今回は『【2024年最新】積水ハウスの良い評判・悪い評判を辛口レビュー』というテーマでお話をしていきます。
皆さんが知りたいのは、忖度のない本当の情報だと思います。
イメージしてみてください。
例えば「どこどこのハウスメーカーは性能に特化しているハウスメーカーです。」「どこどこのハウスメーカーでも夏は十分涼しいし、冬は暖かいです。」といった情報がネットに書かれていたとします。
そしてそれを信じてしまった結果、実は性能も悪いし、夏は暑くて冬は寒い、というようなことになったらどうですか?
家が完成した後になってそれに気がついても、もう遅いですよね?
実際に日本の住宅性能は諸外国に比べて低いので、注文住宅は皆さんが思っている以上にシビアに情報を取得し、見極めなければならないわけです。
今回はインスタグラムの機能を使って、私(まかろにお)のフォロワーさんに積水ハウスの良いところと悪いところを聞きました。
ですのでそれらを紹介しつつ、私がそれぞれコメントしていこうと思います。
これから家づくりをされる方で、積水ハウスを検討しようとしている方は、ぜひとも最後までお読みください。
積水ハウスの良い評判
まずは積水ハウスの良いところについて、いくつかコメントをピックアップしてお話をしていきます。
良い評判①:とてもおしゃれで自分では思いつかないプランを出してくれる
『理想の暮らしのみを伝えたら1回でとてもおしゃれで自分では思いつかないプランを出してくれた』
これに対してコメントしていきますが、この方はすごくラッキーだったのではないかなと思います。
というのも、優秀な設計士というのは
- LDKは何畳ほしいですか?
- 寝室や子ども部屋は何畳ほしいですか?
- 収納は多い方がいいですよね?
というヒアリングの仕方をしてきません。
優秀な設計士は、その人の生活にフォーカスしてヒアリングをしてきます。
これがどういうことかというと、そもそも自分たちが日々普通にこなしている生活リズムは、思っている以上に普通でないことが多いのです。
例えば、私の生活リズムを例に挙げると
- 朝4時から5時の間に起床
- 5時から6時までで5kmのランニング(雨の日は庭で筋トレ)
- 6時から8時までで身なりを整えつつ、朝食を作って食べる
- 朝食は毎日納豆とキムチと白米とプロテイン
- 8時から17時までは仕事
- 昼食は基本食べない
- おやつに鶏胸肉と生野菜を食べる
- 17時から家族のために夕食を作る
- 18時から19時で夕食を食べる
- 19時からは子どもをお風呂に入れる
- 20時から23時まで仕事
これが私の毎日の生活リズムです。
どうですか?
私にとってはこれが普通なのですが、皆さんからすると普通ではないですよね?
私の生活リズムは例として極端かもしれませんが、要はこのような感じで、自分たちが日々普通にこなしている生活リズムは思っている以上に普通でないことが多いのです。
そのためそれを知っている設計士は生活にフォーカスして、そこから紐解いて間取りをつくっていくのです。
そうすることで自分たち家族だけの注文住宅をつくれるわけです。
この方のコメントも、きちんとした設計士が担当になってくれたからこそのコメントなのだと思います。
ただ一方で、積水ハウスで検討すれば100%そういった生活にフォーカスをしたヒアリングや普通とは違うおしゃれな提案をしてくれるのかと言われればそうではありません。
これは積水ハウスに限ったことではないですが、ハウスメーカーという企業は全て、工業化による住宅の大量生産を前提とした企業です。
とにかくつくることを前提としているため、営業マンが間取りを書いて提案するということが平気で行われている業界でもあるわけです。
例えるなら、大学生のバイトがマニュアルを見て作った料理に対して、超高額な金額を払っているという感じです。
ではなぜそのようなことが行われているのかというと、先ほどもお伝えしたとおりで、そもそもハウスメーカーという業態は、大手だろうと中堅だろうとローコストであろうと、やっていることは住宅の大量生産だからです。
これに関しては積水ハウスも例外ではないので、積水ハウスで検討すれば確実に普通とは違うおしゃれな提案をしてくれるのかと言われればそれは違うのでご注意ください。
良い評判②:土地探しの幅が広い
『分譲地をたくさん所有しているため、土地探しの幅が広い』
これに関してですが、そのとおりだなと思います。
積水ハウスやダイワハウスは、賃貸にも力を入れています。
具体的にいったら、積水ハウスならシャーメゾン、ダイワハウスならD-ROOMといった感じです。
つまり何が言いたいのかというと、それだけ地主との繋がりがあるので、市場に出ていない土地を持っている確率が高いということです。
実際に積水ハウス本社のお膝元である大阪は、空き地のあるところにはだいたい積水ハウスの旗が立っていて、土地と抱き合わせる形で建物を売っています。
ですので、土地から探して家を建てようと思っている方は、積水ハウスにたずねてみると、もしかしたら市場に出ていないいい土地を提案してくれるかもしれません。
ただし注意事項もあって、積水ハウスは分譲地を管理している不動産チームというのがあるのですが、その不動産チームは社内的に立場が強かったりするのです。
それでいて積水ハウスは「標準仕様で最高スペックの家です!」というような説明をする人もけっこう多く、いろいろと細かく突き詰めて家づくりをしたいお客さんからするとストレスのかかる商談になる傾向にあります。
後々になって担当替えするのも難しいですし、家のクオリティを追求したいと考えている人からすると真逆の家づくりになる可能性も十分にあるわけなので、いきなり分譲地に飛び込みで行くのではなく、普通に展示場に行って、そこの担当者から分譲地を紹介してもらう、あとは誰かから営業担当者の紹介を受けてその後に分譲地を見に行くなど、とにかくワンクッション挟むことをおすすめします。
良い評判③:大開口の窓で外と中を繋げるのが得意
『意匠性が抜群!大開口の窓で外と中を繋げるのが得意』
これは積水ハウスでいうクリアビューデザインのことです。
クリアビューデザインというのは、積水ハウスが激推ししているアルミ樹脂複合サッシ、通称SAJサッシ、これを使って建物の軒と天井、
内壁と外壁、
ウッドデッキやタイルデッキを室内の床と繋げて内と外の空間に一体感を出すデザインのことです。
これ、一見すると他のハウスメーカーでもできそうなのですが、意外と他のメーカーがつくりにくいものになっているのです。
というのも、このウチとソトの空間に一体感を出すという設計手法は、そもそも在来系の工法が有利なつくり方なのです。
もう少し詳しく説明をすると、例えばハウスメーカー各社のオリジナル工法は、木造で言えば在来軸組工法と枠組壁工法、この2つの工法を合体させてつくられた工法なのです。
ただ、それぞれのメーカーの工法で、入っている割合が異なるのです。
具体的には、積水ハウスのシャーウッド工法やダイワハウスのGranWood工法は在来軸組工法の入っている割合が多いですし、
ミサワホームの木質パネル接着工法や三井ホームのプレミアムモノコック工法は、枠組壁工法ベースのつくり方になります。
住友林業のビックフレーム工法は、在来軸組工法と枠組壁工法の特性が半々で入っているようなつくり方です。
要は何が言いたいのかというと、ハウスメーカー独自の工法というのは、入っている工法の割合が大きい方のメリット・デメリットを受け継ぐ傾向にあるのです。
ですので例えば、ミサワホームの木質パネル接着工法や三井ホームのプレミアムモノコック工法は、枠組壁工法純度100%のようなつくり方です。
そのため、断熱性能や気密性能、耐震性能が高くなるといった性能面で有利になるというメリットがあります。
一方で枠組壁工法は壁で構造躯体を持たせていることから、横に大きな開口が取れないというデメリットが存在します。
その代わりに、ミサワホームも三井ホームも高い天井や縦に大きい開口を売りにしているのですが、その都合上、どうしてもミサワホームの木質パネル接着工法や三井ホームのプレミアムモノコック工法は、横に広い開口をとって内と外を繋げるというつくり方はやりにくいのです。
一方で積水ハウスのシャーウッド工法やダイワハウスのxevo GranWoodは、在来工法ベースのつくり方です。
そのため、枠組壁工法と比較をすると、建物の断熱性能や気密性能、耐震性能がやや劣りはするものの、柱で構造躯体を持たせているという特性上、横に広い開口を取りやすく、内と外を繋げるようなつくり方をしやすいのです。
あとは住友林業。
住友林業は少し特殊で、住友林業のビックフレーム工法は、在来軸組工法と枠組壁工法の特性が半々で入っているようなつくり方です。
ですので一見すると在来軸組工法と枠組壁工法のいいとこ取りで、性能面とデザイン面の両立が図れていそうな工法になっているのですが、突き詰めてみると、完全に天井と軒を繋げることができず、だいたい4cmの段差が出てきてしまいます。
それと同様に、内壁と外壁をつなげる場合もだいたい4cmの段差が出てきてしまうのです。
このような感じで、ハウスメーカー独自の工法というのは、入っている工法の割合が大きい方のメリット・デメリットを受け継ぐ傾向にあります。
ですのでデザイン面を考えた時に、在来工法ベースのつくり方の方が、建物の軒と天井、ウッドデッキやタイルデッキを室内の床と繋げて内と外の空間に一体感を出すといったことがやりやすいのです。
では、積水ハウス以外に在来工法ベースのつくり方をしているダイワハウスの木造xevoGranWood、こちらでも積水ハウスと同様にクリアビューデザインのようなものをつくるという話が出てくると思うのですが、ここでネックになってくるのが設計士の腕なのです。
天井と軒を繋げる、ウッドデッキやタイルデッキと床を繋げる、内壁と外壁を繋げるなど簡単に言っていますが、素材を統一したり、割り付け方まできちんとそろえたり、あとは場合によっては壁を一部上げたり、厚みを厚くさせたり、そういう細かい詰めの部分をしっかりとやらなければ、きれいに繋げることはできないのです。
ただ積水ハウスではそれがきちんと仕組み化されているので、比較的簡単に内と外を繋げる提案ができるのです。
とはいえ最終的には積水ハウスも担当の設計士の腕によるという話ではあるのですが、それでもある程度仕組み化されている積水ハウスとそうでないハウスメーカーとでは大きな差があるわけです。
良い評判④:なんでもできる
『なんでもできる』
これは半分あっていて半分間違っているかなという印象です。
というのも、確かに積水ハウスは他のハウスメーカーに比べて自由にできる割合が多いです。
それは確かです。
造作家具はいい例で、基本的に細部にまでこだわった美しい建物を建てるのであれば、その空間に合わせた家具というのが必要なのです。
少しイメージしてみてください。
皆さんも一度は賃貸に住んだことがあると思うのですが、家具を買ってみたら思ったよりも大きくて、その空間を圧迫してしまったという経験はありませんか?
こういう状況は建物の大きさが大きくなればなるほど起きにくいのですが、一方で建物の大きさが小さくなればなるほど起きやすくなるトラブルです。
特に昨今の物価の高騰で、建物を無駄なくコンパクトにつくることがトレンドになってきているので、空間に合わせた家具提案というのが必須だったりもするのです。
では、そういう空間に合わせた家具提案は、どういうもののことを言うのかというと、それが造作家具です。
造作家具は何も椅子やテーブルのことだけを指しているわけではなく、建具、収納棚、書斎などに使う机、あとはエアコンを隠す面格子も造作家具としてつくります。
要はその建物に合わせて特注でつくったもの、その全てが造作家具という扱いになるということです。
その造作家具なのですが、設計するのがけっこう難しく、造作なれしている設計士でないと提案ができないのです。
わかりやすく例えるなら、皆さんガンダムを思い浮かべてください。
多分、誰でもなんとなくは思い浮かべられると思いますが「頭の中に思い浮かんでいるガンダムの姿を紙に書いてください。」と言われたら書けますか?
多くの人が書けないと思います。
造作家具の設計も要はそのような感じで、思い浮かんでも書けない、設計できない、というようなことが多いのです。
ハウスメーカーによっては、造作家具を全然提案できなかったりもするのです。
ただし、積水ハウスに関しては全体的に設計士のレベルが高めなので、けっこうな割合で造作家具を提案してくるイメージです。
例えば、これ、
これ、
これ、
これ、
全部、造作家具です。
ここまで造作を使って家づくりをするのは、世の中に多くのハウスメーカーがある中、積水ハウスくらいなわけです。
その他にも、普段入れないような床材や窓、玄関もわりと自由に入れられるのが積水ハウスです。
しかしなんでもできるわけではなく、積水ハウスが認めていない部材や構造躯体に触れる部分はいじれないので、
- 太陽光パネルを海外製のものにする
- 断熱材の種類を変える
などなど、細かい部分で意外と制限が出てきます。
ですので突き詰めれば突き詰めるほど、積水ハウスの小回りの効かなさが見えてくるのですが、それでも他のハウスメーカーと比較をすれば圧倒的にできることの割合が多いです。
それは間違いありません。
積水ハウスの悪い評判
続いて積水ハウスの悪い評判について、いくつかコメントをピックアップしてお話をしていきます。
こちらの方が多くの方が気になるのではないかなと思います。
悪い評判①:金額が高い
『高い』
「金額が高い」というコメントがものすごく多かったです。
これに関してはもうそのとおりで、積水ハウスでSNSに載っているような家を建てる場合、建物だけの価格でだいたい坪145万円から150万円が相場となります。
つまり、35坪の一般的なサイズの家を建てる場合、35坪×145万円から150万円ということで、建物だけの価格で5,075万円から5,250万円かかるということです。
さらにそこに外構費用などを含めた諸費用合計1,500万円と土地代がかかってくるので、仮に土地代が2,500万円の場合、合計で9,075万円から9,250万円かかるということです。
SNSで見かける積水ハウスのおしゃれな家は、このくらいの金額がかかっていると思ってください。
高いですよね。
「こんなんじゃ買えない!!」という人が多発しそうではあるのですが、残念なことに、建物の断熱気密仕様とさらにはデザインを高い水準で叶えることを考えると、今現在積水ハウスを選択することが1番の近道だったりするわけです。
もちろんこれには自分の担当者のリテラシーが高いことが前提ではあります。
この話をすると積水ハウスの肩を持っているなどと言われるのですが、俯瞰して冷静にハウスメーカー各社を比較すると、完璧を求めるなら今現在、行き着く先は積水ハウスになることがほとんどです。
ただこれはあくまで今現在はという話で、ヘーベルハウスのアスハウスが全国で販売開始したら、積水ハウス有利の市場も終わりを迎えると思います。
また、これから登場する三井ホームの新断熱仕様と新工法も価格が抑えられて、なおかつ今まであったデメリットが全て解消されるような話でもあります。
ですので今現在はという話で、今後はどうなるかわかりません。
皆さん自身も俯瞰して冷静にハウスメーカーを比較検討してみてください。
ちなみに積水ハウスでも最低限の標準的な仕様まで落とせば、建物だけの価格坪120万円くらいで建てることは可能です。
これですと建物の性能も最低水準で、中に入っている設備仕様も最低水準のものになるので、積水ハウスで建てる意味とは?という感じにはなりますが、もし魅力的な間取り提案をもらえたら積水ハウスで建てることを検討してみてもいいかもしれません。
悪い評判②:思っていたより暑い、寒い
『冬は暖かいが夏はとにかく暑い、冬は普通に寒い、思っていたより暑い、寒い』
「だから言ったじゃん!」という感じなのですが、積水ハウスの標準的な仕様は業界の中では低めなので、きちんと強化しなければしっかりした性能の家にならないのです。
ただその強化方法が超マニアックで、営業マンはおろか、設計士ですらわかっていないことがほとんどです。
「いやいやそんなことないだろ!」と思われる方もいると思うのですが、100%リアルです。
ですので私が積水ハウスを紹介した場合は、きちんと積水ハウスとお客さんの間に入って断熱気密仕様に対する指示出しをしています。
実際、気密を表す数値でC値というのがあるのですが、私のノウハウを使えば積水ハウスの鉄骨の建物でC値1は出せるようになってきましたし、木造の建物でも確実にC値1を切れるようになってきていて、最高でC値0.3まで出すことができています。
やろうと思えば気密は高められるのですが、何もしないと一番上の断熱仕様のスーペリアであってもC値2.5が出たり、あとは木造住宅なのに中間測定でC値7の現場もありました。
また、断熱気密だけ上げればいいわけではなく、その後の換気と空調、そしてその他設備仕様もきちんと考えなければならないのですが、そこまで思考が及んでいない人がものすごく多い印象です。
ですので積水ハウスほど担当者によってできあがる建物のクオリティに差が出るハウスメーカーはないですし、本当に玄人向けのハウスメーカーなのです。
この点は本当に理解した方がいいです。
悪い評判③:担当者の差が激しい
『担当者の差が激しい。営業も設計も中には素人がいる』『ブランド力に営業マンが追いついていない』
先ほどお伝えした内容に付随してくることです。
これはお客さんのリアルな声です。
せっかくなのでここ最近あったエピソードを軽く皆さんにお話しようと思います。
皆さんもご存知かもしれませんが、私が作った自ら営業担当者を選べる住宅営業マンマッチングサービスのメグリエというサイトがあります。
このサイトは各有名ハウスメーカー本社公認でやっているサービスで、社長決済まで通って、その上で展開しています。
そういった経緯もあって、メグリエに掲載している営業マンは、本社公認であり、さらに私もチェックしているので、質に関してはきちんと担保されているわけです。
ただメグリエに掲載していたある営業マンが辞めてしまいました。
そしてメグリエのサービスを使ったお客さんが私の知らない営業マンに引き継がれてしまったのですが、そこからはもう大変でした。
私自身がその営業マンを育てなければいけなかったので、なぜ数ある仕様の中でこの仕様を選んだのか、なぜ事実と乖離のある説明をしたのか、そもそもきちんと学んでいるのか、ありとあらゆることを聞いて、間違っているところは都度都度訂正して講義する、ということをしていたわけです。
電話でも毎回3時間くらい話して「ここはこうしないとダメなんだよ。」「ここはこうした方が金額が安くなって、さらには性能も上げられるんだよ。」などさんざん私の熱い思いを伝えて、最終的にようやく形になったという感じです。
結果なんとかなったのですが、でもこれが現場のリアルだなと痛感しましたし、紹介したら全部私が間に入ってチェックしなければダメだなと思ったきっかけでもあったわけです。
そんなこともあったので、余計に皆さんにお伝えしたいのですが、積水ハウスは良いところもたくさんあります。
ただ積水ハウスで建てればいい家が建てられるわけでなく、結局は誰が担当になるか、これで全てが決まります。
ここはしっかりと覚えておいてください。
悪い評判④:営業マンが上から目線
『ブランド力を強調して、小細工で何とか成約を取ろうとする営業マンがいた』『営業マンが上から目線』
これは良くも悪くもという感じなのですが、積水ハウスも含め、他のハウスメーカーでもブランド売りをしている営業マンはけっこう多いです。
それがお客さん側からすると鼻につくのかなと思います。
ブランド売りというのは、その商品がなぜできたのか、なぜその商品が必要なのかなど、そういうことを話さない、もしくは伝えることができず、結果として「ウチの商品を買うことがステータス」「ウチの商品を買っとけばとりあえず安心」というようなしょうもない伝え方しかできていない場合に起こる売り方のことです。
こういう説明しかできない営業マンは、大抵他社を批判して差別化しようとしてきますし、アンテナも低かったりするので、自社の商品のどこが優れていて、どこが劣っているのか、そしてその劣っている部分はどのように補っていけばいいのか、というような自社の商品に対する客観視ができていない傾向にあるのです。
そもそも自分たちの理想の家を建てる、その手段としてハウスメーカーがあるのであって、多くの人にとって特定のハウスメーカーで家を建てることが目的ではないはずです。
ですので例えば、建物の断熱性能と気密性能、そして建物のデザイン性、これらを両立できて、さらに価格も安くてメンテナンスもかからない、その上施工の質も高いところがあれば、別に積水ハウスにこだわる必要性はないわけです。
もちろん中には「積水ハウスで建てることが夢でした」というような人もいるかと思いますが、基本的にはそういう人は稀です。
昨今、ブランド物に興味がないという人も増えてきていますし、世界的な流れとしても、ブランド感を出さず品質で勝負するような、そんな時代になってきています。
そこに気がつけない営業マンは、お客さんから「なんか鼻につくなぁ。」と思われて「ブランド力を強調して小細工でなんとか成約を取ろうとする営業マンがいた。」「営業マンが上から目線。」というような印象を抱かれてしまうのではないかなと思います。
この辺は積水ハウスに限った話ではないですが、有名なハウスメーカーになればなるほど出てくることかなと思います。
【2024年最新】積水ハウスの評判を辛口レビューのまとめ
今回は『【2024年最新】積水ハウスの評判を辛口レビュー』というテーマでお話をしてきました。
積水ハウスの特徴をまとめた記事については以下をご覧ください。
ぜひともハウスメーカー選びの1つの参考にしてみてください。
最後に、私が運営しているメグリエから私との無料個別面談を申し込んでいただければより詳しい情報を開示します。