この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
ダイワハウスの利用を検討している方の中には「実例をチェックしてみたい」「どんな家が建てられるか具体的に知りたい」と考えている方も多いでしょう。ダイワハウスは、鉄骨住宅と木造住宅の両方を扱っています。また、フルオーダーの注文住宅のほか、セミオーダーや規格住宅など幅広いラインナップを取り揃えており、選択肢が豊富なのも強みです。
今回は、ダイワハウスを利用して建築できる家の実例や、ダイワハウスの強みなどについて解説します。
ダイワハウスの特長

ダイワハウスは「建築の工業化」を企業理念として、1955年に創業したハウスメーカーです。「共に創る。共に生きる。」をコンセプトに、鉄骨住宅と木造住宅の両方でラインナップを展開しています。ここでは、ダイワハウスの主な特長について解説します。
なお、ダイワハウスについてより理解を深めたい場合は、「まかろにお」が運営するYouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【最新2025年版】ダイワハウスの徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」をチェックしてみてください。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業担当者として全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
災害に備えた家づくりができる
ダイワハウスでは「災害に備える家」として、次のような設備をオプションで設置できます。
日本は他国と比較して地震をはじめとする災害が発生しやすい国です。どのハウスメーカーも耐震性能には力を入れた商品を展開していますが、ダイワハウスは「災害後も住み続けられる家」を目指して、これらの設備を展開しています。
エネルギー吸収型耐力壁「KyureK(キュレック)」

画像引用元:災害に備える家(ダイワハウス)
エネルギー吸収型耐力壁「KyureK」は、持続型耐震を実現する「Σ形デバイス」を2つ配置した、地震エネルギーを効果的に吸収する壁です。鉄骨造住宅「xevoΣPREMIUM」(ジーヴォシグマプレミアム)に設置でき、耐震性をより高められます。
「KyureK」を設置した家は震度7クラスの地震に耐えられるだけでなく、地震後も家に安心して住み続けられます。また、高い耐震性を持続できることも特長です。
高耐久軽量屋根材「ROOGA(ルーガ)」

画像引用元:災害に備える家(ダイワハウス)
高耐久軽量屋根材「ROOGA」は、耐衝撃性と強靭性をあわせもつ屋根材です。台風による暴風で飛来物が屋根に衝突しても、素材がたわんで衝撃を吸収してくれます。また、従来の瓦屋根と比較すると重さが半分以下であるため、建物の重心を低くでき、地震時の揺れを軽減できます。
防災防犯ガラス

画像引用元:災害に備える家(ダイワハウス)
防災防犯ガラスは、2枚の板ガラスの間に1.52mmの厚さがある合成樹脂の中間膜を挟み、熱と圧力で圧着した製品です。台風等で飛来物がぶつかった場合や、地震発生の衝撃、外部からの侵入に対して高い耐貫性を発揮します。万が一割れても破片が飛び散らず、安全です。
全天候型3電池連携システム

画像引用元:災害に備える家(ダイワハウス)
全天候型3電池連携システムは、太陽光発電と家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)、蓄電池の3点セットです。太陽光発電とエネファームで電気を作り、蓄電池に蓄えられます。
地震をはじめとする災害が発生して停電が起こっても、全天候型3電池連携システムがあれば、約8日分は普段通りに電気を使えます。電気が使えれば、給湯や調理だけでなく情報をいち早く得られたり連絡を取ったりすることが可能です。
飲料水貯留システム

画像引用元:災害に備える家(ダイワハウス)
飲料水貯留システムは家族4人分約3日分の飲料水の量である、36Lを貯留できるシステムです。床下空間にシステムを設置できるので、居住空間を圧迫しません。電力と水を確保できれば、災害後も救援を待ちながら家に住み続けられます。
高い断熱性と省エネ性を備えた家づくりができる
ダイワハウスでは、2025年7月より注文住宅に「断熱等級6」を標準化しています。断熱等級とは、住宅の断熱性能を表す等級です。
「断熱等級6」に指定されるには、「UA値(外皮平均熱貫流率)」が0.46 W/㎡K以下であることが条件です。UA値とは、住宅が保持できる熱の指標であり、低いほど断熱性に優れていると判断されます。
断熱等級6の家であれば、「エアコンを切った後も温度上昇が抑えられる」「部屋が早く暖まりやすい」といったメリットが実感でき、省エネ効果も期待できます。ダイワハウスは特に夏を快適に過ごせる点に力を入れているため、温暖な地域にお住いの方ほど、メリットを感じられるでしょう。
選択肢が幅広い
ダイワハウスでは木造住宅と鉄骨造住宅の両方を扱っており、比較・検討しながら施主の希望や予算に合わせて最適な商品を選べます。また、フルオーダーの注文住宅以外にも、セミオーダー住宅の「スマートデザイン」と規格住宅の「スマートセレクション」の選択肢があるのも特長です。

画像引用元:規格住宅・セミオーダー住宅(ダイワハウス)
セミオーダー住宅や規格住宅は、ダイワハウスが提供している間取り・設備・外観・インテリアから、施主が好みのものをチョイスする商品です。自由度は低めですが、フルオーダーの注文住宅と比較して建築費用を抑えられ、間取りを選ぶとその場で建築価格がわかるスピーディーさが人気です。
商品の選択肢が広ければ、予算が限られている、家づくりにこだわりがある等、さまざまな施主に対応できます。
ダイワハウスの取扱い商品とその特長
ダイワハウスが取り扱っている、木造と鉄骨造の商品の特長は、下の表のとおりです。
商品名 | 木造/鉄骨 | 特長 |
---|---|---|
xevoΣ(ジーヴォシグマ) | 鉄骨 | ・持続型耐震構造 ・内外ダブル断熱 ・天井高2m72cmまで可能 |
xevoΣPREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム) | 鉄骨 | ・新型耐力壁「KyureK」が設置可能 ・断熱等級6が標準仕様 ・天井高2m72cmまで可能 |
xevoGranWood(ジーヴォグランウッド) | 木造 | ・構造躯体に高品質の構造用集成材を使用 ・大空間や大開口の提案が可能な高耐力壁 ・遮熱技術を加えた外張り断熱工法 ・天井高2m72cmまでが可能 |
xevo BeWood(ジーヴォビーウッド) | 木造 | 「xevo GranWood」と比較して、コストを抑えながらも、性能とデザインを両立できる |
木造・鉄骨造ともに、高い耐久性・高気密・高断熱性を持つ家を建てられることが強みです。予算や間取りの希望に応じて選びましょう。
◆xevoΣ(ジーヴォシグマ)

画像引用元:xevoΣ(ジーヴォシグマ)(ダイワハウス)
◆xevoΣPREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム)

画像引用元:xevoΣPREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム)(ダイワハウス)
◆xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)

画像引用元:xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)(ダイワハウス)
◆xevo BeWood(ジーヴォビーウッド)

画像引用元:xevo BeWood(ジーヴォビーウッド)(ダイワハウス)
なお、フルオーダーの注文住宅は上の表で紹介したすべての商品を選択できます。一方、セミオーダーと規格住宅は、「xevoΣ」「xevo BeWood」の2つから、予算や好みに応じて選択が可能です。
ダイワハウスの建築実例
続いて、ダイワハウス建築実例を5つ紹介します。
エアーリビングの家

この家は、敷地面積、181.31㎡、延床面積、153.18㎡の物件です。2階建てで、LDKからテラスへの一体感を演出しつつ、プライバシー性に配慮した空間を作りました。


シューズクロークからパントリー、ウォークインクロゼットの動線を工夫し、住みやすい家となっています。
ホームパーティーができる家

こちらは、2階建てで敷地面積が273.48㎡、延床面積が180.12㎡の物件です。

家で友達や親せき、仕事関係の方を招いてホームパーティーやバーベキューができる家をコンセプトとしています。広々としたウッドデッキが特徴で、大きな窓から直接出られる仕様となっています。
テレワークスペースが確保された家

こちらは、敷地面積が167㎡、延床面積が115㎡、2階建ての物件です。

テレワークに集中できるスペースや、家族が団らんできるリビングなど、仕事とプライベートの空間をあわせもつ、一家全員が過ごしやすい間取りになっています。

設計にこだわった暖炉がある家

こちらは、「xevoGranWood」を利用し、敷地面積が133.75㎡、延床面積が142.63㎡の2階建ての物件です。

施主が「古城・アンティーク・ドラキュラ伯爵が住んでいるような家」を希望したため、写真のようなインテリアとなりました。

ヨーロッパの古い住宅を思わせる重厚さですが、住みやすい仕様となっています。こだわりの暖炉も素敵な仕上がりです。
子育てしやすい和モダンな家

こちらは、敷地面積が142.63㎡、延床面積が112.㎡の物件です。約24帖の和室とLDKが一体化した間取りは、家族がお互いを感じ取れるようになっています。

また、引き戸を閉めると和室はテレワーク空間としても利用できます。1階、2階共に土間収納やクローゼット等たっぷりと収納スペースを確保していて、引き戸を利用して限られた有効スペースを上手に使っていることも特徴です。
ダイワハウスの注文住宅に関するよくある質問
最後に、ダイワハウスの実例に関するよくある質問とその回答を紹介します。
ダイワハウスの注文住宅の坪単価はどのくらい?
ダイワハウスの注文住宅の坪単価は鉄骨造の「xevoΣ」がおおよそ120〜 125万円、木造の「xevoGranWood」が約148万円、xevoBeWoodは約120万円~が目安です。また、規格住宅やセミオーダーの場合は85万円〜が相場です。商品を選択する際に坪単価を知っておけば参考になります。
ダイワハウスの注文住宅に保証は付きますか?
ダイワハウスの注文住宅は初期保証30年、初期保証が切れた後も有料保証を最長30年付けられます。住宅設備は10年保証制度があり、メンテナンスプログラムとして30年の無料点検を実施しています。
また、「ダイワハウスサポートデスク」等のアフターサービスも充実しており、住宅に関する困りごともすぐに相談が可能です。
ダイワハウスでは3階建て以上の家は建てられますか?
ダイワハウスでは「skye3」という3階建ての製品を販売しています。都市の厳しい斜線制限に対応した「斜線対応」や、隅切り敷地や変形敷地に対応した「斜め45度外壁」を取り入れており、都会の狭小地でも自由度の高い設計が可能です。
また、「狭小無足場工法」を採用しているため、足場が設置できない場所でも安全な施工、メンテナンスが実施できます。
まとめ
ダイワハウスは、鉄骨造・木造の両方を取り扱っており、フルオーダーの注文住宅のほか、規格住宅とセミオーダー住宅を選ぶことができることが強みです。施主の希望、予算に応じて選択肢が豊富な一方、どの商品を選べば良いか迷ってしまう場合もあります。
ダイワハウスの特徴をより深く知りたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、各社ハウスメーカーの強みや注意点を忖度なく解説しているので、客観的な判断材料が得られます。

また、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。「ダイワハウスの注文住宅の特徴を知りたい」「ダイワハウス以外のハウスメーカーにした方が良いのかわからない」といった悩みも、専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。また、リアルタイムでの最新情報を受け取ることができます。
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