今回は『注文住宅でおすすめの床材(メーカー)TOP10!一般的なものからマニアックなものまで紹介』というテーマでお話をします。
床材は、家全体の雰囲気を決めるものなので、非常に重要な役割があります。
ただそれにも関わらず、床材を販売しているメーカーはどこなのか、どんな種類の床材があるのかといったことは知らないと思いますし、調べるのも面倒だと思います。
ですので今回は、みなさんがおそらく感じるであろう「調べるのは面倒だな」という気持ちを解決するために、一般的によく使われている床材からマニアックなものまで、床材を幅広く紹介していきます。
参考にしていただければと思います。
おすすめ床材 第10位:Forbo


そもそも「Forbo(フォルボ)」自体聞いたことがないという人も多いと思いますが、ざっくりとお伝えをすると、カーペットの会社です。

ただのカーペットではなく、Forbo(フォルボ)には「フロテックス・ナチュラルズ」というシリーズがあり、そのカーペットがなんと、フローリング調のカーペットなのです。
ペットを飼っているご家庭や子ども部屋で採用すると、非常に良いものとなります。
サンプルを取り寄せていただければわかると思いますが、実物を引きで見ると、本当に本物のフローリングっぽくて驚きます。
「普通のカーペットだと嫌だし、でもフローリングもちょっと嫌だな」という方は、一度Forbo(フォルボ)のフロテックス・ナチュラルズシリーズを検討してみてください。
おすすめ床材 第9位:堀田カーペット


続いては堀田カーペットです。
先ほどのフォルボは化学繊維系なのですが、堀田カーペットは天然素材へのこだわりが強く、ウール100%のカーペットを提供しているというのが特徴です。

しかも堀田カーペットは、国内でも少ない「ウィルトン織機」というものを使って、職人が縦糸と横糸を1本ずつ織り上げてつくっているのです。
ですので、表面に毛を植えつけただけの一般的なカーペットとは異なり、密度が高くてへたりにくいのです。
ウールは本当に最強の素材で、自浄作用や消臭作用があります。
洋服でもウール製品は最高級品ですし、素材の中で一番長持ちします。
ウールの良さは、ウール製品を意識して使ったことがある人でないとわからないと思いますが、それがカーペットになって毎日の生活を支えてくれるというのは最高です。
ウールは水をはじきますし、化学繊維系のカーペットと比較すると圧倒的にへたりにくいので、もしカーペットがいいなと思っている人がいましたら、採用することをおすすめします。
おすすめ床材 第8位:田島ルーフィング(マーモリウム)


天然素材を由来としている「リノリウム」という材のシート床になります。

「リノリウム」というのは、アマニ油や石灰岩、木粉、松脂などの天然原料からつくられる、環境と健康に優しい床材・建材のことです。
抗菌性、抗ウイルス性、耐久性に優れ、シックハウス症候群の原因物質を放出せず生物分解ができるため、環境負荷が低いという特徴があるのです。
ですので、このリノリウムというものに関しては、病院や公共施設などでも使われています。
意匠上もカラーが豊富で大判ですし、独自の表面保護層によってワックスがけが不要で、汚れや傷に強く、さらにはクッションフロアなどのビニル系と違ってテカリがなくて、マットでさらっとした肌触りになっています。

よくあるシート系の床材と比べると、冬でも少しひんやりしにくいかなという素材です。
いわゆるメンテナンスフリー系の素材なので、刺さる人には刺さるかなと思います。
おすすめ床材メーカー 第7位:サンゲツ(モルテストーン)


いわゆる「塩ビタイル」というもので、リアルなタイルよりも冷たくなく、一定の厚みもあって質感がいいというのが特徴です。

もう少し具体的に説明をすると「ポリ塩化ビニル」、いわゆる「PVC」を主素材としたフロアタイルになります。
本物のタイルや石材のようなドライな質感を追求しているので、面取り加工によって立体的な目地ができています。
それもあって、住宅の土間や水回りのリフォームでも非常に人気のある床材です。
水回りでよく使われるクッションシートよりも圧倒的に質感が良く、施工性もいいため、SNSでもよく見かけます。
やはり本物のタイルは冷たいですし、それを克服するためには住宅の断熱性能をきちんと上げるしかないわけです。
ただ、表面的な数値はいいけれど、実はそこまで断熱性能が高くないという家も多いです。
予算的に断熱性能を上げられないという人もいると思います。
そういう方々が無理にタイルを入れてしまうと、もう冷たくて冷たくて悲惨な状況になってしまいます。
そういう場合は、こういうポリ塩化ビニル、PVCを主素材としたフロアタイルを採用するといいかと思います。
おすすめ床材第7位:EIDAI(コンカーボ)


モルタル調や大理石調のデザインが好きだけれど、本物のタイルの冷たさや硬さは避けたい、でもサンゲツのモルテストーンのような塩ビタイルだと少し薄いし、もっと厚みのあるタイル系素材はないのかなと探している方向けの床材です。

永大産業のショールームでは、コンカーボを広い面積で敷き詰めた展示が多いです。
永大産業のショールームに行くと実物を見られますし、結構参考になるかと思います。
このコンカーボという床材ですが、継ぎ目が少ないので、大判タイルを貼ったかのようなラグジュアリーな印象になりやすかったり、傷汚れに強いシートが使われていたり、本物のタイルを貼るよりも安くできたりと、いわゆる工業化製品特有のメリットがたくさんあるのです。
ただ、弱点を挙げるとすると、本物のタイルのような600角というサイズがないなど、サイズがやや限定的です。
また、非常にリアルなのですが、あくまで印刷シートです。
至近距離で見たり手で触れたりした時の質感や冷たさ、これは本物のタイルや石には及びません。
いわゆるシートなので仕方ないですが、最近「ホテルライク」という名のホテルに寄せたようなデザインがトレンドになっているので、価格を抑えてそのようなデザインを取り入れたいという方には非常にいいアイテムかと思います。
おすすめ床材第6位:名古屋モザイク(コットメント600角)


コンクリートの質感を忠実に再現したイタリア産の磁器質タイルです。

モルタル調のタイルの代名詞的存在として、ここ4、5年、住宅のエントランスやリビングで非常に人気なのがこのタイルです。
セメントっぽいグレーや人気のベージュ系など、絶妙なカラー展開がされています。

モダンテイスト、ジャパンディ、ホテルライク、インダストリアルなどいろいろなテイストがありますが、どれにも合いやすいというのが特徴です。
また、滑らかな平タイプと、屋外でも使いやすい滑り止め加工がされた粗目タイプが展開されているので、積水ハウスや住友林業がよくやるような、内と外をつなぐデザインにはもってこいのタイルとなっています。
ただ、このタイルをすすめると「なんでわざわざイタリア産のタイルなの?」「日本産じゃダメなの?」という話が出てくることがあります。
残念ながら、日本はすでに自国で建材をつくるということができなくなっています。
「日本には職人がいて世界に誇れる技術がある」と思われている方も多いかもしれませんが、少なくとも建材系に関しては、もう日本はかなり厳しい状態です。
ですのでタイルに関しても、海外から輸入してくることがほとんどで「日本産のタイル」というのはほぼありません。
唯一、日東製陶所という会社が「スワンタイル」という商品を出しています。

これが純日本産のタイルで、販売はそこぐらいしかしていません。
「じゃあスワンタイルもいいじゃん」となりそうですが、タイルの種類が非常に少ないです。
なぜかというと、日本ですと、タイルをつくれる機械が限られているからです。
ですので、思っているような柄がなかったり、大きさがなかったりします。
結局はイタリア産のタイルなどになるのですが、これはどうすることもできない、今現在の日本の建材市場の真実です。
タイルを選ぶ場合、必然的に海外からの取り寄せになる、つまりは割高になるということは考えておく方がいいかと思います。
おすすめ床材第5位:アドヴァン(ボロン)


「ボロン」はスウェーデンの床材メーカーで、一言で言うと、デザイン性に特化した高機能ビニル織物床材です。

銭湯やホテルの大浴場の床などで使われているような素材です。
このボロンという素材は、とにかく水や汚れに強いのが特徴で、ビニールでできているため、糸自体が水を吸収しません。
ですので、飲み物をこぼしても染み込まずさっと拭き取れますし、キッチンや脱衣所、ダイニングにも最適です。

また、ボロンはカーペットとは違い、表面がツルッとしています。
ですので、ダニやホコリの除去にもってこいで、掃除機で簡単に掃除することができるのです。
ですので、アレルギーや喘息持ちの方から選ばれやすい印象です。
デザインも豊富で、畳ではないですが、畳を想起させるような質感のデザインもあります。
デザイナーズコラボのボロンもあり、モダンな邸宅デザインにもマッチする質感があります。
ただいかんせん、ボロンは少し硬いです。
もちろんタイルよりは冷たくもないですし硬くもないですが、それでもフローリングに比べると、どうしても冷たさと硬さは感じてしまいます。
あと地味ですが、編まれている部分の隙間に髪の毛などが入って取りにくくなるということも若干あります。

家族全員が、ネコっ毛のような髪質だったらそのようなことはないですが、剛毛系の人がいると、編まれている部分の隙間に髪の毛が入るということもあるかもしれません。
ですが、非常に使い勝手のいい床材であるのは間違いないので、よかったら検討してみてください。
ただ、少し金額は高めです。
おすすめ床材第4位:ie-mon(ジャイロオーク モンスター 305)


建材商社の「ie-mon」が展開する「ジャイロオークモンスター305」という商品があるのですが、この床材はその名のとおりで、モンスター級のサイズ感が最大の特徴である高級フローリング材です。

具体的には、一般的なフローリングは幅90mm~150mm程度ですが、こちらは脅威の305mm幅なので、通常のフローリングの1.5倍~2倍近い超ワイドな床材なのです。
なかなか面白いということで取り上げさせていただきましたが、基本的に、今日本で流通しているフローリングの99%が中国から仕入れてきたものになります。
しかも中国のメインの取引先はヨーロッパです。
ですので、最先端の建材は、全てヨーロッパにもっていかれるわけです。
一方で日本はというと、中国から在庫処分品のような建材を譲ってもらっているという、そんな状況です。
悲しいですが、床材に関してはこれが顕著です。
そういったこともあって、基本的に床材はどの会社から選んでも、基本質感は同じです。
ですので、日本の床材メーカーは、仕入れ先は実は中国なので、ほとんど同じ会社から仕入れてブランド名だけ変えて日本で床材を販売しているという状況です。
ラベルの違いで味を表現しているかき氷のシロップ理論と同じです。
そのような中、こういうとんでもない幅広の床材を販売しているというのは結構珍しいので、紹介させていただきました。
おすすめ床材第3位:朝日ウッドテック


大体どのハウスメーカー、どの工務店も使っている床材、その代表格が「朝日ウッドテック」です。

一番下のモデルが「アネックス」というシート系床材、その上が「エアリス-α」という突き板、さらにその上が「ライブナチュラル」、最上級モデルが挽き板の「ライブナチュラルプレミアム」という感じで、4段階のグレードがあります。

幅広い商品ラインナップがあるので、多くの方が朝日ウッドテックを使っているというイメージです。
困ったら朝日ウッドテックで検討すればいいということさえあるので、木のフローリングを検討している方は、一度カタログなどを見てみるといいかと思います。
よほどのことがない限り、大体朝日ウッドテックでこと足ります。
おすすめ床材第2位:マルホン


無垢床の「マルホン」がここで登場です。

マルホンはとてもいいです。
できれば自然素材で仕上げた方がいいので、色味や質感やコスト感など、トータルで合致するのであればマルホンで床材を選んでもいいかなと思います。
ただ難しいのが、海外のInstagramやPinterestに出てくる内装は全て「挽き板」なのです。
しかも挽き板は加工の仕方がえげつないくらいあって、色味を脱色する方法もあったり燻製にして色味を調整したり、いろんなやり方があるのです。
そういったこともあり、海外のInstagramやPinterestに出てくる内装は、全て挽き板です。
しかも、日本にある外資系の一流ホテルや都心部の高級マンションに使われているのも、えげつない加工を施して色味を調整した挽き板になります。
ホテルライクが流行っていますが、そういうホテルっぽい内装や海外っぽい内装を考えている人からすると、マルホンの床材は合わないかと思います。
ブルガリホテルやアマン東京、リッツ・カールトン福岡の内装は、日本に合わせて「クリ」や「オーク」など黄色味がかった床材が使われているので、あのような感じのホテルっぽい内装をイメージしている人でしたら、色味的にマルホンで対応もできるかと思います。

おすすめ床材第1位:Salis


今一押しの床材が「Salis(サリス)」です。

ダイヤモンドに次ぐ硬さの鉱石「コランダム」を活用して、従来よりも6倍の耐久性を持つ加工が施されている、イタリア発の挽き板の床材になります。
海外は靴を脱ぐ文化がありません。
ですので、日本と違い床材の強度が必要で、それゆえにコランダムという鉱石を使用して、従来よりも6倍の耐久性を持つ加工が施されているのです。
しかも、木のフローリングが苦手な水周りでも使えるように耐水テストも行っており、バスルームやペットのいる環境でも安心して使用することができます。
さらに、デザイン発祥の地のイタリアチョイスのカラーもしっかりとラインナップに入っているので、海外らしいデザインの家をつくりたい方は、絶対に候補に入れた方がいい床材です。
「海外っぽい色味なんて、探せば日本でもあるでしょ?」「例えば、流行りのグレー系の床材も、わざわざ海外のものを使わなくても探せばあるんじゃない?」と言う人もいますが、この辺を詳しく説明すると、実は床材には色味を脱色する方法や燻製にする方法など、いろいろなやり方で色味の調整ができるのです。
日本だと「草木染めしか方法がない」と考えられがちですが、実は海外はとんでもなく進んでいて、草木染め以外にもいろいろな色味の調整方法があるのです。
こういう加工を施せるのは挽き板くらいで、無垢の床材だと反ったり曲がったりする関係でできません。
海外はいろいろな加工を施して木材の色味を調整しているため、ウォールナットでも少し眠たい感じの色味が出たり、白っぽくなったりするのです。
ですので、流行りの海外っぽい雰囲気をつくりたいのであれば、必然的に挽き板になってくるわけです。
ちなみにこういう色味の床材は、現在日本では流通していません。
ですので、海外っぽい雰囲気を真似したくても真似できませんし、真似したとしても違う雰囲気の家になってしまうのです。
日本がどれだけ遅れているのかということです。
海外の現状と日本の現状を比べると、びっくりするほど日本は遅れています。
5歩も6歩も7歩も遅れています。
手っ取り早く海外のInstagramやPinterestっぽい雰囲気の家をつくるのであれば、代理店のようなところから購入する方が早いので、そういう意味ではSalis(サリス)はとてもいい床材です。
よろしければ、皆さんもサンプルを取り寄せてみてください。
注文住宅でおすすめの床材(メーカー)TOP10のまとめ
『注文住宅でおすすめの床材(メーカー)TOP10!一般的なものからマニアックなものまで紹介』というテーマでお話をしました。
自分たちの求める快適さ、雰囲気の家をつくるために、床材の種類やそれぞれの特徴をしっかり学んでいただければと思います。
今回のランキングをぜひ参考にしてください。
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