この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
「せっかく建てるなら、他の家とは違うおしゃれな外観にしたい」ミサワホームを検討中の方なら、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか?シンプルモダンなデザインや、収納力が魅力の「蔵のある家」に惹かれる一方で、本当に理想通りの外観が実現できるのか、不安に思うこともあるかもしれません。
今回は、ミサワホームで実現できる多彩な外観デザインのスタイルや、おしゃれな実例を紹介します。また、後悔しないために押さえておきたい外観選びの基本ルールも解説します。
ミサワホームで実現できる外観デザイン
36年連続でグッドデザイン賞を受賞しているミサワホームは、洗練されたデザイン力で理想の住まいを形にします。シンプルモダンやナチュラルモダンといった人気のスタイルはもちろん、日本の伝統美と現代性を融合させた和風モダン、開放感あふれる平屋、そしてミサワホーム独自の「蔵のある家」まで、幅広い外観デザインに対応可能です。
ここでは、ミサワホームが実現する代表的な5つのデザインスタイルについて解説します。
洗練された印象を与えるシンプルモダン

画像引用元:シンプルモダンの建築実例(ミサワホーム)
シンプルモダンは、直線的なラインと凹凸の少ないミニマルな形状で、洗練された印象を与えるデザインです。無駄な装飾をそぎ落とすことで、建物そのものの美しさが際立ちます。
配色は白や黒、グレーといったモノトーンを基調にすることが多く、都会的でスタイリッシュな雰囲気を演出します。
木の温もりを感じるナチュラルモダン

画像引用元:建築実例 ナチュラルモダン・ハウス(ミサワホーム)
ナチュラルモダンは、シンプルさを基本としながら、木の温もりを感じさせる素材をアクセントとして取り入れたデザインです。モダンなシャープさの中に、自然素材が持つ温かみや柔らかさが加わることで、親しみやすく居心地の良い雰囲気が生まれます。
具体的には、外壁の一部に木目調のサイディングを用いたり、玄関ドアやバルコニーの格子に木材を使ったりするのが効果的です。
重厚感と高級感を演出する和風モダン

画像引用元:建築実例 格子のデザインをいかした個性的な和モダン住宅(ミサワホーム)
和風モダンは、日本の伝統的な美しさと現代的なデザインを巧みに融合させたスタイルです。深い軒や繊細な格子、風合いのあるタイルといった和の要素を取り入れることで、建物に落ち着きと風格が生まれます。
こうしたデザインは、単に懐かしいだけではなく、現代の街並みにもしっくりと馴染む洗練された高級感を演出します。
開放感あふれる平屋のデザイン

画像引用元:平屋住宅の間取りと実例(ミサワホーム)
ワンフロアで生活が完結する平屋は、暮らしやすさだけではなく、デザイン性の高さも魅力です。2階建てに比べて構造的な制約が少ないため、屋根の形状や外壁材の選び方で、住まう人の個性を豊かに表現できます。
たとえば、屋根を片流れにしてシャープな印象を与えたり、室内に勾配天井や大きな窓を設けて開放感を演出したりと、多彩な工夫が可能です。
「蔵のある家」の独特な外観デザイン

画像引用元:大収納空間「蔵のある家®」(ミサワホーム)
ミサワホームの代名詞ともいえる大収納空間「蔵」は、住まいの収納力を高めるだけではなく、他にはない独特の外観を生み出します。1階と2階の間に「蔵」のスペースが設けられることで、1.5階や2.5階といったスキップフロア構造になり、一般的な総二階の家とは異なる立体感が生まれます。
この特徴的な階層を活かし、フロアごとに外壁の色や素材を変えることで、より個性的でデザイン性の高い外観が実現可能です。
ミサワホームの外観デザイン実例集
注文住宅は、具体的なイメージを膨らませることで、理想の家づくりがより現実的なものになります。ここでは、坪数やコンセプトが異なる3つの魅力的な外観実例を紹介します。それぞれの実例から、ミサワホームが持つ高いデザイン力と、理想を形にするためのヒントを見つけてみてください。
【30坪】大開口+高天井+テラスの大空間、広びろ空間

30坪という限られた敷地でも、開放感あふれる住まいを実現した実例です。この住まいは、縦のラインを強調した外壁デザインを採用することで、スタイリッシュでモダンな印象を与えています。

1階には大きな窓とウッドデッキを設け、室内と屋外が一体となるような開放的なファサードを構成しました。
さらに、2階部分には深い軒とバルコニーを配置することで、建物全体に立体感と奥行きを生み出しています。洗練されたデザインの中に、暮らしの豊かさを感じさせる工夫が詰まった好例です。
【52坪】ALL LUXURY Urban Chic

まるで高級ホテルのような、上質さと重厚感をまとった52坪の住まいです。外壁には天然石と黒い素材を組み合わせ、落ち着きのあるモダンなデザインを追求しました。外からの視線をやわらげる縦格子と、計算された植栽計画によって、プライバシーを守りながらも美しい景観をつくり出しています。

夜になると、深い軒天に仕込まれた間接照明が建物を優しく照らし、幻想的でラグジュアリーな雰囲気を演出します。細部にまでこだわり抜いた、まさに都会の邸宅と呼ぶにふさわしいデザインです。
【33坪】Classic Home

黒を基調とした、シンプルでありながら重厚感が漂う33坪のキューブ型住宅です。この家の特徴は、道路に面したファサードに窓を一切設けず、生活感を排除したミニマルなデザインにあります。換気フードなどの設備も目立たないように配置し、徹底して「家の顔」としての美しさを追求しました。

コンクリート打ち放し風の壁と、濃色のタイル外壁が織りなすコントラストが、都会的でモダンな印象を一層引き立てます。シンプルを極めることで、かえって強い存在感を放つ住まいとなっています。
ミサワホームの外観で後悔しないためのポイント

画像引用元:SMART STYLE Roomies(ミサワホーム)
理想の外観を実現するには、デザインの方向性を決めるだけではなく、基本的なルールを押さえることが大切です。色使いや屋根の形、窓の配置といった要素が、家全体の印象を大きく左右します。これから解説する4つのポイントを意識して、後悔のない外観づくりを進めましょう。
全体の色のバランスを3色以内でまとめる
外観を美しくまとめる基本は、色数を絞ることです。使用する色は3色以内を目安にすると、洗練された印象に仕上がります。具体的には、次の比率を意識しましょう。
- 外壁の大部分を占める「ベースカラー」:70%
- それに組み合わせる「アソートカラー」:25%
- そして玄関ドアや窓枠などで変化をつける「アクセントカラー」:5%
建物の形状と屋根のデザインを合わせる
屋根は、家の印象を決定づける重要なパーツです。建物の形状に合った屋根のデザインを選ぶことで、外観の完成度が格段に上がります。
たとえば、シャープな箱型の建物には、すっきりとした「片流れ屋根」や「陸屋根」がよく似合います。一方で、落ち着いた和風のデザインには、四方に屋根が傾斜する「寄棟屋根」が相性抜群です。
建物のコンセプトと屋根のスタイルを合わせることが、全体の調和を生み出すカギとなります。屋根の形一つで家の表情は大きく変わるため、慎重に選びましょう。
窓の配置とサイズで統一感を出す
窓は、外観デザインにおける重要なアクセントです。窓の大きさや形、そして配置のラインを揃えるだけで、外観は驚くほどすっきりと整います。
たとえば、複数の窓を設置する場合、上下のラインを一直線に揃えることで、規律の取れた美しい見た目となるでしょう。また、縦長の窓はスタイリッシュな印象を、横長の窓は安定感と落ち着いた雰囲気を与えます。
外からの見た目だけではなく、室内の採光や風通しといった機能面も考慮しながら、最適な配置を計画することが大切です。
外構や植栽まで含めてトータルで計画する
美しい外観は、建物だけで完成するものではありません。門やアプローチ、フェンスといった外構、そして植栽まで含めて「家の顔」と捉え、トータルで計画することが重要です。建物のデザインテイストと外構の素材感や色味を合わせることで、家全体に一体感が生まれ、より上質な雰囲気を演出できます。
たとえば、モダンな建物に合わせてコンクリート打ち放しの門柱を選んだり、ナチュラルな雰囲気の家にはウッドフェンスを合わせたりすると良いでしょう。シンボルツリーを1本植えるだけでも、住まいの表情は格段に豊かになります。
なお、注文住宅の外構計画について詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【続編】注文住宅の外構計画で失敗する場合の特徴と具体例3選」を参考にしてください。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業担当者として全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
ミサワホームの外観に関するよくある質問

画像引用元:CENTURY 蔵のある家 FREELIVING(ミサワホーム)
ミサワホームの外観について検討を進める中で、さまざまな疑問が浮かぶこともあるでしょう。ここでは、デザインに関する評判や、特徴的な「蔵のある家」の外観、そして長く住み続けるために重要なメンテナンスや保証について、よくある質問とその回答を紹介します。これらの情報を参考に、安心して家づくりを進めるための知識を深めましょう。
ミサワホームの外観が「ダサい」といわれる理由は何ですか?
一部で「ダサい」という声が聞かれるのは、過去に供給されていた規格住宅のイメージが残っていることが一因だと考えられます。しかし、現在のミサワホームは自由設計が主流であり、施主の要望に応じた多様なデザインを実現しています。
また、色の組み合わせや窓の配置といったデザインの基本ルールから外れてしまうと、どのメーカーであっても統一感のない印象になりがちです。実際には、36年連続でグッドデザイン賞を受賞するなど、業界でもトップクラスのデザイン力を誇るハウスメーカーです。
「蔵のある家」は外観にどんな特徴がありますか?
ミサワホームの代名詞である「蔵のある家」は、外観に他にはないユニークな特徴をもたらします。1階と2階の間に大収納空間「蔵」を設けることで、建物に1.5階や2.5階といった中間階が生まれます。
この構造により、一般的な総二階建てとは異なる高さや窓の配置が可能となり、外観に独特の立体感とリズム感が生まれるでしょう。この特徴的な階層を活かして、フロアごとに外壁材の色や素材を貼り分けることで、より個性的で魅力あふれるデザインに仕上げることも可能です。
外壁のメンテナンス費用と保証はどうなっていますか?
外壁のメンテナンス周期や費用は、選択する外壁材の種類によって大きく異なります。たとえば、サイディングや塗り壁は定期的な再塗装が必要ですが、タイルは初期費用が高いものの、塗り替えが不要でメンテナンスコストを抑えられるでしょう。
ミサワホームでは、独自の「保証制度・点検制度」を設けており、定期的な点検と推奨される有料メンテナンス工事を実施することで、保証期間を延長できます。新築時に、選択する外壁材の具体的な保証内容と長期的なメンテナンス計画をしっかりと確認しておくことが重要です。
まとめ
ミサワホームの高いデザイン力と、後悔しないための外観選びのポイントを解説しました。今回紹介した実例や基本ルールを参考に、理想の家づくりを具体的に進めていきましょう。
大手ハウスメーカーで理想の外観を実現するための知識をさらに深めたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、各社のデザインの特徴や強みを比較解説しており、より客観的な視点で検討を進められます。

また、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。「希望のデザインにすると予算がどれくらいか知りたい」「外壁のメンテナンス費用を抑える方法がわからない」といった悩みも、専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。また、リアルタイムでの最新情報を受け取ることができます。
さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。デザインの意図を正確に汲み取り、理想を形にしてくれる担当者と出会うことが、後悔しない家づくりの近道です。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
家の外観は、家族の暮らしを長く彩る大切な要素です。一生に一度の大きな買い物で後悔しないよう、信頼できる情報を活用して慎重に計画を進めましょう。