準仕様として充実しており、全国規模のブランド力や研究開発費も建築コストに含まれる仕組みです。
独自の免震構造を取り入れたり最新の省エネ設備を標準装備したりしているため、長期的な安心感を得やすい反面、見積もりには値引き交渉用のバッファがあらかじめ上乗せされているケースも少なくありません。
アイ工務店は他社が高すぎる構造を打破した適正価格メーカー
アイ工務店で平屋を建てる場合、性能と価格のバランスが取れていることが特徴です。
重要なのは、「アイ工務店が特別安い」というよりも、他の大手ハウスメーカーが高すぎるためアイ工務店が相対的に割安に見えているということです。ローコストメーカーよりも標準仕様が圧倒的に充実しており、大手ハウスメーカーのようなブランド料や値引き用のバッファを見積もりに乗せず、真っ当に適正価格で提示している点が他社との大きな違いといえます。
安さの秘密は、クリナップやLIXIL、トクラスといった特定メーカーへの集中発注によるボリュームディスカウントにあります。
アイ工務店の平屋の総額の裏事情
ハウスメーカーがどのような工夫でコストを維持し、どのような仕組みで家づくりを進めているかを知ることは、後悔のない選択をするために役立ちます。アイ工務店が適正な価格で高性能な平屋を提供できる背景には、商品の絞り込みや建材の仕入れに関する独自の戦略が隠されています。
ここでは、アイ工務店の平屋の総額の裏事情を紹介します。
- 商品はN-eesの1種類に統一している
- 特定メーカーへの集中発注で価格を抑えている
- スキップフロアで平屋の弱点を補っている
- 設計品質が営業担当者に依存している
- 基礎の設計基準強度30Nと床下換気扇というアイ工務店だけの独自仕様を有する
商品はN-eesの1種類に統一している
アイ工務店の住宅商品は「N-ees(ニーズ)」の1種類に統一されており、商品のグレードによる基本価格の差がないことが大きな特徴です。

これはコスト削減のためではなく、「ベストだと思っているのに、より下の仕様をつくるということは、お金がないからこれを建てておけと言っているのと一緒。だから仕様は1つでないといけない」という社長の理念によるものです。
一般的なハウスメーカーのように、予算に合わせて選べる低価格モデルは存在しません。
特定メーカーへの集中発注で価格を抑えている
アイ工務店が高い品質を保ちながら適正価格を提示できる理由は、特定設備メーカーへの集中発注で建築コストを抑えているためです。キッチンや浴室などの水回り設備をトクラスやLIXIL、クリナップといった特定の企業に絞って大量発注し、仕入れ単価を下げています。
提携しているメーカーの製品から選べば、高性能な設備であっても割安な価格で住まいに取り入れられる仕組みです。
スキップフロアで平屋の弱点を補っている
アイ工務店の平屋設計における強みは、スキップフロアを積極的に採用して平屋特有の収納不足という弱点を上手に補っている点にあります。
段差を利用して建物の内部を立体的に使うことで、ワンフロアでは不足しがちな収納スペースを効率よく確保できる仕組みです。床下の空間を大容量の収納エリアとして活用すれば、日常の生活空間を削ることなく季節ものの荷物などをきれいに片付けられます。
設計品質が営業担当者に依存している
アイ工務店で家づくりを進める際、間取りなどの設計品質が営業担当者の力量に大きく依存している点には注意が必要です。専門の設計士ではなく、施主と打ち合わせをする営業担当者が自ら図面を作成して提案するシステムを採用しているためです。
営業担当者の設計経験や提案力によってプランの完成度に差が出やすく、どうしても当たり外れが生じる側面があります。
基礎の設計基準強度30Nと床下換気扇というアイ工務店だけの独自仕様を有する
アイ工務店の平屋を選ぶ際に押さえておきたいのが、コストパフォーマンスの裏側に隠れた高い基礎仕様と独自のシロアリ対策です。
基礎には設計基準強度30ニュートンの高強度コンクリートが使われており、これは約100年耐久と評価される水準です。一般的な木造住宅で用いられる18〜21ニュートンや、重量鉄骨を扱うヘーベルハウスの24ニュートンと比較しても頭一つ抜けた仕様といえます。
さらに、平屋は2階建てよりも基礎面積が広いため床下の湿気対策が特に重要になりますが、アイ工務店では床下の基礎内部に換気扇を設置することで基礎内部を常に換気し、シロアリ対策につなげています。床下基礎内部に換気扇を設置しているのは、ハウスメーカーのなかでアイ工務店だけです。
アイ工務店の平屋の総額に関するよくある質問

平屋の建築を検討する中で、費用面について疑問や不安を抱える人は少なくありません。人生で一度の大きな買い物だからこそ、他社との違いや正しい判断基準を明確にしておくことが、後悔のない家づくりにつながります。
最後に、アイ工務店の平屋の総額に関してよくある質問と、その回答を紹介します。
アイ工務店の平屋は他社と比べて総額は高いですか?
大手ハウスメーカーより費用は抑えられますが、ローコストメーカーよりは高い水準になります。アイ工務店は最初から標準仕様が充実しており、性能と価格のバランスが取れた中価格帯に収まる傾向があるためです。
快適に暮らすための高い断熱性能(UA値0.28)や、クリナップのステディアなど質の高い水回り設備があらかじめ価格に含まれており、設備を削って初期費用を極端に安く見せる戦略は取っていません。
他社の平屋と比較した場合に総額で差が出る理由は何ですか?
他社と総額で差が出る決定的な理由は、アイ工務店が「指定された標準仕様から選ぶことでボリュームディスカウントを効かせている」という独自の価格構造にあります。
標準仕様のなかで選べば高品質な設備を割安に導入できますが、標準外を選ぶと一気に特注扱いになり割高になることが特徴です。大手ハウスメーカーの場合はブランド料や値引き交渉用のバッファが上乗せされているため、そもそもの見積もり価格が高めに設定されています。
アイ工務店の平屋は総額以外に何を基準に判断すべきですか?
総額以外に判断すべき重要な基準は、標準仕様で備わっている高い住宅性能が自分たちの求める暮らしに合致しているか、そして営業担当者の提案力が十分かの2点です。
アイ工務店は標準仕様のままでUA値0.28、C値0.5というトップクラスの断熱・気密性能を備えており、これ以上のカスタマイズは基本的に不要な設計になっています。
まとめ
アイ工務店で平屋を建てる際は、建物本体価格だけではなく付帯工事費や諸費用を含めた総額で資金計画を立てることが重要です。まずは自分たちが優先したい間取りや設備を整理し、理想の平屋に向けた具体的な一歩を踏み出しましょう。
家づくりをより具体的に進めたい方は、YouTubeチャンネル「「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、アイ工務店の特徴や平屋を建てる際の注意点を専門的な視点でわかりやすく解説しており、視聴することで失敗しないための判断基準が明確になります。
また、大手ハウスメーカー本社公認サービスである当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。

「自分たちの予算で建てられる平屋メーカーがわからない」「建築費用をどこまで抑えられるか不安」といった悩みも、専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。また、リアルタイムでの最新情報を受け取ることができます。
さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。知識と経験が豊富な営業担当者と出会うことで、予算内でも妥協しない質の高い提案を受けられるようになります。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
家づくりは一生に一度の大きな買い物だからこそ、目先の価格だけではなく将来の暮らしまで見据えた慎重な判断が欠かせません。後悔しないために、プロの知見や実際の施工事例を十分に活用し、納得のいく住まいづくりを進めてください。