今回は『【2026年最新】ダイワハウスの特徴11選~穴場商品登場、断熱仕様改訂~』というテーマでお話をします。

ダイワハウスは、つい数年前まで「建売に力を入れていく」という活動スタンスでしたが、ここ最近住宅部門のトップが変わったこともあり「再度注文住宅に力を入れていこう」という動きになってきています。
そのため、積水ハウスと同じように高所得者層を狙いつつ、設計の自由度の高さを売りに、今後は動いていくというスタンスのようです。
また、本社に木造専門の窓口ができたことで、今まで苦手だった木造住宅の販売活動も円滑にできる体制が整ってきたり、今までの断熱仕様が改訂されたりと、ダイワハウスは結構動きがあります。
今回は、そんなダイワハウスの最新情報をお届けします。
これからダイワハウスを検討しようと思っている方、現在検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
ダイワハウスの特徴1:商品ラインナップ
ダイワハウスには、
- 鉄骨造(1種類)
- 木造(2種類)
- 商品が決まっていない商品(1種類)
があります。
具体的にお伝えすると、
- 鉄骨造:xevoΣ
- 木造:xevoGranWood
- 木造:xevoBeWood
- 商品が決まっていない商品:MARE-希-
となります。
それぞれどんな特徴があるのか、簡単に説明していきます。
鉄骨造 xevoΣ(ジーヴォシグマ)
鉄骨造のxevoΣについてです。

xevoΣは「持続型耐震構造」というものを売りにした構造躯体になっています。
持続型耐震構造というのは、地震を繰り返し受けても倒壊しない構造のことで「Σ型デバイス」という部材が、地震エネルギーを吸収してくれる仕組みになっています。

xevoΣの商品名もここから来ているわけですが、これがあることによって、震度7クラスの地震を繰り返し受けても倒壊しない粘り強さをつくり出すことができる、そんな仕組みになっています。
また、xevoΣは独自のテクノロジーで、2m72cmの天井高を実現することができます。

さらにリビングは折り上げ天井にすることによって、天井高を2m80cm、さらに床を掘り下げることで、最大3m16cmの天井高の空間をつくることも可能です。
窓の開口幅も最大で7m10cmと、かなり広く取ることが可能で、

インナーガレージやキャンチルームをつくれるのはもちろんのこと、

その他にも、22.7cm刻みで間取りの変更が可能なのです。
そして、鉄骨造のxevoΣは尺モジュールでの設計になります。
木造 xevoGranWood(ジーヴォグランウッド)
木造の商品であるxevoGranWoodについてです。

xevoGranWoodは、積水ハウスのシャーウッドとほぼ同様の考え方で、柱と基礎を直接緊結し、地震の力をダイレクトに基礎へ流すつくりになっています。

構造躯体には国産杉の集成材が使われており、要望によってはヒノキの集成材に変更することも可能です。
よく比較検討される積水ハウスのシャーウッドと比べると、構造躯体の材質に関しては、xevoGranWoodの方が上になります。
xevoGranWoodは、開口幅が最大9mの大開口、大空間をつくれたり、天井高が2m70cmを超える3mや3m50cmにも対応可能です。

そのため、鉄骨住宅以上に自由に空間を構成できるため、かなり幅広い間取り提案も可能なのです。
xevoGranWoodは、メーターモジュールでの設計になります。
木造 xevoBeWood(ジーヴォビーウッド)
木造の商品であるxevoBeWoodについてです。

xevoBeWoodは、xevoGranWoodがメーターモジュールであることから、現場でうまく設計できず扱いにくいという声を受けて誕生した商品です。
そのため、鉄骨のxevoΣと同様に、尺モジュールで設計するよう仕組み化されている点が大きな特徴です。
また、xevoGranWoodとは違い、外国産の木であるホワイトウッドがメインで使われているため、価格が比較的抑えられているのもポイントです。
MARE-希-
商品が決まっていないMARE-希-についてです。

専属設計チームが設計した建物、これがMARE-希-というブランドです。
ですので、木造でも鉄骨造でも鉄筋コンクリート造でも、MARE-希-の設計チームが設計しさえすれば、それはMARE-希-になります。
「商品が決まっていない商品」というのはこういうことになるわけです。
ただし対象は、建物のみの金額で1億円以上の方のみとなります。
ということで、
- 鉄骨造:xevoΣ
- 木造:xevoGranWood
- 木造:xevoBeWood
- 商品が決まっていない商品:MARE-希-
以上4つが、ダイワハウスの商品ラインナップになります。
ダイワハウスの特徴2:木造サポート窓口
ここ最近の傾向ですが、ダイワハウスでも木造住宅のニーズが増えてきているように思います。
ただ一方で、木造住宅の販売がうまくできていない現場もあります。
これがどういうことかというと、これまでダイワハウスは、会社名が「大和ハウス工業」というくらいなので、鉄骨住宅推しのハウスメーカーでした。
現場の住宅営業マンも「鉄骨住宅最強」「鉄骨住宅こそ至高」という感じだったわけです。
ただ、2020年の断熱等級の改正を皮切りに、時代が変わりました。
建物の断熱性能や気密性能のことを考えると、どうしても鉄骨では不利になってしまうのです。
ですので、ダイワハウスでも柔軟に木造住宅に力を入れて商品展開をしてきているのです。
実際、ダイワハウスの木造商品は、他の大手ハウスメーカーと比較して断熱材がかなり厚めに入れられる仕様がありますし、性能面を考えると一度は見ておいた方がいい商品となっています。

ですが、現場の営業マンはというと、まだまだ鉄骨最強信者が根強くいて、担当ガチャに外れてしまうと「鉄骨でも断熱気密は取れます」「鉄骨は木造以上のスペックを出せます」など、よくわからない営業トークを繰り広げ、無理やり鉄骨にシフトさせようとする人も結構います。
「そんなことってあるの?」と思うかもしれませんが、あるのです。
今までプライドをもって鉄骨住宅の販売をしてきたわけです。
商談の過程で、木造住宅を蹴落とすということもあったと思いますが、そんな自分たちが木造住宅を売るなんてプライドが許さないという状況が、現場の営業マンの間で起きています。
あとは単純に、木造住宅を売るために新しい知識が必要になるので、その知識を習得するのが面倒くさいというのもあると思います。
とにかく、せっかく商品自体はいいのに、ものすごく残念な状況がずっと続いてきたわけですが、これを打破するべく、ダイワハウス本社も動きました。
本社に木造のサポート窓口が開設されたのです。
この木造サポート窓口は、本社の木造専門家が間取りをつくってくれたり、商談に参加してくれたりする仕組みです。
これによって、「本当は木造住宅がよかったのに、無理やり鉄骨にもっていかれる」という動きを根絶できるようになりました。
ですので、もしダイワハウスの木造で検討しているにも関わらず、担当の営業マンが「いやいや、鉄骨の方が最強なんです」などと言い始めて、鉄骨住宅に無理やりもっていかれそうになったら「本社の木造サポート窓口と連携して進めてもらえませんか?」と伝えてください。
これで解決できます。
鉄骨住宅がすべて劣っている、鉄骨住宅が悪いと言うつもりはありません。
ただ、時代の流れ的に木造住宅が有利になってきているのは事実です。
感情的に「鉄骨住宅が好き」「鉄骨住宅じゃなきゃダメ」という理由がなければ、基本的には木造住宅を推奨します。
ダイワハウスの特徴3:価格
それぞれの商品の価格についてお話する前に、全体像について簡単に触れておきます。
ここからお伝えする価格は、あくまで建物の坪単価のみです。
それ以外の諸費用と呼ばれるものは含まれていません。
具体的に諸費用としては、
- 外構費用:約300万円〜800万円
- 建物の組み立て費用:約200万円〜450万円
- 屋外給排水工事:約90万円〜150万円
- ガス引き込み費用:約30万円
- 住宅ローン保証料:約100万円〜200万円
- 地盤改良費用:0円〜約1,000万円
- 火災保険料:約50万円
- カーテン・照明・エアコン・家具家電:約500万円
- 設計業務報酬料:約150万円
- 長期優良住宅性能表示制度申請費:約20万円
- 登記費用:約30万円

これらの諸費用が発生します。
さらに土地から購入する場合は、土地の仲介手数料もかかります。
- 土地の仲介手数料:(土地価格3%+6万円)×消費税
例えば2,000万円の土地を購入する場合、(2,000万円×3+6万円)×消費税となり、約73万円が仲介手数料になるわけです。
これら建物と土地以外にかかる諸費用を合計すると、今のご時世では1,500万円くらいは諸費用として見ておく必要があります。
今回は、この1,500万円の諸費用と土地代を除いた純粋な建物のみの金額になるので、ご理解ください。
鉄骨造 xevoΣ
xevoΣには、
- 準規格住宅
- 完全注文住宅
- 規格住宅
の3つのタイプの商品があります。
完全注文住宅
建物のみの坪単価で約130万円です。
準規格住宅
xevoΣのスマートデザインという商品は、建物のみの坪単価で約95万円です。
建物の形状や玄関、階段の位置は変えられませんが、それ以外は調整できるタイプの商品です。
規格住宅
xevoΣのスマートセレクションという規格住宅は、建物のみの坪単価で約85万円です。
この商品は、スマートデザインのような自由度は一切なく、そのままカタログから選んで建てる商品です。
また、スマートデザインとスマートセレクションともに「マイスタープラン」という、少し凝ったプランがあります。
このプランは規格住宅の中でもつくり込んだものになっているのですが、準規格住宅のスマートデザインのマイスタープランを選ぶと、建物のみの坪単価は約100万円、規格住宅のスマートセレクションのマイスタープランを選ぶと、建物のみの坪単価は約95万円になります。
木造 xevoGranWood
xevoGranWoodは、
- 完全注文住宅
- 準規格住宅
の2種類のみの展開です。
完全注文住宅
建物のみの坪単価で約140万円です。
準規格住宅
「xevoGranWood LIMITED」という商品で、建物のみの坪単価は約100万円です。
かなり自由度が高いため、ほとんどの方はxevoGranWood LIMITEDでこと足りると思います。
そう考えると、建物のみの坪単価で約100万円はかなり破格の部類かと思います。
木造 xevoBeWood
xevoBeWoodも、鉄骨住宅のxevoΣと同様に、
- 完全注文住宅
- 準規格住宅
- 規格住宅
の3タイプがあります。
完全注文住宅
建物のみの坪単価は約120万円です。
xevoGranWoodよりは多少安い程度で、大きな差はありません。
ただし、
- xevoGranWood:メーターモジュール
- xevoBeWood:尺モジュール
また、
- xevoGranWood:国産の木材
- xevoBeWood:外国産の木材
を使用している点が違いになります。
準規格住宅
xevoBeWoodのスマートデザインは、建物のみの坪単価で約95万円です。
規格住宅
xevoBeWoodのスマートセレクションは、建物のみの坪単価で約85万円です。
鉄骨のスマートデザインと金額はほぼ同じです。
MARE-希-
商品が決まっていない商品のMARE-希-についてですが、こちらは建物のみの坪単価で約200万円~となります。
以上が現在のダイワハウスの商品の価格帯となります。
完全注文住宅系の商品に関しては、やはり価格が高めの傾向にありますが、それ以外の規格住宅系の商品は、現在の注文住宅の相場相応という印象です。
安くもなければ高くもない、そのようなイメージです。
こういった点からみても、ダイワハウスは多くの人が検討できるハウスメーカーになっていると思います。
ダイワハウスの特徴4:耐震性
耐震性を比較するのは実はかなり難しく、結局のところ耐震等級3さえ取れていれば、どのメーカーであっても基本的には問題ないのです。

耐震等級3になるように、基礎の形状や配筋の数、配筋の太さを決めていくためです。
そして、その基礎をベースに構造躯体の強度も出していくので、結局耐震等級3さえ取れてしまえば何も問題ないのです。
そういう意味では、ダイワハウスはどの商品であっても、ほぼ全棟耐震等級3となるので、安心してもらえるかと思います。
また、唯一耐震性能を比較できるポイントであろう基礎の設計基準強度に関しては、ダイワハウスは最低24ニュートンになるように30ニュートンでコンクリートを発注しています。
どういうことかというと、設計基準強度はコンクリートの密度のことなのですが、24ニュートンですと、60年~65年耐久の基礎になるのです。
これが30ニュートンになると、100年持つ耐久性の高い基礎に仕上げることができるのです。
普通に考えて100年持つ方がいいと思います。
そのためダイワハウスも30ニュートンでコンクリートを発注しているのですが、基礎の強度は外の気候に左右されるという問題点もあります。
これを加味しながらコンクリートの強度を調整していくことを温度補正と言います。
その結果、最低でも24ニュートンになるようにしているのです。
他のメーカーでもこのような動きをしているところはありますが、それでも30ニュートンで基礎のコンクリートを発注している会社はそうそうないので、これはすごいことだと思います。
あとは、あった方がより地震対策になる要素がいくつかあります。
例えば鉄骨造のxevoΣの場合、大きな揺れに耐え続けるだけでなく、地震エネルギーを効果的に吸収し、建物の揺れを早く収束させることで構造躯体の致命的な損傷を防ぐとされているエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」が搭載されています。

木造のxevoGranWoodやxevoBeWoodにも、繰り返しの地震に耐える強さを備えたエネルギー吸収型木造制震耐力壁「グランブレース」が搭載されています。

これは車のサスペンションのような動きによって、地震のエネルギーを効果的に吸収する仕組みです。
ただ、これらは一言で言い換えると、他社でいう「制震装置」と言われるもので、制震装置は建物の揺れをできるだけ抑えるためのものなので、もちろんあった方がいいですが、なくてもいいものではあります。
このあたりは本質的なものというよりも、おまけ程度に考えていただくといいのではないかと思います。
結局は一棟一棟きちんと構造計算を行い、耐震等級3が取れるように設計されているかどうか、この一点に尽きます。
ダイワハウスの特徴5:断熱性能
これまでダイワハウスは、非常に多くの種類の断熱仕様がありました。
しかし、会社として「断熱等級6を標準にする」という流れになってから、断熱仕様の数が減りました。
これがどういうことなのかを見ていきます。
鉄骨造 xevoΣ
これまでxevoΣには、
- スタンダード断熱
- ハイクラス断熱
- エクストラ断熱
という3段階の断熱仕様がありました。
しかし今回、スタンダード断熱とハイクラス断熱がほぼ廃止となり、
- エクストラ断熱
のみになりました。
そのため、
- 天井:天井断熱 吹き込みセルロースファイバー 300mm
- 外壁:充填断熱 高性能グラスウール14K 172mm
高性能グラスウールボード100K 12mm - 床:床下断熱 高性能グラスウール14K 100mm

この仕様が、鉄骨住宅であるxevoΣの断熱仕様になります。
ちなみ、xevoΣには「xevoΣPREMIUM」という仕様があります。

これは、より耐震性、耐火性を高めたい方向けの商品となっていて、持続型耐震構造の「D-NΣQST」から、新型耐力壁の「KyureK(キュレック)」にパワーアップして、さらに「ベルサイクス」と呼ばれる12mmの彫りのある外壁も標準装備した仕様です。
ですので、xevoΣPREMIUMにしても断熱仕様は上がりませんので、その点は注意してください。
木造 xevoGranWood・xevoBeWood
これまでxevoGranWoodには、
- スタンダードW断熱
- ハイクラスW断熱
- エクストラW断熱
- プレミアムW断熱
- ウルトラW断熱
という5つの断熱仕様がありました。
xevoBeWoodに関しては、
- スタンダードW断熱
- ハイクラスW断熱
- エクストラW断熱
の3つから選択可能でした。
断熱材の種類や厚みは、xevoGranWoodと同じでした。
ただし、尺モジュールとメーターモジュールの違いによる壁厚の関係から、プレミアムW断熱とウルトラW断熱は使用できませんでした。
しかし今回から、スタンダードW断熱とハイクラスW断熱が廃止され、基本的にエクストラW断熱以上を選ぶ方向に変更されました。
ここで勘の鋭い方は「さっきxevoBeWoodは壁厚の関係でプレミアムW断熱やウルトラW断熱が選べないって言ったじゃん」「てことは、xevoBeWoodは実質エクストラW断熱の1つしかないの?」と思われると思います。
そのとおりです。
ですのでそうならないよう、今回部分強化ができる仕組みが導入されました。
どういうことかというと、尺モジュールとメーターモジュールの関係で壁厚は変えられませんが、天井と床下の断熱はxevoGranWoodもxevoBeWoodも変わらないわけです。
ですので、お客さんが求めるのであればxevoBeWoodでもプレミアムW断熱くらいまで断熱性能を高めることができるのです。
具体的な断熱仕様を見ていきます。
xevoGranWood・xevoBeWood共通の仕様
xevoGranWood・xevoBeWood共通 エクストラW断熱
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール14K 155mm
- 壁:外張り断熱 ポリスチレンフォーム30mm
充填断熱 高性能グラスウール10K 100mm - 床:床下断熱 押出法ポリスチレンフォーム65mm

xevoGranWood・xevoBeWood共通 エクストラW断熱・壁プラス
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール14K 155mm
- 壁:外張り断熱 ポリスチレンフォーム30mm
充填断熱 高性能グラスウール10K 105mm - 床:床下断熱 押出法ポリスチレンフォーム65mm

ここまでが、xevoGranWoodとxevoBeWoodの共通断熱仕様となります。
xevoBeWoodの仕様
xevoBeWoodの場合は、ここから部分的にプレミアムW断熱までグレードアップすることができます。
xevoBeWood エクストラW断熱・天井のみプレミアム化
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール14K 310mm
- 壁:外張り断熱 ポリスチレンフォーム 30mm
充填断熱 高性能グラスウール10K 105mm - 床:床下断熱 押出法ポリスチレンフォーム 65mm

xevoBeWood エクストラW断熱・天井、床下のみプレミアム化
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール14K 310mm
- 壁:外張り断熱 ポリスチレンフォーム30mm
充填断熱 高性能グラスウール10K 105mm - 床:床下断熱 押出法ポリスチレンフォーム105mm

このような感じで、xevoBeWoodでもやろうと思えば部分的に強化をして、xevoGranWoodのプレミアムW断熱まで近づけることができるのです。
ですので、xevoBeWoodで最大限断熱仕様を上げたい場合は、天井と床をプレミアム化した仕様を選ぶようにしましょう。
xevoGranWoodの仕様
xevoGranWoodの場合はメーターモジュールでの家づくりになるため、壁厚にゆとりがあることもあって、さらにグレードの高い断熱仕様を選べます。
xevoGranWood プレミアムW断熱
- 天井:天井断熱 ①セルロースファイバー 280mm
天井断熱 ②高性能グラスウール14K 310mm - 壁:外張り断熱 押出ポリスチレンフォーム 90mm
充填断熱 高性能グラスウール16K 120mm - 床:床下断熱 押出ポリスチレンフォーム 100mm

xevoGranWood ウルトラW断熱
- 天井:天井断熱 高性能グラスウール20K 400mm
- 壁:外張り断熱 押出ポリスチレンフォーム 90mm
充填断熱 アクリアウールα36K 105mm
アクリアウールα20K 89mm - 床:床下断熱 硬質ウレタンフォーム 200mm

xevoGranWoodのプレミアムW断熱は、壁までしっかりと強化されているものになるので、こちらが完全体となります。
ウルトラW断熱は、断熱性能を極めた最強仕様なので別格です。
そのため、ウルトラW断熱の仕様を部分的にxevoBeWoodへ移植することはできません。
また社内ルール上、プレミアムW断熱の一部分のみウルトラW断熱化するということもできないようです。
ここは注意が必要です。
何にせよ非常にわかりにくいのは確かなので、ダイワハウスは部分的に断熱材を強化することができる、という点のみ覚えておけばいいかと思います。
ダイワハウスの特徴6:気密性能
ダイワハウスの気密性能は、鉄骨に関しては正直あまりよくありません。
木造に関しては、ばらつきがあるといった感じです。
というのも、鉄骨住宅はやはり気密が取りにくいのです。
理由はいくつかあるのですが、例えば鉄骨の建物は地震が来ると非常に揺れやすいため、がっちりつくってしまうと外壁が割れてしまうのです。
その関係で少しゆとりが設けられているので、気密が取りにくく、あとは鉄骨自体が伸び縮みするというのもあり、気密が取りにくいというのも原因になります。
木造はそういった影響が少ないので、比較的気密が取りやすい構造なのです。
ただし、ダイワハウスは積水ハウスと違って、最初から気密シートが入っています。

そのためオプションを入れなくても、その辺の処理はデフォルトでされているのです。
ただ最終的には、どれだけ現場が丁寧に施工してくれるのか、これに尽きます。
ですので、いくら木造だったとしても、ばらつきがあるという印象です。
ダイワハウスで建てる場合は、とにかく丁寧に施工してもらえるようにお願いしてみましょう。
気密施工慣れしている職人さんに自分の家を担当してもらう、そんな根回しをしてみてもいいかもしれません。
ダイワハウスの特徴7:換気・空調
ダイワハウスは第3種換気を提案する傾向が高いハウスメーカーです。
ただ、以前と違って第1種換気がパワーアップしていて「風なびRXⅢ」という熱交換率84〜86%の超高効率な第1種換気が追加されました。

こちらの第1種換気は全熱型でもあるので、設置するだけで、多少ですが除湿と加湿をしてくれます。
昨今の住宅の高気密・高断熱化を考えると、第3種換気ではなく、第1種換気1択かと思います。
またダイワハウスは、全館空調寄りのハウスメーカーというよりは、個別空調で対応することを推奨しているハウスメーカーです。
一応、全館空調の「エアヒーリング」や、リビングフロア空調の「エアサルーン」というシステムもあるのですが、どれも少し発展途上感が否めないので、あまりおすすめはしていません。
この辺に関しても、そのうちテコ入れが入りそうなので、もしダイワハウスを検討しようと思っている方がいましたら、今は無難に個別エアコンで考えた方がよさそうです。
ダイワハウスの特徴8:メンテナンス性
ダイワハウスのメンテナンス性は、業界的には普通より少し上といった感じです。
目地がないことを考えると、木造のxevoGranWoodの方が鉄骨造より若干有利かなという印象です。
鉄骨造 xevoΣ
鉄骨のxevoΣに関しては、ベルサイクスという外壁をメインで使っているのですが、これはサイディングなのです。

同じような外壁で、積水ハウスの「ダインコンクリート」やヘーベルハウスの「ヘーベル板」がありますが、これらは陶器です。
ダイワハウスの外壁はサイディングなので、本来であれば高頻度にメンテナンスが必要になります。
ただ、そうならないように塗装がされていて、30年に1度のメンテナンスで問題ないようになっています。

なぜダイワハウスは陶器外壁ではなくサイディングを使っているのかというと、理由は2つあります。
1つ目は、厚みと硬さを出しつつ、彫りを深くするためにサイディングにしているということです。
要は競合との差別化のために、あえてサイディングにしているということです。
2つ目は、結局塗装さえすれば、サイディングであっても30年間ノーメンテナンスにできるという点です。
ダイワハウスはもともとずっとサイディングで家づくりをしてきた会社なのです。
一時期はALC(軽量気泡コンクリート)を使っていた時期もありましたが、コストが高かったのです。
結果として、サイディングであろうと塗装をすれば30年持つということから、サイディングに力を入れて今現在のベルサイクスが誕生したという経緯になります。
ですので、よく「ダイワハウスの外壁ベルサイクスってサイディングだけど本当に大丈夫なの?」と思われる方もいますが、結論、きちんと30年ごとにメンテナンスをする想定で採用していただければ大丈夫ということになります。
また、目地も乾式目地を使っているので、30年間ノーメンテナンスで問題ありません。
木造 xevoGranWood
xevoGranWoodは、GranWood-BOITH工法を採用しています。

そのため、目地のメンテナンスが不要という特徴があります。
ただ外壁に関してはベルサイクス同様、塗り壁であってもタイル外壁であっても、30年後にメンテナンスが発生します。
そのため、微々たる差ではありますが、メンテナンス頻度に関しては、目地の差がない分、木造の方が有利になります。
ダイワハウスの特徴9:保証
鉄骨造と木造に共通する特徴として、防水は30年保証で、メンテナンスを受けるとその後に建物と防水の保証が15年延長されます。

この15年延長されるというのは、他のハウスメーカーにはない特徴です。
他のメーカーは通常大体10年になります。
ですので、保証が15年延びるという点は、ダイワハウスの強みになっています。
また、設備保証が10年という比較的長い保証になっているのも、ダイワハウスならではの特徴です。

他のハウスメーカーの設備保証は、よくても5年程度が多いです。
総評すると、ダイワハウス全体の保証は、結構いい方かと思います。
ダイワハウスの特徴10:災害対策
ダイワハウスは、エリーパワー株式会社に株主として出資しているため、蓄電池を安く導入することができます。

しかも、停電時に決められた場所だけに電気を供給する特定負荷型の蓄電池と、停電時でも家全体に電気を供給できる全負荷型の蓄電池、どちらも選べます。

毎月の住宅ローンに固定資産税、追い打ちをかけるように光熱費が上がり続けるということが今後想像できるので、蓄電池は遅かれ早かれ入れる想定をしておく必要があります。
今は蓄電池そのものが非常に高いので、なかなか入れられるものではありませんが、ダイワハウスならその蓄電池も安く入れることが可能です。
具体的には、5.4kWhの蓄電池が施工費込みで通常120万円くらいするところ、ダイワハウスから購入する場合は30万円くらいで入れられます。
これはすごいです。
特に今後の住宅の補助金には「蓄電池が入っていること」が要件に入っています。
ダイワハウスにとっては追い風になっているように思います。
このくらいの金額であれば入れても損はないと思うので、ぜひ検討してみてください。
ダイワハウスは災害時に備えて「36Lの飲料水貯留システム」や台風の飛来物に強い「防災瓦ルーガ」など防災対策関連のアイテムを豊富に用意しています。

こういったものは意外と他のハウスメーカーではなかったりします。
蓄電池の件も含めて、ダイワハウスは災害対策に力を入れている、そんな気がします。
ダイワハウスの特徴11:客層
基本的にダイワハウスを検討する方というのは、戦後系の有名大手ハウスメーカーの中でも性能が高い構造躯体で家を建てたいと考えている方が多い印象です。
実際よく比較検討される積水ハウスや住友林業と比べても、構造躯体のスペックはダイワハウスの方が高いです。
そのため積水ハウスや住友林業を検討している方は大体がダイワハウスの木造も検討しています。
ただ当然ハイコスト系であることは間違いないので、
- 土地から購入する場合…世帯年収2,000万円程度
- 土地を持っている場合…世帯年収1,000万円程度
はないとダイワハウスでの検討は厳しいかなという印象です。
このあたりは現実なので、仕方ないと思ってください。
ダイワハウスの特徴のまとめ
今回は『【2026年最新】ダイワハウスの特徴11選~穴場商品登場、断熱仕様改訂~』というテーマでお話をしました。
ダイワハウスは時代に合わせてかなり試行錯誤を重ねている印象があります。
大手ハウスメーカーの中でも非常に柔軟性のある企業だと感じます。
一方で「ダイワハウスといえばこれ」というものがないので、そこが惜しいなと思います。
ただ、時代に合わせて変化し続けている企業であることは間違いないので、今後の展開がとても楽しみな企業です。
今回の内容をぜひ家づくりの参考にしてみてください。
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