この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
住友林業は、木の魅力を最大限に活かした住まいづくりに定評のある大手ハウスメーカーです。
住友林業で注文住宅の建築を検討している方の中には、「標準仕様が知りたい」「後悔せずに設備を選びたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?標準仕様の内容を理解しておくことで、理想の家づくりを予算内で計画しやすくなります。
今回は、住友林業の標準仕様や、仕様選びで後悔しないコツを解説します。
住友林業は「標準仕様(推奨仕様)」と「オプション仕様(提案仕様)」が明確に決まっている

住友林業では「標準仕様(推奨仕様)」と「オプション仕様(提案仕様)」が明確に決まっています。
本来、注文住宅は自由に仕様を選べるため、標準仕様もオプション仕様も存在しません。しかし、住友林業では誰が担当しても一定の住友林業らしさを出せるように、標準仕様とオプション仕様を明確に定めているのです。ここでは、「標準仕様(推奨仕様)」と「オプション仕様(提案仕様)」それぞれについて解説します。
標準仕様(推奨仕様)とは
標準仕様とは、追加費用を支払わなくても本体価格に含まれている設備のことを指します。住友林業では、この標準仕様を「推奨仕様」と呼んでいます。
住友林業の標準仕様は全体的にグレードが高めで、無垢材の床や機能性に優れた水回り設備など、他のハウスメーカーではオプション扱いとなるような仕様が多く含まれていることが特徴です。そのため、標準仕様のままでも十分に満足できる住まいを実現できる仕組みになっています。
また、標準仕様は一種類に限定されるわけではなく、デザインや機能を好みに合わせて複数のラインナップから選べる場合が多いです。
オプション仕様(提案仕様)とは
オプション仕様とは、標準仕様から別の仕様に変更する際に、その差額を加えたり差し引いたりして選べる設備を指します。住友林業は、オプション仕様のことを「提案仕様」と呼んでいます。
一般的にはグレードアップとしてオプション仕様を選ぶことが多いですが、選ぶ内容によっては減額となる場合もあります。たとえば、標準仕様のキッチンに食洗機が含まれている場合、より高性能なタイプへ変更すれば追加費用が必要です。しかし、もし食洗機自体が不要で「なし」を選んだ場合、その分は差し引かれて減額となります。
住友林業の特徴について詳しく知りたいという方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【最新2025年版】住友林業の徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」の視聴がおすすめです。

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業担当者として全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。
大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
住友林業の標準仕様:構造
住友林業の構造は、オリジナル工法である「BF(ビッグフレーム)構法」が標準仕様です。

BF(ビッグフレーム)構法は、従来の木造工法である軸組工法や枠組壁工法の欠点を解消し、木造でありながら鉄骨なみの大開口や大空間を実現しつつ、鉄骨以上の自由度の高い間取りを可能にした構法です。
BF(ビッグフレーム)構法の基盤となるのが「ビッグコラム」と呼ばれる幅560mmの大断面集成柱です。

画像引用元:BF構法(住友林業)
ビッグコラムは一般的な105mm角の柱に比べて約5倍の強度を持ち、家全体を支えています。ビッグコラムがあることによって壁を少なくしても耐震性を保てるため、広々としたリビングや大きな窓を取り入れた明るい空間づくりが可能になるのです。
また、BF(ビッグフレーム)構法は、巨大地震や繰り返す余震を想定した揺れにも耐えられることが確認されています。住友林業の耐震実験では、震度7クラスの振動22回に加え、震度4~震度6弱の余震を224回、合計246回の振動実験を行い、構造躯体の耐震性が維持され続けることを実証しています。
住友林業のBF(ビッグフレーム)構法は、地震が起きた後も安心して住み続けられる構造といえるでしょう。
住友林業の標準仕様:断熱材
住友林業の断熱は、壁・天井・床を隙間なく覆う「360℃トリプル断熱」が標準仕様です。

画像引用元:360°トリプル断熱(住友林業)
家全体をすっぽり覆うような構造になっており、外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすいのが特徴です。使用されている断熱材は次のとおりです。
| 外壁 | グラスウール24K(105mm) |
| 天井 | グラスウール24K(210mm) |
| 床下 | 押出法ポリエチレンフォーム3種(100mm) |
断熱性能の位置づけとしては、東北以南の地域仕様であれば「中の上」、寒さが厳しい東北や北海道仕様では「中の下」程度とされており、大手ハウスメーカーの中では突出して高性能というわけではありません。

ただし、住友林業の気密性能は非常に優れています。住友林業は気密測定を行ってはいないのですが、施主側が段取りをすれば測定が可能で、測定するとC値1を下回ることが多いです。C値は小さいほど気密性が高いことを示しますが、安定して良い数値を出せる大手ハウスメーカーは限られており、住友林業の大きな強みといえるでしょう。
住友林業の標準仕様:床材
床材の標準仕様は、次のとおりです。
| 1階の玄関ホールとLDK | 床暖房なしなら無垢、床暖房ありなら挽板が標準 |
| それ以外(2階など) | 突き板 |
住友林業は木にこだわっているため、床材はデザインの核となります。そのため、1階の玄関ホールとLDKは、床暖房を設置しない場合は無垢材が標準仕様となっています。
| フロア | 特徴 | 種類 |
|---|---|---|
| 無垢 | ・一本の木から切り出した床材 ・経年変化によって色味や風合いが深まる | オーク、メイプル |
| 挽板 | ・厚さ2mm程度の木を合板に巻き付けた床材 ・無垢床よりも反りや変形を防ぐことができ、無垢床と同じような見た目を楽しめる | オーク、メイプル、チェリー、チーク、ウォルナット、マホガニー |
| 突き板 | ・厚さ0.2mmくらいの木を合板に巻きつけた床材 ・傷がつきにくい | オーク、メイプル、アッシュ、クリ、チェリー、チーク、ウォルナット、カバ、ニレ、ナラ、オニグルミ |
一本の木から切り出した無垢床は、足ざわりの柔らかさや木のぬくもりをしっかりと感じられます。標準仕様で無垢床を採用しているハウスメーカーは多くないため、住友林業ならではの特徴です。
住友林業の標準仕様:建具
建具は、ハイウォール建具が標準仕様です。ハイウォール建具とは、天井の高さまであるドアのことを指します。

ハイウォール建具は、垂れ壁のないスッキリしたデザインになるのが特徴です。また、ドアを開けた際に隣の部屋と自然につながっている印象を与え、部屋を広く見せる効果もあります。
住友林業の標準仕様:クロス
クロスは、住友林業のオリジナルエコクロスが標準仕様です。69色から選べますが、クロスとしては種類が少ないため、オプション仕様のサンゲツなどのメーカーからクロスを選ぶのがおすすめです。
住友林業の標準仕様:キッチン
キッチンの標準仕様は、次のメーカーから選べます。
| メーカー | 特徴 |
|---|---|
| LIXIL「リシェル」 | ・汚れや傷、熱に強い「セラミックトップ」 ・扉が斜めに開く「らくパッと収納」 ・ファンとフード内部のお手入れ10年間不要の「よごれんフード」 |
| クリナップ「ステディア」 | ・水やゴミを流れやすくする「流レールシンク」 ・特殊セラミックコーティングを施した「ステンレスワークトップ」 ・腐食やニオイに強い「ステンレスキャビネット」 |
| トクラス「コラージア」 | ・汚れや傷、衝撃、熱に強い「人造大理石カウンター」 ・カウンター奥のお手入れを簡単にする「ハイバックカウンター」 ・作業がスムーズに行える「スムースワークシンク」 |
3社それぞれに特徴があるため、デザインやお手入れのしやすさを考慮して選びましょう。
特に、LIXILのセラミックトップは、熱や傷に強く、汚れも落ちやすい素材で人気です。従来は30万円ほどかかる高額オプションとして扱われてきましたが、現在では標準仕様に含まれているため、追加費用をかけずに高性能なワークトップを選べます。3社の中で比較した場合、LIXILが最もお得といえます。
住友林業の標準仕様:お風呂
お風呂の標準仕様は、次のメーカーから選べます。
| メーカー | 特徴 |
|---|---|
| LIXIL「リデア」 | ・広々入浴できる「ミナモ浴槽」 ・水はけのよい「キレイサーモフロア」 |
| TOTO「サザナ」 | ・自然とリラックス姿勢に導く「ゆるリラ浴槽」 ・畳のようなやわらかさの「ほっカラリ床」 |
| トクラス「AXIY」 | ・汚れや傷がつきにくい人造大理石の浴槽 ・汚れが残りにくい「うつくしフロアW」 |
各メーカーで快適に入浴ができ、掃除がしやすいように工夫されています。オプション仕様では、トクラスは浴槽のお手入れができる「おそうじ浴槽」に変更できたり、TOTOは床を除菌できる「床ワイパー洗浄」を追加したりできます。
住友林業の標準仕様:トイレ
住友林業のトイレはTOTOで、1階と2階で標準仕様が異なります。
| 階数 | 種類 | 標準付属設備 |
|---|---|---|
| 1階(メインフロア) | ロータンク型トイレ | 住友林業クレストの手洗いカウンター |
| 2階(サブフロア) | 分離型タンク式トイレ | 住友林業クレストのサニタリーウォール |
1階は、来客も使用するメインフロアという位置づけのため、デザイン性が高いロータンク型トイレが標準仕様に採用されています。さらに、住友林業クレストの手洗いカウンターが標準で設置されています。
2階は、家族が日常的に使うことを想定して分離型タンク式トイレが標準仕様です。住友林業クレストのサニタリーウォールが付属しており、トイレットペーパーや掃除用品などをすっきりと片付けられるようになっています。
住友林業の標準仕様:外壁
外壁は、吹付塗装が標準仕様です。吹付塗装とは、モルタルに塗料をスプレーガンで吹き付ける仕上げ方法です。

サイディングのように目地が出ないため、シームレスで高級感のある外観に仕上げられます。吹付塗装は、次の種類から選べます。
| シーサンドコート | 貝殻や珊瑚を含み、光に反射してキラキラ輝く仕上がり |
| SODO(そうど) | 伝統的な日本の壁施工である土壁を現代で再現した吹付塗装で、天然の土にわら草を混ぜて柔らかく奥深い質感 |
ただし、吹付塗装は地震などの揺れでひび割れが入りやすく、年月が経つと雨だれの跡が目立ちやすいというデメリットもあります。
住友林業の標準仕様:屋根
住友林業の屋根は、スレート瓦であるケイミューの「コロニアルグラッサ」が標準仕様です。

コロニアルグラッサは軽量で施工しやすく、耐久性とデザイン性のバランスが良いことから、多くのハウスメーカーで採用されています。標準仕様では8種類のカラーから選べます。
担当者によっては「コロニアルグラッサは30年間ノーメンテナンスで大丈夫」と説明することがありますが、メーカーであるケイミューの公式情報では、基本的に10年ごとの部分補修を前提とした商品とされています。
そのため、まったくメンテナンス不要というわけではなく、コロニアルグラッサを選べばメンテナンスがかからないという勘違いはしないよう注意してください。
住友林業の標準仕様:窓
窓は、住む地域によって標準仕様が変わりますが、基本的にはアルミ樹脂複合サッシ+Low-E 複層ガラス(アルゴンガス入り)で、LIXILの「サーモスII」や三協アルミの「アルジオ」といった製品が多く採用されています。

外側にアルミ、内側に樹脂を組み合わせることで、従来のアルミサッシに比べて外気の影響を受けにくくなっています。また、複層ガラス内部に熱伝導率の低いアルゴンガスを封入しているため、室内の温度変化を抑え、冷暖房効率の維持にも効果的です。
より高い断熱性を求める方は、オプションの「トリプルガラス」や「樹脂サッシ」への変更がおすすめです。
住友林業の標準仕様:玄関
玄関ドアは、LIXIL・YKK AP・三協アルミから選択可能です。

バリエーションは豊富で、木目調の落ち着いたデザインからモダンでシンプルなものまで幅広く揃っています。
また、電気錠が標準仕様に含まれているのがポイントです。電子錠は、鍵を取り出さずに施錠や解錠ができるため、荷物を持っているときでもスムーズに出入りできます。
住友林業の特徴についてもっと詳しく知りたいという方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【最新2025年版】住友林業の徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」の視聴がおすすめです。
住友林業の標準仕様・オプション仕様選びで後悔しないコツ

住友林業での家づくりでは、標準仕様とオプション仕様の選ぶバランスが重要です。選び方を間違えると想定以上に費用が膨らんでしまい、後悔につながる可能性があります。仕様選びで後悔しないコツは、次のとおりです。
予算をしっかり決める
住友林業の仕様選びで後悔しないためには、予算をしっかり決めることが重要です。住友林業は標準仕様でも十分に質が高いですが、魅力的なオプションも多く用意されているため、費用が膨らみやすい傾向があるためです。「せっかくだから」とオプションを追加していくと、気づいたときには予算を大幅に超えてしまうおそれがあります。
こうしたリスクを避けるためには、家づくりを計画する最初の段階で「どこまで費用をかけられるのか」という上限を設定しておく必要があります。上限を明確にしておけば、オプションを検討する際に冷静に取捨選択ができ、必要以上のオプション追加を防ぎやすくできるでしょう。
優先順位を決める
限られた予算の中ですべてを理想通りに仕上げるのは難しいため、あらかじめ優先順位を決めておくことが重要です。具体的には、「絶対にこだわりたい部分」と「ある程度妥協できる部分」を整理するのがおすすめです。
たとえば、住宅の性能を重視するのか、それともデザインを優先するのかによって選ぶ仕様は変わってきます。家族の意見をすり合わせて方向性を固めておくと、打ち合わせもスムーズになり、迷いも少なくなるでしょう。
また、担当者との打ち合わせの際には、優先順位を明確に伝えることが必要です。設計や見積もりの段階で希望を共有できていれば、限られた予算内でも満足度の高い提案を受けやすくなります。優先順位を整理し、理想の家づくりを無理なく計画しましょう。
細かく打ち合わせをした上で契約する
後悔を防ぐためには、必ず細かい打ち合わせをした上で契約に進むことが大切です。住友林業は標準仕様が明確に決められているため、他のハウスメーカーと比べて見積もりをスピーディーに提示できるという強みがあります。
しかし、あくまで「初期仕様」による仮の見積もりであることが多く、営業担当者から「詳細は契約後に決めましょう」「これが標準仕様なので、まずは契約を進めましょう」といった提案を受けることも珍しくありません。
実際には標準仕様のまま建てる人はほぼいないため、契約後の詳細打ち合わせで オプションを選ぶことになります。何も考えずに契約をしてしまうと、契約後にものすごく増額する可能性があるため注意が必要です。
特に住友林業はこの傾向が強いため、もし打ち合わせの中で違和感を覚えた場合は、一旦ストップして別の担当者で話を進めてみるか、納得できるまで確認を重ねることがおすすめです。
住友林業の標準仕様に関するよくある質問
最後に、住友林業の標準仕様に関してよくある質問とその回答を紹介します。
住友林業は高い?
住友林業の坪単価は、現在約115万円〜130万円程となっており、コストは高めです。
住友林業の標準仕様のグレードがそもそも高く設定されており、基本プランの段階で他のハウスメーカーと比較すると高価格帯の位置付けとなるためです。住友林業は魅力的なオプションが揃っているため、気がつけば予算を大きく超えてしまうことも少なくありません。
そのため、資金計画をきちんと立てたうえで、優先順位を意識しながら仕様を選んでいくことが大切です。価格だけを見れば高いと感じるかもしれませんが、標準仕様の充実度やデザイン性を考慮すれば、費用に見合った価値があるといえます。
大手ハウスメーカーの坪単価について詳しく知りたいという方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2025年最新】大手ハウスメーカー坪単価ランキング」の視聴がおすすめです。
住友林業でおすすめの仕様は?
標準仕様の中では、自然素材の風合いと経年変化を楽しめる「無垢床」がおすすめです。住友林業の住宅は木の魅力を活かしたデザインが特徴であり、無垢床を採用することであたたかみと高級感を加えられます。
また、住友林業で注文住宅を建てた方から人気なのが、「3種の神器」と呼ばれている内装のオプションです。「3種の神器」は正式な名称ではなく、住友林業で家を建てたお施主さんたちが親しみを込めて呼んでいるものです。
- ウッドタイル
- スタイルシーリング
- チェスターフィットシリーズ
まず、「ウッドタイル」は、その名のとおり、木材を使用したタイルです。

画像引用元:WOOD COORDINATES(住友林業)
ウッドタイルを取り入れることで、玄関ホールや廊下、リビングなどに木のぬくもりを感じられる空間を作り出せます。また、木材特有の質感によって、落ち着いた雰囲気と高級感をプラスできます。
次に「スタイルシーリング」は、木製パネルのような質感を再現したシート素材の天井パネルです。

画像引用元:WOOD COORDINATES(住友林業)
下がり天井や目線に近い場所に取り入れることで、空間にアクセントを加え、洗練された印象になります。
そして「チェスターフィットシリーズ」は、住友林業クレストという住友林業の関連会社が手がける収納シリーズで、住友林業に最適化されたアイテムです。サイズ展開や収納のバリエーションが豊富で、キッチンやリビング、寝室など、用途に応じた最適な収納を設置できます。
「3種の神器」はオプションですが、住友林業らしい上質なデザインを楽しめる仕様として人気があります。
住友林業は施主支給できる?
住友林業では、状況や製品によっては施主支給ができない場合があります。施主支給とは、施主自身が選んで購入した部材や設備を現場に持ち込むことを指します。
住友林業では、原則として特定の信頼できるメーカーや会社のみと取引をしているため、施主支給を断られることも少なくありません。特に水回りの設備は、水漏れなどのリスクがあるため採用が難しい傾向にあります。
また、施主支給は一見するとコストダウンにつながりそうですが、住友林業の保証対象外となるため、不具合が起きた場合には修理や交換にかかる費用をすべて自己負担しなければならない点に注意が必要です。
住友林業の標準仕様はグレードが高く、そのままでも十分満足できる内容になっています。そのため、無理に施主支給を検討するよりも、まずは標準仕様を前提に家づくりを進め、どうしてもこだわりたい部分は早めに担当者へ相談するのがおすすめです。
住友林業が「しょぼりん」と言われるのはなぜ?
「しょぼりん」とは、あまりおしゃれではない住友林業の家や「それって住友林業で建てる意味があったの?」というような家に対して、SNS上で使われる言葉です。どこにでもありそうな外観であったり、標準仕様ばかりでオプションを追加していなかったりする場合に「しょぼりん」と言われることが多いです。
しかし、住友林業は大手ハウスメーカーの中でも、コスト・性能・デザインのバランスのいいハウスメーカーです。標準仕様のグレードが高いため、追加のオプションがなくても十分な品質を確保できます。
自分の好みに合った設計で心地よく暮らせているのであれば、周囲の評価に左右される必要はありません。標準仕様をベースに、必要に応じてオプションを取り入れることで、後悔のない家づくりができるでしょう。
まとめ
住友林業の標準仕様や、仕様選びで後悔しないコツについて解説しました。住友林業は標準仕様とオプション仕様が明確に決まっており、誰が担当しても住友林業らしさを出せるよう工夫されています。
標準仕様のグレードが高いため、オプションを多く取り入れなくても十分満足できる住まいを目指せますが、オプションも豊富に用意されているため、予算や優先順位をしっかりと考えて取捨選択することが重要です。
大手ハウスメーカー選びで後悔したくない方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、各ハウスメーカーの特徴や優秀な営業担当者の見つけ方をわかりやすく解説しています。

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各サービスを賢く活用することができれば、満足のいく家づくりをしやすくなります。一生に一度の大きな買い物だからこそ、納得できるまで情報を集めて慎重に進めましょう。