家づくりの計画・契約での後悔事例8選〜周辺環境・人的要因で失敗しないために〜

家づくりの計画・契約での後悔事例8選〜周辺環境・人的要因で失敗しないために〜 はじめての注文住宅ノウハウ
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家を建てることは、一生に一度あるかないかの大きな決断です。しかし、計画や契約を進める中で後悔するケースも少なくありません。

念入りに準備をしたつもりでも、予期せぬ落とし穴が待ちかまえていることもあります。

そこで本記事では、家づくりの計画・契約での後悔事例を8つ紹介します。

周辺環境や人的要因による失敗で後悔しないために、どのような点に注意を払う必要があるのかを確認しましょう。

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家づくりの計画・契約の後悔1:家の周りの交通量を考えないで家づくりをした

家づくりの計画・契約の後悔1:家の周りの交通量を考えないで家づくりをした

『振動が辛い』

交通量の多い道が建築地の近くにある場合は要注意です。

なぜなら、多少離れていたとしても、振動で不快な思いをする可能性があるからです。

例えば

  • マンホールの段差があって、車が通るたびに音が響く
  • トラックが通ると家が揺れる
トラックが通る道

これらは交通量の多い道が近くにある場所で家を建てる場合によく起こることです。

言葉だけ聞くと「なんだ、そんなことか」「知っていれば対策できそうじゃん」と思われると思います。

しかし、皆さんももうわかると思いますが、家づくりはものすごくいろんなことを気にして行うので、全てに気が回らないのです。

そのため、交通量の多い道が近くにあったことに気がつかない、交通量が多いことは知っていたけど、大したことないだろうと油断してしまう、そういったことが起こるのです。

振動は皆さんが思っている以上に厄介で、下手したら音以上にストレスを感じるかもしれないのでご注意ください。

家づくりの計画・契約の後悔2:ゴミ捨て場の位置が遠かった

家づくりの計画・契約の後悔2:ゴミ捨て場の位置が遠かった

『日々、苦痛』

賃貸やマンションに住んでいるとゴミ捨てに苦労しないと思います。

ゴミ捨て場

好きな時に好きなゴミを捨てることができたり、捨てる場所も近かったりで、楽することができます。

ただ戸建となってくると話は別です。

ゴミ捨て場が遠かったり、特定の日付や曜日が来るまでゴミを出すことができなかったり、いろいろ不便なことが起きてきます。

特にゴミ捨て場の位置が遠いとそれだけでけっこうストレスがかかるので、家を建てる前に必ずゴミ捨て場の位置を確認しましょう。

ゴミ捨て

ただし、もし仮にゴミ捨て場の位置が遠かったり、何かしらの不便を感じるようなことがあったりしたら、例えば庭に物置などを置いて、ゴミを一時的に貯めておく場所をつくるといいかもしれません。

物置

家づくりの計画・契約の後悔3:予算オーバーなのに無理して住宅ローンを組んだ

家づくりの計画・契約の後悔3:予算オーバーなのに無理して住宅ローンを組んだ

『ご利用は計画的に』

注文住宅を検討していると必ずと言っていいほど、金銭感覚がバグってきます。

なぜなら金額が大きいため、数十万円が大したことのない金額に思えてきてしまうからです。

また100万円借入を増やしたとしても、毎月の返済額はだいたい3,000円しか上がりません。

通帳を眺める夫婦

そのため油断していると「まぁいいか」「なんとかなるだろう」と思ってしまいがちなのです。

その気持ちはわかるのですが、私は銀行員時代に築浅の物件がポンポン市場に出回るのをよく見てきました。

理由は全て住宅ローンによる生活苦で、生活のために家を売るというなんとも悲惨な状況だったわけです。

ローンによる生活苦

こういう話を聞くと、映画やドラマのような話に聞こえるかもしれませんが、わりと現実でよく起こっています。

資金的に余裕のある方なら話は別ですが、無理してでないと家を建てられない方は、予算オーバーにならないようご注意ください。

場合によっては、中古マンションの購入をした方がいいかもしれません。

家づくりの計画・契約の後悔4:外構計画を甘くみた

家づくりの計画・契約の後悔4:外構計画を甘くみた

『きちんと工事したら800万円』

皆さん、外構工事を甘くみていませんか?

例えば「200万円くらいで済むだろう」「外構工事は後回しでもなんとかなるだろう」、そういう感じです。

ただはっきり言いますが、甘くみすぎです。

皆さんがイメージするような極々一般的かつ最低限の外構工事にかかる費用は300万円くらいです。

最低限の外構

さらに屋根付きのカーポート、車のタイヤ痕がつかない洗い出し仕上げなどにすると、200万円くらい追加となり、トータルでだいたい500万円はかかります。

屋根付きのカーポート、車のタイヤ痕がつかない洗い出し仕上げ

さらにさらに、立派な植栽や石を起きはじめると、追加で300万円くらいかかるため、トータルの費用は800万円くらいになります。

立派な植栽や石を置いた外構

どうでしょう?

「思っていたよりも高い!」というのが印象かと思います。

しかし、そんなものなのです。

中にはハウスメーカーを通さないで外構工事をすることで安くできるのでは?と考える人もいますが、そこまで大幅に金額が下がるわけではありません。

こればかりは仕方ないので、そういうものなのだと思っていただき、覚悟を決めましょう!

家づくりの計画・契約の後悔5:ハウスメーカー選びで失敗

家づくりの計画・契約の後悔5:ハウスメーカー選びで失敗

『勉強しましょう』

家づくり初心者の方ほどよく「有名どころであれば、どこのハウスメーカーで建てても変わらないでしょ」と言ったりします。

どこのハウスメーカーで建てても変わらない

確かにそう思いたくなる気持ちもわかりますし、私も家づくり初心者だったら皆さんと同じことを思っていたと思います。

しかし、実際は明確に違いがあります。

ハウスメーカーによって得意不得意がありますし、機能的に遅れているハウスメーカーも事実あるような状態です。

これらはしっかりと勉強しないとわからないことですし、表面的なことを知るだけでは理解できません。

手遅れの状態にならないようにするためにも、しっかりとハウスメーカー各社の特徴や家づくりの基礎的なことを理解した上で、ハウスメーカー選びをするようにしましょう。

家づくりの計画・契約の後悔6:担当者で失敗

家づくりの計画・契約の後悔4:担当者で失敗

『担当ガチャに気をつけろ』

注文住宅は、営業担当者で金額が決まり、設計担当者で家のできが決まり、工務担当者で家の質が決まります。

営業担当者と設計担当者工務担当者

ただし、これは一昔前の話で今現在は、営業担当者で金額と家の性能が決まり、設計担当者で家のできが決まり、工務担当者で家の質が決まるという状況になってきています。

実は営業マンが選んだ仕様を元に設計士が図面を書くので、営業マンがどんな仕様を選ぶのかで、建物の性能が異なってくるのです。

「そんなことあるの?」と思われるかもしれませんが、これは事実です。

そもそもこの業界は属人性の高い業界です。

そのため誰が担当者になるのかで家のデザイン性や機能性が大きく変わるのです。

では、どのように自分の担当者が決まるのかというと、実は完全にランダムなのです。

具体的には

  • 展示場に行った時に接客してくれた人が担当になる
  • 資料請求をしたら高確率で若手か売れていない営業マンが担当になる
  • 設計担当者はその時手の空いている人が担当になる
  • 設計担当者は嫌いな営業マンとは仕事をしない傾向にある
  • 工務担当者は建築エリアによって決まる
ハウスメーカーの担当者の決まり方

といった具合です。

この状況を上手くかいくぐって、いい担当者がつくようにしなければならないわけです。

私はそんな業界の歪みをなおすべくメグリエというサービスを立ち上げています。

各大手ハウスメーカー公認で行っているサービスになるので、よろしければ活用してみてください。

家づくりの計画・契約の後悔7:値引き交渉で失敗

家づくりの計画・契約の後悔7:値引き交渉で失敗

『値引き交渉には代償がある』

ネットを見ていると「値引き交渉の方法!」「どこどこのハウスメーカーは何%値引きできる」といったことが書かれています。

注文住宅は一生に一度あるかないかの超高額な買い物ですし、少しでも安く手に入れたいと思う気持ちもわからなくはありません。

注文住宅を少しでも安く手に入れたい

ただ『値引き交渉には代償がある』ということ、このことは必ず知っておく必要があると私は思っています。

これがどういうことかというと、例えば適正価格で商品を購入した人と、ゴリゴリ値引き交渉で商品の購入をした人とでは、感情的にどちらの方が優先順位が高くなるかというと、適正価格で商品を購入した人です。

値引きをしたらした分だけ、雑に扱われる可能性が高くなる

つまり、ストレートにお伝えするのであれば、値引きをしたらした分だけ、雑に扱われる可能性が高くなるということです。

特に住宅業界は個人営業の世界です。

個人営業をされている方ならわかると思いますが、個人営業は法人営業と違って営業マンがお客さんを選べる仕事です。

個人営業は営業マンがお客さんを選べる仕事

そのため、営業マンから嫌われたら間違いなくその後の対応が雑になります。

しかし、仕方ないのです。

営業マンも限られたリソースの中で仕事をしているので、適正価格で商品を購入してくれた人の方がどうしても優先順位は高くなります。

そういった理由から『値引き交渉はほどほどにしなければ、後々大きな代償を払うことになる』ということになります。

一方で、全く値引き要求をしなければ、ハウスメーカー側に無理を言えるようになるのと、プレッシャーをかけられるようにもなります。

全く値引き要求をしなければ、ハウスメーカー側に無理を言えるようになるのと、プレッシャーをかけられるようにもなる

どちらがいいのか、皆さん自身で判断してみてください。

家づくりの計画・契約の後悔8:他の人の家の方がクオリティが高い

家づくりの計画・契約の後悔8:他の人の家の方がクオリティが高い

『すべては担当者次第!』

昨今、SNSを通じて他の人がどのような家を建てているのかがわかるようになりました。

SNSを通じて他の人がどのような家を建てているのかがわかる

その結果、どうしても他の人の家と自分の家を比較してしまうわけですが、自分の家のクオリティが他の人の家よりも低いと、それはそれはショックなのです。

「これだけお金をかけたのに、なんで自分の家は建売みたいな家になってるんだろう」「同じくらいの金額を払ってるのに、なんであの人の家の方がおしゃれなんだろう」、そう思ってしまうのも無理はありません。

自分の家のクオリティが他の人の家よりも低いとショック

では、なぜそれほどまでクオリティに差が出るのかというと、それはもう『担当者のレベルが違ったから』この一言に尽きるのです。

事実、現場のリテラシー格差はとんでもないことになっています。

中には首がもげるほど、首を縦に振って共感してくださっている方もいるはずです。

私はそんな担当ガチャによる不平等さをなくすべくメグリエというサービスを立ち上げています。

さらには、各ハウスメーカーの営業マンに向けて勉強会を行い、リテラシーの向上にも携わっています。

そういう活動をしているからこそわかるのですが、時代についてこられている担当者は極々わずかです。

この現状を理解していただき、どのハウスメーカーにするのか、そしてその中で自分たちの家づくりのパートナーは誰にするのか、これらを真剣に考えてもらえればと思います。

家づくりの計画・契約での後悔事例8選〜周辺環境・人的要因で失敗しないために〜のまとめ

今回は、家づくりの計画・契約での後悔事例を8つ紹介しました。

  • 家の周りの交通量を考えないで家づくりをした
  • ゴミ捨て場の位置が遠かった
  • 予算オーバーなのに無理して住宅ローンを組んだ
  • 外構計画を甘くみた
  • ハウスメーカー選びで失敗
  • 担当者で失敗
  • 値引き交渉で失敗
  • 他の人の家の方がクオリティが高い

家づくりの計画・契約で後悔しないよう、これらをしっかり頭に入れておいていただければと思います。

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