【2025】ダイワハウスで後悔する理由は?後悔しないための対策をわかりやすく解説 

メグリエ編集部記事
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この記事はメグリエ運営事務局によって作成しました。

「夢のマイホーム、どこで建てよう?」注文住宅を検討し始めたら、最初にぶつかる壁、それがハウスメーカー選びですよね。

数ある選択肢の中でも、特に洋風デザインで名高いのが三井ホームです。独自の構法や全館空調システムなど、魅力的な特徴もたくさんあります。誰もが憧れる三井ホームで建てる家だからこそ、後悔だけは絶対にしたくないですよね。そのためには、実際に建てた先輩たちの「ここがちょっと」というポイントを事前に知っておくことが大切です。

今回は、三井ホームの基本情報から、後悔しないための秘訣を解説します。自分たちの家づくりの参考にしてください。 

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ダイワハウスとは

ダイワハウスは1950年創業の大手ハウスメーカーで、革新的な住宅技術を数多く開発してきました。特に高い耐震性能と断熱性能を持つことで知られ、鉄骨造から木造まで幅広い商品展開を行っています。

主力商品のラインナップは、鉄骨造の「ジーヴォシグマ」、木造住宅の「ジーヴォグランウッド」、そして富裕層向けの木造×RC造の「マレ」です。これらの商品は、それぞれが異なる特長を持ちながら、ダイワハウスならではの高い技術力が活かされています。

特に注目すべき点は、震度7クラスの地震にも耐える「持続型耐震構造」や、断熱等級7を達成する最新の断熱仕様など、住宅性能の高さです。さらに、最大3.16mの天井高や広い開口部を実現する技術力、伝統的な和の美と現代的な機能を組み合わせた和モダンデザインなど、住まいの質を高めるさまざまな特長を持っています。

基本情報

ダイワハウスの商品ラインナップは、主に3つの特徴的なシリーズで構成されています。

鉄骨造の主力商品「ジーヴォシグマ」は、都市部での建築に適した設計で、最大3.16mの天井高や広い開口部を実現できます。

木造住宅の「ジーヴォグランウッド」は、断熱等級7を達成する高性能な住宅です。

そして富裕層向けの「マレ」は、和モダンデザインを追求した高級路線となっています。

価格帯は、鉄骨造や高性能仕様の場合、他の大手メーカーと同等かやや高めです。木造住宅についても、一部の仕様では他メーカーと同じかそれ以上のコストがかかることがあります。

工法については、持続型耐震構造を採用し、震度7クラスの地震にも耐えられる設計を実現。また、都市部や狭小地にも対応できる設計の柔軟性を持ち、さまざまな敷地条件に適応可能です。

強み

ダイワハウスの最大の強みは、1950年から70年以上にわたって培ってきた豊富な実績と革新的な技術です。独自の持続型耐震構造により実現した高い耐震・耐久性は、震度7クラスの地震にも耐えられる安全性を確保しています。これは、阪神・淡路大震災クラスの地震に対しても、建物の安全性を維持できることを意味します。

また、鉄骨造、木造、富裕層向け住宅など、多様なニーズに応える幅広い商品展開も大きな特徴です。特に最新の断熱性能や建材技術を積極的に採用し、技術面で常に進化を遂げています。

さらに、間取りや仕様の変更に柔軟で、都市型や狭小地にも対応可能な高い設計対応力を持っています。この柔軟性により、複雑な形状の土地や厳しい建築条件下でも、快適な住まいを実現できるでしょう。

商品ラインナップ

「ジーヴォシグマ」は、ダイワハウスの鉄骨系主力商品で、特に都市部での建築に強みを持ちます。

最大3.16mの天井高や広い開口部が特徴で、洗練された都市型住宅を実現できます。都市部特有の厳しい建築条件下でも、豊かな居住空間を創出することができ、特に天井高を活かした開放的な空間づくりができるでしょう。

「ジーヴォグランウッド」は、木造住宅の高性能モデルとして注目を集めています。

断熱等級7を達成する高い断熱性能と、天竜杉などの高品質素材を使用した耐候性の高い外壁が特徴です。自然素材の持つ温かみと最新の技術を組み合わせることで、快適で環境にやさしい住まいを実現しています。また、木造ならではの柔軟な間取り設計も可能です。

「マレ」は、富裕層向けの高級商品として、細部にまでこだわり抜いた住まいづくりを提供します。

伝統的な和の美と現代的な機能を融合した和モダンデザインを追求し、細部まで高品質な仕上がりを実現しています。建築家との協働による独創的なデザインや、最高級の素材使用など、ワンランク上の住まいづくりが可能です。

ダイワハウスならではの設備の特徴

ダイワハウスの設備面での最大の特徴は、新しい断熱仕様による断熱等級7の実現です。高性能な断熱材と気密性の高い建材を組み合わせることで、優れた省エネ性能と快適な室内環境を両立しています。これにより、夏は涼しく冬は暖かい、年間を通じて快適な住空間を実現できるでしょう。

持続型耐震構造は、ダイワハウス独自の構造設計により高い耐震性を確保しています。地震の揺れを効果的に抑制し、建物の変形を最小限に抑える仕組みを採用。実際の地震時にも、建物の安全性を最大限に保つことができます。

外壁には天竜杉などの高品質素材を用い、耐候性を高めています。特殊な加工処理により、木材本来の美しさを保ちながら、優れた耐久性を実現しました。これにより、美しい外観を長期間維持することができ、メンテナンス性にも優れています。

ダイワハウスの後悔ポイント

ダイワハウスは高い技術力と充実した商品ラインナップを持つハウスメーカーですが、実際に建てた方の中には後悔ポイントがあることも事実です。特に、高性能な設備や豊富な商品展開が、事前の理解や準備が不足していると思わぬ後悔につながることがあります。

ここでは、後悔しがちなポイントを紹介します。これらのポイントを事前に把握しておくことで、より満足度の高い家づくりが可能になるでしょう。

間取り・設計

ダイワハウスでよく聞かれる間取り・設計の後悔は、収納スペースの不足です。

和モダンデザインや開放的な空間を重視するあまり、収納計画が疎かになりがちです。特に、季節物の家電や寝具、子どもの成長に伴う備品など、長期的な収納ニーズを見落としてしまうケースが多く見られます。

また、将来的な生活変化を見据えた間取り変更への対応が難しく、家族構成の変化に柔軟に対応できないケースも目立ちます。たとえば、子どもの成長に伴う個室の必要性や、親との同居を考えた際の動線確保など、ライフステージの変化に対応できる間取りの重要性を、計画段階で十分に検討できていないことが原因です。

動線計画の失敗も多く見られます。特に、キッチンと洗面所の位置関係や、2階への動線確保など、日常生活での使い勝手に関わる重要な部分での後悔があるでしょう。これらは入居後に改修することが難しく、長期的な不便さにつながります。

仕様・設備

標準仕様とオプションの選択は、慎重な判断が必要です。

ダイワハウスの場合、断熱等級7などの高性能仕様が標準で採用されているものの、より快適な住環境を求める場合は追加のオプション選択が必要になることがあります。特に、照明計画や収納設備、外構設備などは、標準仕様では必要最小限の内容になっているため、後から追加工事が必要になるケースが多いです。

断熱性能や気密性に関する後悔も少なくありません。高性能な設備を導入しても、使い方や維持管理の理解が不足していると、期待どおりの効果が得られないことがあります。たとえば、換気設備の使用方法を理解していないために結露が発生したり、空調効率が悪化したりするケースがあります。これらの問題は、設備の性能を十分に活かせていないことによる不満につながります。

構造・性能面

持続型耐震構造は高い安全性を誇りますが、それゆえに開口部の制限など、設計上の制約も生じます。

特に、後から大きな窓を付けたいと思っても構造上の理由で対応できないケースがあります。このような制約は、居住後に「もっと明るい部屋にしたい」「景色をもっと楽しみたい」といった要望が生まれた際に、大きな後悔となることがあるでしょう。

断熱・遮音性能の理解不足による後悔をする可能性もあります。性能の高さは認識していても、メンテナンス費用の見落としや、実際の効果を体感できないことに不満を抱くこともあるでしょう。

契約・打合せ

担当者とのコミュニケーション不足は、大きな後悔につながります。

ダイワハウスの豊富な商品ラインナップや設備オプションの中から、最適な選択をするためには、綿密な打ち合わせが必要です。特に、営業担当者による提案力や知識の差が大きいため、要望や希望を明確に伝えられないと、想定していた家づくりができない可能性があります。

要望の伝え方を誤ると、イメージと異なる仕上がりになることもあるでしょう。また、参考にした写真や画像の具体的なポイントを明確に伝えないと、微妙に異なる仕様で仕上がってしまうこともあります。

細部の確認不足により、引き渡し後に「こうすれば良かった」と後悔するケースも少なくありません。コンセントの位置や数、スイッチの配置、収納の仕様など、図面上では気づきにくい細かな部分で後悔をする可能性もあります。

予算計画

追加工事費用の想定ミスは、よくある後悔の一つです。

基本の建物価格に加えて、外構工事費用や設備のグレードアップ費用など、予想以上の出費が必要になることがあります。特に、鉄骨造や高性能仕様は他の大手メーカーと同等かやや高めの価格設定となっているため、予算計画は慎重に行う必要があります。

外構工事費用の見落としは、特に注意が必要です。庭づくりや駐車場の整備、フェンスの設置、植栽工事など、建物本体以外にも相当な費用が必要になります。これらの費用は建物価格には含まれていないことが多く、契約後に追加で数百万円規模の支出を迫られるケースも少なくありません。

追加工事や外構工事の費用もしっかりと考慮して、住宅ローンのプランを検討することが大切です。特に、固定金利と変動金利の選択や、返済期間の設定など、長期的な視点で検討しましょう。

アフターサービス

保証内容の確認不足は、長期的な後悔につながります。ダイワハウスは充実したアフターサービスを提供していますが、その内容を十分に理解しないまま契約してしまうと、後になって予想外の修繕費用が必要になることがあります。

メンテナンス費用の理解不足は、特に深刻な問題です。高性能な設備や建材を採用している分、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。しかし、その費用や頻度を事前に把握していないために、必要なメンテナンスを先延ばしにしてしまい、結果として建物の性能低下や予期せぬ故障につながることがあります。

定期点検の重要性への認識不足も大きな要因です。建物の不具合は、早期発見・早期対応が重要です。しかし、定期点検の必要性を軽視してしまい、小さな不具合が大きな問題に発展するケースがあります。

ダイワハウスで後悔しないためのポイント

ダイワハウスでの後悔ポイントについて解説しましたが、適切な準備と対策によってこれらは防ぐことができます。

ダイワハウスは高い技術力を持ち、断熱等級7の性能や持続型耐震構造など、優れた特徴を多く持つハウスメーカーです。しかし、その特徴を活かすも活かさないも、実は準備段階での対応で大きく変わります。

ここでは、ダイワハウスで家を建てる際に押さえておくべき具体的なポイントを、準備段階から実際の打ち合わせまで、それぞれのフェーズに分けて解説します。これらをしっかりと把握することで、後悔のない家づくりを実現できるでしょう。

プラン提案前の準備が重要

プラン提案前の「準備」は、家づくりで最も大切なステップです。ダイワハウスでは断熱性や耐震性など性能の選択肢が豊富なため、まずは「どんな暮らしを実現したいか」を丁寧に整理し、予算や性能の優先順位を明確にしておきましょう。

「絶対に譲れない条件」や「将来の家族構成の変化への対応」など、暮らしの「目的」をリストアップするイメージです。一方で、LDKの広さやパントリーの有無など具体的な手段に固執しすぎると、もっと良いアイデアを見逃す恐れもあります。

大切なことは、目的をしっかり伝え、必要に応じてプロの提案を柔軟に取り入れることです。そうすれば、高性能でやや価格帯が高めの部分も含め、納得感のある予算配分につながるでしょう。

担当者との打ち合わせのコツ

担当者に要望を伝える際は、具体的な写真や図を用意すると効果的です。

「明るい家が良い」「収納が多い方が良い」といった漠然とした要望では、イメージの食い違いが生じやすくなります。たとえば、次のような具体的な資料を準備しておくと良いでしょう。

  • 参考にしたい間取り図
  • 気に入った内装や外観の写真
  • 避けたい仕様の具体例
  • 現在の暮らしで不便に感じている点のメモ
  • 家具のサイズや配置プラン

また、質問すべき重要事項をリストアップしておくことも大切です。標準仕様の範囲やオプションの費用、メンテナンス費用など、後悔を防ぐためにも疑問点は必ず確認するようにしましょう。

見積もり確認時の注意点

初期仕様でどこまでの工事が実施されるのか、事前に確認しておきましょう。特に次の項目は要注意です。

  • 外構工事費用(門扉、フェンス、カーポートなど)
  • 照明器具や電気設備の詳細
  • 収納の内部仕様
  • 床暖房などの追加設備
  • メンテナンス費用

これらの項目が初期仕様に含まれていない場合、オプション扱いとなり費用がかさむ原因になりやすいため注意が必要です。追加費用が発生しやすい項目には、外構工事や照明器具、カーテン、エアコンなどがあります。これらは建物本体の見積もりには含まれていないことが多いため、予算計画の段階で考慮しておく必要があります。

商品ラインナップ別の選び方のポイント

「ジーヴォシグマ」は、都市部での建築に適した鉄骨系主力商品です。次のような方におすすめです。

  • 都市部で家を建てたい方
  • 天井高や開口部の広さにこだわりたい方
  • 耐震性能を特に重視する方

「ジーヴォグランウッド」は、高い断熱性能を持つ木造住宅です。次のような方に向いています。

  • 自然素材にこだわりたい方
  • 高い断熱性能を求める方
  • 比較的自由度の高い間取りを希望する方

「マレ」は富裕層向けの高級路線で、次のような方におすすめです。

  • 和モダンデザインにこだわりたい方
  • 細部まで高品質な仕上がりを求める方
  • 予算に余裕がある方

商品選びの際は、これらの特徴を踏まえつつ、自分たちの予算や希望する暮らしに合わせて検討することが重要です。また、それぞれの商品で変更可能な範囲や制限事項も確認しておきましょう。

まとめ

ダイワハウスで後悔しないためのポイントについて解説しました。

ダイワハウスは1950年創業という長い歴史を持ち、震度7クラスの地震に耐える持続型耐震構造や、断熱等級7を実現する高い断熱性能など、優れた技術力を持つハウスメーカーです。

その一方で、後悔しないためには特に次の6つのポイントへの対策が重要です。

  • 間取り・設計での後悔:収納計画や動線計画の十分な検討
  • 仕様・設備での後悔:標準仕様とオプションの慎重な選択
  • 構造・性能面での後悔:断熱・遮音性能の理解
  • 契約・打合せでの後悔:担当者との綿密なコミュニケーション
  • 予算計画での後悔:追加工事費用の想定
  • アフターサービスでの後悔:保証内容の確認

より詳しい家づくりの情報は、住宅系YouTuber「まかろにお」のYouTubeチャンネル「まかろにお【大手ハウスメーカー攻略法】をご覧ください。ダイワハウスを含む大手ハウスメーカーの特徴や、家づくりのノウハウをわかりやすく解説しています。

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