やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選

やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選 はじめての注文住宅ノウハウ
この記事は約16分で読めます。

「ハウスメーカーってたくさんあるし、どうやって選べばいいんだろう?」

ハウスメーカー選び

「選んじゃいけないハウスメーカーの特徴とかあったら教えてほしいな。」

と思っている方に向けて、今回は『やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選』というテーマでお話をしていこうと思います。

というのも、ハウスメーカーは全国にたくさんあるわけですが、正直、選ぶとヤバいハウスメーカーというのもあるのです。

「いやいや、本当かよ。あおってるだけだろ?」と思う方もいるかもしれませんが、これ、誇張しているわけではなく本当にそうで、例えば、とあるハウスメーカーは実大振動実験を行ってはいるものの、窓をアクリル板に替えて実験していたりします。

とあるハウスメーカーは実大振動実験を行ってはいるものの、窓をアクリル板に替えて実験している

なぜアクリル板に替えて実験していることがわかるのかというと、それはその実験現場に私もいたからです。

そのため目の前で見ているのです。

窓はガラスなので大きくなればなるほど重たくなるわけですが、アクリル板に替えることで、建物自体が軽くなって地震の揺れには強くなるのです。

しかしそれは、そのハウスメーカーが自分達の都合のいい結果が出るように実験したに過ぎず、実際に建てている家が本当にその実験時の地震に耐えられるかどうかはわからないですよね。

地震によって倒壊した家

それにも関わらずハウスメーカー側は「最大震度いくつまで耐えました!!」と謳っているのです。

確かにどんな形であれ、実大振動実験はやらないよりはやった方が良いとは思いますが……私はこれってどうなのかな?と思っています。

そして、このような話は氷山の一角で、その他にもほじくり返せばいくらでもあるのですが、あまりにも直接的な表現はよろしくない気がしますし、聞いている側としても不快に思われるかもしれません。

ですので今回は、少し遠回しにお伝えする感じで『やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選』、これについてお話をしていこうと思います。

皆さんが思っている以上に住宅業界は古臭い業界ですし、今もなお、良くない昔の風習がそのまま根強く残っています。

今回の話を聞いて「そんなこともあるんだな。」と思っていただくのと同時に、自分がハウスメーカーを選ぶ際のチェック項目としてもご活用いただければと思います。

大手ハウスメーカーでの注文住宅購入を検討中で、どのメーカーに絞ったらよいか迷っている方は、30秒でわかる「まかろにおのハウスメーカー診断」をご利用ください。

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やめた方がいいハウスメーカーの特徴1:急成長中

やめた方がいいハウスメーカーの特徴1:急成長中

やめた方がいいハウスメーカーの特徴1つ目は『急成長中のハウスメーカー』です。

『急成長中のハウスメーカー』と聞くと、「それってそのハウスメーカーが人気だから急成長しているわけで、むしろ安心なのでは?」と思ってしまうと思います。

確かにそういった側面もあるかもしれませんが、正直、少し疑った方がいいです。

指定工務店との足並みが揃わない

ハウスメーカーは、指定工務店と呼ばれる自社と契約している工務店に工事を委託していることがほとんどです。

ハウスメーカーは、指定工務店と呼ばれる自社と契約している工務店に工事を委託している

そのため、『急成長中のハウスメーカー』は新たにそこの地域にある工務店と契約をして施工エリアを拡大していっているわけですが、当然、工事を委託し始めた初期の頃は、ハウスメーカーと工務店の足並みが揃わないことがあります。

その結果、施工不備が出てくる可能性があるわけです。

しかも、それなりに実力のある工務店は、既に大手ハウスメーカーが囲ってしまっている場合もあります。

施工エリア拡大のため、新たにどこかの工務店と契約しようとすると、仕事に飢えているあまり人気のない工務店と契約することになるのですが、やはり人気のない工務店は仕事が雑なケースもけっこう多いのです。

指定工務店との足並みが揃わないことで起こることの例

こちらの画像を見てください。

あるハウスメーカーさんの工事現場で、別のハウスメーカーのロゴが入った脚立が使われていた

これは、あるハウスメーカーさんの工事現場ですが、別のハウスメーカーのロゴが入った脚立が使われていました。

つまり何が言いたいのかというと、そのハウスメーカーが工事を委託している工務店さんは、2つのハウスメーカーから同時に仕事をもらっているということです。

そしてその結果、間違えてなのかなんなのかわかりませんが、別のハウスメーカーのロゴが入った脚立がそのまま別のハウスメーカーで使われていたということです。

あるハウスメーカーのロゴが入った脚立がそのまま別のハウスメーカーで使われていた

あまりにもお粗末だと思いませんか?

ハウスメーカーから仕事を請け負った工務店さんも、勝手がわからずこのようなことをやってしまったのだと思いますが、お客さんは自分が気に入ってそこのハウスメーカーに家づくりをお願いしたのに、蓋を開けてみたら別のメーカーのロゴが入った工具を使って家づくりがされていたわけです。

お客さん側からすると「えっ、自分達が選んだハウスメーカーと違うところが家を建てている。」となって相当ショックなはずです。

しかし『急成長中のハウスメーカー』を選んで契約をすると、ハウスメーカー側と足並みが揃っていないため、平気でこういうことが起こるのです。

皆さんも「急成長中のハウスメーカーだし、人気があるんだから大丈夫だろう。」と思って契約をしてしまうと痛い目を見る可能性があります。

そのため、契約時に自分が担当になってくれる工務店はどこなのか、質は担保されるのか、この部分はきちんとハウスメーカー側に聞いて、納得した上で契約するようにしましょう。

担当の工務店はどこなのか、質は担保されるのかを確認して納得したうえで契約しましょう

やめた方がいいハウスメーカーの特徴2:気密施工をしない

やめた方がいいハウスメーカーの特徴2:気密施工をしない

やめた方がいいハウスメーカーの特徴2つ目は『気密施工をしないハウスメーカー』です。

そもそも気密施工とは何なのかというと、家の隙間という隙間を埋める工事のことを言います。

具体的にお伝えをすると、建物の内側に気密シートと呼ばれるビニールシートを貼って隙間を無くしたり、あとはウレタンフォームと呼ばれるものを使って隙間を埋めたりすることになります。

気密施工という建物の内側に気密シートを貼って隙間を無くしたり、ウレタンフォームを使って隙間を埋めたりすること

気密施工のメリット

気密施工をすることでどのようなメリットがあるのかというと、

  • 家の保温性能が上がる
  • 室内の換気がきちんとできるようになる
  • 湿度調整がしやすくなる
気密施工のメリット
・	家の保温性能が上がる
・	室内の換気がきちんとできるようになる
・	湿度調整がしやすくなる

これらのメリットが存在します。

この辺りの詳しい話に関しては、こちら記事を見ていただければ、注文住宅をつくる上で、何が大切で、どのような手順で家づくりをする必要があるのかがわかると思います。

これに関しては、知っておかないと間違いなく皆さんの家づくりは失敗します。

もうこれは断言できます。

ですので、これから家づくりをされる方は、よかったら見てみてください。

ハウスメーカーの気密施工の状況

とにかく家の気密性能は、家づくりにおいて非常に重要な要素になってくるのですが、実は今まで多くのハウスメーカーは気密施工を行ってこなかったのです。

それがなんでなのかと言われると、正直、大人の事情としか説明のしようがないのです。

この辺りの裏話はここでお話すると完全に雑談になってしまうので詳細は省きますが、2022年10月にあった断熱等級の改正を皮切りに、さすがに気密施工をやらないとヤバい状況になってきました。

2022年10月にあった断熱等級の改正

そのため一部のハウスメーカーが気密施工をし始めた、というのが今の状況になります。

今後時間をかけてどのメーカーも気密施工をするのが当たり前になっていくのだろうと思いますが、この業界は本当に動きが遅いのです。

業界の動きが遅い

ですので、業界全体で気密施工をするのが当たり前になるのに2、3年かかるような気がします。

注文住宅の買い時

業界全体で気密施工がなされるまで、そんなに待っていられないですよね。

待っていたらその間にいろんな物が値上がりしていくと思いますし、消費税だって来年さらに上がるような話も出ているわけです。

それに住宅の価格は人口と連動しているため、人口が減っている日本では、間違いなく今後も住宅の値段は上がっていきます。

人口が減っている日本では、間違いなく今後も住宅の値段は上がっていく

今より価格が下がることはない、と言い切ってもいいくらいです。

事実、去年の今頃と今とで比較をすると、坪15万円、金額に換算すると1年で500万円から600万円くらい価格が上がっているハウスメーカーもあります。

そのため買い時っていつなんだと言われると、今すぐなのですが……今の住宅業界は過渡期なのです。

木造住宅の気密施工を行っているハウスメーカー

先ほどもお伝えしたとおり、現状、気密施工をしているハウスメーカーは限られます。

具体的には、木造住宅であれば積水ハウスとダイワハウス、三井ホームです。

気密施工をしている木造住宅メーカーは積水ハウスとダイワハウス、三井ホームと住友林業

あとは住友林業も一応気密施工はするのですが、住友林業の断熱材はマグイゾベールの耳付きグラスウールです。

住友林業の断熱材はマグイゾベールの耳付きグラスウール

耳付きグラスウールは別名「袋入りグラスウール」なんて言われたりもするのですが、これは断熱材を壁に入れる作業と同時に気密施工もできるというメリットがある反面、かなり丁寧に施工しなければ気密が取れなくなるのです。

「耳付きグラスウール 気密」といったキーワードで調べてもらえれば、この辺りの情報を知れると思いますが、積水ハウスやダイワハウスの木造などが行っている内装の内側に気密シートを貼る施工方法と比べると、より丁寧な施工が求められるのが住友林業になります。

鉄骨住宅の気密施工を行っているハウスメーカー

鉄骨住宅であれば、積水ハウスとダイワハウスが気密施工を行っています。

気密施工をしている鉄骨住宅メーカーは積水ハウスとダイワハウス

「え、鉄骨住宅で気密施工やってるの?」と思われると思うのですが、やっています。

今まではダイワハウスだけが鉄骨住宅で気密施工を行っていましたが、積水ハウスも新しい仕様を出してから、気密施工ができるようになりました。

具体的にはこのような感じになります。

鉄骨住宅での気密施工

ただし他の鉄骨メーカーはというと、コンセントボックスなど本当に極々一部のところは気密施工をしているものの、全てはしていません。

ですので、ハウスメーカー各社を比較すると、かなり優劣が出てしまっている、というのが今の実情です。

ちなみに余談ではありますが、今までダイワハウスだけが鉄骨住宅で気密施工をしていた、という話をしたかと思いますが、これはあまり知られていないことだと思います。

では、なぜダイワハウスが気密施工をしていることがあまり世に知られていないのかというと、

  • 現場のリテラシーが低くて、気密施工の重要性を理解していなかったため、お客さんに訴求できていなかった
  • 気密施工はしていても安売り営業スタイルが先行して、一番スカスカのスタンダード断熱仕様しか今まで提案してこなかった
ダイワハウスの気密施工が知られていない理由
・	現場のリテラシーが低くて、気密施工の重要性を理解していなかったため、お客さんに訴求できていなかった
・	気密施工はしていても安売り営業スタイルが先行して、一番スカスカのスタンダード断熱仕様しか今まで提案してこなかった

これらの理由があります。

ダイワハウスは、隙さえあれば安売り営業をしてくるのです。

本当は良い商品をつくっているのに、すごくもったいない企業なのです。

最近では現場の意識も少しずつ変わってきているので、今後に期待という感じでしょう。

話を戻しまして、とにかく『気密施工をしないハウスメーカー』を選ぶと後々後悔することになりますし、仮に気密施工をしないメーカーを選んだとしても、それを知って選ぶのと、そうでないのとでは心持ちが大きく異なると思います。

ですので、ハウスメーカーを選ぶ時は慎重に行うようにしてください。

「有名なハウスメーカーであればどこも同じ」ではありません。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴3:差分を埋める提案をしない

やめた方がいいハウスメーカーの特徴3:差分を埋める提案をしない

やめた方がいいハウスメーカーの特徴3つ目は『差分を埋める提案をしないハウスメーカー』です。

これは先ほどの気密の話に付随する内容ではありますが、何度もお伝えをしているとおり、今、ハウスメーカー各社でかなり性能差が出てきているという状況です。

ハウスメーカー各社が新しい仕様を出して、今の時代に対応できるようにしなければならないのですが、やはり動くのが遅いのです。

下手したら各社新しい仕様が出揃うのに、平気で2、3年かかるのがこの業界です。

「じゃあその間に何も対策しないの?」という話になるのですが、そこはもう現場レベルでどうにかこうにか対応するしかありません。

例えば他社と比べて床下の断熱性能が低いなら、床下の断熱材を厚くする方法を模索して、

それがどうしてもできないなら今度は無垢床を提案する、

無垢床を提案する

気密施工をむりやりするために東北北海道仕様にして建てる、

あと実は、個別エアコンと第1種換気の配置方法によっては全館空調モドキをつくれるのですが、それを提案する、などですね。

個別エアコンと第1種換気の配置方法によっては全館空調モドキをつくれるのですが、それを提案する

このような感じで、本社が対応しないなら、営業マンが自分達の商品の弱点を理解して、自分達でその差分を埋める提案をするしかないのです。

それができる熱量があれば、むしろ新しい仕様を出していないハウスメーカーでも十分に検討ができると思います。

ただ反対にそれができないのであれば、ちょっと残念な家づくりになってしまうのかなと思います。

特に今の時代、簡単にネットで他の人の家と自分の家を比較できるので、場合によってはかなりショックを受けてしまうかもしれません。

そうならないようにするためにも、『差分を埋める提案をしないハウスメーカー』は検討しない方がいいのかなと思います。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴4:展示場(モデルルーム)と実際の住宅に差がある

やめた方がいいハウスメーカーの特徴4:展示場(モデルルーム)と実際の住宅に差がある

やめた方がいいハウスメーカーの特徴4つ目は『展示場のモデルルームと実際に建てる家のレベルにかなりの差があるハウスメーカー』です。

ここで言うレベル差というのは、主に建物の意匠、つまりはデザインについてなのですが、展示場に建っているモデルルームと、実際にそのハウスメーカーが建てている家のレベルがとんでもなく乖離している場合があります。

例えばよく、中国人や韓国人の女性が、メイクする前と後でどう変わるのか、という動画を上げていると思います。

中国人や韓国人の女性が、メイクする前と後でどう変わるのかという動画

あれは「本当に同じ人?」と疑うレベルで顔が変わりますよね。

それと同じような感覚で、ハウスメーカーも住宅展示場はすごくデザインが良いのに、

実際に建てている家は「あ、あぁ…」というような、それこそ「建売と何が違うの?」と思ってしまうような家を建てているケースがよくあるわけです。

例に挙げて大変申し訳ないですが、具体的に言うと、例えば住友不動産のJ・レジデンスという商品があります。

住友不動産のjレジデンスという商品
引用:住友不動産HP

これは住宅展示場に行って実物を見るとわかりますが、とにかく軒が深く出ていて、とてもカッコいい建物なのです。

ただ皆さんが住んでいる街を見渡してもらいたいのですが、J・レジデンスってなくないですか?

こんな木の外壁を使っていて目立つ建物なので、すぐに目に入ると思いますが、ないのです。

事実、住友不動産は年間で約3,000棟建てているハウスメーカーで、このJ・レジデンスが発売されたのが2012年くらいになります。

ですので、この11年間で少なくみても単純計算で、全国に33,000棟は住友不動産の家が建っているわけですが……それにしてもJ・レジデンスが建っているところを見ないのです。

もちろん全国で何棟かは建っているのでしょうが、これだけ見ないということは、やはり住友不動産が実際に建てている家というのは、それ相応のものにしかなっていないのではないのかな、というのが想像できますし、実際にそうなのです。

このような感じで、今はわかりやすく説明するために住友不動産を例に出しましたが、大手ハウスメーカーも同様です。

展示場に建っている建物と実際に建てている家とで、大きな乖離があることが平気であります。

ですので、住宅展示場はあくまでお客さんを呼び寄せるための器だということを理解しつつ、そのハウスメーカーの、そのエリアの設計レベルを確認するためにも、実際に建ててあるリアルサイズの建物を見学するようにしてください。

展示場に建っている建物と実際に建てている家とで、大きな乖離があることが平気である

やめた方がいいハウスメーカーの特徴5:受注速報がマイナスだらけ

やめた方がいいハウスメーカーの特徴5:受注速報がマイナスだらけ

やめた方がいいハウスメーカーの特徴5つ目は『受注速報がマイナスだらけのハウスメーカー』です。

受注速報とは、ハウスメーカー各社がその月の受注状況を報告するデータのことで、公式HPで閲覧することが可能です。

では、なぜハウスメーカーはそのようなデータを毎月HPで公開しているのかというと、それは投資家に向けて自社がきちんと計画通りに受注できていますよ、ということをアピールするためです。

そもそも注文住宅という商材は非常に特殊な商材で、家が完成して初めてハウスメーカー側に利益が入ってくるという収益構造なのです。

それは裏を返せば、家が完成するまでハウスメーカー側は無収入であるということで、最終的に建物の利益が入ってくるのは、なんだかんだ1年近く先になるわけです。

そのため、ハウスメーカー各社は受注速報というのを毎月出して「自分達の会社は計画通り受注できているし、先々の経営も大丈夫ですよ。」というのを投資家にアピールしているのです。

受注速報がマイナスだらけのハウスメーカーは、当然、企業としての経営が上手くいっていないということなので、実態としてはかなり怪しいハウスメーカーだと思った方がいいです。

一応、受注速報がマイナスの場合、ハウスメーカーがどのような状態に陥っているのかを確かめる必要があります。

もう少し具体的にお伝えしておくと、現場は自転車操業のような状態になっています。

要は計画のマイナス分を埋めるために、とにかく早く契約して、

計画のマイナス分を埋めるために、とにかく早く契約して

とにかく早く契約後の打ち合わせを終わりにして、

とにかく早く契約後の打ち合わせを終わりにして

とにかく早く家を建てて、

とにかく早く家を建てて

とにかく早く家を引き渡す

とにかく早く家を引き渡す

という、いわゆる突貫工事をするような状態になっているということです。

でないと極端な話、従業員に給料を支払えなくなるので、そうせざるを得ない状況になってしまっているのです。

ここではハウスメーカーの名前を名指しすることはしませんが、皆さんもハウスメーカーを決める際は、一度、そこのハウスメーカーの受注速報を確認するようにしましょう。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴6:ビジネスIQが低い

やめた方がいいハウスメーカーの特徴6:ビジネスIQが低い

やめた方がいいハウスメーカーの特徴6つ目は『ビジネスIQが低いハウスメーカー』です。

これがどういうことかと言うと、例えば皆さんは、仕事の話をしている時に、「なんかこの人と話していても、話が通じないなー。」と思った経験はないですか?

あるいは

「この人、これだけ世の中がコンプラだのパワハラだのセクハラだの言われているのに、なんでこんな発言を平気でしちゃうんだ」ということもありますよね?

要は何が言いたいのかというと、自分のビジネスIQとハウスメーカーの担当者のビジネスIQが釣り合っていないと、終始話が噛み合わなかったり、その営業マンの1つ1つの所作が気になったりして、まともな家づくりができなくなるということです。

世の中の傾向として、高学歴の人は高学歴の人と話をしていると話が弾む一方で、高学歴の人と低学歴の人が話をすると、どうも話が噛み合わないというか、上手くコミュニケーションが取れないということはよくあると思いますが、それと同じことが家づくりでも起こるということです。

世の中の傾向として、高学歴の人は高学歴の人と話をしていると話が弾む一方で、高学歴の人と低学歴の人が話をすると、どうも話が噛み合わないというか、上手くコミュニケーションが取れないということはよくある

これは、この記事を見ている方の所得が高ければ高いほど、経歴がハイキャリアであればあるほど、共感できるポイントだと思います。

ですので、世の中の平均よりも所得が高い方、あるいは、それなりに人生で成功している方は、そのハウスメーカーのビジネスIQがどれほどのものなのか、ここは見極めていただいた方がいいのかなと思います。

では、どうやったらそれを見極められるんだという話ですが、最終的には担当者のレベル感によって決まってきはするものの、やはりある程度は会社の規模によって、ビジネスIQは決まってくる印象です。

つまり、会社の規模が大きければビジネスIQが高くなりやすい傾向にありますし、その一方で会社の規模が小さければ、ビジネスIQが低くなりやすい傾向にあるということです。

会社の規模が大きければビジネスIQが高くなりやすい傾向にありますし、その一方で会社の規模が小さければ、ビジネスIQが低くなりやすい傾向にある

そりゃそうですよね。

それなりに良い大学に通っていた優秀な人が、わざわざ零細企業を選択して就職するかと言われれば、その可能性は限りなく低いですよね。

何事にも例外があるのは重々承知です。

しかし、俯瞰してみた時に、こういった傾向がある、ということは覚えておいてもらえればと思います。

やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選のまとめ

いかがだったでしょうか。

今回は『やめた方がいいハウスメーカーの特徴6選』というテーマでお話をしました。

まとめると、やめた方がいいハウスメーカーの特徴は

  • 急成長中
  • 気密施工をしない
  • 差分を埋める提案をしない
  • 展示場(モデルルーム』と実際の住宅に差がある
  • 受注速報がマイナスだらけ
  • ビジネスIQが低い
今日のまとめ
・	急成長中
・	気密施工をしない
・	差分を埋める提案をしない
・	展示場(モデルルーム』と実際の住宅に差がある
・	受注速報がマイナスだらけ
・	ビジネスIQが低い

以上の6つになります。

ぜひとも覚えておいてください。

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