この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
新築から10年以上経ち、外壁塗装の時期の方は「ハウスメーカーか、地元の塗装業者か」と業者選びで悩んでいませんか？ハウスメーカーの安心感と費用、地元業者の価格と実力、どちらが最適でしょう？外壁塗装は高額な投資。価格、品質、保証まで納得いくまで比較したいものです。
今回は、ハウスメーカーと地元の塗装業者に外壁塗装を依頼するメリット・デメリットを紹介します。ご自身に最適な業者の選び方、信頼できる優良業者を見抜くチェックポイントも解説します。この記事を読めば、それぞれの特徴を理解し、失敗リスクを減らせるでしょう。大切な住まいを長持ちさせるため、業者選びの参考にしてください。
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するメリット
家を建てたハウスメーカーへの外壁塗装依頼は、安心感を重視する方に適しています。建物の詳細な知識や品質基準、アフターフォローに強みがあります。ここでは、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する4つのメリットを紹介します。
注文住宅のメンテナンスについて詳しく知りたい人は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【保存版】オシャレな注文住宅はこうやって造ります。」を確認してください。
運営者の「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリットだけではなく、建物のメンテナンスについても中立の立場で発信しています。
建物の構造や外壁材に詳しく、安心して任せられる
ハウスメーカーは、自社建築物の構造や外壁材を熟知しています。設計図や仕様情報に基づき、外壁材の特性に応じた的確な塗装方法を提案できます。過去のメンテナンス履歴から最適なプランを期待できるため、安心して任せられる点が大きなメリットです。
ハウスメーカー独自の基準によって品質が高い
ハウスメーカーの塗装は、独自の厳格な品質基準で安定した仕上がりが期待できます。使用塗料や塗装工程が定められ、下請け業者にも適用されるため技術のばらつきを抑えます。施工後の保証や点検体制も整い、トラブル時の対応も明確で安心です。
業者探しの手間が省ける
ハウスメーカーへ依頼すれば、業者探しの手間を大幅に削減できます。通常必要な複数業者からの見積もり取得や比較・検討が不要です。既存の窓口からスムーズに相談でき、契約やスケジュール調整も一括で任せられるため、多忙な方におすすめです。
保証期間の延長サービスが受けられることもある
ハウスメーカーによっては、有料メンテナンスで建物の保証期間が延長されることがあります。適切なメンテナンスは建物の長寿命化につながり、メーカーの保証リスクも軽減します。将来の修繕費リスクを減らし、定期点検とセットなら安心感が高まるでしょう。
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するデメリット
ハウスメーカーへの外壁塗装依頼にはメリットがある一方、費用や施工の自由度に関する注意点もあります。ここでは、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する4つのデメリットを解説します。
費用が高くなる傾向がある
ハウスメーカーへの依頼は、一般的に塗装専門業者より費用が高めです。ブランド料や管理費、広告費などが上乗せされるためです。2割から3割高くなる場合もあるため、コスト重視の方には割高に感じるでしょう。
施工業者を選べない
ハウスメーカーへの依頼では、実際の塗装を下請け業者が行うため、施主が業者を選べません。ハウスメーカーが業者を選定しますが、職人の技術差の可能性は残ります。特定の職人を指名したり、事前に業者の評判を詳細に把握したりするのは困難です。
こだわりの塗装に対応できないことがある
ハウスメーカーの塗装は仕様や塗料が標準化されがちで、細かなこだわりに対応しにくいことがあります。特殊塗料の使用や多彩な色選び、複雑なデザインなど、自由度の高いカスタマイズは難しいか、高額な追加費用がかかる場合があります。
中間マージンが発生する
ハウスメーカーが元請けとなり下請けに発注する際、紹介料や管理手数料などの中間マージンが発生します。この費用が工事費に上乗せされるため、直接専門業者に頼むより高くなる可能性があります。費用の内訳が不明瞭な場合もあるでしょう。
地元の塗装業者に依頼するメリット
地域密着型の地元の塗装業者は、費用やコミュニケーション、塗装の自由度で魅力があります。ここでは、地元の塗装業者に依頼する4つのメリットを解説します。
費用を抑えやすい
地元の塗装業者への依頼は、費用を抑えやすい点が大きなメリットです。ハウスメーカーのような大規模経費や中間マージンが少ないため、同程度の工事でも安価になることが一般的です。直接契約・自社施工なら価格の透明性も高まります。
意思疎通が取りやすい
地元の業者とは担当者や職人と直接話せる機会が多く、意思疎通が図りやすいです。要望や疑問を直接伝えることができ、認識のズレを防ぎます。工事中の相談もしやすく、迅速な対応が期待でき、信頼関係を築きやすいでしょう。
こだわりの塗装に対応しやすい
地元の業者は施主のこだわりや細かな要望に柔軟に対応しやすいです。標準仕様に縛られにくく、塗料の種類や色、塗装方法を自由に選べます。個性的なデザイン塗装など、オリジナリティを重視する施主の希望を叶えやすいです。
塗装専門ならではの提案力と技術力が期待できる
塗装専門業者は塗料知識や施工技術に高い専門性を持ちます。長年の経験から建物の状態や要望に合わせた最適提案が期待できます。最新塗料や高機能塗料の提案、専門的な施工方法など、高品質な仕上がりを見込めるでしょう。
地元の塗装業者に依頼するデメリット
地元の塗装業者への依頼にはメリットがある一方、業者選びの難しさや品質のばらつきといった注意点も存在します。ここでは、地元の塗装業者に依頼する3つのデメリットを解説します。
信頼できる業者を見極める手間がかかる
地元の塗装業者選びでは、多数の中から優良業者を見極める手間と時間がかかります。ネット情報や口コミだけでは判断が難しく、相見積もりや現地調査での比較・検討など、施主側の労力が必要です。
業者ごとに技術力や品質にバラつきがある
地元の業者は規模や経験が異なり、技術力や施工品質に差が出やすいです。経験の浅い職人や不適切な施工をする業者もいるため注意が必要です。品質管理体制が不十分だと仕上がりに不満が残るリスクがあります。
ハウスメーカー特有の工法に対応できない場合がある
一部ハウスメーカーの独自外壁材や特殊工法に対し、知識や経験が乏しい地元業者もいます。誤った施工は外壁性能を損ねたり、メーカー保証対象外となったりするリスクがあるため、注意が必要です。
外壁塗装を依頼する業者の選択肢と選び方
ハウスメーカーと地元業者、どちらが良いかは重視する点によって異なります。ここでは、それぞれの業者がどのような人におすすめか、特徴を見ていきましょう。
ハウスメーカーがおすすめの人の特徴
ハウスメーカーがおすすめの人の特徴は、主に次の3パターンです。
長期保証やアフターサービスを重視する人
ハウスメーカーは、長期保証や定期点検などアフターサービスが充実しています。大手ならではのサポート体制で万が一の際も安心です。将来的な対応を含め任せたい人向けです。
業者探しの手間を省きたい人
業者探しや相見積もりを避けたい人にとって、ハウスメーカーは効率的です。既存の窓口でスムーズに進められ、多忙な人や手軽に進めたい人に向いています。
特殊な外壁材を扱っている人
ハウスメーカー独自の特殊外壁材は、自社を熟知したハウスメーカーへの依頼が安心です。施工ミスのリスクを減らし、外壁材の性能を維持した塗装が期待できます。
地元の塗装業者がおすすめの人の特徴
地元の塗装業者がおすすめの人の特徴は、主に次の3パターンです。
費用をできるだけ抑えたい人
費用を抑えたい人には地元の業者が有力です。中間マージンが少なく広告費も抑えられ、工事費を低くできます。価格交渉の余地もあり、予算重視の方に合っています。
こだわりの塗装を実現したい人
塗料やデザインにこだわりたい人には地元の業者が適しています。要望への柔軟性が高く、個性的な外観を実現しやすいです。
専門性と技術力を重視する人
塗装の専門知識や技術力を求めるなら、地元の優良塗装専門業者が頼りになります。質の高い提案と施工、美しい仕上がりや耐久性を期待できます。
良い外壁塗装業者を選ぶポイント
信頼できる業者選びは外壁塗装成功のカギです。ここでは、業者選びの重要チェックポイントと、見積もり・保証内容確認の注意点を解説します。
業者選びの重要チェックポイント
良い業者を見つけるには多角的な情報収集と確認が大切です。
まずは評判・口コミの確認から始めましょう。ネットのレビューや近隣の評判を確認し、情報を多角的に集めることが重要です。次に施工事例の確認を行います。Webサイト等で過去の施工事例を確認しましょう。
また、「塗装技能士」等の国家資格や「建設業許可」の有無は信頼性の一指標となるため、確認しておきましょう。
さらに、自社施工の確認も欠かせません。自社職人で施工するか、下請けに出すのか確認することで、責任の所在が明確になります。
見積もりと保証内容の確認
契約前に、見積書と保証制度を細部まで確認することは非常に重要です。まず、相見積もりの実施として2社～3社から見積もりを取り、比較しましょう。このとき、総額だけではなく工事範囲、使用塗料、単価、数量の明確さが重要です。特に「一式」という表記には注意が必要で、具体的な内容が見えにくくなっています。
保証内容の確認も忘れてはなりません。工事保証や製品保証の有無、期間、内容を書面で確認し、保証書を発行してもらうことが大切です。また、相場より極端に安い見積もりには警戒しましょう。
手抜き工事や後からの追加請求のリスクがあるため、安さだけではなく内容を精査することが重要です。優良な業者は適正な価格設定をしていることが多く、極端な安さには理由があると考えるべきでしょう。
まとめ
外壁塗装の業者選びは、住まいの美観と耐久性を左右する重要な決断です。ハウスメーカーと地元の塗装業者、それぞれのメリットとデメリットを理解し、ご自身の状況や重視する点に合わせて慎重に選択しましょう。
最終的な選択基準は費用、品質、保証、手間、こだわりなど、何を最も重視するかによって異なるため、自分のニーズに合った業者を選ぶことが大切です。この記事の情報を参考に、納得のいく業者選びをしてください。
外壁塗装やリフォーム全般の詳しい情報は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。元大手ハウスメーカー勤務のまかろにおが、現場のリアルな声や営業マンから得た実践的な情報をもとに、後悔しないリフォームのヒントをわかりやすく解説しています。
また、当サイト「メグリエ（MEGULIE）」では、外壁塗装の業者選びや相見積もりに関する無料相談をLINEで受付中です。
「ハウスメーカーに頼むか、地元業者にするか迷っている」「どこまでグレードアップすべきかプロに相談したい」そういった方は、以下のリンクから友だち追加すれば、建築と塗装の両方に詳しい専門スタッフがリアルタイムでアドバイスします。
なお、当サイト「MEGULIE（メグリエ）」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
大切な家を守る外壁塗装だからこそ「どこに頼むか」は価格以上に重要です。今回解説した内容と、まかろにおのYouTube動画、そしてメグリエのサポートを活用して、納得できる判断軸を持った業者選びを進めていきましょう。
