この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
高性能な住まいづくりで注目されるウェルネストホームですが、坪単価の高さや「後悔する」という声を耳にして、自分たちに合っているのか不安を抱く人も少なくありません。高い買い物だからこそ、建てた後に予算や価値観の違いでミスマッチが起きる事態は避けたいところかと思います。
ウェルネストホームは、目に見えるブランド力ではなく、構造の耐久性や換気性能といった建物の本質に費用をかけるハウスメーカーです。事前に会社の特徴や価格の理由を正しく理解し、実際の施工事例や営業担当者の提案を確認することが、後悔のない家づくりにつながります。
今回は、ウェルネストホームで家づくりをして後悔する理由や対策について解説します。
ウェルネストホームで後悔する主な理由

画像引用元:LIFE_050(ウェルネストホーム)
ウェルネストホームでの家づくりを検討する際、建てた後に後悔しないための準備が大切になります。あらかじめ懸念されるポイントを整理しておきましょう。
ウェルネストホームは住宅性能に弱点がほぼ見当たらないハウスメーカーですが、その分価格は高めで、家づくりの方向性や仕様の理解次第では「思っていたのと違った」と感じやすい部分もあります。ウェルネストホームで後悔する主な理由には、次のものが挙げられます。
- 坪単価が高価格帯に位置するから
- ブランド料ではなく品質構造材や壁の質に費用が乗っているから
- 緑の柱やウェルネストウォールといった独自技術の価値を理解しないと割高に感じるから
- ダクトレス第1種換気「ヴェントサン」のメンテナンスや作動音を軽視するから
- 設計士の力量によってデザインの完成度が大きく変わるから
坪単価が高価格帯に位置するから
ウェルネストホームの坪単価は、約100万円から130万円という高い水準にあります。坪単価100万円を超えると、家づくりの総予算が想定よりも大幅に膨らみやすくなります。
たとえば35坪の住宅を建てる場合、建物本体だけで4,200万円程度が必要になるわけです。
外構費や地盤改良費、土地代といった諸費用を含めると、総額で7,700万円ほどになるケースも少なくありません。
各種工事費や土地を含めた総額での資金計画を綿密に立てることが、引き渡し後の返済で後悔する事態を防ぐ鉄則になります。
なお、本坪単価は、2025年1月〜12月の1年間において、MEGULIEが注文住宅の相談を受けた事例のデータをもとに算出しています。各案件における見積情報およびプラン内容をもとに「建物本体価格(税込)÷延床面積」により坪単価を算出し、平均値として集計しています。
本データは特定のエリアや顧客属性に基づく実例データであり、市場全体の平均値とは異なる可能性があるため、あくまで参考値としてご活用ください。
コストカットのポイントや、各ハウスメーカーの坪単価について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「住宅価格高騰に備える!初期コスト大幅カット術10選」や、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」内のこちらの記事を参考にしてください。

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

注文住宅の相談サービス「メグリエ(MEGULIE)」は、大手ハウスメーカー本社公認のサービスとして、各大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
ブランド料ではなく品質構造材や壁の質に費用が乗っているから
ウェルネストホームの価格が高くなる本質的な理由は、大手ハウスメーカーのブランド料ではなく、構造材・壁・基礎といった「家の本質を構成する部分」に費用が集中していることにあります。
具体的には、構造材に国産杉の無垢天然乾燥材へ銅成分の防腐・防蟻剤「マイトレックACQ」を加圧注入した特許技術の「緑の柱」を採用していたり、

外壁には日本で唯一、壁の中に水蒸気を滞留させる調湿構造の特許外壁「ウェルネストウォール」を採用していたり、

基礎の設計基準強度を一般的な24Nではなく30〜33N(約100年耐久クラス)に引き上げていたりします。これらが積み上がって坪単価120万円〜のラインを形成しています。

知名度や見栄えのいいモデルハウスではなく、こうした見えない部分にお金がかかっていることに納得できるかどうかが、ウェルネストホームを選んで後悔するかどうかの大きな分かれ目になります。
緑の柱やウェルネストウォールといった独自技術の価値を理解しないと割高に感じるから
ウェルネストホームの強みは、緑の柱・ウェルネストウォール・基礎強度30〜33N・C値0.2の全棟気密性能など、独自の構造技術が積み重なって100年住める家を実現している点にあります。これらの技術的価値を理解しないまま、外観や設備、内装の豪華さだけで他社と比較すると、価格の高さだけが目立って割高に見えてしまいます。
たとえば緑の柱は、ナガシマスパーランドのホワイトサイクロンや城島高原パークのジュピターといった、雨風にさらされる大型木造構造物にも採用された実績がある最強クラスの柱材です。

ウェルネストウォールも、暖房なし・加湿器なしで室温26℃・湿度53%を実現できるほどの性能を備えています。
こうした独自技術の中身を理解せずに展示場や設備カタログだけで判断すると、ウェルネストホームの本当の価値が見えず、後悔につながります。検討前にウェルネストホームのモデルハウスを実際に体感し、何にお金がかかっているのかを納得しておくことをおすすめします。
ダクトレス第1種換気「ヴェントサン」のメンテナンスや作動音を軽視するから
ウェルネストホームの標準仕様には、熱交換率最大87%のダクトレス第1種換気「ヴェントサン」が採用されています。消費電力は1台あたりわずか3Wと省エネ性に優れ、4台稼働でも年間電気代は約3,259円程度に収まります。

ただし、ヴェントサンは居室ごとに設置するためフィルターのメンテナンス箇所が多く、給排気が70秒ごとに切り替わる際に若干の作動音がします。事前に把握せずに採用すると、「メンテナンスがこんなに大変だと思わなかった」「音が気になる」と感じやすくなります。
これらが気になる場合は、ダクト式の第1種換気「ヘリオス」へのアップグレードがおすすめです。

ヘリオスを採用すれば、家中の隅々まで換気が行き渡り、個別エアコンと連動させて全館空調のように使えるようになります。標準仕様の特性をきちんと理解した上で、必要に応じてカスタマイズの判断ができるかどうかが、後悔を防ぐポイントになります。
設計士の力量によってデザインの完成度が大きく変わるから
ウェルネストホームは、住宅性能ではほぼ弱点が見当たらないハウスメーカーですが、デザイン面については担当する設計士の力量によって完成度が大きく変わります。設計士はいわば料理人のような存在で、同じ高品質な食材(建材)を用意しても、誰が調理するかで料理の仕上がりが全然違うのと同じです。
実際、ウェルネストホームは北海道のニセコで超富裕層向けの高級別荘を手がけるなど、設計力次第で非常に洗練された住まいも実現できるポテンシャルを持っています。一方で、ホームページの写真は撮影条件によって印象が変わるため、表面的な情報だけで「デザインが弱い」と決めつけてしまうのは早計です。
担当設計士の過去の事例やデザインの方向性が自分の好みに合うかどうかを事前に確認しないまま契約を進めると、「思っていたデザインと違った」という後悔につながりやすくなります。設計の打ち合わせ前に、担当者の実例集や得意なテイストをしっかり見せてもらうことが重要です。
ウェルネストホームで後悔しないといわれる主な理由と評判
ウェルネストホームは、高価格帯でありながら多くの人から高い評価を集めています。建物の本質的な価値を理解し、見えない部分のこだわりに共感できる人にとっては、満足度の高い家づくりが実現できるためです。ハウスメーカーを選ぶにあたり、強みや魅力を正しく把握することが大切です。
ウェルネストホームで後悔しないといわれる主な理由には、次のものが挙げられます。
- 住宅業界のプロが弱点の少なさを高く評価している
- ブランド料ではなく建物の質に費用を投下している
- 見えない構造部分まで耐久性を追求している
- 地盤と建物の共振リスクまで「微動探査」で確認している
- 高性能な換気システムで空気環境を整えている
- ハイオシステムで換気量を自動調整できる
住宅業界のプロが弱点の少なさを高く評価している
ウェルネストホームは、住宅業界のプロから「こんなにも完璧な住宅会社が世の中にあったのか」と鳥肌が立つレベルで高く評価されているハウスメーカーです。
なぜここまでの評価を受けているかというと、戦後の日本の家づくりは「早く・安く・大量に」を優先した結果、減失住宅の平均築年数が約30年と、80年前後あるイギリスなどヨーロッパ諸国に比べて極端に短くなっているという背景があります。そんな中、ウェルネストホームは「100年持つ住宅をつくる」という1点を本気で追求しているのです。

- 構造材の「緑の柱」(国産杉の天然乾燥材に銅成分のマイトレックACQを加圧注入)
- 特許外壁「ウェルネストウォール」
- C値平均0.2の全棟気密性能
- 基礎の設計基準強度30〜33N(100年耐久)
- 地盤と建物の共振リスクまで確認する「微動探査」
など、表面の仕様ではなく家の本質に対する徹底ぶりが、業界のプロから「弱点が見つからない」と評価されている理由です。
ブランド料ではなく建物の質に費用を投下している
ウェルネストホームは、大手ハウスメーカーのブランド料にお金を払いたくない人に適したハウスメーカーといえます。知名度の高さよりも、建物の中身そのものを重視できる人でなければ、価格に見合う価値を感じにくい傾向があります。
目に見えるブランドの安心感と、建物自体の高い品質のどちらに費用をかけたいのか、事前に話し合っておくことが大切です。
見えない構造部分まで耐久性を追求している
ウェルネストホームには、完成後には見えない構造部分の劣化対策まで徹底的におこなっているという特徴があります。
代表的なのが、日本古来の土蔵から着想を得た特許外壁「ウェルネストウォール」です。

今の日本の住宅会社の99%は通気工法を採用して湿気を壁から逃がす方向で家づくりをしていますが、ウェルネストホームは日本で唯一、あえて壁の中に水蒸気を滞留させて、夏は壁が湿気を吸い、

冬はその水分を放出して室内の湿度を整えるという真逆のアプローチを取っています。

外側にロックウール130K(100mm)と調湿建材「モイス」、内側に高密度セルロースファイバー55K(105mm)を組み合わせた構造で、暖房なし・加湿器なしでも室温26℃・湿度53%を実現できるレベルの完成度です。
地盤と建物の共振リスクまで「微動探査」で確認している
ウェルネストホームでは、全棟で構造計算を行ったうえで、さらに「微動探査」という地盤と建物の揺れやすさを調べる調査も実施しています。

多くの住宅会社が行っているのは「スウェーデン式サウンディング試験」で、これは地盤の硬さ(不同沈下対策)はわかっても、地震時に地盤と建物が共振するリスクまではわかりません。
微動探査までやっているハウスメーカーは本当に少なく、地盤の固有周期と建物の固有周期が一致した時に発生する揺れの増幅リスクまで踏まえて、土地に合った地震対策を講じてくれるのは大きな安心材料です。
高性能な換気システムで空気環境を整えている
ウェルネストホームは、ダクトレス第1種換気「ヴェントサン」を標準装備しており、熱交換率87%という業界トップクラスの換気性能で室内の空気環境を整えています。さらに予算に余裕があれば、ダクト式第1種換気「ヘリオス」へのアップグレードも可能です。
ヘリオスを採用すれば個別エアコンと連動させて全館空調のように使えるため、大掛かりな全館空調設備を入れなくても家全体を均一に快適にできます。
ハイオシステムで換気量を自動調整できる
ハイオシステムは、室内の二酸化炭素濃度に合わせて換気の強弱を自動でコントロールしてくれます。必要な換気量だけを自動で調整できる仕組みです。
手動で操作する手間を省きながら、室内の快適性と省エネ性を両立しやすくなります。日々の暮らしの中で、常に新鮮な空気を維持できることは健康的な生活を送るうえで役立つでしょう。
なお、ウェルネストホームの気密性能は全棟でC値平均0.2を実現しており、これはカナダやスウェーデンといった寒冷地の高性能住宅基準をはるかに上回る水準です。

一般的に、C値が0.5を超えると換気が正常に作動しなくなり、局所的な空気の流入から結露が発生しやすくなると言われています。ウェルネストホームは、将来の経年劣化を見越して全棟でC値0.2を死守しており、ハイオシステムや換気設備が本来の性能を発揮できる土台を整えているのです。
ウェルネストホームで後悔につながる誤解

画像引用元:LIFE_045(ウェルネストホーム)
ウェルネストホームでの家づくりを検討する過程で、誤った情報や表面的な印象によって選択肢から外してしまうケースがあります。建物の本質や設計の自由度について正しく理解していないと、家族の理想の住まいを実現する機会を逃してしまう原因になります。
公式サイトの印象や初期費用の高さだけで判断せず、総合的な価値を見極めることが大切です。ここでは、ウェルネストホームで後悔しないために注意すべきポイントを紹介します。
- ホームページの写真だけでデザイン力を判断してしまう
- 高性能住宅はデザイン性が低いと決めつけてしまう
- 価格の高さだけで割高だと判断してしまう
- 大手ではないため不安だと判断してしまう
ホームページの写真だけでデザイン力を判断してしまう
Webサイトの写真写りが悪く見えたとしても、会社全体の実際の設計ポテンシャルは高いと考えられます。ウェルネストホームには、北海道のニセコでは超富裕層向けの高級別荘を手がけるなど、卓越したデザイン力を発揮した実例があるわけです。
写真は撮影条件で印象が大きく変わるもので、ファミレスのメニュー写真と実物の差みたいな話だったりします。写真の印象だけで見切りをつけてしまうと、理想の家づくりを叶える選択肢を狭めてしまいます。
なお、注文住宅をオシャレにするポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「どんな工務店・ハウスメーカーで家を建ててもオシャレにする方法がこちら!」を参考にしてください。
高性能住宅はデザイン性が低いと決めつけてしまう
ウェルネストホームは住宅性能が高いだけでなく、担当する設計士次第で洗練されたデザインの住まいを実現できます。
先述のとおり設計士の力量によって完成度は大きく変わるため、ホームページの印象だけで「高性能だからデザインは弱いだろう」と決めつけてしまうのはもったいない判断になります。住宅性能と優れたデザインの両立は十分に可能だといえるでしょう。
価格の高さだけで割高だと判断してしまう
ウェルネストホームの価格設定は高いものの、建物の質や耐久性、優れた換気性能まで含めて総合的な価値を判断する必要があります。
ウェルネストホームは「100年持つ家」を本気で目指している会社で、緑の柱やウェルネストウォールといった独自技術はナガシマスパーランドのホワイトサイクロンなど、雨風にさらされ続ける大型木造構造物にも採用されてきた実績があります。
価格の数字だけで判断すると、長く快適に住める家を見逃す原因になってしまうでしょう。
なお、注文住宅を購入する際の注意点について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【大転換期!】2026年に家づくりをする人が気をつけるべきこと」を参考にしてください。
大手ではないため不安だと判断してしまう
ウェルネストホームは大手企業ほどの知名度はないものの、住宅業界のプロからは「こんなにも完璧な住宅会社が世の中にあったのか」と鳥肌が立つレベルで評価されているハウスメーカーです。
緑の柱やウェルネストウォール、基礎強度30〜33N、C値0.2の全棟気密性能、地盤と建物の共振リスクまで確認する微動探査など、特許技術を含む独自のこだわりが積み上がっているからこそ、こうした評価がなされています。
知名度がないからといって住宅の品質が劣るわけではなく、むしろ知名度のためのブランド料を削って構造材や壁、基礎にコストを集中させているハウスメーカーであるという点を押さえておきたいところです。
ウェルネストホームで後悔しやすい人の特徴

画像引用元:LIFE_058(ウェルネストホーム)
ウェルネストホームは建物の本質的な価値にお金をかけるハウスメーカーですが、その分すべての人に合うわけではありません。価値観や予算、家づくりへの関わり方によっては、契約後に大きなミスマッチを感じるケースもあります。
家づくりを成功させるには、どのような考えを持つ人が不満を抱きやすいのかを事前に知っておくことが重要です。
- 初期コストの安さを最優先したい
- 知名度や安心感のために大手ブランドで建てたい
- 構造材や壁、基礎といった見えない部分への投資価値を感じない
- 標準仕様のクセを理解して自分で判断する手間をかけたくない
初期コストの安さを最優先したい
住宅の建築にかかる初期費用をできる限り抑えることを最優先にしたい人には、ウェルネストホームはハードルが高くなります。土地・諸費用込みの総額で約7,700万円が現実的なラインになるため、ローコスト住宅や中価格帯のハウスメーカーとの差はかなり大きく開きます。
住宅ローン返済を軽くして教育費・旅行・趣味にお金を回したいというスタンスなら、ウェルネストホーム以外も視野に入れて比較・検討した方が無難です。
知名度や安心感のために大手ブランドで建てたい
「家を建てるなら親戚や友人に説明しやすい有名な会社で建てたい」「大手のロゴで安心感を得たい」という気持ちが強い人にも、ウェルネストホームは正直合いません。ウェルネストホームは大手ハウスメーカーのブランド料を意図的に削って、その分を構造材・壁・基礎といった建物の本質に投じるスタンスを取っているからです。
会社名によるステータスや知名度の安心感を最優先したい場合は、積水ハウスや住友林業、ヘーベルハウスといった大手ハウスメーカーの方が満足度は高くなります。
構造材や壁、基礎といった見えない部分への投資価値を感じない
緑の柱・ウェルネストウォール・基礎強度30〜33N・C値0.2の全棟気密性能・微動探査による地震対策など、ウェルネストホームの価格は「見えない部分」への投資で構成されています。
100年住める家を本気で目指している会社ですが、こうした長期的な耐久性や住み心地に価値を見出せない人にとっては、ただ価格が高いだけのハウスメーカーに映ってしまい、後悔につながりやすくなります。
標準仕様のクセを理解して自分で判断する手間をかけたくない
「家づくりはすべて営業任せで進めたい」「仕様の細かい違いはどうでもいい」というスタンスの人にも、ウェルネストホームはおすすめできません。
標準採用のダクトレス第1種換気「ヴェントサン」は省エネ性に優れる反面、給排気切り替え時に作動音がしたり居室ごとのフィルターメンテが必要だったりします。ダクト式「ヘリオス」へのアップグレード判断、設計士の選び方、断熱仕様の確認など、施主側もある程度学んだ上で判断しないと真価が発揮されないハウスメーカーなので、能動的に関わる意欲がないと後悔しやすくなります。
ウェルネストホームで後悔しにくい人の特徴

画像引用元:LIFE_043(ウェルネストホーム)
ウェルネストホームの家づくりは、住宅性能や品質にとことんこだわりたいと考える人と相性が良い傾向にあります。自分が家に求める優先順位と、ウェルネストホームの強みが噛み合っていれば、引き渡し後の満足度はかなり高くなります。
長く快適に住み続けられる家を実現するために、どのような価値観を持つ人が向いているのかを紹介します。
- 構造材・壁・基礎といった本質部分に予算を集中させたい
- 大手ハウスメーカーと同じ価格帯(土地込み約7,700万円〜)を検討できる
- 1年中の温湿度と空気環境を整えた住まいで暮らしたい
- 標準仕様の中身を理解して自分でカスタマイズ判断したい
構造材・壁・基礎といった本質部分に予算を集中させたい
ウェルネストホームは、ブランドのロゴや派手な設備にではなく、構造材・壁・基礎といった「家の本質」に予算が集中するハウスメーカーです。
緑の柱(マイトレックACQを加圧注入した特許技術の柱材)、特許外壁「ウェルネストウォール」、設計基準強度30〜33N(約100年耐久)の基礎、C値0.2の全棟気密性能など、見えない部分への投資に対して納得感を持てる人にはとても刺さります。
大手ハウスメーカーと同じ価格帯(土地込み約7,700万円〜)を検討できる
ウェルネストホームの総額は土地込みで約7,700万円がボリュームゾーンで、積水ハウス・住友林業・ダイワハウスといった大手ハイコスト系ハウスメーカーと同じ価格帯になります。
同じ予算でブランド料を払うか本質的な建物品質を取るかを天秤にかけたときに、「本質」を選びたい人にとっては、ウェルネストホームはかなり魅力的な選択肢になります。
1年中の温湿度と空気環境を整えた住まいで暮らしたい
ウェルネストウォール・ヴェントサン・ハイオシステムが組み合わさることで、構造そのもので湿度をコントロールできるのがウェルネストホームの大きな特徴です。
「夏のジメジメ」「冬の乾燥」に悩まされず、暖房や加湿器に頼りすぎない快適な空気環境で暮らしたい人には、業界でも他にない選択肢になります。
標準仕様の中身を理解して自分でカスタマイズ判断したい
ウェルネストホームは、施主側もある程度知識を持って仕様判断をすることで真価を発揮するハウスメーカーです。
標準のダクトレス換気「ヴェントサン」のままにするか、予算を上げてダクト式の「ヘリオス」にアップグレードするか、設計士の過去事例から自分の好みに近い営業担当者を選ぶかなど、能動的に動ける人ほど満足度は高くなります。
家づくりを「学びながら自分で組み立てるプロセス」として楽しめるタイプの人にハマるハウスメーカーです。
ウェルネストホームで後悔しないための確認事項

画像引用元:LIFE_040(ウェルネストホーム)
ウェルネストホームでの家づくりを成功させるためには、契約前の細やかな確認作業が欠かせません。建物の品質が高いからこそ、予算や仕様に関する疑問を事前に解消しておくことが、引き渡し後の高い満足度につながります。
家族が描く理想の住まいを実現するために、どのような点に注意して打ち合わせを進めるべきかをあらかじめ整理しておきましょう。
- 建物本体価格+諸費用+土地代の総額把握
- 標準仕様の中身(緑の柱・ウェルネストウォール・基礎強度・気密性能)
- 担当設計士の過去事例と得意なデザインテイスト
- 換気システムを「ヴェントサン」標準のままにするか「ヘリオス」に変更するかの判断
- 微動探査の結果と土地に合った地震対策
建物本体価格+諸費用+土地代の総額把握
ウェルネストホームの坪単価は約120万円〜が目安で、35坪なら建物本体だけで4,200万円ほどになります。さらに外構費・付帯工事費・住宅ローン保証料・地盤改良費・登記費用などの諸費用で約1,500万円、土地から購入する場合は土地代も加算されます。
土地代2,000万円のケースでは合計約7,700万円が現実的なラインです。建物価格だけ見て予算を組むと「思ったよりかなり高い」となるので、最初から総額ベースで資金計画を立ててください。
標準仕様の中身(緑の柱・ウェルネストウォール・基礎強度・気密性能)
見積もりの中身を「どこまでが標準で、どこからがオプションか」明確にしてもらうのが最重要です。
構造材(緑の柱)、外壁(特許のウェルネストウォール)、基礎の設計基準強度(30〜33N)、気密性能(C値0.2の根拠)、換気システム(ヴェントサン標準)など、ウェルネストホームの強みを支えている標準装備の中身までしっかり確認しましょう。
完成後には見えない部分にどれだけコストがかかっているかを知っておくと、価格への納得感が大きく変わります。
担当設計士の過去事例と得意なデザインテイスト
先にも触れたとおり、ウェルネストホームのデザインの完成度は担当設計士の力量に大きく左右されます。だからこそ、契約前に担当設計士の過去の施工事例集と得意なデザインテイストを必ず確認し、自分の好みに合うかを判断してください。
北海道のニセコでは超富裕層向けの高級別荘を手がけた実績もあり、設計士次第で非常に洗練された住まいも実現できるポテンシャルがあります。
なお、注文住宅の間取りのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2025年最新版】注文住宅でおすすめの最強間取りを紹介します」を参考にしてください。
換気システムを「ヴェントサン」標準のままにするか「ヘリオス」に変更するかの判断
標準のダクトレス第1種換気「ヴェントサン」は省エネ性に優れ、4台稼働でも年間電気代約3,259円と圧倒的に安価です。一方で居室ごとのフィルターメンテと、給排気切り替え時の作動音はデメリットです。
これらが許容できない場合や、家中の隅々まで均一な換気を求める場合は、ダクト式の「ヘリオス」へのアップグレードを検討してください。ヘリオスは個別エアコンと連動させれば全館空調のような使い方も可能です。
微動探査の結果と土地に合った地震対策
ウェルネストホームでは全棟で微動探査を実施しているため、自分の建築地で微動探査の結果がどうだったか、それを踏まえてどのような地震対策(耐震・制震など)を講じる方針なのかを、契約前に必ず確認しておきましょう。
地盤と建物の組み合わせで揺れ方は変わるため、ここを把握しておくと安心して打ち合わせを進められます。
ウェルネストホームに関してよくある質問

ウェルネストホームでの家づくりを検討する中で、具体的な特徴や仕様について疑問を感じる場面もあるはずです。理想の住まいを実現するためには、契約前に懸念点をしっかりと解消しておくことが大切になります。
最後に、ウェルネストホームに関してよくある質問と、その回答を紹介します。
ウェルネストホームの弱点は何ですか?
ウェルネストホームは住宅業界のプロから「欠点が見当たらない」と評される会社ですが、しいて言えば、次の3点です。
- 価格が高く万人向けではないこと
- 標準のダクトレス換気「ヴェントサン」にメンテナンスや作動音のクセがあること
- デザインの完成度が担当設計士の力量に左右されること
それぞれカスタマイズ判断や担当者選定で対策できる範囲なので、施主側がある程度学ぶ姿勢があれば、大きな問題にはなりません。
ウェルネストホームと一条工務店の「緑の柱」は同じものですか?
同じ「緑の柱」という言葉でも、ウェルネストホームと一条工務店では中身がまったく異なります。
一条工務店は外国産ホワイトウッドへの表面塗布が中心で、薬剤は木材の表面にとどまります。

一方、ウェルネストホームは国産杉の無垢天然乾燥材に銅成分の「マイトレックACQ」を加圧注入する特許技術で、薬剤が木材内部まで浸透します。これにより半永久的にメンテナンス不要な状態を実現しており、ナガシマスパーランドのホワイトサイクロンや城島高原パークのジュピターなど、大型木造構造物にも採用された実績があります。
標準仕様のままで快適に住めますか?
標準仕様でも断熱等級7・C値0.2・熱交換率87%のダクトレス第1種換気と、業界でもトップクラスの性能です。さらに特許外壁「ウェルネストウォール」によって暖房なし・加湿器なしでも室温26℃・湿度53%を実現できるレベルなので、湿度コントロールに関しては標準のまま十分快適に過ごせます。
ただし、家中の隅々まで均一な換気を行き渡らせたい場合や、ダクトレス換気のメンテ・作動音が気になる場合は、ダクト式の「ヘリオス」へのアップグレードを検討すると良いでしょう。
まとめ
ウェルネストホームは初期費用が高いものの、建物の質や性能を重視する人にとっては満足できるハウスメーカーです。まずは性能や強みを正しく理解し、自分たちの価値観に合うか見極めることから始めましょう。
後悔のないハウスメーカー選びをしたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけてください。まかろにおの解説を通じて、価格や性能を比較する際のリアルな判断基準を学ぶことができます。
大手ハウスメーカー本社公認サービスである当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。

「初期費用が高くて資金計画の立て方がわからない」「自分たちの予算に合うのか不安」といった悩みも、専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。リアルタイムでの最新情報を受け取ることもできます。
さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。優秀な営業担当者にサポートしてもらうことで、予算や希望に応じた的確な提案を受けられるメリットがあります。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
一生に一度の大きな買い物で後悔しないために、多角的な視点から情報を集めて慎重に家づくりを進めていきましょう。