この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。
パナソニックホームズのセミオーダー住宅は「フルオーダーほどの手間はかけられないけど、自分たちらしいこだわりの家を建てたい」と考える方に最適な選択肢です。高い耐震性や全館空調といった高性能はそのままに、プロが厳選したプランをベースにすることで、効率良く理想の住まいを形にできます。
今回は、パナソニックホームズのセミオーダーのメリット・デメリットから、価格の目安、どんな人におすすめなのかまで網羅的に解説します。この記事を読めば、家づくりにおける選択肢が明確になり、後悔しないための判断基準がわかるでしょう。
パナソニックホームズのセミオーダーとは
パナソニックホームズのセミオーダー住宅は、注文住宅の自由度と規格住宅の合理性を両立させた、新しい家づくりの選択肢です。「フルオーダーは手間がかかりそうだけど、ありきたりな家は嫌だ」と感じている方にとって、理想の住まいを効率的に実現するカギとなります。
ここでは、セミオーダー住宅の基本的な考え方から、パナソニックホームズが提供する具体的な商品「フォルティナ セレクトプレミアム」の特徴まで、わかりやすく解説します。
セミオーダー住宅の基本概念
セミオーダー住宅とは、完全自由設計と規格住宅の間に位置する住宅タイプです。あらかじめ専門家が考え抜いた複数のプランの中からベースとなる間取りを選び、内装や設備、外観などを自分たちの好みに合わせて部分的にカスタマイズしていく仕組みです。
これにより、ゼロからすべてを決めるフルオーダーに比べて打ち合わせの回数や手間を抑えられるというメリットがあります。
セミオーダー商品「フォルティナ セレクトプレミアム」の特徴

画像引用元:フォルティナ セレクトプレミアム(パナソニックホームズ)
「フォルティナ セレクトプレミアム」は、パナソニックホームズが提供するセミオーダー住宅の商品で、プロが厳選した質の高いプランを基に、自分らしい住まいを実現できることが特徴です。
この商品では、暮らしやすさの要となる「収納」「家事」「間取りの可変性」に徹底的にこだわったプランが多数用意されており、家づくりの知識に自信がない方でも安心して選択できます。ベースとなるプランを選んだ後も、間取りの設計変更が可能なため、セミオーダーでありながら注文住宅に近い満足感を得られるでしょう。
質の高い基本性能と、ライフスタイルに合わせた柔軟なカスタマイズ性を両立している点が大きな魅力です。
パナソニックホームズのセミオーダーで建てる3つのメリット
パナソニックホームズのセミオーダー住宅を選ぶことで得られるメリットは、単に効率が良いというだけではありません。日々の暮らしの質を高める「安全性」「快適性」「設計の自由度」という3つの大きな価値を手に入れられます。ここでは、後悔しない家づくりのために知っておきたい、3つのメリットを解説します。
限界地震にも耐える設計で、安心して暮らせる
パナソニックホームズの住宅は、予測される大地震を超える「限界地震」にも耐えうる強靭な構造設計が魅力です。これは、一度だけではなく繰り返される大きな揺れに対しても建物の損傷を抑え、地震後も安心して住み続けられることを目指したものです。
万が一、地震によって建物が全壊・半壊した場合でも、建て替えや補修を保証する最大5,000万円の「地震あんしん保証」が付いている点も、家族の未来を守る上で大きな安心材料となるでしょう。
エアロハスによって一年中快適に過ごせる

画像引用元:エアロハス(パナソニックホームズ)
全館空調システム「エアロハス」を導入することで、一年を通して家中の温度が一定に保たれ、快適な室内環境を実現できます。
夏は涼しく冬は暖かい空間が家全体に広がるため、リビングと廊下、脱衣所といった場所ごとの温度差がなくなり、ヒートショックのリスクを減らせる点もメリットです。高い断熱性能と組み合わせた高効率なシステムとなるため、家全体を空調管理しながらも月々の冷暖房費を抑えることが可能です。
間取りを柔軟に調整できる
パナソニックホームズのセミオーダーは、あらかじめ決められたプランを選ぶだけではなく、間取りを柔軟に調整できる自由度の高さが特徴です。具体的には、15cm単位での設計変更に対応しているため「ここに収納を増やしたい」「ワークスペースを少し広げたい」といった家族の細かな要望を反映させることができます。
この柔軟性は、狭小地や変形地といった土地の制約がある場合でも、敷地のポテンシャルを最大限に引き出す設計を可能にします。
パナソニックホームズのセミオーダーで建てる3つのデメリット

画像引用元:フォルティナ セレクトプレミアム(パナソニックホームズ)
パナソニックホームズのセミオーダー住宅には多くの魅力がある一方で、契約前に知っておくべき注意点もあります。メリットだけではなくデメリットも事前に把握しておくことは、後悔のない家づくりを実現するために欠かせません。ここでは、価格、設計、選択肢の3つの観点から考えられるデメリットを解説します。
価格を抑えることが難しい
パナソニックホームズのセミオーダーは、高い住宅性能を標準仕様としているため、他社の同種の商品と比較して価格帯が高めに設定される傾向があります。耐震性や空調システムなど、暮らしの質を高める設備が充実している分、初期費用が上がりやすい点は念頭に置く必要があるでしょう。
また、用意されているオプションも魅力的なものが多く、こだわりを追求していくうちに、気づけば予算を大幅に超えてしまう可能性も考えられます。性能を重視する方にとっては納得のいく価格ですが、コストを抑えたい場合は慎重な資金計画が求められます。
なお、ハウスメーカーで安く購入するコツついて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2021年】大手ハウスメーカー金額ランキングと安く買うコツ」を参考にしてください。
運営者である「まかろにお」は、『人から始める家造りの重要性を世に広める』をコンセプトとした住宅系YouTuberです。元ハウスメーカー営業マンとして全国1位の営業成績を誇り、その後も不動産融資を扱う大手金融機関での実務経験を経て、幅広いハウスメーカー事情に精通しています。

大手ハウスメーカーの特徴やメリット、デメリット、さらに注文住宅を建てる前に知っておきたい知識を中立的な立場で発信しています。
工法の選択によって自由に設計できない場合がある
セミオーダーでありながら設計の自由度が高いパナソニックホームズですが、選ぶ工法によっては間取りや仕様に一定の制約が生じる場合があります。
たとえば、高い耐震性を確保するための構造上のルールから、希望する場所に大きな窓や吹き抜けを設置できないケースも考えられます。一度工法を決定すると、後から大幅な設計変更をすることが難しくなることもあるため注意が必要です。
選択肢が多すぎて判断しづらい
パナソニックホームズでは、工法や内外装の仕様、設備などが豊富に用意されており、自分らしい住まいを実現できる反面、選択肢の多さが判断を難しくさせることもあります。
家づくりの専門知識がない場合、数多くの選択肢の中から自分たちのライフスタイルに最適なものを見極めるのは簡単ではありません。情報が多すぎるとかえって迷ってしまい、決断に時間がかかってしまうこともあるでしょう。
そのため、家族の要望を的確に汲み取り、プロの視点から最適な提案をしてくれる、信頼できる営業担当者との出会いが満足度を大きく左右します。
なお、注文住宅を購入する際に気をつけるべきポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「【2022年版】これから注文住宅を購入する人が気をつけるべきこと」を参考にしてください。
パナソニックホームズセミオーダーがおすすめの人
ここまでパナソニックホームズのセミオーダーにおけるメリット・デメリットを解説してきました。高い性能や自由度を持つ一方で、価格面などの注意点もあるため、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。
ここでは、どのような方にパナソニックホームズのセミオーダーが向いているのか、具体的な人物像を3つのタイプに分けて解説します。
地震対策を重視する人

「何よりも家族の安全を確保したい」「地震に強い家で安心して暮らしたい」と考える方にとって、パナソニックホームズは良い選択肢です。業界でも屈指の耐震性能を誇り、一度の大きな揺れだけではなく、その後に続く繰り返しの地震にも耐えうる強靭な構造が特徴です。
さらに、万が一の際に建て替え費用などを保証する「地震あんしん保証」も用意されており、ハードとソフトの両面から暮らしの安全を支えてくれます。
快適な居住環境を求める人
一年を通して、家のどこにいても心地良く過ごしたいという希望を持つ方にも、パナソニックホームズは適しています。
独自の全館空調システム「エアロハス」は、家中の温度を均一に保ち、夏場の寝苦しさや冬場のヒートショックといった、住まいの温度ストレスを解消します。高い断熱性能と組み合わせることで、快適なだけではなくエネルギー効率も良く、長期的な光熱費の削減にもつながります。
予算に余裕がある人
質の高い住宅性能を実現するためには、相応の初期投資が必要になります。そのため、パナソニックホームズのセミオーダーは、価格の安さだけを追求するのではなく、性能に見合ったコストをかけられる予算に余裕のある方に向いています。
目先の建築費用だけではなく、耐震性による安心感や、全館空調による快適性、さらには将来の光熱費まで含めたトータルコストで家づくりを判断できる方におすすめです。
パナソニックホームズのセミオーダーに関するよくある質問

パナソニックホームズのセミオーダーを検討する上で、多くの方が抱く具体的な疑問があります。特に価格や仕様、そして実際に建てた人の声は、判断材料として欠かせない情報です。
家づくりで後悔しないためには、これらの疑問を一つひとつ解消し、納得感を持って計画を進めることが大切です。最後に、パナソニックホームズのセミオーダーに関する良くある質問と、その回答を紹介します。
主力商品フォルティナの標準仕様や価格は?
フォルティナは、坪単価100万円前後が目安となります。標準仕様は随時更新されるため、検討の際は最新情報を営業担当者に確認することが重要です。
フォルティナは、パナソニックホームズが提案する主力モデルで、家族の時間と自分の時間をどちらも大切にできる住まいを実現する設計が特徴です。
大空間リビングや大開口の窓から差し込む自然光により、開放感のある暮らしを楽しめるほか、ワークスペースや多目的に使えるフリースペースなど、現代のライフスタイルに柔軟に対応できる工夫が随所に盛り込まれています。また、全館空調システムによって家中を快適な温度に保ち、一年を通して心地よい暮らしを叶えられるのも大きな魅力です。
セミオーダーの坪単価や総額の目安はどのくらい?
セミオーダー住宅の坪単価は、選ぶ工法や仕様によって幅がありますが、一般的に80万円〜120万円程度が目安となります。
仮に40坪の家を坪単価100万円で建てる場合、建物本体価格は4,000万円です。しかし、これに加えて付帯工事費や外構工事費、各種諸費用などが別途数百万円必要になるため、実際の総額は4,000万円を超えるケースが多くなります。
実際に建てて後悔した人の失敗談はありますか?
実際に建てた方の中には、価格、設計の制約、営業担当者とのコミュニケーションといった点で後悔したという声も存在します。
たとえば、性能の高さを求めてオプションを追加した結果、当初の予算を大幅に超えてしまったという価格面の失敗談はよく聞かれます。また、セミオーダーの構造上のルールから、希望していた大開口の間取りが実現できなかったという設計上のミスマッチも起こる可能性もあるでしょう。
こうした失敗を避けるためには、自分たちの要望に優先順位をつけ、信頼できる営業担当者と密に連携しながら計画を進めることがカギとなります。
なお、注文住宅の間取りのポイントについて詳しく知りたい方は、住宅系YouTuberの「まかろにお」が運営する「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」内の「注文住宅で失敗する間取りの特徴【ハウスメーカー】」を参考にしてください。
まとめ
パナソニックホームズのセミオーダー住宅の特徴を解説しました。まずは専門家への相談を通じて、理想の家づくりを実現しましょう。
パナソニックホームズのような大手ハウスメーカーの攻略法を知りたい方は、YouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】」の動画をチェックして知識を身につけましょう。運営者のまかろにおが、優秀な営業担当者を見抜く方法など、具体的なノウハウを解説しています。
また、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」では、家づくりの無料相談をLINEで受け付けています。「自分たちの予算でどこまで理想を叶えられるか知りたい」「性能とコストのバランスが良いハウスメーカーを比較したい」という悩みを専門スタッフによる丁寧なサポートで解消できるでしょう。また、リアルタイムでの最新情報を受け取ることができます。

さらに、「メグリエ(MEGULIE)」に掲載されている豊富な建築実例から気になる施工事例を選び、その施工を担当したハウスメーカーや営業担当者に直接依頼することも可能です。優秀な営業担当者と家づくりを進めることで、要望を的確に反映した満足度の高い住まいを実現できます。
なお、当サイト「メグリエ(MEGULIE)」を活用するメリット・デメリットは、こちらの動画で詳しく解説しています。一度チェックしてみてください。
一生に一度の家づくりで後悔しないために、信頼できるパートナーを見つけることが成功のカギとなります。