この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
「セキスイハイムの外観は、なんだか似たように感じる」「後悔しないか心配」そんな風に思っていないでしょうか?
実は、セキスイハイムの外観は工夫次第で、おしゃれで個性的に仕上げることができます。時代に左右されない普遍的なデザインと、高級感あふれるタイル外壁の魅力を最大限に引き出すには、コツを押さえておく必要があります。
今回は、素敵な外観実例とともに、色選びや窓の配置、外構計画まで、後悔しないための具体的なポイントを解説します。理想の家づくりを、外観デザインの面からサポートします。
セキスイハイムの外観実例集
「セキスイハイムの外観はおしゃれ」と聞いても、具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。まずは、実際にセキスイハイムで建てられた素敵な家の外観を3つの実例を紹介します。
それぞれ異なるコンセプトやタイル、デザインの工夫が凝らされています。ご自身の理想のイメージを膨らませる、きっと良いヒントが見つかるはずです。
【34坪】S様邸 光と風を愉しむ住まい

黒系のタイル外壁と凹凸の少ないスクエアなフォルムが、重厚感とモダンな雰囲気を両立させているお住まいです。
外観で特に注目したいのが、照明計画の巧みさです。コストを抑えつつも高級感を演出するために、壁付けのブラケットライトを上下に配置し、美しい陰影を壁面に描き出しています。

さらに、足元を照らすグランドライトとタイル外壁の質感が組み合わさることで、昼間の顔とはまた違う、夜間にも映える明るく格好良い外観を実現しました。
【33坪】O様邸 陽だまりの家

爽やかなホワイトのタイルを基調とした、装飾を極力排したシンプルモダンな外観が印象的なお住まいです。白をベースにすることで、外構の植栽の緑やウッドデッキの木の色合いが美しく引き立ち、季節の移ろいを感じられるナチュラルな雰囲気をまとっています。

デザインのポイントは、リビングから続く大開口の掃き出し窓と広々としたウッドデッキです。これにより、室内と屋外が緩やかにつながり、いつでも光と風を感じられる開放的なファサードが完成しました。
【35坪】Y様邸 カフェスタイルを意識した住まい

温かみのある木目調のボーダータイルに、全体を引き締めるブラックの窓サッシを組み合わせた、スタイリッシュな外観のお住まいです。まるでおしゃれなカフェのような佇まいは、周囲の植栽とのバランスまで計算してデザインされています。
ナチュラルでありながらモダンな印象を与える、絶妙なコーディネートです。また、道路側に配置された大開口の窓は、外からの視線を適度に遮りプライバシーを守りつつ、室内にたっぷりの自然光を届ける役割も果たしています。
セキスイハイムの外観がおしゃれといわれる理由

先ほどの実例を見て「セキスイハイムの外観は、なぜこんなに洗練されているのだろう?」と感じた方もいるかもしれません。その魅力は、単に見た目が良いというだけではなく、しっかりとした理由に基づいています。ここでは、セキスイハイムの外観がおしゃれだといわれる主な理由を解説します。
なお、セキスイハイムの鉄骨住宅について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【鉄骨】ハウスメーカーランキングTOP6【後編】セキスイハイム、積水ハウス、ヘーベルハウス」を参考にしてください。

運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。
大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
時代に左右されない普遍的なデザイン性
セキスイハイムの外観がおしゃれに見える大きな理由の一つは、時代に左右されない普遍的なデザインにあります。
基本となるのは、凹凸の少ないボックス型のシンプルなフォルムです。このデザインは流行り廃りの影響を受けにくいため、10年後、20年後も古さを感じさせません。
たとえば、水平・垂直のラインが美しく構成された外観は、モダンで洗練された印象を与え、長く愛せる住まいを実現します。奇抜な装飾に頼るのではなく、形の美しさで魅せるからこそ、いつまでも価値の続くデザインとなるでしょう。
高級感を演出するタイル外壁の豊かな表現力
セキスイハイムの代名詞ともいえる磁器タイル外壁は、高級感あふれる外観を実現するための重要な要素です。本物の焼き物であるタイルは、一枚一枚が持つ深みのある色合いと豊かな質感が特徴です。光の当たり方によって表情が繊細に変化し、建物全体に単調ではない奥行きを与えてくれます。
また、汚れが付着しにくく、雨によって自然に洗い流されるセルフクリーニング効果も備えています。これにより、メンテナンスの手間を抑えながら、長期間にわたって新築時のような美しい外観を保つことができるでしょう。
ユニット工法を活かした立体感のあるデザイン
シンプルな箱型のフォルムに、ユニット工法ならではの工夫で立体感を加えられる点も、おしゃれに見えるポイントです。たとえば、壁の一部を意図的に厚くする「ふかし壁」や、玄関上の「キャノピー(庇)」などを設けることで、建物に美しい陰影が生まれます。
これにより、のっぺりとした印象にならず、重厚感と奥行きのあるデザインが実現可能です。また、バルコニーの形状や配置にこだわることでも、外観にアクセントをプラスできます。
セキスイハイムでおしゃれな外観を実現するコツ

セキスイハイムの家のポテンシャルを最大限に引き出し、理想のおしゃれな外観を実現するためには、押さえておきたいコツがあります。色選びの基本から、窓や屋根といったパーツの選び方、さらには建物と外構のバランスまで、少し意識するだけで仕上がりは大きく変わるでしょう。ここでは、外観決めで後悔しないための5つのコツを解説します。
- 外壁の色選びで基本の配色ルールを守る
- 窓の形や配置でデザインにアクセントを加える
- 屋根の形状で家全体の印象を決定する
- 建物と外構のトータルコーディネートを意識する
- 実例を参考に理想のイメージを具体化させる
外壁の色選びで基本の配色ルールを守る
おしゃれな外観の基本は、調和のとれた配色にあります。まずは「ベースカラー(70%)」「アソートカラー(25%)」「アクセントカラー(5%)」という配色の黄金比率を意識しましょう。
色選びに迷ったら、同系色でまとめたり、白・黒・グレーといった無彩色を軸に考えたりすると、失敗が少なくなります。
窓の形や配置でデザインにアクセントを加える
窓は採光や通風だけではなく、外観デザインの重要なアクセントになります。
たとえば、縦や横に細長いスリット窓や、正方形の小窓などをリズミカルに配置すると、建物全体がモダンで洗練された印象になります。また、窓サッシの色を外壁の色と馴染ませてすっきり見せるか、あえて異なる色を選んでアクセントにするかも大きなポイントです。
屋根の形状で家全体の印象を決定する
屋根の形は、家全体の印象を大きく左右する要素です。セキスイハイムで人気のフラットな陸屋根は、都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出するのに最適です。一方で、伝統的な寄棟屋根や切妻屋根は、重厚感や安定感のある落ち着いた印象を与えます。
どちらが良いというわけではなく、目指す家のテイストに合わせて選ぶことが大切です。
建物と外構のトータルコーディネートを意識する
おしゃれな家づくりは、建物だけで完結しません。門柱やアプローチ、植栽、フェンス、照明といった外構まで含めてトータルでコーディネートすることが重要です。
理想は、家の設計段階から外構のデザインも並行して検討することです。建物の素材や色、テイストと外構の要素を合わせることで、家全体に統一感が生まれます
注文住宅の外構計画について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【続編】注文住宅の外構計画で失敗する場合の特徴と具体例3選」を参考にしてください。
実例を参考に理想のイメージを具体化させる
理想の外観を実現するためには、自分たちの「好き」を具体的にすることが欠かせません。公式サイトやカタログはもちろん、SNSなどで実際にセキスイハイムで建てた人の家をたくさん見てみましょう。
そして、「素敵だな」と感じた外観の写真をストックし、それらに共通する要素は何かを探してみてください。
セキスイハイムの外壁材の種類と特徴
セキスイハイムの外観を形作る上で、重要な要素が外壁材です。主力である磁器タイルにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる魅力があります。
また、タイル以外の選択肢もあります。ここでは、セキスイハイムで選べる外壁材の種類とそれぞれの特徴、そして標準仕様とオプションの違いについて解説します。
主力のタイル外壁の特徴と種類
セキスイハイムの大きな魅力であるタイル外壁には、豊富なラインナップが用意されています。代表的なものに、繊細な質感の「SFCタイル」、大判で重厚感のある「レジデンスタイルG」などがあります。
◆SFCタイル

画像引用元:セキスイの独創性が生んだ各種製品(セキスイハイム)
◆レジデンスタイルG

画像引用元:セキスイの独創性が生んだ各種製品(セキスイハイム)
これらのタイルは、それぞれ彫りの深さや光沢感、色合いが異なり、与える印象もさまざまです。どのタイルを選べるかは、建築する商品ラインによって標準仕様が決まっていたり、オプションで選択可能だったりします。
タイル以外の外壁材の選択肢
セキスイハイムでは、主力の磁器タイル以外に「Sウォール」というサイディング外壁も選択肢として用意されています。
Sウォールは、タイルに比べて初期費用を抑えられる点が大きなメリットです。デザイン性や耐久性、メンテナンス性においてはタイルに軍配が上がりますが、予算との兼ね合いやデザインの好みによっては、Sウォールが適している場合もあります。
標準仕様とオプションの違い
外壁材を選ぶ際には、標準仕様とオプションの違いを理解しておくことが不可欠です。
セキスイハイムでは、建物の商品ラインナップごとに、標準で選択できる外壁材の種類がある程度決まっています。標準仕様以外のタイルを選んだり、よりグレードの高いものに変更したりする場合は、オプションとして追加費用が発生します。
外観決めで後悔しないためのチェックリスト

家の外観は、一度決めたら簡単に変更できるものではありません。だからこそ、慎重に検討を重ね、後悔のない選択をしたいものです。
最後に、最終決定を下す前に必ず確認しておきたい4つのチェックポイントについて解説します。シミュレーションの活用法からメンテナンス計画まで、長期的な視点で満足できる外観づくりを目指しましょう。
シミュレーションで昼と夜の見え方を確認する
外観の色や素材を決める際、CGシミュレーションの活用は必須です。単なるカラーシミュレーションだけではなく、3Dパースで立体的なイメージをしっかり掴みましょう。
このとき重要なのが、さまざまな条件下での見え方を確認することです。晴れの日と曇りの日、そして昼と夜とでは、外壁の色や質感の印象は大きく変わります。
可能であれば、外壁タイルのサンプルを屋外の太陽光の下で見て、カタログとの色の違いを確認することも大切です。
住宅展示場で実物の質感や色味を確認する
カタログやシミュレーションだけではわからない、素材のリアルな雰囲気を感じ取るために、住宅展示場へ足を運ぶことは有効です。モデルハウスでは、実際に施工されたタイルの質感や、タイルとタイルの間の目地の処理などを自分の目で確かめることができるためです。
写真では伝わりにくい、光の当たり方による表情の変化や素材の持つ重厚感を肌で感じてみましょう。
周辺の街並みとの調和を考慮する
理想の外観を追求することも大切ですが、同時に周辺の街並みとの調和も忘れてはならないポイントです。
家を建てる土地の周りにどんなデザインや色の家が建っているか、一度自分の足で歩いて確認してみましょう。あまりに個性的すぎるデザインは、街並みから浮いてしまい、後々落ち着かない気持ちになる可能性があります。
将来のメンテナンス計画まで視野に入れる
外観を決めるときは、デザイン性だけではなく、将来のメンテナンス計画まで視野に入れておくことが後悔しないためのカギです。セキスイハイムのタイル外壁は高い耐久性を誇りますが、外壁材の保証期間や、将来的に必要となりうるメンテナンスの内容は必ず確認しておきましょう。
まとめ
セキスイハイムの外観で後悔しないためには、普遍的なデザイン性を活かしつつ、タイル選びや配色、窓配置といったコツを押さえることが重要です。今回紹介したポイントを参考に、理想の外観を実現しましょう。
セキスイハイムの外観デザインについて、さらに具体的な実例や解説を動画で深く理解したい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者であるまかろにおが、実際の映像を交えながら、高級感を演出するデザインの秘訣をわかりやすく解説しています。

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さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。理想の外観イメージを正確に理解し、実現してくれる優秀な担当者と出会うことが、後悔しない家づくりの近道です。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、細部までこだわり抜き、後悔のない理想の住まいを完成させてください。