【2026年最新】一条工務店の特徴10選~最強コスパの理由、保証の落とし穴を解説~

2026年最新|一条工務店の特徴10選|最強コスパの理由、保証の落とし穴を解説 【2026年版】ハウスメーカー徹底解説
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今回は『【2026年最新】一条工務店の特徴10選~最強コスパの理由、保証の落とし穴を解説~』というテーマでお話をします。

一条工務店

一条工務店は、今現在全国で一番売れているハウスメーカーになります。

なぜ一番売れているのかというと、圧倒的なコストパフォーマンスで、間違いない性能の家が手に入るからです。

例えるなら、一条工務店は住宅業界のユニクロのような存在なのです。

ですので、下手なミドルコスト系のハウスメーカーで家を建てるくらいなら、一条工務店で建てた方が間違いない、そう言い切れるくらいすごいハウスメーカーなのです。

一方で、アフター対応が悪いといったネガティブな声もSNS上で見かけます。

では実際のところ一条工務店ってどうなのか、その辺を忖度なく徹底的に解説するべく、今回は2026年の最新情報を交えてお話をしていきます。

これから家づくりをする方で、一条工務店を検討してみようと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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一条工務店の特徴1:コスパ

下手なミドルコスト系のハウスメーカーで家を建てるくらいなら、一条工務店で建てた方が間違いないと言い切れるくらい、一条工務店はコスパ最強ですごいハウスメーカーです。

なぜ一条工務店はコスパ最強なのか、その理由は、自社工場でほぼすべての建材をつくっているからです。

自社工場生産率80%

そうすることで、中間マージンをカットできるわけです。

本来住宅という商材は、世の中にある建材の寄せ集めで構成されています。

そのため、大手ハウスメーカーであろうと、街の小さな工務店であろうと、窓はYKKAPやLIXIL、三協アルミ、大体この3社から仕入れることがほとんどです。

外壁に関しては、LIXIL、ケイミュー、ニチハ、屋根材もLIXILやケイミューから仕入れることがほとんどです。

このように、どんなハウスメーカーでも、どんな工務店でも、建材の仕入れ先はほぼ同じなのです。

仕入れ先がほぼ同じなのに、価格差が出るわけありません。

本来この業界は、価格差を出しにくい業界なのです。

それでも競合他社に勝つためには、価格が安い方が売りやすいという事実もあるわけです。

価格を下げる方法

価格を下げる方法は3つあります。

規格住宅をつくる

1つ目は規格住宅をつくって、薄利多売で家づくりを行う方法です。

間取りや選べる仕様に制限を設けることで価格を下げ、さらには利益も薄くすることで量を取りに行くという戦法です。

価格は安くなるものの、薄利で大量に販売しなければならないため現場が疲弊してくるのと、思ったよりも自由度がないということで、お客さんにもストレスをかけ、後々トラブルになりやすいというデメリットがあります。

ボリュームディスカウントを取る

2つ目が、ボリュームディスカウントを取るために、標準仕様の建材を決めるという方法です。

会社が標準仕様で使う建材を決め、それに数を集中させることで単価を下げます。

確かに単価は下げられるものの、標準仕様以外の建材を使うと、日頃取引が少ない企業ということで特注単価で割高になります。

そのため、他のハウスメーカーの方が自分たちの理想とする住宅設備が安く入るとわかった場合、お客さんを取られる可能性が出てきて、機会損失になる可能性があります。

自社工場で建材をつくる

多くのハウスメーカーが、規格住宅とボリュームディスカウントの2つの方法で価格を下げているのですが、もう1つだけ価格を下げる方法があります。

それが、自社工場で全ての建材をつくってしまうということです。

本来、建材はそのメーカーの利益が乗せられて販売されています。

それをハウスメーカーが購入し、さらに自社の利益を乗せてお客さんに販売しているわけです。

つまり、利益が二重で乗っている状態なのです。

ですので、自分たちで全ての建材をつくって、中間マージンが乗らないようにすれば、お客さんの手元に安く建材を届けることができます。

ただし、自社で全ての建材をつくるとなると、大規模な工場が必要になります。

また、それぞれの建材に関する詳しい知識や、法律的な知識も必要になってきます。

ですので、そう簡単には手を出せません。

そのため、ほとんどのハウスメーカーは自社工場で建材をつくることはせず、どこかから建材を購入して住宅の販売を行っているわけです。

高いコスパを発揮する一条工務店の自社工場

一条工務店は、どのハウスメーカーもやることができなかった自社工場をつくり、全ての建材を自社工場でつくるということを成し遂げてしまいました。

これによって中間マージンをカットし、高いコストパフォーマンスを発揮しているわけです。

こんな芸当ができるのは、全国で唯一一条工務店だけです。

この話を聞くだけでも、一条工務店が全国でナンバーワンの理由がわかります。

他社では真似ができません。

それでいて圧倒的に安いのです。

もう一条工務店で建てる以外の理由がありません。

しかも自社で全ての建材がつくれるということは、自分たちの理想とする建材をスピーディーにつくれる、建材をつくった結果、多少金額が高くなったとしても、他の部分で利益を取ればいいという動きができるようになります。

実際に一条工務店の窓は、他のメーカーでは絶対に真似できない4層ガラスの窓になっていますし、耐水害住宅も一条工務店しかできないものになっています。

このような感じで、自社工場をもつことで、必要な建材を自社でつくり、実験してスピーディーに市場に投入させる、しかも多少価格が高くなってしまったとしても、他の建材で利益を調整すればいいので、質の高い良いものを販売することができるのです。

誰がどう考えても最強です。

ですので、賢くコスパよく家を建てるなら、変なハウスメーカーで建てるよりも、一条工務店で家を建てた方がいいという話をしているのです。

工業生産の宿命

ただ、うまい話ばかりではないというのも事実です。

というのも、一条工務店には構造的な弱点もあります。

それが、新製品は欠陥が出やすいということです。

なぜなら、これが工業生産の宿命だからです。

どういうことかというと、そもそもの話として、ものづくりは一発屋ではダメなのです。

例えばテーブルをつくって販売し、売れたとします。

ダイニングセット

買ってくれた方は、おそらくそのテーブルを大事に使うと思いますが、そのテーブルが数か月もしないうちに反ったり、曲がったり、割れたり、壊れたりしたら「せっかく高いお金を払ってテーブルを買ったのにどうしてくれるんだ!なんとかしてくれ!」と思うと思います。

要はそういうことで、ものは長く使い続けてもらうことを前提につくらなければならないのです。

ものが完成したら「はい終了」ではないのです。

ただ、ある程度配慮してものづくりをしたとしても、24時間365日、様々な環境で様々な使い方をされたものは、どんな不具合が出てくるかわかりません。

ましてや工場生産で一気につくったものは、最初に何かしらの不具合が出る可能性が高いわけです。

工場生産で作ったもの

それが工業生産品の宿命です。

ただし、ものを大量生産することで、不具合の場所も特定の箇所に集中し、改善しやすいというメリットもあります。

そのため、後になればなるほど、製品の精度は高くなっていきます。

これは一条工務店に限らず、工業生産を行っているどのメーカー、どの商品にも言えることです。

一条工務店で新製品が出たら、すぐに飛びつくのではなく、少し様子を見た方がいいケースが多いです。

具体的に言うと、以前一条工務店からフロントオープン型の食洗機が出ました。

フロントオープン型の食洗機

今でこそだいぶ安定してきたと思いますが、最初の方は収まり方が悪かったり、ちょっとした不具合があったり、いろいろありました。

これはもう仕方ないことです。

逆に、今までたくさん販売されてきた商品は、PDCAが回されて商品の改良がなされているので、安心して採用できると思います。

とにかく魅力的な仕組みの上に成り立っている一条工務店ですが、その一方で、工業生産の宿命と戦い続けている、そんな弱点が存在するわけです。

ですので、一条工務店の場合、新商品については一旦様子見をした方がいい場合があります。

10年間無料交換の保証体制

魅力的な商品ですと、どうしても即採用したくなります。


その点について補足すると、一条工務店は自社のオリジナル製品であれば、不具合があった場合、10年間全て無料で交換してくれるという保証体制が整っています。

最悪何かあっても、無償で対応してくれます。

これは本当にすごいことです。

普通、他のハウスメーカーでは、無償交換は絶対にやりません。

ただ、無償交換してくれはするものの、自社工場のあるフィリピンから空輸でもってくる都合上、交換には1か月半ほど時間がかかるというデメリットはあります。

ここはどうすることもできない注意点です。

このように、圧倒的かつ他社が真似できないコストパフォーマンス、そしてアフター対応、これら一条工務店独自の仕組みがあるので、下手なハウスメーカーで家づくりをするくらいなら、一条工務店で家を建てた方がいいと思います。

一条工務店の特徴2:オリジナル部材

一条工務店は「デザインがダサい」と言われることがあります。

そのため、オリジナルの部材を使わずに家づくりをしようとする方が多いです。

しかし、一条工務店には、一条工務店オリジナルの製品以外を使うと、保証の対象外になるという仕組みがあります。

パナソニックやLIXILのキッチンを入れるとなった場合、保証から完全に外れるということです。

一条工務店は今、全国で一番売れているハウスメーカーです。

棟数でいうと年間で2万棟以上やっていて、さらに累計着工棟数も30万棟か35万棟ほどになっています。

これだけ膨大な数をやっているので、アフター対応の件数も尋常じゃないわけです。

その尋常じゃない数の中で対応するとなると、当然優先順位がつきます。

では、その優先順位はどのように決まるのかというと、一条工務店のオリジナルの部材の不具合なのか、オリジナル部材以外の不具合なのか、ということです。

一条工務店のオリジナル部材の不具合であれば、対応が一条工務店内で完結するので、すぐに処理ができます。

ただ、オリジナル部材以外のものを使って家づくりをしていた場合、一条工務店にもわからないことが多く、そもそも保証の対象外ということもあって、対応が後回しになるのです。

また、仮に対応してくれたとしても、オリジナル部材以外のものを使って発生した不具合は、一条工務店側では解決できません。

保証の対象外なので、お客さんのクレームを聞き流すくらいしかできないわけです。

販売元のメーカーに保証してもらおうとなると思いますが、販売元のメーカーはメーカーで「施工したハウスメーカー側にどうにかしてもらってください」という対応になります。

つまり、一条工務店側も保証しない、販売元のメーカーも保証しないという板挟みにあってしまいます。

しかも一条工務店は、工場生産で独自のつくり方をしている都合上、一条工務店のことをわかっている人でないと、リフォームや修理対応ができないという状況にもなっているのです。

現在一条工務店をリフォーム、修理対応できる人が、世の中にどれくらいいるのかというと、ほぼゼロです。

今後この辺を一条工務店もテコ入れしていくことになるとは思いますが、本当に一条工務店は、工場生産であるがゆえにつくり方が特殊なのです。

ですので、それを理解していて、その上で対応できる人でないとダメですが、そんな人はほぼ存在しないというレベルなのです。

そのため、外注でどうにかしようとしても、リフォーム対応も修理対応もできないという悲惨な状況になりやすく、仮にどうにかなったとしても、多額の費用が発生することになります。

一条工務店はコストパフォーマンスが良く、性能もいいので「デザインさえ整えれば完璧じゃん!」と思って、オリジナル部材以外のものを入れたがる人が多いですが、後々最悪な結果を招く可能性が高いです。

ですので、極力一条工務店のオリジナル部材以外のものを入れないようにすることを推奨しています。

「いや大丈夫でしょう」「どうせなんとかなるでしょう」と思って、オリジナル部材以外のものを入れた場合は、もう自己責任です。

一条工務店のアフターの動きが悪くても、修理できないと言われたとしても文句は言えないので注意してください。

こういった部分が、一条工務店の弱点であり、一方で強みでもある部分かと思います。

一条工務店の特徴3:デザイン

一条工務店のデザインについてです。

一条工務店のデザインは、もともとミサワホームに勤めていたデザイナーの方が監修したもので、そのデザインが今もベースとなっています。

例えば、左が一条工務店の「グラン・セゾン」右がミサワホームの「センチュリー」なのですが、見た目がそっくりです。

一条工務店の「グラン・セゾン」右がミサワホームの「センチュリー」

ミサワホームの元デザイナーが監修しているわけなので、そっくりにもなるわけです。

ただ、これはあくまで展示場などのモデルルームの話であって、やはり現場単位では、そこまでデザインに力を入れていないというのが実情です。

というのも、一条工務店の構造上、どうしても制約がかかりやすかったりします。

また、その中でどうにかデザイン性のいいものをつくろうとしても、全国で一番売れているハウスメーカーだからこそ、1邸1邸に時間をかけていられない、余計なことをすると保証の対象外になって、後々クレームが発生するといったことがあるわけです。

そんなことは一条工務店側も許さないのです。

1棟のために他の方の家の工期に影響が出てきたら大変ですし、その1棟が後々大クレームになったら、それはそれでまた大変です。

ですので、現状の一条工務店の状況を踏まえると、他のハウスメーカーのように、ごちゃごちゃ間取りをいじってデザイン性を高くしていくということには向いていないわけです。

では、どうやって一条工務店でおしゃれにするのかという話になると思います。

現状の一条工務店でデザイン性の高い建物をつくるのであれば、マンション方式で内装を整えるということを推奨しています。

どういうことかというと、マンションは全部同じ形状の部屋です。

しかし、その中で家具や照明を使って、おしゃれさを出しています。

お洒落なマンションの一室

一条工務店もマンションと同じような考え方で、内装のデザインを整えた方が、諸々のことを考えると圧倒的にいいのです。

他のハウスメーカーですと、建物の区形をいじって中庭をつくってみたり、コートハウスにしてみたり、建物の側をいじっておしゃれさを出すことをよく考えるのですが、一条工務店の場合は下手なことはせず、インテリアで整えていく、これがノーリスクで、一条工務店でデザイン性のいい建物をつくる必勝法になります。

これまで一条工務店は「HUGme」という格安商品を出したことで、タマホームのシェアを完全に奪ってきました。

ですので今後は、積水ハウスや住友林業のシェアを奪うべく、デザインにも力を入れていくのではないかと思っています。

ただ、それには新構造躯体をつくる必要もあるので、仮に一条工務店がデザインに力を入れたとしても、数年先のことになるのではないかと思います。

一条工務店の特徴4:断熱性能

一条工務店の商品ラインナップと、それぞれの商品の断熱性能について見ていきます。

商品別断熱性能

一条工務店は木造住宅専門のハウスメーカーで、家のつくり方は2パターンです。

2×6工法と、木造軸組工法、この2つです。

2×6工法が「外内ダブル断熱構法」というもので「グラン・スマート」や「アイ・スマート」という商品が該当します。

外内ダブル断熱構法

もう1つが「夢の家I-HEAD構法」といって「グラン・セゾン」や「セゾンA」「ブリアール」という商品が該当します。

夢の家I-HEAD構法
  • より高気密高断熱を求める…外内ダブル断熱構法
  • 間取り、天井高の自由度を優先…夢の家I-HEAD構法

が有利になります。

グラン・スマート/アイ・スマート/アイ・キューブ

一条工務店で一番断熱性能が高いのが、外内ダブル断熱構法でつくられている、グラン・スマート/アイ・スマート/アイ・キューブです。

これらの仕様は、

  • 天井

高性能ウレタンフォーム235mm

内外ダブル断熱高性能ウレタンフォーム合計190mm

高性能ウレタンフォーム140mm

外内ダブル断熱構法の断熱仕様

となっています。

アイ・スマイル/アイ・スマイル⁺

これらの仕様は、

  • 天井

天井断熱EPS 235mm

充填断熱EPS 140mm

床下断熱EPS 140mm

アイ・スマイル/アイ・スマイル⁺の断熱仕様

になります。

「グラン・スマート」などと比べると、壁の厚さが19cmから14cmになっているので、少し薄くなっているわけです。

さらに、断熱材も高性能ウレタンフォームからEPSになるため、断熱性も少し落ちます。

ただ、それでも業界全体から見ると、断熱性能は非常にいい方です。

グラン・セゾン/セゾンA/セゾンF/ブリアール

「夢の家I-HEAD構法」の断熱性能である、グラン・セゾン/セゾンA/セゾンF/ブリアールの仕様は、

  • 天井

天井断熱EPS 145mm

充填断熱EPS 120mm

床下断熱EPS 90mm

夢の家I-HEAD構法の断熱仕様

となります。

HUGme(ハグミー)

HUGmeの仕様は、

  • 天井

天井断熱EPS 235mm

充填断熱EPS 89mm

床下断熱EPS 89mm

HUGmeの断熱仕様

になります。

ここまでくると、断熱材の厚さはかなり下がりますが、HUGmeであっても断熱性能が低いわけではなく、業界全体から見れば結構いい方です。

以上が一条工務店の断熱性能になります。

断熱性能のランキング

他のハウスメーカーと断熱材の厚さを比較してもらえればわかると思いますが、一条工務店の断熱材の厚さは圧倒的です。

オプション「断熱王」

また、一条工務店は「断熱王」という商品を出していて、これが圧倒的に他のハウスメーカーにはない強みになっています。

断熱王

断熱王は、玄関扉とお風呂の土間部分の断熱仕様が強化されているという商品ですが、これを付けることによって、簡単に断熱等級7が取れるようになります。

しかも、ただの断熱等級7ではなく、北海道の網走などでも通用する正真正銘の断熱等級7なのです。

それを本州でも建てられるというのがどれだけすごいのか、皆さんも調べればわかるはずです。

そして、この断熱王を構成している玄関扉についての具体的な話なのですが、まず玄関扉部分に関しては、一条工務店が独自でつくったウレタン断熱を9cm扉に入れて、

玄関ドアの断熱構造

さらに明かり取りのガラス部分には4層ガラスを入れることによって、断熱性能を大幅に向上させたのです。

他のハウスメーカーはまだここまで対応できておらず、構造躯体の断熱性能は向上させられても、玄関扉の断熱性能は向上させられていないということがあります。

一条の超断熱玄関ドア

ですので、他のハウスメーカーの場合、間取りで解決する、外部メーカーの玄関ドアを採用できるように回しをしなければならないなど、そういう小細工をしなければならないのです。

しかし一条工務店は、断熱王というオプションを選べばいいだけなのです。

また、この断熱王というオプションについてくる玄関ドアは「DANNJU」というのですが、キーガルといって、鍵をささなくても、携帯にアプリを入れておけば勝手に鍵を開けてくれるというものになっています。

時々、選べる色が少ないから、親子ドアを選べないからという理由で、DANNJUを入れることを渋る人がいるのですが、個人的には絶対に入れてもらいたい玄関ドアになります。

建物だけの断熱性能がよくても、玄関ドア部分の断熱性能が低かったら、結露してしまいます。

そういう意味でも、やはり玄関ドアはしっかりとDANNJUを入れていただき、結露が起きないように対策をしていただきたいです。

一条工務店の特徴5:窓

一条工務店の窓についてです。

一条工務店では樹脂サッシがメインとなっていて、アルミ樹脂複合サッシは使えません。

一条工務店の窓の性能

また、ガラスはトリプルガラスになっています。

ただ、正確には4枚のガラスで構成されていて、そのうちの1枚が防犯ガラスになっているのです。

その防犯ガラスをくっつけて1枚のガラスにして、トリプルガラスにしているという、かなり変わった構造になっています。

こうすることによって、窓ガラス自体の防犯性能を上げることができているのと、窓ガラスの自爆を防いでいるのです。

これがどういうことかというと、一条工務店の窓にはアルゴンガスというものが入っています。

一条工務店の窓にはアルゴンガスが入っている

そのガスが断熱性能を出しているのですが、温度によって気体が膨張するのです。

そうすると、膨張した勢いにやられて、ガラスが自爆するのです。

ですので、それを無理やり抑え込むために、防犯ガラスを入れ込むことで、トリプルガラスの大開口をつくりあげて、さらには防犯性能まで高めているのです。

一条工務店の窓は、どのメーカーの窓よりも優れていて、例えば、窓世界トップクラスの断熱性能をもつYKKAPのAPW430は、その性能として、空気層16mmで、U値と呼ばれる窓の性能が0.91なのですが、

YKKAPのAPW430

一条工務店のオリジナルの窓は、空気層が18mmで、U値がなんと0.8なのです。

0.72まで出せるという話も聞いたことがありますが、何にせよ、一条工務店の窓は日本でトップの性能になっています。

今まで日本の窓は、中空層16mmが断熱性能の出せる限界の幅と言われていたのです。

ただ一条工務店は、海外から技術を輸入して、これまでできないとされていた中空層18mmにしつつ、断熱性能を今の技術でできる限界まで引き出しているのです。

アルゴンガス充填中空層:18㎜(2層)

これは絶対に他社では真似できませんし、仮にできたとしても、自社工場をもっている一条工務店より安くすることはまずできません。

そのため、どんなハウスメーカー、どんな窓メーカーと比較しても、圧倒的に一条工務店の窓が優れているわけです。

一条工務店の特徴6:気密性能

気密性能、つまりは家にどれだけ隙間が空いているのかを表す数値になります。

一般的な住宅と一条の家のC値比較

これはちょっとした目安にはなるのですが、

  • グラン・スマート/アイ・スマート/アイ・キューブ…C値0.59
  • グラン・セゾン/セゾンF/セゾンA/ブリアール/百年…C値0.61

となっています。

これらの数値は中間測定の数値なので、完成時にはもっと性能が上がっているというのが一般的です。

今どの大手ハウスメーカーもC値1を切るのに苦戦しているので、それを考えると一条工務店のこのC値はかなりいい数値だと思いますし、今まで散々実績をつくってきた一条工務店ならではの強みだなとも思います。

ただ、ここで注意点ですが、一般的には外内ダブル断熱工法の方が高気密高断熱住宅になりやすいと言われているのですが、実際に現場では、軸組工法の夢の家I-HEAD構法の方が気密が取りやすかったりもします。

ですので、より気密を高めたいという方は、意外と夢の家I-HEAD構法の方がよかったりもするので、この辺は営業マンの意見も聞いていただき、どちらにするのかを選んでもらえればと思います。

一条工務店の特徴7:換気・空調

条工務店は、ダクト式の第1種換気をメインで採用していて、その熱交換率は90%になっています。

熱交換換気システム「ロスガード90」

業界的には80~85%が平均的な数値なので、それと比較すると一条工務店の換気システムの熱交換率90%はとてもいい数値です。

また、一条工務店の冷暖房機器は、他のハウスメーカーにはない、かなり特殊なものが多いです。

全館床暖房

一条工務店には「全館床暖房」というものがあります。

全館床暖房

これは床に「架橋ポリエチレン管」というチューブが入っていて、そこにお湯が流れるという仕組みなのですが、実はこれ、パワーがものすごく弱いのです。

他のハウスメーカーの一般的な床暖房ですと、ガス温水式床暖房になっていることがほとんどなので、高温で熱したお湯を床下に通しています。

なぜ一条工務店の床暖房はパワーが弱いのかというと、それで十分だからです。

そもそもの話として、温かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行きます。

床暖房とエアコン暖房の違い

これは自然の摂理でどうしようもないことですが、この原理原則は、極端な温度差でなくても発生するのです。

そして温度差が生じることによって、足元の冷えを感じてしまうのです。

ですので例えば、上が25℃、下が20℃だった場合、この5℃の差が体感としては結構あって「なんだか足元が冷えるな…」という感覚になるわけです。

そのちょっとした差を埋めてあげればいいわけなので、もともと構造躯体のスペックが高い一条工務店の家というのは、床暖房のパワーが弱くても大丈夫なのです。

一方で他のハウスメーカーですと、断熱性能や気密性能が低かったりするので、そもそも保温力がないのです。

ここ最近は少しよくなってきましたが、それでも一条工務店と比べればまだまだです。

そのため、床暖房のパワーを最大限まで上げて下から温めるということをしなければならないのです。

こういう違いがあり、一条工務店の全館床暖房は他のハウスメーカーにはない強みになっていますし、全部屋に床暖房が入れられるというのは、ハウスメーカーの中で一条工務店だけになります。

全館床暖房

一方で、一条工務店の床暖房の弱点もあり、それが立ち上がりが遅いという点です。

というのも、一条工務店が採用している床暖房はヒートポンプ式床暖房と呼ばれるもので、ゆっくり立ち上がり、ゆっくりと効かせていくタイプの床暖房なのです。

ヒートポンプ式床暖房のシステム概念図

その分光熱費が安いというメリットがあるわけですが、一条工務店の家は断熱気密が高いわけです。

ですので、ゆっくり立ち上がって、ゆっくり効かせていくヒートポンプ式床暖房と相性がぴったりなのです。

しかも一条工務店は、太陽光や蓄電池は乗せられるだけ乗せるというタイプのハウスメーカーなので、床暖房をつけっぱなしにしていても、ほとんど光熱費がかかりません。

そういったこともあって、一条工務店の床暖房は基本的につけっぱなしにする前提、ということを覚えておいてください。

それによってトイレや洗面所、あとはお風呂まで温かく快適に過ごすことができ、ヒートショック対策にもなっているわけです。

よく言われるのが、床暖房の範囲が広すぎて、みかんなどを箱で買って床に置いておくと、すぐに傷んでしまうという話はあります。

あと、マンションに住んだことがある方ならイメージできると思いますが、一条工務店の家は、住んでいると家の中が温かすぎて、外の気温がわからないというようなことがあるのです。

ですので、洋服を選ぶ時に、いちいち外の温度を確認してから選ばなければなりません。

とはいえ、全館床暖房は他のハウスメーカーではできない、一条工務店唯一の強みになっています。

これはかなり魅力的です。

「うるケア」「さらぽか」

一条工務店には、「うるケア」と「さらぽか」というシステムがあります。

これはどちらかしか選べないものになっています。

簡単にそれぞれ説明すると、まず「さらぽか」についてですが、「さらぽか」というのは床冷房のことです。

全館さらぽか空調

今まで床暖房はお湯を流すだけだったのが、今度は体感よりも少し低くて、ぬるいくらいの水を床に這わせてあげることによって温度を下げ、天井についたサーキュレーターで室内の空気をかき混ぜることで、さらっとした心地のいい空間をつくることができます。

さらぽかの性能

もう1つの「うるケア」というのは、

全館加湿・換気「うるケア」

換気システムの「ロスガード90」に、壁から給水できる機械が付いているものになります。

うるケアの仕組み

そして給水した水を使って、細かい水の粒子をつくり、それを家中に届けることで、冬場加湿をしなくても家中の湿度を保ってくれるというものです。

ですので、冬に乾燥して喉が痛くなる、ということもなくなります。

しかし、この「うるケア」は加湿機能が最大40%までにしかなりません。

かつ、本体に湿度センサーが付いているため、本体近くは湿度が40%になるのですが、それ以外の場所は湿度が40%になることはあまりありません。

「さらぽか」と「うるケア」、どちらを選べばいいのかという話ですが、こういった話があるので「さらぽか」を選んだ方がいいかと思います。

これに関しては、最終的には好みかと思うので、私の意見はあくまで参考程度にとどめていただければと思います。

一条工務店の特徴8:災害対策

一条工務店の災害対策はものすごいです。

実大耐震実験

というのも一条工務店は、全棟で許容応力度計算をしています。

そのため、計算に基づいたしっかりとした耐震性能があり、耐震等級も基本的には3のみの取得になります。

さらにその上で、一条工務店には「一条アドバンス免震」という免震システムがあります。

この免震システムを使用することで、今後懸念される南海トラフ地震や首都直下型地震など、将来の巨大地震に耐えうる住まいが実現できるようになったのです。

この免震システムは、多くの人に免震システムを取り入れてもらいたい、安心、安全な家をつくってもらいたい、そんな願いから、何年もの歳月をかけて、ようやく販売になったものなのです。

事実、このアドバンス免震は坪30万円という価格で提供できるようになっていて、これは1階部分のみにかかってくる金額になります。

例えば40坪の家で、1階が20坪、2階が20坪だった場合、1階部分の20坪×30万円= 600万円で採用が可能になるのです。

金額だけ聞くと高そうに感じますが、免震システムでこの金額というのは、ものすごく安いです。

お金に余裕がある方は、ぜひとも採用していただきたいです。

ただし、この免震システムは、地盤の関係で設置できないところもあるようなので、土地から購入される方は、土地の契約の前に事前に地盤調査をやることを強く推奨しています。

この点は注意点ですが、ここさえクリアしてしまえば、間違いなく今後どんな地震が来ても、安心安全に過ごすことができるわけです。

さらに今回、新たに耐水害住宅(床下タイプ)というものが登場しました。

床下耐水水害仕様

これまでの耐水害住宅は、スタンダードタイプと浮上タイプの2種類でした。

ただ、水害はどこでも起きる災害になってきていることから、水害が起こりにくいエリアでも、仮に床下浸水になった場合に、被害を最小限にして復旧を早める、そのような目的のもと、床下タイプの耐水害住宅仕様が登場することになりました。

床下耐水害住宅の主な特徴

平たく言ってしまえば、一条工務店では今後、全棟を耐水害住宅にしていくという方針なわけです。

耐水害住宅は、いまだに一条工務店のみしかできない仕様です。

免震装置の件もそうですが、一条工務店ほど災害対策がされているハウスメーカーは他に存在しません。

唯一弱点らしいところを挙げるとするのであれば、基礎の設計基準強度が24ニュートンなので、耐久年数は65年程度だというところです。

これだけスペックの高い住宅をつくっているにもかかわらず、耐用年数65年程度の基礎なのか、という話はありますが、弱点といえばそのくらいです。

この24ニュートンという設計基準強度がものすごく低いのかと言われたら、ヘーベルハウスや住友林業、積水ハウスなども、だいたい24ニュートンなので、あまり差はありません。

唯一弱点を挙げるとしたらここくらいかな、ということでお話をさせていただきました。

一条工務店の特徴9:メンテナンス性

一条工務店のメンテナンス性についてです。

屋根

まず屋根に関してですが、一条工務店は太陽光パネルを屋根全体に乗せることを武器としているハウスメーカーです。

本来であれば、一番下に野地板、その次にルーフィング(防水シート)、その上に屋根材、さらにその上に太陽光パネルが乗るのですが、

野地板、ルーフィング、屋根材、太陽光パネルの順に載せていく

一条工務店の場合、太陽光自体を屋根材としているのです。

ですので、一番下に野地板、その次にルーフィング、その上に本来でしたら屋根材が来るのですが、いきなり太陽光パネルが来る、という構成になっています。

一条工務店は屋根材は無しで太陽光パネルが乗る

これを聞くと「それって大丈夫なの?」と思われる方が多いと思いますが、一条工務店は、太陽光パネルを乗せる架台に特許を取っていて、問題がないように配慮された施工がされているというのと、あとは、太陽光パネルはガラスなのです。

一条オリジナル太陽光パネル

1000年経っても劣化しない素材とも言われているので、そのまま乗せておいても問題ありません。

他のハウスメーカーが使っている太陽光パネルは、少しずつサイズが大きくなっていて、それゆえに、以前のサイズの太陽光パネルを製造できない、ということが起こります。

ですが一条工務店は自社工場で太陽光パネルをつくっているので、壊れたり発電効率が悪くなったりした場合でも、その時の大きさに合わせて自社でつくって交換してくれるのです。

これは特許を取っている都合上、他のメーカーではできないことで、一条工務店が優れている、地味だけど非常に素晴らしいポイントになります。

外壁

外壁についてです。

外壁は一般的にボーダータイル、もしくはハイドロテクトタイルを採用することになります。

タイルなのでメンテナンス性が高く、汚れもつきにくいものになっています。

ただ、ハウスメーカーを検討している人からすると「パナソニックホームズも同じような光触媒系のタイルを使っていて、しかも目地がない、それに対して一条工務店は目地があるし、メンテナンスがかかるじゃん」と思われる方もいるかもしれません。

確かにパナソニックホームズは、下地の上に接着剤を塗ってからタイルを貼っていくため、メンテナンスがかからず、目地もありません。

ですが一条工務店には、しっかりと目地が存在します。

ただし、一条工務店は「高耐久シーリング」という、劣化しにくい目地材を使っているのと、さらにその下に、ゴアテックスの技術を転用した防水シートや防水塗装が施されています。

一条工務店の外壁

このゴアテックス技術があるため、耐水害住宅というものもできるのです。

防水に関しては、どのハウスメーカーよりも安心できると思いますし、仮にタイルのメンテナンスを怠ったとしても全く問題ないように設計されているわけです。

一条工務店の特徴10:コスト

最後は一条工務店のコストについてです。

コストについては、商品によって結構異なります。

具体的には以下の順番で金額が高くなっていきます。

  • HUGme
  • アイ・スマイル
  • アイ・スマイル⁺
  • アイ・キューブ
  • セゾンA
  • アイ・スマート
  • グラン・スマート
  • ブリアール
  • セゾンF
  • グラン・セゾン
  • 百年
一条工務店の価格順

その中でよく目にするのが

  • HUGme
  • アイ・スマイル
  • アイ・キューブ
  • アイ・スマート
  • グラン・スマート

この5つの商品ですが、それぞれの大体の建物の坪単価は、

  • HUGme:坪60万円
  • アイ・スマイル:坪65万円
  • アイ・キューブ:坪75万円
  • アイ・スマート:坪80万円
  • グラン・スマート:坪90万円
よく目にする5つの坪単価一覧

となっています。

もちろん、一条工務店の中でも建物の坪単価だけで100万円くらいになる方もいます。

ですので、今お伝えした坪単価はあくまで目安であり、平均的な価格と捉えてください。

ここに以下の費用がかかってきます。

  • 外構費用:約300万円〜800万円
  • 建物の組み立て費用:約200万円〜450万円
  • 屋外給排水工事:約90万円〜150万円
  • ガス引き込み費用:約30万円
  • 住宅ローン保証料:約100万円〜200万円
  • 地盤改良費用:0円〜1000万円程度
  • 火災保険料:約50万円
  • カーテン・照明・エアコン・家具家電:約500万円
  • 設計業務報酬料:約150万円
  • 長期優良住宅性能表示制度申請費:約20万円
  • 登記費用:約30万円

これらがかかることになって、土地から購入する場合は、さらにここに

  • 土地の仲介手数料:(土地価格3%+6万円)×消費税
諸費用1500万の内訳

が発生してくることになります。

これらをざっくり合計すると、1,500万円は諸費用としてかかるというのが今のご時世です。

ですので、2,000万円の土地に35坪の家を建てるとなったら、全て合計した金額は以下のようになります。

  • HUGMe:5,600万円
  • アイ・スマイル:5,775万円
  • アイ・キューブ:6,125万円
  • アイ・スマート:6,300万円
  • グラン・スマート:6,650万円
35坪の家を建てる場合の商品別の価格

この金額がかかるということになります。

あくまで目安ではありますが、一つ参考程度に覚えておいてください。

一条工務店の特徴のまとめ

今回は『【2026年最新】一条工務店の特徴10選~最強コスパの理由、保証の落とし穴を解説~』というテーマでお話をしました。

何度も言うようですが、下手なハウスメーカーで建てるくらいだったら一条工務店で建てた方がいい、そのくらいのレベルのハウスメーカーです。

建てる建てないは別としても、一度は検討してもいいかと思います。

ぜひ参考にしてください。

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