今回は『【2026年最新】桧家住宅の特徴11選~圧倒的に価格が安い!~』というテーマでお話をします。

桧家住宅は「最高の品質と最適な価格で社会に貢献する」という経営理念を掲げ、1988年の創業以来、豊かな暮らしの実現に取り組んできた企業です。
桧家住宅は、企業理念にも掲げられている、最高の品質と最適な価格のとおりで、実は他のハウスメーカーよりも価格が圧倒的に安いという特徴があります。
今回は、なぜ桧家住宅が他のハウスメーカーに比べて安いのか、そして桧家住宅にはどのような特徴があるのかを徹底的に掘り下げて解説をしていきます。
- 表面的な情報だけではなく、もっと深くしっかりとした知識を習得したい
- 間違いないハウスメーカー選び、間違いない工務店選びをしたい
という方は、ぜひ最後までご覧ください。
桧家住宅の特徴1:「桧家住宅」という社名
「なぜ桧家住宅なのか」ここについて触れていこうと思います。
おそらく多くの方が「桧家住宅」という名前を聞いて「ハウスメーカー名に「桧(ヒノキ)」という漢字が入っているのだから「ヒノキを使った家を売りにしているハウスメーカーなんでしょ。」と思うと思います。

ただ、残念ながら桧家住宅は基本的にはヒノキを使いません。
では「なんで名前にヒノキって入ってるんだ?」という感じだと思いますが、実は桧家住宅は、創業当時はヒノキの四寸柱を使った家をつくっていたのです。
なぜなら、ヒノキを使って家をつくれば強度の高い家をつくれると、その当時は考えていたからです。
実際にヒノキは、他の木材と比較して曲げや圧縮に強い強度を持っていて、伐採後、約200年間は強度が上昇し続けると言われています。
その後、ゆっくりと約1,000年かけて強度が低下していくと言われているのですが、それでも伐採時と同じ強度は保つことができるとまで言われているのです。
ですので、ヒノキは非常にいい材で、法隆寺が1,300年以上経った現在も建っているのは、ヒノキに今お伝えしたような特性があるからなのです。
しかもヒノキは水に強くて、さらに腐朽菌やシロアリにも強い耐性を備えていることもあって、非常に日本に適した材なわけです。
こういった理由から、桧家住宅も創業当時はヒノキを使っていたのです。
ただし、いろいろな背景があって方向転換をし、今現在は基本的にヒノキは使わなくなりました。
ですので、今の桧家住宅は、ヒノキを使った家を提供しているハウスメーカーではなく、集成材がメインの会社になります。
桧家住宅の根底の部分を知る豆知識になるかと思うので、皆さんも覚えておいてください。
桧家住宅の特徴2:構造材とシロアリ対策
実は桧家住宅で家を建てる上で、構造材とシロアリ対策の関係性は、必ず知っておかなければならない、本当に重要な部分なのです。

というのも、先ほど桧家住宅では、今現在基本的にはヒノキは使っていないという話をしたと思います。
「桧家住宅はどのような材を使って家づくりをしているのか」と疑問に思うと思いますが、実は、
- 柱…ホワイトウッド
- 梁…レッドウッド
を使っているのです。
一応、時期やエリアによっては、時々柱もレッドウッドになったりもするらしいのですが、この辺は特に決まっておらず、ガチャだそうで、基本的にはホワイトウッドになることが多いようです。
この話を聞くと中には、「柱にホワイトウッドを使ってるの?」「それってあんまり良くないんじゃないの?」と思われる方もいると思います。
なぜならホワイトウッドは、日本の気候に合わなくて耐久性がないと言われているからです。
もう少し具体的にお伝えをすると、そもそもホワイトウッドと呼ばれる木は、ヨーロッパ全域、特にスウェーデンやフィンランドなどの北欧やロシアに広く分布する針葉樹で、シロアリのいない寒くて乾燥した地域に自生している木なのです。

一方で日本はというと、高温多湿な環境であることが多いため、夏は暑くてジメジメしています。
そんな環境だからシロアリもたくさん生息しているのです。
つまり、ここからもわかるとおりで、ホワイトウッドは日本と真逆の環境で育った木なのです。
ですので、ホワイトウッドは、日本の環境には適していない木だとよく言われていて「耐久性が低い」「シロアリに弱い」と言われていたりします。
ただ、確かにホワイトウッド自体は日本にとってあまり合わない木なのかもしれないですが、安いのです。
そのため、コストのことを考えるとなると、どうしてもホワイトウッドの存在は軽視できないわけです。
そういったこともあり、積水ハウスなどの大手ハウスメーカーでもホワイトウッドは使われています。
桧家住宅では「ホワイトウッドとうまく付き合っていく家づくり」これを方針として取っているのです。
ホワイトウッドとうまく付き合っていくにあたって、桧家住宅の具体的な見解を2つお伝えします。
レッドウッドと同じ等級に区分されたホワイトウッドを使う
まず1つ目は「機械等級でレッドウッドと同じ等級に区分されたホワイトウッドを使えば、強度的には同じである」という見解です。
何のことだかさっぱりわからないと思うので、そもそも「機械等級」とは何なのか、ここから説明をします。
機械等級とは、木材の変形しにくさを表すヤング係数E値を機械で測定し、JAS、つまりは日本農林規格で定められた等級に区分したものです。

これというのはE50~E150までの6段階に分かれていて、数字が大きいほど強度が高いとされています。
また一般的に、木材の変形しにくさであるヤング係数E値は、木材の壊れにくさを表すF値とは高い相関関係があることが知られています。
この相関関係を利用して、機械で測定したヤング係数をもとに、JASで定められた基準に照らし合わせてF値が決定されるのです。
もっと具体的に説明をすると、ヤング係数E値は
- E値50
- E値70
- E値90
- E値95
- E値105
- E値120〜150
の6段階が存在しています。
機械で測定した結果、この中のどこに該当するのかが決まるのです。
そしてヤング係数のE値さえわかれば、相関関係があることから、壊れにくさを表すF値が自動で決まるというイメージです。
例えば以下のような関係になります。
- E値が50であればF値は105
- E値が70であればF値は225
- E値が90であればF値は270
- E値が95であればF値は315
- E値が105であればF値は345
- E値が120であればF値は390
- E値が150であればF値は481
といった感じで、壊れにくさを表すF値が自動で決まるのです。
これがいわゆる機械等級と呼ばれるもので、JAS認定を取っている木材には、「E95 -F315」といったように、変形しにくさ95、壊れにくさ315という表記で柱に印字してあります。
そして桧家住宅はというと「E値95、F値315」この材を使っていて、この強度の柱材は、他のハウスメーカーがよく使っているレッドウッドと強度的には同じであるという理由から、ホワイトウッドを選択しているということになるのです。
ただこれは、あくまで強度的な話であって、耐久性はまた別の話です。
コスト優先で、さらには桧家住宅のことを信じるという方は、そのままホワイトウッドを採用してもらえればと思いますが、念には念をということで、保険をかけたいと思われる方もいると思います。
そういう方のために、オプション対応でヒノキの無垢材(人工乾燥)に柱を変更することも可能なのです。
私はこれまで何度も「桧家住宅は基本的にはヒノキを使っていない」と説明をしてきたと思いますが、実はオプション対応でヒノキを使うことができるのです。
価格としては、坪あたり大体2万円のアップで済みます。
例えば30坪の家を建てるのであれば、30坪×2万円で60万円の増額をすれば、ホワイトウッドの集成材からヒノキの無垢の人工乾燥材に変更することができるわけです。
ですので、強度も取りつつ耐久性もきちんと担保したい、そして日本の気候に合った木で家をつくりたい、そう思われる方は、ぜひともオプション対応でヒノキの構造材に変更してもらえればと思います。
ただし、3階建ての家を建てる場合ですと、構造材にヒノキを使うことはできません。
都市部で家を建てようと考えている方はご注意ください。
シロアリが入らない家をつくる
続いて2つ目の見解が、「そもそもシロアリが入らない家をつくれば、ホワイトウッドでも問題ない」という見解です。
確かにという感じですが、桧家住宅ではシロアリを侵入させないということに対して、ものすごく対策をしているのです。
ホワイトウッドを使っているので当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、では一体どんな工夫をしているのかというと、大きく分けて6つの工夫があります。
防蟻剤入り透湿防水シート
基礎の耐圧板の下に敷かれている透湿防水シートが防蟻剤入りのものになっているということです。

基礎の底の部分のことを業界的には耐圧板と言ったりしますが、その耐圧板の下には、本来透湿防水シートと呼ばれる、外側からの水は通さず、内側からの湿気は通すという特殊なシートを貼ります。
なぜこれを貼るのかというと、いくつか理由があります。
例えば、基礎は完成した状態でも内部に大量の水分を保持しているのです。
そして約1年かけてゆっくり水分が抜けて乾燥していくという特性があります。
この1年間で、30坪くらいの家で2トンくらいの水が出ると言われているのです。
これをどうにかして発散させなければならないのです。
さらに地中には常に水分があります。
ですので、耐圧板の下に透湿防水シートを貼らなければ、仮に基礎が乾いていたとしても、地面からの水分がコンクリート内部に入ってきてしまうのです。
そのため、きちんと対策をしなければ、コンクリートから発散される水分やら地面から上がってきた水分やらが悪さをして、床下部分の湿度が上昇し、床材や断熱材に悪影響を及ぼすのです。
また、局所的にコンクリートの強度が変化して、脆弱な基礎になってしまうなど、いろいろな不具合が発生してくるのです。
ですので、内側である基礎側の湿気は通し、外側からの水、つまり地面から上がってくる水は通さない、透湿防水シートと呼ばれるものを、基礎の耐圧板の下に貼るのです。
ちなみに、透湿防水シートではなく完全防水シートを貼ってしまうと、基礎のコンクリート側からの水分と、地面からの水分が滞留することによる結露リスクなどが発生してきます。
ですので、完全防水シートというのは使われることはありません。
このような感じで、基礎の耐圧板の下の部分には透湿防水シートが敷かれるというのが、一般的な家のつくり方になるのですが、桧家住宅の場合は、この透湿防水シートに防蟻剤が含まれているものを使っているということなのです。
これにより、地面からシロアリを寄せつけないつくりになっていて、さらにこの防蟻剤入りの透湿防水シートは、業界で唯一20年の保証がついているのです。
ですので、桧家住宅は、この透湿防水シートを採用しているのです。
また、透湿防水シートの保証が切れた後、20年目以降は薬剤注入をして土壌改良を行うことになっています。
具体的には、建物の約10cm~30cm外側の基礎の外周部分の土壌に約45cm間隔でドリルで穴を開け、土壌注入器で希釈した薬剤を注入するというものです。
そのため、定期的なメンテナンスは欠かせないものにはなりますが、徹底的にシロアリ被害に遭わないような対策が施されているわけです。
これが1つ目の工夫です。
防蟻剤入りシート
2つ目が、基礎の上部分に防蟻剤入りのシートを貼っているということです。
桧家住宅は基礎断熱というつくり方をしているハウスメーカーです。

基礎断熱とは、構造躯体と基礎が完全に圧着することによって、基礎下空間を1つの部屋として使うことのできる工法のことです。
これによって、床暖房が必要ない空間をつくり上げることができるのです。
ただし、構造体と基礎が完全に圧着するとは言ったものの、万が一のことも考えなければなりません。
ですので、桧家住宅では、基礎と土台との間に「虫返し」と呼ばれる防蟻剤入りのシートを貼っているのです。

これによって、仮にシロアリが侵入してきたとしても、構造躯体内部に入らないような対策がされているのです。
これが2つ目の工夫になります。
防蟻剤入り断熱材
続いて3つ目が「アクアフォームNEO+TP」という防蟻剤入りの断熱材が使われているということです。
桧家住宅は基礎断熱を採用しているハウスメーカーではあるのですが、その中でも「基礎内断熱」と呼ばれる工法になっています。

基礎の内側に断熱材を入れ込むつくり方になっているのです。
ですので、画像のように、基礎の内部は断熱材で覆われている、そんなつくりになっているのですが、この断熱材の中に防蟻剤が入っているのです。

本来、シロアリは断熱材も食べてしまう生き物なのです。
厳密に言うと、ツバメが巣を作る時のように、食べた断熱材を吐き出して、自分たちにとって住み心地のいい巣を作って、そこから住まいを拡張していきます。
ですので、シロアリにとって断熱材は、居心地のいいベッドのようなものなのですが、桧家住宅の場合は、断熱材自体に防蟻剤が含まれているので、万が一、地面からシロアリが上がってきたとしても、シロアリにやられないように工夫がされているのです。
主要構造材部分への防蟻剤の塗布
続いて4つ目が、主要構造材部分に防蟻剤が塗布されているということです。

これは至って普通のことではあるのですが、建築基準法では木造建築の場合、
- 地面から1m以内の柱
- 筋交
- 土台
など、構造耐力上主要な部分に、必要に応じて防蟻処理を施すことが義務づけられています。
桧家住宅も建築基準法通りに対策をしていますという話です。
加圧注入剤
続いて5つ目が、土台部分は加圧注入剤を使ってシロアリ対策をしているということです。

こちらも念には念ということで、土台部分にのみ、防蟻剤が加圧注入された木材を使っています。
弾性モルタル
そして最後に6つ目が、基礎の打ち継ぎ部分に弾性モルタルを使用して、クラックが出ないようにしているということです。

基礎は通常、底の部分と立ち上げの部分、2回に分けてつくるのですが、継ぎ目の部分はどうしても強度が弱く、クラックが入りやすいと言われています。
そしてクラックが入ると、そこからシロアリにやられる可能性が出てくるので、基礎の打ち継ぎ部分に弾性モルタルというものを使用して、仮に基礎の継ぎ目部分にクラックが入ったとしても、クラックが露出しないように対策がされているのです。
ということで、
- 基礎の耐圧板の下に敷かれている透湿防水シートが防蟻剤入りのものになっている
- 基礎の上部分に防蟻剤入りのシートを貼っている
- アクアフォームNEO+TPという防蟻剤入りの断熱材が使われている
- 主要構造材部分に防蟻剤を塗布している
- 土台部分は加圧注入剤を使ってシロアリ対策をしている
- 基礎の打ち継ぎ部に弾性モルタルを使用してクラックが出ないようにしている
以上6つが、桧家住宅の防蟻に対する工夫になります。
これらの工夫があるからこそ、桧家住宅ではホワイトウッドを使っても問題ないという見解なのです。
これは家づくり全体でも言えることなのですが、家づくりは家全体で考えるものなので、部材単品で見ても意味がないということも結構あるのです。
もちろん、部材単品で見ることが悪いとは言わないのですが、大切なのは欠点をどのように補っているのかであって、これは桧家住宅以外でも共通して言える重要な目線になります。
ここまでの話を聞いて「なるほどな、確かにホワイトウッドでも大丈夫だな」と思った方は、標準的な仕様でいっていただければと思います。
「なんかちょっと腑に落ちないんだよな」と思った方は、オプション対応で構造材をヒノキに変更してもらうといいのではないかと思います。
これが桧家住宅で家を建てる上で知っておくべき、構造材とシロアリ対策の関係性です。
桧家住宅の特徴3:断熱性能
桧家住宅の断熱仕様は、ホームページにも掲載されているように、こちらが断熱仕様の全てになります。

他のハウスメーカーですと、隠し仕様のようなものがあったりするのですが、桧家住宅には特にそういったものがありません。
このままだと思ってください。
また、よくある質問として、5・6・7地域と呼ばれる、関東、中部、近畿、中国地方、四国地方で家を建てる場合でも、2地域などの断熱仕様を選択できるのかという話ですが、これは選択可能となっています。
ですので、断熱仕様を上げたいのであれば、坪数によって追加コストは発生してきますが、5・6・7地域で2地域仕様の家を建てるということは可能になります。
ちなみに、こういう話を聞くと中には「2地域って北海道仕様って書いてあるけれど、それを本州で建てる意味あるの?」「2地域仕様を本州で建てても大丈夫なの?」と思われる方がいるのですが、結論大丈夫です。
なんなら、できる限り断熱材は強化することをおすすめします。
なぜなら、断熱というのは、わかりやすく言い換えると水筒だからです。
断熱というのは、家の中の温度を保温する能力と外気の影響を受けにくくする能力、この2つを合わせて「断熱」と言っているのです。
ですので例えば、水筒も外が暑くても寒くても、中の液体の温度を一定に保ってくれます。
これと家の断熱は同じなのです。
それにも関わらず、地域ごとに断熱仕様を変えるのは変です。
この地域区分の理屈が通るのであれば、北海道と東京では使っている水筒の性能が違うということで、北海道では高性能の水筒を使いましょう、関東ではそこそこの性能の水筒でも大丈夫ですと言っているのと同じです。
誰がどう考えても、最高性能の水筒を全国一律で使いたいです。
ですので、できる限り断熱材は強化することをおすすめしています。
ただ、人によっては予算もありますし、そこまで家にこだわりがないという方もいると思います。
そういう場合は、変にカスタマイズせず、地域区分に則って家づくりをすればいいかと思います。
欧州の断熱思想では、どこでも同じ断熱性能の家をつくるというのが原則です。
例えば、ドイツのパッシブハウスやスウェーデンの高断熱住宅、これらは外気がどうであれ、室内を快適に過ごせる構造を目指していて、建物の性能で環境から独立するというのが本筋になっています。
一方で、日本の地域区分制度は、気候に負ける前提の旧時代の考え方のままになっている制度です。
実際、昔の日本では、暑い時は窓を全開に開けて暮らし、冬は寒さに耐えしのぶというような文化がありました。
その文化の延長線上にある制度が、今の地域区分なわけです。
ですので、建物の性能をしっかり追求したい方は、地域区分は無視してしまって大丈夫です。
桧家住宅の断熱仕様については表に記載されている通り、5・6・7地域で家を建てる場合であっても、2地域仕様で家を建てることが可能です。
ただし、表を見るとわかるのですが
- アクアフォームLITE
- アクアフォーム
- アクアフォームNEO
- アクアフォームNEO+TP
という4種類のアクアフォームがあり「何がどう違うのかわからん」という感じだと思います。
ですので、それぞれ説明をしていきます。
- アクアフォームLITE…120倍発泡のウレタンフォーム
- アクアフォーム…100倍発泡のウレタンフォーム
- アクアフォームNEO…30倍発泡のウレタンフォーム
- アクアフォームネオプラTP…30倍発泡のウレタンフォーム+防蟻剤
のことを言います。
この〇倍というのがまたややこしいと思いますが、そもそもアクアフォームという発泡系の断熱材は、巨大な霧吹きのような機械で壁に断熱材を吹き付けるのです。

そうすると吹き付けられた断熱材がものすごい勢いで膨らむのです。
その膨らみやすさが、この〇倍という数字になります。
そして数が小さければ小さいほど熱伝導率が低く、断熱性能や気密性能が優れている反面、扱いが難しくコストもかかりやすいという特徴があります。
一方で数が大きければ大きいほど性能は低くなり、その反面コストが安くなるわけです。
つまり、アクアフォームLITE<アクアフォーム<アクアフォームNEOということになります。
これは桧家住宅を検討する上で知っておかなければならない知識になるので、覚えておくようにしましょう。
また、本来吹き付け系の断熱材はものすごい勢いで膨らむことから、壁の中に収める際に一旦表面を削るのです。

そして一度削ってしまうと、その削った断面から湿気などが入って劣化すると言われています。
それもあって法律的には、表面に気密シートを貼ることが推奨されていますが、桧家住宅の場合は定常計算という、主に建物の内部結露の発生を物理的に計算し、結露しないことを確認する方法を使っているという理由で、断熱材表面に気密シートを貼らないという仕様になっています。
法律的にも強制はされていない部分なので、問題ないといえば問題ないのかもしれませんが、長期的に見て何があるかわかりません。
ですので、もし仮に心配だなという方は、オプションで気密シートを貼る対応もできるので、一度担当者の方に相談してみるといいかもしれません。
あと桧家住宅は、屋根と壁に遮熱シートが入っています。
これは結構ポイントが高いです。
なぜなら遮熱を考えているハウスメーカーが非常に少ないからです。
というのも、壁内部に伝わる熱の量を減らすことを断熱と言います。
つまり一言で言い換えると、遅熱なのです。
一方で遮熱は、日射を吸収しないように反射させることを言います。
ですから、壁の外側から入ってきた熱が、断熱材に移動する前にシャットアウトするというイメージになります。

こう考えると、断熱と遮熱は全然違う概念だということがわかります。
ですので本来、遮熱シートが入っているだけで家の快適性は飛躍的に高まるのです。
しかし世の中、多くのハウスメーカーは、遮熱シートを入れていない場合が多いのです。
そのため、屋根と壁に遮熱シートが入っている桧家住宅は、結構ポイントが高いわけです。
これは1つ覚えておいてください。
桧家住宅の特徴4:気密性能
桧家住宅の気密性能は、保証値でC値0.6となっています。

つまり0.6以上の数値は絶対に出さないという方針になっているわけです。
ではどのように気密を確保しているのかというと、先ほど説明した吹き付け系の断熱材が家の隙間という隙間を埋めてくれるというもので、それで気密を確保しているという仕組みになっています。
一応保証値としてはC値0.6にはなっているものの、桧家住宅は断熱材の吹き付け直後に気密測定を行って、数値が悪かったらすぐに是正が行えるような体制を整えています。

それもあって、大体C値0.4、0.3くらいで着地することが多いようなイメージです。
特に基礎の中も含めて気密測定をしているというのが特徴で、桧家住宅は、床下断熱ではなく基礎断熱なのです。
基礎断熱は、床下空間である基礎内部を断熱材で覆って、1つの部屋として使うようなつくり方になっています。
ですので、気密が悪いと、基礎断熱の特性をうまく利用できなくなるのです。
また基礎は、施工してから1年で3トンくらいの水分を出します。
この時、基礎から発散される水分をしっかり換気していかなければ、床下部分に水分が滞留して、構造躯体を腐らせる原因になるとも言われています。
それもあり、基礎断熱の家をつくる場合は、床下部分の換気の仕方が重要と言われているのです。
しかし、床下部分をきちんと換気するには、隙間だらけではダメなのです。
気密が取れている状態でないと換気は難しいのです。
換気は、空気を取り入れる給気口から空気を排出する排気口に向かって、一直線に流れることで換気ができるようになるわけです。
それにも関わらず、いろんなところに隙間があると気流が乱れて、給気口から排気口に空気が向かえなくなるのです。
そうなると、床下部分で湿気が滞留してカビが発生したり、木材を腐らせたり、いろいろな被害が出てくることになります。
そのため気密を取って、空気の通り道をしっかり確保しなければなりません。
特に基礎断熱で家をつくる場合というのは、床下の水分管理が非常に重要になるので、基礎を含めた気密測定が最重要になってくるのです。
桧家住宅もこの辺はきちんと理解しているため、基礎の中も含めて気密測定をしています。
桧家住宅の特徴5:換気・空調
桧家住宅は、第1種換気システムの「ココチEシステム」と、ココチEシステムと連動させた空調設備である全館空調の「Z空調」、そして「極楽加湿」、これら3つの設備機器が特徴となっています。
では、それぞれ説明をしていきます。
第1種換気 ココチEシステム
まず第1種換気のココチEシステムに関してですが、熱交換率は80%となっています。

ダクト式の全熱型の第1種換気となっています。
では第1種換気とは何なのか、全体像から掘り下げて説明をしていきます。
換気には、
- 第1種換気…住宅用
- 第2種換気…病院
- 第3種換気…住宅用
- 第4種換気…幻の換気
という4種類が存在します。
そのうち住宅で使われるのは、第1種換気と第3種換気のみです。

では、第1種換気と第3種換気で、それぞれ何が違うのかという話になると思うので、順番に説明していきます。
まず第1種換気とは、機械を使って室内に外気を取り入れて、その後に機械で室内の空気を外に排気するタイプのことを言います。

ですので、機械給気、機械排気と呼ばれる換気方法でもあります。
そんな第1種換気ですが、実は、
- 全熱型と顕熱型
- ダクト型とダクトレス型
が存在します。
つまり、
- 顕熱型×ダクト型
- 顕熱型×ダクトレス型
- 全熱型×ダクト型
- 全熱型×ダクトレス型
これらのタイプの第1種換気があるということです。
では、全熱型と顕熱型とは何なのか、ダクト型とダクトレス型とは何なのかを説明します。
全熱型と顕熱型について
全熱型は、機械で室内に外気を取り入れる際に、取り入れた外気を室内の温度に限りなく近い温度にするのと同時に、加湿と除湿を行ってくれるもののことを言います。
顕熱型は、外気を室内に吸気する際に、取り入れた外気を室内の温度に限りなく近い温度にして取り入れてくれるもののことを言います。
ですので、温度調整と除湿・加湿を行ってくれるのが全熱型、ただ温度の調整をしてくれるだけのタイプが顕熱型だということです。
そして日本は現在高温多湿であることが多いので、基本的に顕熱型を使うことはありません。
ほぼ全熱型一択です。
ダクト型とダクトレス型について
ダクト型とダクトレス型の違いについてです。
ダクト型
ダクト型はその通りで、ダクトを使って家全体を換気する方法のことです。

メリットは
- 給気口と排気口がそれぞれ1箇所になるので、家の壁に余計な穴が開かず、気密が取りやすくなる
- 各居室を計画的にきちんと換気することができる
以上の2つになります。
桧家住宅のココチEシステムは、このダクト型の第1種換気でして、外から給気した空気はダクトを通ってフィルターボックスに入り、ろ過されます。
そして、ろ過された空気は次に換気ユニットに入り、熱交換がされるわけです。
熱交換とは、汚れた空気に含まれる熱を回収してから廃棄し、屋外から給気したきれいな空気に熱を移すシステムのことです。
具体的に言うと、例えば熱交換率が80%だった場合、部屋の中の空気が20℃で外気が0℃だったとします。
すると、熱交換によって外からの空気は16℃に変換されて室内に入ってくる、という感じです。
これを行うのが換気ユニットと呼ばれるもので、汚れた空気は外に捨てつつ、熱のみを新鮮な空気に移して家全体に供給することができるわけです。
この一連の流れをダクトを通じて行っているので、計画通りに換気がしやすくなるのです。
また、ダクト式の第1種換気や第3種換気は、ダクトレス型の第1種換気や第3種換気と比較して、給気口と排気口の数が少なくなります。
これは仕組みを見てもらえればわかるのですが、ダクトレス型の第1種換気やダクトレス型の第3種換気は、居室ごとに給気口と排気口がつきます。

そのため、家全体で見ると壁が穴だらけになります。
一方で、ダクト式の第1種換気やダクト式の第3種換気は、ダクトが給気と排気の経路をつくってくれるので、壁にそこまで穴が開かず、気密性能が高くなりやすいという特徴があります。
- 給気口と排気口がそれぞれ1箇所になるので、家の壁に余計な穴が開かず、気密が取りやすくなる
- 各居室を計画的にきちんと換気することができる
以上の2つがダクト型の第1種換気のメリットです。
一方で、ダクト型の第1種換気のデメリットは、
- ダクトのメンテナンスが発生してくる場合がある
- フィルターのメンテナンスが必要になってくる
- ダクトを通すために天井の懐を使う必要があり、法規制の厳しいエリアでは天井が下がる可能性がある
この3つになります。
ダクトとフィルターのメンテナンスに関しては、ダクト式の第1種換気を採用する以上、仕方ないかなと思います。
一応、ダクトのメンテナンスに関しては、それぞれのハウスメーカーでメンテナンスがかからないように工夫はされています。
ただ、未来永劫ダクトの掃除が必要ないかと言われれば確約はできません。
例えば、湿気の多い空気を外から取り入れた際に、ダクト内に結露が起きる可能性はゼロではありません。
また、24時間換気システムを動かし続けなければならないのに止めてしまった場合などは、ダクト内に空気が滞留してカビが発生するというリスクも捨てきれません。
ですので、建築するエリアの気候や住まい手の利用状況によっては、ダクトはどこかしらのタイミングでメンテナンスが発生してくる可能性があります。
都心部などの狭小地で建物の高さを出せないところに関しては、ダクトが通せない場合も普通にあります。
また、ダクトを通す都合上、天井が低くなることが多いのですが、法規制が厳しいエリアではそれが致命的になる場合もあります。
ダクト型の第1種換気を採用すると、
- ダクトのメンテナンスが発生してくる場合がある
- フィルターのメンテナンスが必要になる
- 天井の懐を使う必要があり、法規制の厳しいエリアでは天井が下がる可能性がある
この3つのデメリットが発生してしまうわけです。
いろんなメリットとデメリットがありはするものの、住宅の高気密高断熱化が進んでいることや、居室をきちんと換気させる目的もあって、今現在ハウスメーカー各社の主流はこちらのダクト型の第1種換気になっています。
私も、日本の多くの家の場合はダクト型の第1種換気を推奨しています。
ダクトレス型
ダクトレス型の第1種換気とはその名の通りで、ダクトがない第1種換気です。

ですので、壁に直接取り付ける換気システムのことを言うのです。
こちらの換気システムは、ハウスメーカーではほとんど使われていません。
ただし、一部の工務店では推奨していたりしますし、選択肢に入れる人もいるとは思いますが、個人的にダクトレス型の第1種換気はあまりおすすめしていません。
なぜなら、扱いが非常に難しいからです。
具体的には
- 居室ごとに換気システムをつける必要があるので、気密が悪くなる
- 換気システム自体の穴が大きめなので、外が強風だと風の音が入ってくる
- 家の音が外に漏れやすい
- 給気と排気が逆転する際に音が鳴る
- 換気効率が悪い傾向にある。
- フィルターの掃除が面倒
以上、これらのデメリットがあります。
これらのデメリットは結構致命的なので、一部のメーカー以外ではダクトレスの第1種換気は使われていない傾向にありますし、桧家住宅でも同様にダクトレス第1種換気は使えません。
第3種換気
桧家住宅には全く関係ないですが、念のため第3種換気についても説明していきます。
第3種換気は、外気をそのまま室内に取り込み、機械で室内の空気を排気するタイプのことを言います。

そのため、自然給気・機械排気と呼ばれていたりします。
第3種換気の場合は、除湿も加湿もしないまま、ただ外気を室内に取り入れているだけなので、あまりおすすめしていません。
ただ、導入費がとにかく安いのです。
しかも、非常に原始的な仕組みなので、メンテナンスも容易だったりします。
ですので、予算的なことを考えて第3種換気を選択される方もいますし、メンテナンスを優先して第3種換気を選択する方もいます。
ただ、基本的に桧家住宅では採用されていない換気システムだと思ってください。
全館空調 Z空調
実は、全館空調は仰々しい設備機器が入るというよりかは、いろいろな住宅設備機器の複合体であることがほとんどなのです。

具体的にお伝えをすると、
第1種換気 × 空調設備 × 送風機 = 全館空調
なのです。
つまり、それぞれの機械が別々で作動しつつ、連動して全館空調というものを構成しているということです。
実際にZ空調の概念図を見てもらえればわかると思いますが、まずは第1種換気のココチEシステムを通って空気をろ過して熱交換を行い、その空気が各階のエアコンに入って家全体に供給されていくという流れになっています。
ここからもわかる通り、全館空調というのはいろんな設備機器の複合体です。
これは他のハウスメーカーでも同様になります。
ただ、仕組みは同じでも、つくり方は少し異なっていて、例えばパナソニックホームズのように機械室をつくって全館空調を行うパターンもあれば、桧家住宅のように1階と2階の間や天井に設備機器を入れるパターンなど、それぞれのメーカーで思想が若干違います。
桧家住宅のZ空調の場合は、1、2階の間や天井に空調設備を入れるパターンなので、空調室が必要ないというメリットはあるものの、1、2階の間と天井に空調設置が入るため、空調の設置場所が増えますし、どうしてもメンテナンスの頻度が増えてしまうというデメリットが発生します。
こればかりは仕方ないですが、結局のところ何を優先するのかだと思うので、自分たちに合っているかどうかを判断してみてください。
ちなみに、ここ最近桧家住宅では「MAXair」という商品が発売になりました。

これは電子集塵機と呼ばれるもので、電気で塵や埃を集めてくれるシステムです。

桧家住宅用に名称が変わっていますが、実際の商品名は「トルネックス」と呼ばれる機械で、ここ最近多くのハウスメーカーで徐々に採用されてきています。
なぜ最近になって、いろいろなハウスメーカーが電子集塵機を入れ始めているのかというと、第1種換気のフィルターが汚れて目詰まりを起こした時の対策が主な理由です。
第1種換気にもフィルターは入っていますが、使い続けていると汚れが溜まっていきます。

もちろん、定期的にメンテナンスをすればいいですが、メンテナンスは忘れがちです。
しかし、電子集塵機であれば、電気で塵や埃を収集してくれるので、フィルターによる目詰まりも起きないわけです。
そのため、ここ最近いろいろなハウスメーカーがこぞって電子集塵機の採用をし始めているのです。
ですので最近は、Z空調に電子集塵機であるMAXairを入れる人が増えています。
わかりやすくまとめると、
第1種換気 × 電子集塵機MAXair × 空調設備 × 送風機 = 全館空調Z空調
という式になります。
これで家全体の空気の質と温度を調整しているという形になります。
ちなみに、
第1種換気 × 電子集塵機MAXair × 空調設備 × 送風機 = 全館空調Z空調
この式の送風機の部分に関わる話ですが、Z空調は吹き出し口にルーバーがあります。

このルーバーによって、足元から暖めたり、天井から涼しい空気を送ったりといった調整ができるようになっています。
このルーバーは、実は桧家住宅が意匠登録をしています。
そのため、このルーバーには桧家住宅が独占的に使用できる意匠権があり、他のハウスメーカーでは真似できないものになっています。
また、桧家住宅は全館空調を入れないという選択もできます。
そのため、通常の個別エアコンでも対応できます。
ただ、Z空調は2階建ての家で大体80万円くらいです。
この金額であれば、高効率の個別エアコンを複数台入れるのとほぼ変わらない金額になります。
ですので、桧家住宅を検討している人は、全館空調を入れても個別エアコンを入れても金額はあまり変わらない、なんなら全館空調を入れた方が室外機の数も減るしいいかなという考え方から、桧家住宅を検討している方はZ空調を入れます。
ここら辺も、桧家住宅を検討する上でのポイントになってくると思うので、ぜひ覚えておいてください。
極楽加湿
極楽加湿は、直接給水するシステムなので、人力による給水、排水がいらない加湿器になっています。


さらに、水をわざわざ軟水にしてから加湿しているという特徴があり、フィルターは年に1回の交換でいいようになっています。
これはZ空調との連動性はないので、完全に別個体ではありますが、家にたくさんの加湿器を置く必要がなくなるのはいいと思います。
こちらは、テレワークが多い家族にとって特に人気の設備になっているので、もしテレワークが多いという方がいたら、検討してみるといいかもしれません。
桧家住宅の特徴6:耐震性能
桧家住宅の耐震性能は、至って普通です。

全棟耐震等級3であること、そしてベタ基礎や剛床工法を採用するなどして耐震性能を高めています。
基礎の強度も24ニュートンなので、他のハウスメーカーと同様に65年耐久の基礎となっています。
ただしこの辺りの工夫は、どのハウスメーカーでも行っている内容です。
桧家住宅だけが特出して優れているわけではありません。
ただ唯一他社と違うところは、しっかりと構造計算を行っているということもあって、木造ですと普通だったら2間の広さが限界ですが、そこを3間まで飛ばせるようになっているというところは、他のメーカーさんにはない特徴かと思います。
そしてこれによって、桧家住宅では普通の木造軸組工法であるものの、車2台を横並びにできるスパンが飛ばせるようになっています。
これはなかなかすごいことです。
ちなみに先ほど剛床工法という、聞き慣れない言葉が出てきたと思いますが、これは床のつくり方の話になります。
床のつくり方は大きく分けて2種類存在しています。
1つ目が、先ほど話に出た剛床工法、もう1つが、根太工法というものになります。

昨今、施工が簡単で強度も出しやすいということから、ほとんどのハウスメーカーが剛床工法を採用しています。
ですので、根太工法を採用しているハウスメーカー自体が、絶滅危惧種だったりもするのですが、どちらにも良し悪しがあるのです。
この辺は調べてみると面白いかもしれません。
また、桧家住宅は標準で制震ダンパーは付いていません。
オプション扱いとなります。
それがなぜなのかと言うと、桧家住宅の考え方としては、法律で決められていないものに関しては入れる必要がないという見解だからです。
ただし、一定数付けたいという方もいるので、一応オプションとして入れられるようになっています。
こちらも入れるか入れないかは、皆さん自身でご判断いただければと思います。
桧家住宅の特徴7:商品ラインナップ
桧家住宅の商品は2つしかありません。

それが、
- スマート・ワン
- エリート・ワン
です。
何がどう違うんだという話だと思いますが、正直そこまで大きな差はありません。
というのも、スマート・ワンというのがベースの商品で断熱等級5になっているのですが、エリート・ワンですと断熱等級6になるのです。
具体的には、
屋根(屋根断熱)
- スマート・ワン…アクアフォームLITE 170mm
- エリート・ワン…アクアフォームLITE 200mm
になります。
壁(充填断熱)
- スマート・ワン…アクアフォームLITE 85mm
- エリート・ワン…アクアフォームNEO 85mm
となっています。
床(基礎断熱)
- スマート・ワン…アクアフォームNEO+TP 40mm
- エリート・ワン…アクアフォームNEO+TP 75mm
になります。
このような感じで、エリート・ワンはスマート・ワンに比べて、全体的に断熱性能が向上する形になります。
また、スマート・ワンはコロニアルクワァッドが標準だったのが、エリート・ワンですとコロニアルグラッサにグレードアップします。
どちらもスレート瓦ですが、コロニアルグラッサの方がハイグレードな品になっているのです。
スマート・ワンとエリート・ワンでは、このくらいの違いしかなくて、差額が120万円程度になります。
その他、キッチンなどの住宅設備も保証も全て同じです。
そこまで差がないのですが、価格を抑えたい方は、全体的な性能も下がりますがスマート・ワンを選ぶ、できるだけ性能を上げたいという方はエリート・ワンを選ぶ、このくらいの感覚でいていただければと思います。
また間取りに関してですが、こちらもスマート・ワンとエリート・ワンでできることの差はありません。
ただ、桧家住宅の間取りづくりの特徴として「パレット」と呼ばれる家の区形を決めて、その中で間取りをつくっていくという方法が採用されています。

わかりやすく例えるなら、お弁当箱の大きさを最初に決めて、そこから仕切りを決めていくというイメージです。
そのため、桧家住宅での家づくりは、注文住宅というよりは、他のハウスメーカーで言う規格住宅という扱いに限りなく近い形態となっています。
ただこの話を聞くと「だとしたら、都心部などの狭小地では対応できないのではないか?」と思われる方も多いです。
ですがパレットは、若干ではありますが、調整が可能なのです。
一応、調整できるかどうかはエリアの判断ということらしいので、もし調整したいという方がいましたら、一度担当者に交渉してみるといいかもしれません。
ただ何にせよ、東京都内に関してはパレットを結構自由に移動させることができるので、それによって普通に受注活動を行えているといった感じです。
また内装に関しては「セレクテリア」という、9つの形から選ぶ方式にしています。

そこから微調整をかけていくというイメージです。
蓋を開けてみるとわかるのですが、桧家住宅は一般的な注文住宅という感じではありません。
ごちゃごちゃいろいろなものをいじれるという方式ではないので、その点はご注意ください。
桧家住宅の特徴8:設備仕様
桧家住宅で入れられるお得な設備仕様についてです。
ミドルコスト系や新興系と呼ばれているハウスメーカー各社は、戦後系の大手ハウスメーカーに対抗するべく、ボリュームディスカウントを考えて標準仕用を設定しています。

どういうことかと言うと、戦後系の大手のハウスメーカーは、言い換えるとネット上で「ハイブランド」と呼ばれているハウスメーカーです。
それらのハウスメーカーは、年間で大体7,000棟、8,000棟やっているので、着工棟数が非常に多いわけです。
そのため、通常ならボリュームディスカウントが入って、どのハウスメーカーよりも価格安く住宅設備を入れられるのです。
ただそれですと、年間1,000棟、2,000棟くらいのハウスメーカーでは、同じ割引をしてもらえないわけです。
ではどのように対抗するのかというと、使う住宅設備を一極集中させることで、ボリュームディスカウントを取りに行くという戦法です。
例えば本来、注文住宅は、何でもありが注文住宅なので、標準仕様もオプション仕様も存在しないわけです。
ただ何でもありにしてしまうと、当然使われる住宅設備がバラバラになってしまい数が取りにくくなるのです。
それですと、感覚的には特注単価に近い価格で見積もりが上がってくるので、年間1,000棟、2,000棟くらいのハウスメーカー、はたまたそれ以下のハウスメーカーや工務店は、ものすごく高い金額で住宅設備を入れざるを得ないのです。
だったら特定の住宅設備メーカーだけに発注を一極集中させて、それを元に標準仕様をつくればお客さんにもわかりやすくなりますし、お得に良い住宅設備を提供できるわけです。
そのような考え方が生まれてくるのです。
ミドルコスト帯のハウスメーカー各社は、標準仕様とオプション仕様を明確に定め、ボリュームディスカウントを取りに行っていることが多いのです。
そしてそれは裏を返せば、ミドルコスト帯のハウスメーカーの標準仕様に入っている住宅設備は、同じ住宅設備という括りであっても、他のハウスメーカーよりも安く入れられる可能性が出てくるということなのです。
そのため、ミドルコスト帯のハウスメーカーで検討する時は、何が標準仕様で入っているのか、これは必ず確認した方がいい項目になります。
キッチン
キッチンは、
- クリナップ…ステディア
- タカラスタンダード…グランディア
- EIDAIオリジナルキッチン…ビヴァリオ
これらが標準仕様です。
桧家住宅で建てる場合のお得仕様になっています。
ただし例えば、桧家住宅でパナソニックのキッチンやLIXILのキッチン、キッチンハウスのキッチンを入れたいとなった場合はどうなるのかという話だと思います。
割高にはなりますが入れることはできる、という回答になります。
しかしもったいないです。
例えばお客さんから「LIXILのリシェルを入れたい」と言われた場合は、桧家住宅の営業マンは、クリナップの上位機種である「セントロ」を提案することが多いです。
その方がリシェルに比べて圧倒的に安いからです。
キッチンにこだわりがある方は、この辺を覚えておくといいかもしれません。
風呂
お風呂はハウステックが標準仕様です。
フローリング
フローリングは、
- DAIKEN
- 永大産業
- 朝日ウッドテック
が安く入れられるようになっています。
ただし、どのメーカーであっても、桧家住宅では無垢床は採用不可となっています。
建具
建具に関しては、
- DAIKEN
- 朝日ウッドテック
の建具が安く入れられて、2,200mmから50mm刻みでドアの大きさをオーダーできるのが特徴です。
特に最近では「スイングドア」が人気です。
窓
窓は標準がYKK APで、これが安く入れられます。
オプションでLIXILも可能ですが、こちらは割高になります。
太陽光
太陽光はカナディアンソーラーというメーカーのN型を採用しています。
それ以外のメーカーの太陽光は入れられません。
蓄電池
蓄電池は
- テスラ
- ニチコン
- 住友電工
のものを安く入れられます。
給湯器
給湯器は
- ダイキン
- パナソニック
が標準で、ガスの場合は
- エコジョーズ
が標準となっています。
このように調べて一覧にしてみるとわかるのですが、実は桧家住宅は永大産業寄りの標準構成になっています。
例えば永大産業オリジナルのキッチンの「ビヴァリオ」は、桧家住宅のためにつくっているキッチンになりますし、実はビヴァリオの色味と床材の色味が合うように、永大産業の床材が商品ラインナップとして入っているのです。

これは桧家住宅の元株主が永大産業だからという理由があったりします。
ですので、安く物を仕入れることができる関係にあるのです。
こういう関係がわかると、さらにお得な買い物ができるので、ポイントとして覚えておくといいかもしれません。
このような感じで、ミドルコスト帯のメーカーで検討する場合は、どの住宅設備を有利に入れられるのかをきちんと把握した上で家づくりに臨むと、欲しいものをお得に購入できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
桧家住宅の特徴9:メンテナンス性・保証
桧家住宅のメンテナンス性と保証についてです。
メンテナンスは基本的に
- シロアリ
- 外壁
- 防水
の3つを見ておけば大丈夫です。
シロアリ
シロアリに関しては、冒頭で説明した通りの基礎の仕方になっています。
- 基礎の下に防蟻剤入りの透湿防水シートを貼る
- 断熱材に防蟻剤を入れる
- 土台部分には防蟻剤を加圧注入したものを採用
- 地上から1m以内の木材には薬剤を塗布
これによりシロアリ対策をしています。
これらの処理をしているので、防蟻に関しては保証が20年となっています。
その後は無償点検と有償点検を繰り返しつつ、必要なタイミングで土壌処理と呼ばれる防蟻剤を使ってシロアリ対策をしていきます。
土壌処理剤は、細長い器具を使って家の外周部分の地面に薬剤を入れ込んでいくタイプの防蟻処理です。
桧家住宅の場合は、防蟻に対する初期の20年保証が切れたら土壌処理を行い、その後は大体10年ごとに土壌処理を行っていくイメージになります。
外壁
桧家住宅の場合、外壁は
- サイディング

- ガルバリウム鋼板

の2つから選ぶことが可能です。
どちらの外壁も大体15年ごとにメンテナンスを行っていくイメージになります。
ただし建築するエリアによって環境が異なるので、15年はあくまで目安だと思ってください。
防水
続いて防水です。
防水の初期保証は15年となっています。

これは業界的には比較的良い方だと思います。
ただ防水で一番影響があるのは屋根です。
桧家住宅の屋根は、基本的に寒冷地以外はルーフィング一層となっています。
これがどういうことかというと、屋根は三層構造になっていて、1番上が屋根材、その下にルーフィング、さらにその下に野地板と呼ばれる構造用合板、これら3つが重なっているのです。

多くの方が一番上の屋根材だけを強化したがりますが、下のルーフィングの耐久性が低かったら意味がありません。
逆に言えば、ルーフィングさえしっかりしていれば、屋根材のメンテナンスを多少怠っても問題ないケースもあります。
なぜなら、屋根をメンテナンスするときに、まずは1番上の屋根材を剥がして、その下のルーフィングを張り替えるからです。
つまりルーフィングの耐久性が低ければ、どんなに良い屋根材を使っていても無駄だということです。
結局はルーフィングの張り替えが発生することになり、1番上の屋根材を全部はがさないといけなくなりますし、高頻度でメンテナンスが発生してくることになります。
これは結構な落とし穴だと思います。
屋根を強化してメンテナンス頻度を減らしたい場合は、まずルーフィングの強化が必要です。
桧家住宅の場合、ルーフィングの上には屋根材が乗っているため、紫外線劣化しにくく、一層でも大丈夫という考え方です。
ただし雪国などの寒冷地は、念のため二層にしているという方針です。
必要であれば東北以南の地域でもルーフィングを二層に変更できます。
金額もそれほど上がらないので、ルーフィングの強化が必要だと思う方は担当者に相談してみてください。
その他
その他の保証は以下の通りです。
- 構造躯体:30年
- 不同沈下:30年
- 設備:10年
ただ保証は、なんでもかんでもメーカー側が保証してくれる、つまりは無償で直してくれると勝手にイメージしがちですが、そんなことはありません。
これは桧家住宅に限らず、どのメーカーでも言えることですが、きちんと保証の範囲内がどこからどこまでなのかをしっかりと理解するようにしてください。
桧家住宅のホームページにも「保証内容は保証書の保証条項に基づきます」と書いてあるので、契約する前に事前に確認するようにしましょう。
絶対にわかった気になってはダメな部分です。
桧家住宅の特徴10:独自ルール
桧家住宅では、Z空調を体感していただいた方のみ、次のステップに進み、間取りの提案を受けられるようになります。
ですので、まずは体感施設やオーナー様の家の見学などを行う必要が出てきます。
また間取りに関してですが、桧家住宅は住宅営業マンが間取りのヒアリングを行い、裏で設計士が間取りを書くというスタイルのハウスメーカーです。
そのため、最初から設計士が同席して間取りのヒアリングをしてくれる、ということはありません。
あくまでヒアリングは営業マン単体で行う形となります。
そしてヒアリングした内容を一度持って帰って設計士に間取りを書いてもらい、次回お客さんと会う時に営業マンがプラン提案をするという流れです。
設計士は基本的に同席しません。
ですので、桧家住宅は、設計が表に出てこないスタイルになっているのです。
契約後の打ち合わせに関しても、営業マンと打ち合わせを進めていくことになります。
桧家住宅は、担当の営業マンが誰なのかが、ものすごく重要なハウスメーカーだったりもするのです。
ですが、インテリアコーディネーターに関しては表に出てきて、お客さんと一緒になって打ち合わせをしてくれます。
インテリア関係に関しては、安心してもらっていいかと思います。
桧家住宅の特徴11:価格帯・ターゲット層
桧家住宅は、土地なしで世帯年収1,000万円~1,300万円くらいの世帯をターゲットとしていて、都内や都心部ですと、建物のみの坪単価で大体100万円となっています。
これが地方ですと、建物のみの坪単価で約75万円となります。
ですので例えば35坪の家を建てる場合、都内や都心部ですと建物のみで3,500万円、地方ですと2,625万円、これが建物のみの価格となります。
こういったエリアによって価格差があるというのは、どのハウスメーカーでもあることなので、別に桧家住宅特有のものではありません。
至って普通です。
そこに
- 外構費用:約300万円〜800万円
- 建物の組み立て費用:約200万円〜450万円
- 屋外給排水工事:約90万円〜150万円
- ガス引き込み費用:約30万円
- 住宅ローン保証料:約100万円〜200万円
- 地盤改良費用:0円〜約1,000万円程度
- 火災保険料:約50万円
- カーテン・照明・エアコン・家具家電:約500万円
- 設計業務報酬料:約150万円
- 長期優良住宅性能表示制度申請費:約20万円
- 登記費用:約30万円
これらの諸費用が発生します。

さらに土地から購入する場合は、土地の仲介手数料もかかります。
- 土地の仲介手数料:(土地価格3%+6万円)×消費税
例えば2,000万円の土地を購入する場合、(2,000万円×3%+6万円)×消費税となり、約73万円が仲介手数料になるわけです。
ですので、ざっくり、土地と建物以外にかかる初期費用としては、1,500万円くらいが目安だと思ってください。
この初期費用は、どこのハウスメーカーでもほぼ同じようにかかってくるので、覚えておくと便利だと思います。
これを考えると、桧家住宅は確かに他のハウスメーカーよりも安いですが、安すぎるわけでもありません。
ここは注意が必要です。
ちなみに桧家住宅は、本社が建物の見積もりを作るため、営業マンが建物の価格をいじることはできません。
そこは不正は一切ないので、安心してください。
ただ今の金額の話を聞いて、「え、高いよ」と思われた方もいるかもしれません。
その場合ですが、桧家住宅は2ヶ月に1回、季節のキャンペーンを行っています。
これは大体100万円分のキャンペーンなので、その時期を狙うとお得に買えるかと思います。
参考にしてみてください。
あと最後に、桧家住宅を検討する人は、
- 一条工務店
- アイ工務店
- 住友不動産
- アキュラホーム
これらのハウスメーカーを比較対象にしていることが多いです。
こちらも参考にしてみていただけるといいと思います。
桧家住宅の特徴のまとめ
今回は『【2026年最新】桧家住宅の特徴11選~圧倒的に価格が安い!~』というテーマでお話をしました。
結構特殊なハウスメーカーだな、というのが個人的な印象です。
ただ社員さんは良い人が多いですし、個人的には応援したいハウスメーカーだなと思っています。
最後に告知です。
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