【2025】断熱等級7に対応可能なハウスメーカー4選|断熱等級や断熱性能の判断基準を解説

【2025】断熱等級7に対応可能なハウスメーカー4選 メグリエ編集部記事
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断熱等級7は、日本の住宅性能表示制度において最高レベルの断熱性能を示しており、厳しい基準を満たすことで、年中快適な住環境を実現できます。快適性と省エネ性を兼ね備えた住まいとして、近年注目が高まっています。

とはいえ、「具体的にどのハウスメーカーが対応しているのかわからない」と悩む方も多いのが現状です。そこで今回では、断熱等級7に対応しているハウスメーカーを厳選して紹介します。さらに、断熱等級の基礎知識や性能の違い、活用できる補助金制度についても丁寧に解説します。断熱性の高い住まいを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

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断熱等級とは

断熱材

断熱等級とは、住宅の省エネ性能を示す国の基準であり、数値が大きいほど断熱性能が高くなります。1〜7の7段階で評価され、7が最高等級です。

正式名称は「断熱性能等級」で、住宅の熱損失をどれだけ抑えているかによって等級が決まります。地域ごとに気候条件が異なるため、寒冷地ほど厳しい基準が設けられています。

従来はZEH基準に相当する断熱等級5が最上位でしたが、さらに高性能な住宅の登場により、正確な性能評価が必要となったことから、新たに断熱等級6・7が創設されました。これらの等級は2022年3月25日に公布され、同年10月1日より運用が開始されています。

断熱等級7の住まいとは

建築中の住宅の断熱材

断熱等級7の住まいは、日本の住宅断熱基準の中で最高水準の性能を誇り、UA値(外皮平均熱貫流率)0.26以下という厳しい基準をクリアしています。そのため、室温を安定して快適に保てる住環境が実現可能です。

また、断熱等級7は、省エネ住宅の断熱基準「HEAT20」の最上位であるG3グレードに相当しており、今後の省エネ基準強化にも対応できる仕様です。「HEAT20」とは、省エネ住宅の新たな断熱評価基準として業界で広く認知されています。

G3グレードの主な特徴としては、冬場の最低室温が北海道や南九州で16℃、その他地域で15℃を下回らない点や、断熱等級4と比較してエネルギー消費量が40%以上削減できる点が挙げられます。

このように、年間を通して快適な住環境を保てることから、ランニングコストの低減にもつながります。快適性・経済性・健康面で優れる断熱等級7の住まいは、持続可能な住宅として注目されています。

他の断熱等級との違い

断熱等級は1〜7の7段階に分かれており、数値が高いほど性能が優れます。等級ごとに認定基準が明確に定められており、その違いは次のとおりです。

等級詳細レベルUA値
断熱等級1無断熱
断熱等級2旧省エネ基準断熱性能は極めて低い
断熱等級3新省エネ基準一定の省エネ性能を確保
断熱等級4改正省エネ基準開口部まで断熱対象0.87以下0.6以上
断熱等級5ZEH基準レベル高性能住宅レベル0.6以下0.46以上
断熱等級6HEAT20 G2レベル暖房なしでも快適な室温を維持0.46以下0.26以上
断熱等級7HEAT20 G3レベル冷暖房負荷を約40%削減0.26以下

断熱等級7の住まいは、断熱等級4に比べて約3.3倍の断熱性能を持つとされています。なお、断熱等級4は2025年に義務化、断熱等級5は2030年に義務化される予定であり、今後の家づくりにおいて断熱性能の重要性はますます高まるでしょう。

断熱性能を判断するポイント

断熱性能を正確に把握するには、断熱性能等級だけでなく、複数の指標を併せて確認することが重要です。ハウスメーカーによっては等級を明記していないケースもあるため、次のような数値や仕様を参考にしましょう。

UA値・C値・Q値

住宅の断熱性能は、UA値・C値・Q値といった数値によって客観的に評価できます。

数値詳細
UA値(外皮平均熱貫流率)外壁や窓など外皮を通じた熱の通りやすさを示す数値。数値が小さいほど断熱性が高い。
C値住宅全体の隙間の大きさ。気密性を示す指標で、小さいほど空気の漏れが少ない。
Q値住宅全体の熱の逃げやすさ(熱損失係数)を示す。換気による熱損失も含まれる。

特にUA値は、外皮1㎡あたりから逃げる熱量を示すため、断熱性能を比較する上で広く利用されています。いずれの数値も、基本的には値が小さいほど高性能であると判断できます。

断熱材の種類

断熱材の性能は、素材の熱伝導率・構造・施工方法によって大きく異なります。代表的な断熱材の特徴をまとめると下の表のようになります。

断熱材特徴
グラスウール低コスト。断熱性だけでなく、耐火性・吸音性・耐久性にも優れる。
ロックウール高い耐火性と吸音性を持ち、音楽スタジオにも使用される。やや高価。
発泡ウレタン軽量かつ耐水性があり施工性も高い。難燃性はあるが他素材に比べ燃えやすい。
発泡プラスチック高い断熱性・防音性・耐水性を持つが、熱に弱くコストも高め。

無機繊維系(グラスウールやロックウール)は空気を含む構造により断熱性を発揮し、火災にも強いという特徴があります。一方、発泡プラスチック系は気泡構造により高い断熱性を実現しますが、耐火性には注意が必要です。

断熱材は性能だけでなく、耐火性・調湿性・施工性・コストなど多角的に検討し、総合的に最適な素材を選ぶことが重要です。

窓の位置

断熱性能は、窓の種類や性能だけでなく、その「位置」によっても左右されます。室内の温度は日射の影響を強く受けるため、季節ごとの太陽の角度を考慮した窓配置が重要です。

冬は日射を最大限に取り入れて暖かさを保ち、夏は直射日光を避ける設計とすることで、冷暖房効率が向上します。東西向きの窓は日射が強いため小さめにし、遮熱性の高い窓を選ぶと効果的です。

ハウスメーカーによっては、日射シミュレーションに基づいた窓配置を標準で行っている場合もありますが、対応していない場合は必ず依頼し、確認を取ることをおすすめします。

「断熱性能を比較する方法」についてさらに詳しく知りたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内にある「【ハウスメーカー比較】断熱性能を比較する時の基本」をチェックしてみてください。

まかろにおチャンネル

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元住宅営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。

断熱等級7の住まいのメリット

快適な注文住宅

断熱等級7の住まいは、現行の住宅基準において最高水準の断熱性能を備えており、厳しい基準をクリアすることで、1年を通して快適な室内環境を実現できます。ここでは、断熱等級7の住まいが持つ主なメリットについて解説します。

1年中快適な室温を保てる

断熱等級7の最大の魅力は、外気の影響を受けにくい快適な住空間が実現できる点です。気密性が高いため、冬は暖かく、夏は涼しい空気が室内にとどまり、冷暖房に頼らずとも快適に過ごせます。

特に冬は、暖房なしでも室温が15℃を下回りにくく、屋根・壁・床に厚みのある断熱材や高性能な窓を採用することで、夏場の熱気や日射も遮断できます。四季を通じて快適性が保たれるのが、断熱等級7の大きな特長です。

冷暖房効率が向上し光熱費を削減できる

外気温の影響を受けにくいことで、室内の温度が安定し、冷暖房の稼働効率が向上します。その結果、エネルギー消費量を抑えられ、光熱費の節約につながります

実際に、断熱等級4の住宅と比べて、断熱等級7の住まいはエネルギー消費量をおおよそ40%削減できるとされています。さらに、太陽光発電や蓄電池を組み合わせれば、さらなる節電効果も期待できます。

室内の温度差を抑え健康を守れる

室内に温度差があると、ヒートショックによる健康被害のリスクが高まります。断熱等級7の住まいは気密性が高いため、部屋ごとの温度差が少なく、体への負担を軽減できます

ヒートショックは、急激な温度変化により血圧が大きく変動し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがあります。WHO(世界保健機関)も、室温18℃以上の維持を推奨しており、高断熱な住まいは健康維持にも大きく貢献します。

また、室温が安定することで結露の発生を抑え、カビやダニの繁殖を防止できます。これにより、アレルギーや呼吸器疾患のリスクも減らせます。

遮音性が高く音漏れしにくい

高い気密性は断熱性だけでなく、遮音性にも優れています。断熱等級7の住まいでは、屋外の騒音が入りにくく、室内の音も漏れにくいため、プライバシーが確保された静かな空間を実現できます

子どもやペットの声、楽器の音などが気になる家庭でも安心です。また、交通量の多い道路沿いや線路付近などでも、ストレスの少ない暮らしが可能になります。

補助金や税制優遇を受けやすい

断熱等級7の住まいは、長期優良住宅やZEH水準住宅の基準を満たすため、各種の補助金制度や税制優遇の対象になりやすいことも魅力です。

ただし、補助制度を受けるには、所定の認定基準を満たす必要があります。断熱等級7の住宅は、少しの追加仕様で制度の条件を満たせるケースが多いため、活用しやすいといえるでしょう。

▼断熱等級7の住まいで活用できる主な補助金・減税制度

制度名条件最大金額概要
子育てエコホーム支援事業省エネ性能の高い新築住宅の建築、または省エネリフォーム。対象は18歳未満の子どもがいる世帯、もしくは夫婦いずれかが39歳以下の世帯長期優良住宅:最大100万円
ZEH水準住宅:最大80万円
国土交通省「子育てエコホーム支援事業
住宅ローン減税住宅ローンを用いた新築住宅取得年間最大35万円(総額最大455万円)
控除期間最長13年
国土交通省「住宅ローン減税の借入限度額及び床面積要件の維持(所得税・個人住民税)」
自治体の補助金制度自治体ごとの新築・購入支援制度地域により異なるため、事前確認が必要

なお、住宅ローン減税は、長期優良住宅・低炭素住宅・ZEH水準省エネ住宅・省エネ基準適合住宅のいずれかに該当する場合に適用されます。

これらの制度を上手に活用すれば、初期費用の負担を抑えながら、高性能で快適な住まいを実現できます。利用を検討している方は、制度の対象条件や申請期限を事前に確認しておきましょう。

断熱等級7の住まいのデメリット

断熱材を使用した注文住宅の工事

断熱等級7の住まいには、快適性や省エネ効果、健康リスクの低減、補助金制度の活用といった多くのメリットがあります。一方で、知っておくべきデメリットもあります。建築を検討する際は、メリットとデメリットの両面を把握し、総合的に判断することが重要です。ここでは、断熱等級7の住まいの主なデメリットについて解説します。

建築費用が高くなりやすい

断熱等級7の住まいは、快適性と省エネ性を高い水準で両立できる一方で、初期費用がかさみやすいことがデメリットです。

基準を満たすには、性能の高い断熱材や窓、ドアなどの建材を採用し、設計段階から気密性や断熱性を考慮した丁寧な施工が求められます。こうした要素が積み重なり、一般的な住宅よりも建築費用が高くなりがちです。

しかし、ランニングコストの削減や補助金制度の活用といった長期的な経済メリットも大きいため、総コストで見れば十分に元が取れる可能性もあります。予算計画の段階で、初期費用と維持費のバランスを意識しながら、無理のない資金計画を立てることが大切です。

使用を控えるべき暖房器具がある

高気密な断熱等級7の住まいでは、石油ストーブやガスファンヒーターなど、燃焼式の暖房器具は基本的に使用を控えるべきです。室内で燃焼させるタイプの暖房器具は、一酸化炭素中毒や酸素不足を引き起こすおそれがあり、使用には高いリスクが伴うためです。

また、燃焼によって発生する水蒸気や二酸化炭素が室内にこもりやすく、空気環境が悪化したり、結露やカビの原因になったりする場合もあります。これは気密性の高い住まいならではの注意点です。

ただし、断熱等級7の住まいは、高い断熱性と気密性によって暖房効率が非常に高いため、燃焼式暖房に頼らずとも快適な室温を維持できます。そのため、暖房器具に関しては、安全性の高いエアコンや全館空調などの利用を前提とする設計がおすすめです。

断熱等級7に対応しているハウスメーカー

断熱性能等級7は、2022年に新設された断熱基準の最高ランクです。快適性と省エネ性に優れ、1年を通して快適な住空間を実現でき、光熱費の削減にもつながります。

ただし、対応しているハウスメーカーは限られているため、事前に情報を把握しておくことが重要です。最後に、断熱等級7に対応可能なハウスメーカーを4社紹介します。

ダイワハウス

ダイワハウス

ダイワハウスは鉄骨造・木造の両方に対応し、高性能で安心して長く住める住宅を提供する大手ハウスメーカーです。

鉄骨住宅「xevoΣ」は、震度7クラスの地震に耐える構造と、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」を標準装備しています。

xevoΣ

画像引用元:xevoΣ(ダイワハウス)

木造住宅「xevoGranWood」は、オプションで断熱等級7に対応できる「ウルトラW断熱」を採用可能です。

xevoGranWood

画像引用元:xevoGranWood(ダイワハウス)

太陽光発電をはじめとした創エネ機能との組み合わせも提案しており、省エネだけでなく環境配慮型の家づくりを支援しています。30年の初期保証や最長60年まで延長可能なメンテナンス制度、24時間対応のサポート体制も魅力です。

断熱性能

鉄骨住宅「xevoΣ」は、外張り断熱と充填断熱を組み合わせた「内外ダブル断熱」を標準仕様とし、断熱等級5に対応しています。地域の気候条件に合わせて3段階の断熱仕様が用意され、ZEH基準にも適合します。

木造住宅「xevoGranWood」は「ウルトラW断熱仕様」により、断熱等級7へ引き上げが可能です。外壁に発泡ポリスチレンフォームと高性能グラスウール、天井にセルロースファイバー、床下には硬質ウレタンフォームなどを採用し、高い断熱性を実現しています。

また、アルゴンガス入りの複層ガラスで断熱性と日射遮蔽性を高め、構造の強さと快適性を兼ね備えた省エネ住宅を可能にしています。

商品

「xevoGranWood(ウルトラW断熱仕様)」は、オプション選択により断熱等級7に対応可能です。伝導熱対策に優れた断熱材に加え、赤外線による輻射熱にも対応すべく、遮熱性能を備えた壁構造を採用しています。夏場の室温上昇を抑える工夫もされています。

さらに、木造住宅特有の温度ムラを緩和する「遮熱外張り断熱構法」によって、より安定した室内環境が実現できます。省エネ性と快適性を両立させた住まいを提供しています。

「ダイワハウスの断熱仕様」についてさらに詳しく知りたいという方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内にある「【速報】ダイワハウスが新商品と新断熱仕様を出したので解説します!」をチェックしてみてください。

一条工務店

一条工務店

一条工務店は「家は性能。」を掲げ、断熱性・気密性の高さを標準仕様で実現しているハウスメーカーです。全館床暖房やトリプル樹脂サッシ、高断熱の外壁などを全棟で標準採用しており、断熱等級7に初期状態で対応可能です。

太陽光発電や蓄電池にも積極的で、ZEH住宅としての実力も高く、ランニングコストの低減が期待できます。資材の一括生産によるコスト最適化で、性能と価格のバランスも優れています。

断熱性能

一条工務店は、外壁・屋根・床に高性能ウレタンフォームを厚く施工し、熱損失を最小限に抑えます。窓には独自開発の「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」を標準装備し、開口部からの熱流出も抑制しています。

結露やカビの発生も抑えられるため、健康面でも優れた性能を発揮します。冷暖房費の削減と快適性を両立させる高断熱高気密住宅を標準提供しています。

商品

断熱王

画像引用元:断熱性能「最高等級7」に対応「断熱王」誕生!(一条工務店)

断熱等級7に対応した「断熱王」仕様は、「グラン・スマート」「アイ・スマート」などの主力商品で採用可能です。断熱材にはウレタンフォーム、窓にはアルゴンガス入りトリプルガラスを使用しています。

また、独自開発の超断熱玄関ドア「DANNJU」は、従来比2倍以上の厚みと樹脂枠により、玄関からの熱の出入りも最小限に抑えます。U値0.46W/㎡・Kという優れた断熱性能を誇ります。

一条工務店についてさらに詳しく知りたいという方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内にある「【最新2025年版】一条工務店の徹底解説!これさえ見ておけば大丈夫でしょ!」をチェックしてみてください。

パナソニックホームズ

パナソニックホームズ

パナソニックホームズは、鉄骨造を得意とし、耐震・耐久・快適性に優れた住宅を展開するハウスメーカーです。断熱等級6を標準仕様とし、「カサート平屋 断熱等級7モデル」では最高等級にも対応可能です。

制震構造「HS構法」により耐震等級3を確保し、15cm単位の間取り調整が可能な「マルチモジュールシステム」で敷地に最適な設計が可能です。

マルチモジュールシステム

外壁には光触媒技術「キラテックタイル」を採用し、美しさを長期間維持できます。

断熱性能

住まい全体を高性能断熱材で包み込む構造を採用しています。Low-Eトリプルガラスと樹脂フレームの窓により、開口部の断熱性も確保します。さらに基礎内部まで断熱し、地熱を活かして快適な室温を保ちます。

2024年には断熱等級7に対応するモデルも登場し、より高性能な選択肢が増えています。

商品

断熱等級7対応の「カサート平屋 断熱等級7モデル」は、通常の2倍の断熱材を採用する「HS構法」に基づき、高断熱・高耐震の住まいを実現しています。

床下換気と地熱を活用した独自の冷暖房負荷軽減設計により、省エネ性を向上させています。大空間でも温度ムラの少ない、快適な住環境を提供します。

「ハウスメーカーの断熱性能ランキング」について詳しく知りたいという方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内にある「2025年最新!大手ハウスメーカー断熱性能ランキング」をチェックしてみてください。

アキュラホーム

アキュラホームは、完全自由設計とコストパフォーマンスを両立した高性能住宅を手がけるハウスメーカーです。木造ながら30帖超の無柱リビングや大開口の設計も可能で、開放感ある空間を実現しています。

耐震性では「メタルウッド工法」や「8トン壁」など独自構法を採用し、震度7クラスにも対応しています。断熱等級5を標準仕様とし、オプションで等級6・7にも対応可能です。

断熱性能

標準仕様でZEH基準を満たし、オプションにより断熱等級7まで対応可能です。ロックウールやグラスウールを採用し、細かなガラス繊維が空気層をつくることで断熱性能を確保しています。

さらに、透湿防水シートにより湿気や水分から断熱材を守り、長期的な性能維持を可能にしています。住宅性能表示制度でも高い評価を受けており、安心して選べる住まいです。

商品

最高等級7の家

画像引用元:最高等級7の家(アキュラホーム)

「最高等級7の家」「超断熱の家プレミアム」が断熱等級7に対応しています。大空間かつ高気密高断熱を実現できる独自構法「8トン壁」により、断熱性を犠牲にせず自由な設計が可能です。

冷暖房費も年間約2.7万円の削減効果があり、初期費用とランニングコストの両面で優れたコストパフォーマンスを実現しています。全館空調システム「匠空調」を導入すれば、1台で1年中快適な室温・湿度を保てます。

まとめ

断熱等級7の住まいは、現在の住宅断熱基準において最高水準の性能を誇り、快適性・省エネ性ともに優れた暮らしを実現できる選択肢です。

UA値(外皮平均熱貫流率)0.26以下という厳しい条件を満たしていることから、断熱等級7は非常に高性能な住宅といえます。夏も冬も快適な室温を保ち、冷暖房費の節約や健康維持にも貢献するため、長期的な満足度は非常に高いです。

ただし、断熱性能の高さは等級だけで決まるものではありません。UA値・C値・Q値といった数値や、断熱材の種類、窓の配置計画なども含めたトータルの設計が重要です。断熱等級だけにとらわれず、総合的な視点で性能を見極めましょう。

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